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ルカリオ兄がメイドを呼び俺の赤ん坊のお尻は雨のち晴れになり、おやつを食べ終えた兄姉が部屋に入り、今まで赤ん坊の俺とキスをしていたルカリオ兄は何も無かったかのような顔で兄姉と一緒に話をしていた。
俺はキスをされた事にまだ恥ずかしさがあり、ルカリオ兄の顔が見れない…俺だけ慌てて要るのに今時の子供は怖いなと思っていると、ユリウス父さんとユリーナ母さんが部屋に入って来た。
家族全員集合!部屋の中はパーティー見たいに騒がしくなっている。
「皆いるからカイちゃんが驚いているよ」
リン姉が俺の顔を見て皆に話をしていた。
「ハハハ、お兄ちゃん、お姉ちゃんが多いからね。カイトは人気者だから皆集まるんだよ」
ユリウス父さんがベビーベッドの側に来て赤ん坊の俺の頬を指で触りながら話をしていた。
兄姉が部屋で遊び、賑やかな姿は向こうで残して来た父と母そして勇樹の子供達の事を思い出される
たまに実家に帰ると勇樹の子供達が俺の側に良く集まっていたっけ……俺は子供達と遊んでいるユリウスの姿を見ていた。
夜ご飯とお風呂を終えた俺と兄姉達は赤ん坊の俺にお休みの挨拶をすると、皆部屋に戻って行った。
俺もベッドで横になり眠りに着いた。
今日もいろいろと有りすぎて、このカイトに生まれまだ赤ん坊なのにキスの経験をして体を舐められ…考えると眠れなくなる。赤ちゃんにキスしたり体に触れるのは、他の家族でも一緒だと思うから深く考え過ぎなのかも知れない…俺はいつの間にかスヤスヤと眠っていた。

「あっ、あん、ああ…」
パチッ!俺は何か声が聞こえた為目が覚めた…周りは暗く窓に外からの月明かりがカーテンを通して部屋を照らしている。
「ああん…あっ、あっ、ユリウス…もっと……ああ…」
「はっ、はっ……気持ち良いかい…ユリーナ…はあ、はあ……」
ギシ、ギシ、ギシ!と木が擦れ合うような音と快楽に聞こえる二人の声……ユリウス父さんとユリーナ母さんが俺が眠っているベビーベッドの側でヤっている声が聞こえる…。
二人の声と同時に聞こえる水の濡れる音…ユリウス父さんが動く度に聞こえてくる音は何度聞いても恥ずかしい…
「ああん、ああん……もっと奥へ……ああ~っ……」
「ん、はあ、はあ、奥が好き…だね……ほら、奥まで突くよ…ん」
「あ~~~っ!ユリウス……ユリウス…ああん、ああん……」
ユリーナ母さんのベッドの上で二人の重なり合う体と激しく突く時に聞こえる水の音…俺はよくこの二人の声と水の音を聞きながら耐える事が出来るな……と自分でも感心する。
ユリウス父さんは勇樹だが容姿のせいだろうか…勇樹とは思っていないからなのか、自分の中では別人と見ているのかも知れない。
俺はベッドの隙間から見えるユリウス父さんとユリーナ母さんの愛し合う姿を見て、ユリウス父さんがユリーナ母さんの上に乗り笑顔を見せ熱いキスを交わし、ユリーナ母さんも答えるようにユリウス父さんの胸から首へと優しく手を伸ばし触り微笑みキスを交わしている……これが普通の男女の愛し方だろうな…と思いジーと見ていたらユリウス父さんがヤっている時にチラッと見たのだろう「あ!」と、驚いた顔で赤ん坊の俺の顔を見た。







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