118 / 126
兄を思い出し…②
しおりを挟む
グリグリグリと、グレンの広く硬い胸に顔を埋めるアベルにグレンは少し困った顔をしていた。
「っ…」
「あっ、ごめんなさいグレンお兄ちゃん、痛かった?」
「……いや、痛くはないが…そんなに顔を押し付けると…」
「?」
身体をアベルの方へ横向き浮かせ、笑顔で顔を埋めるアベルにグレンは戸惑っていた。
(子供の添い寝に何故戸惑っているんだ俺は…)
ベッドの上で、横になる身体を支える腕とアベルの身体を抱き締めて良いのか迷う片方の腕があった。
「グレンお兄ちゃん、ぎゅっはダメ?」
「ぎゅっ?…なんの事だ?」
グレンは顔を埋めて見上げるアベルを見下ろし聞いていた。
「あのね、抱き締めたらダメ?」
「…これも抱き締めている内に入らないのか?」
「グレンお兄ちゃんは、アルお兄ちゃんより身体が大きいから僕の腕が後ろまで回らないよ?抱き締めるのって腕が後ろに回らないとダメだよね!?」
「…別に腕が後ろに回らなくても良いと思うが、身体が横になっているのもあるが…お前と兄はどんな寝方をしているんだ…?」
グレンとアベルは見上げ見下ろし身体を寄せ会話をしていた。
「うーん…寝ている僕の後ろをぎゅっと抱き締めて寝ているよ!だからいつも苦しくて目が覚めるんだ」
「…そうか…兄のようにして欲しいのか?」
「えっ!?」
アベルはじっと見下ろすグレンの顔を見ていた。
「…ううん…アルお兄ちゃんの真似はしなくていいよ……ごめんなさい」
「…謝る事はない」
グイッとアベルの身体を抱き寄せたグレンにアベルは驚いていた
「っ…」
「あっ、ごめんなさいグレンお兄ちゃん、痛かった?」
「……いや、痛くはないが…そんなに顔を押し付けると…」
「?」
身体をアベルの方へ横向き浮かせ、笑顔で顔を埋めるアベルにグレンは戸惑っていた。
(子供の添い寝に何故戸惑っているんだ俺は…)
ベッドの上で、横になる身体を支える腕とアベルの身体を抱き締めて良いのか迷う片方の腕があった。
「グレンお兄ちゃん、ぎゅっはダメ?」
「ぎゅっ?…なんの事だ?」
グレンは顔を埋めて見上げるアベルを見下ろし聞いていた。
「あのね、抱き締めたらダメ?」
「…これも抱き締めている内に入らないのか?」
「グレンお兄ちゃんは、アルお兄ちゃんより身体が大きいから僕の腕が後ろまで回らないよ?抱き締めるのって腕が後ろに回らないとダメだよね!?」
「…別に腕が後ろに回らなくても良いと思うが、身体が横になっているのもあるが…お前と兄はどんな寝方をしているんだ…?」
グレンとアベルは見上げ見下ろし身体を寄せ会話をしていた。
「うーん…寝ている僕の後ろをぎゅっと抱き締めて寝ているよ!だからいつも苦しくて目が覚めるんだ」
「…そうか…兄のようにして欲しいのか?」
「えっ!?」
アベルはじっと見下ろすグレンの顔を見ていた。
「…ううん…アルお兄ちゃんの真似はしなくていいよ……ごめんなさい」
「…謝る事はない」
グイッとアベルの身体を抱き寄せたグレンにアベルは驚いていた
0
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる