転生してまで俺の後を追いかけるのは止めろ～父様と僕は兄弟でした～

ユリウス・ブランシェと女性関係※※※

◆ユリウスと街の女性のお話しです。女性との性関係があります
女癖が有ります。

ユリウス父さんがカイトに念話を送る前ルィーズ夫人の馬車が見えなくなりその通り道を眺めていた。
ユリウス父さんはルィーズ夫人と別れた後まだその場から動けずにいた。
まさかルィーズ夫人とこんな風に成るとは思いもしなかった。
ルィーズ夫人から住まいを聞かれ城に住んでいると応えた為シルビア王女と一緒に住んでいる事がルィーズ夫人の心を傷付けてしまった。
本当は馬車の中で愛し合いその後ルィーズ夫人に結婚の申し込みをする筈だった。
今からでも追いかければルィーズ夫人の屋敷に行きたいがもうすぐ城に戻らなければ成らなかった為ユリウス父さんは動けずにいた。
「…今ルィーズと会っても私を受け入れてくれるのかは難しいだろうか…執事からの連絡を待つしかない……だが、来週には私は王の側で仕えなくては成らないルィーズとは会えなくなる…」
ユリウス父さんは地面に膝を付き座り込んだままでいた。
心が沈んだ時はいつも家族が側にいた。
ユリーナ母さんと兄姉達の笑顔が元気をくれていた。
今は会えない事を我慢するしかなかった…
「……カイト……そうだカイトを城に呼べば良い…」
ユリウス父さんはカイトの気を探り当てそして話しをする事が出来た。
カイトに会いたいと話したが「何故？」と言われてしまいカイトも様子がおかしかった。
少し話しをした後カイトの側に誰かがいる事が分かった。
自分以外の誰かとカイトが寝ている…誰だ？誰何だ？甘い声が頭の中に響き自分と一緒にいる時と同じ甘い声を出し誰なのかも分からない相手に嫉妬していた。
暫くカイトの甘い声を聞いた後「城で待っ」と一言伝え念話を切り頭の中が真っ白になった。
「……カイトが……カイトが私以外と……」
兄は快斗は容姿が良く性格も良いのに恋愛に関してはおくてだった為女性と関係を持っ事もなく自分だけを勇樹だけを愛してくれたそしてユリウスの時でも…だが女性と関係を持たなくても男の方がカイトに寄って来る事を考えては居なかった。
以前カイトの首筋に痕があったあれはキスマークだった…さっきの相手はキスマークを付けた奴なのか？考えれば考える程苛立ちが増してくる……
「……今夜私以外と関係を持った事を後悔してやる…」
ユリウス父さんは膝を付いていた足を起こし立ち上がった時１人の女性が心配そうな顔で近付いていた。
「あの……ずっと座ったままでしたので大丈夫ですか？」
２０代前半ぐらいだろうか、買い物帰りの女性が声を掛けていた
「ああ、大丈夫です。何でもありませんよ」
ニコッとユリウス父さんは微笑み女性は頬を赤く染めた
（この国でユリウスとして生まれ容姿に才能に権力何もかも手にしている私に女は私の笑みで落ちるこれから先女に不自由はしない…そしてこの女も……）
ユリウス父さんはカイトの事でイライラが収まらず女性に声をかけた…
「あの、失礼ですがどなたかお付き合いしていますか？」
「え？いえ…誰も……何故ですか？」
「もし、貴女で良ければ私と付き合いませんか？」
「ええっ！？で、でもお会いしたばかりで…」
「貴女さえ良ければですが……」
ユリウス父さんは女性に近付き手に腰を回し口付けをした
「！！」
女性は驚いたがユリウス父さんの口付けでとろ～んと目が虚ろになっていた。
「今ここで貴女が欲しいです私を受け入れてくれますか？」
「…は、はい……」
ユリウス父さんは奥の茂みに女性を誘いだし関係を持っ事になった。
「あっ、あっ……ああ…あん、あん、あああ…」
「はあ、はあ……気持ち良いかい？……はあはあ…」
「ああ……良い……すごく……良い～っ…あああ……」
ズンズンとユリウス父さんのモノが女性の塗れた中に入り２人は茂みの中で愛し合っていた。
グチュグチュと中を掻き回すユリウス父さんのモノで女性は何度も快楽を味わいユリウス父さんはそれに応える為何度も突いていた。
「はあ…はあ…君の名前聞いてなかったね…はあ…はあ…」
「……はぁ…私はクラリスと言います……」
「クラリスか…良い名前だ、私はユリウスと言います」
「ユリウス…様…」
「様は付けなくて良いよ…また会えるかい？あ、来週が私が忙しくなり中々会える日が無いんだ…明日で良かったらこの場所で良いかな？」
「はい…待っています……」
「ごめん…今頃君にこんな事をして…さっき会ったばかりなのに……嫌では無かった？」
女性はユリウス父さんの問いかけに首を横に振り嫌ではないと応えた
「……嫌ではないです…逆にユリウス様…ユリウスが嫌に成るのではと心配で……」
女性は衣服を整えながら恥ずかしそうに話し出していた。
ユリウス父さんはそっと女性の手を握り締め話し掛けていた
「嫌になる訳ないよ…君に会えて良かった……明日も会える事を楽しみにしているよ」
「私も……待っています…」
お互い唇を重ね別れを惜しみ、女性は先に帰りユリウス父さんはクラリスと言う女性に会えた事で苛立ちが収まり城へと向かって行った。