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俺は兄のジェーンが部屋を出て一人ベビーベッドの中にいた。
ベッドの中には俺が退屈しないようにクマのぬいぐるみが置いてあり俺は赤ちゃんらしくクマのぬいぐるみと遊ぶ事にした。
精神年齢18歳~53歳の大人がぬいぐるみで遊ぶのは俺位だろ
でも結構このぬいぐるみふわふわして気持ちいい…結構高いんじゃないだろうかこのぬいぐるみ…金持ちは凄いな…。
俺はクマのぬいぐるみの高値を気にして触りまくっていた。
「コンコン」扉を叩く音と同時に「カイト~パパだよ~っ!」
ニコニコ笑顔で俺の赤ん坊の父親ユリウスが部屋に入って来た。
毎日の様に部屋に来る父親ユリウス…そして俺が眠っているだろうと思い自分も一緒に寝る、そして兄である俺の空間に遊びに来る。半分遊びで半分やりたくて来ているみたいだけど……ユリーナ母さんともやってるだろうから、わざわざ快斗としなくてもいいだろうと思うが、弟がこんなにエッチ好きだとは今更ながら呆れてしまう程だ。
「おおっ、今日は起きていたんだねカイトは…そっか兄姉達と遊んでいたんだね。眠たくないかい?」
どうしても寝かせたいのかお前は!
赤ん坊の俺は嫌そうな顔をしてユリウスに見せていた。
『えええっ、兄ちゃん何で嫌そうな顔すんだよ、俺と一緒に居たくないの~?』
俺の赤ん坊の頬を指でツンツンと触り困り顔で笑って日本語で話していた。
カイトの父親のユリウスは、勇樹がモテ顔と言っていたが本当にイケメン顔だった。メイド達も良くユリウスの顔を見て頬を赤く染める女性が多い。
髪は金髪に艶やかで肩の下まで伸ばして後ろに束ねている。目は細くキリッとした金色で、鼻はスラッと小鼻で唇は下唇が厚く赤い色をしている。身長は180センチ以上はあるだろうスラッとした体系で黙って立っていたらモデルの様な感じだ。
そんなユリウスが王様達の護衛騎士をしていると聞くから驚きだよな…俺がジーと動かないままユリウスを見ていた。
『何兄ちゃん?俺のユリウスの容姿に惚れた?』
俺は呆れて「はぅ…」と赤ちゃんのため息をはいてやった。
『うぁ…赤ちゃんの姿でため息吐くなんて酷くねぇ?兄ちゃん』
父親のユリウスはベッドで座っていた俺を抱き抱え頬擦りをしてきた…余りにもしつこい頬擦りに赤ん坊の小さな手でユリウスの頬をギュッと引っ張った
「イタタタ…パパの頬で遊ぶのやめて」
これも赤ちゃんの遊びだ!ユリウス父さん!
俺はユリウスの頬で遊び、いつの間にかユリウスの腕の中で眠っていた。





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