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俺は頭の後頭部に硬い物を置いたような感じで俺は目が覚めた
「あ、兄ちゃん目が覚めた!」
「……勇樹」
勇樹が俺の顔を上から覗き込んでいた。俺は勇樹の膝枕で眠っていたらしい……
「後頭部が硬いと思えばお前の膝枕だったのか」
「硬くて悪かったね」
俺と勇樹は笑いながらそして俺は体を起こした…
ズキッ!?
「~っ……」
「どうしたんだ兄ちゃん?」
どうも俺の腰はさっき勇樹としたため腰を痛めたようだ……
俺は座ったまま前のめりになり暫く動けなかった。
俺が動かない事に気付いてか勇樹が頭をガシガシかきながら申し訳なさそうな顔をして俺の腰を擦り出した。
「あ~ごめん兄ちゃんあの後兄ちゃんが気を失っている時やり過ぎたみたいで……余りにも兄ちゃんの中が気持ち良くってさ…」
「おま……ズキッ!……うっ…気を失った奴にするか普通」
「えっ、だって兄ちゃん気を失っていても俺が突いてやると気持ち良さそうな顔と声を出していたよ」
「な!?」
俺は顔が真っ赤になるのが分かり、相変わらずの弟にもしかして
ユリウスの時でも母さんに無茶してないだろうかと心配になった
「勇樹お前ユリウスの時でもこんな感じなのか?」
「え?ユリウスの時は違うよ女性には優しく気持ち良くなって貰わないと、ユリウスはユリーナには優しいんだ」
「……俺の時とは違うな…」
「快斗兄ちゃんは俺の中では特別だよ、優しくしたいけど兄ちゃんの中スッゲェ気持ち良いからつい、激しくなるんだ」
「…嬉しいような嬉しく無いような…複雑な気分だよ」
俺はこの空間の中でも勇樹と関係を持ち腰を痛める事とは思いもしなかった。
「そう言えばお前俺のこの精神空間に来れたな」
「ああ、今ユリウスはカイトの側で寝ているからそれで兄ちゃんのこの空間に入る事が出来るんだ」
「は?一緒に寝てるって何処で?」 
「ユリーナのベッドで寝てるよ。カイトをベビーベッドから外して一緒に寝てるんだ。俺もたまにはカイトと一緒に寝たいし、一緒に寝るぐらい良いだろう兄ちゃん!」
「……まぁ親子だから良いけど」
俺はこの精神空間が有る限り俺は精神の中でも勇樹と関係を持っのだろうかと、俺はユリーナ母さんに隠れて浮気をしている様な複雑な気持ちだった。







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