呪いの王子ですが何故か構われすぎです…?!

クロユキ

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城への入国

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俺達三人は、トロン村から山を越えようやく王都に着いた。
検問をくぐり抜け、街に入っていくと、多くの人々が行き交いいろんな出店がならんでいた。
十三歳で騎士見習いになったとき、騎士の先輩達に連れられ街を歩き回った記憶が懐かしく思い出していた。
アベルにも、見せてあげたい街だ、そんな事を思いながら、俺達の荷馬車は、城に近づいてきた…俺は、城を間近にして心臓の鼓動と内から込み上げてくる嫌な汗が溢れてくる感じがしてきた。
俺は無意識に手に拳をつくり、膝の上で小さく震えていた…
そんな俺を見て、俺の前に座っているテリーが話しかけてきた。
「アルベルト大丈夫か?顔が青いが、緊張しているのか?……まぁ、無理もないか五年たつからな…王様に会うのも久し振りだろう」
「そうですね、こんなに緊張したのは、護衛騎士試験以来ぐらいです。」
俺が話すと、ロバートが荷馬車の手綱を持って話しかけた。
「あー、俺も護衛騎士試験思い出すな試験当日遅刻して、目一杯鬼騎士官にすんごく怒られたのが、今思い出しただけでも寒気がする。」
「……遅刻してよく試験受かったな、確か俺と同じ日に受けたんだよな」
「ハハハ、能ある鷹は爪を隠すって事だよ。」
二人の雑談に笑いながら少し緊張がほぐれてきた。

城の門番が俺達の荷馬車を止め入門許可所を見せるように言ってきた。テリーが門番に話しかけた。
「王族護衛騎士テリー・ミッセン」
「同じく王族護衛騎士ロバート・スカルト」
「護衛騎士アルベルト・ホルビス、王の命令で入国致しました。」
俺が話すと門番騎士が、上官騎士に連絡を入れているようで、暫くして騎士一人が走って俺達の近くに来た。
「護衛騎士アルベルトさんですね、先に総隊長が、お呼びです。
騎士部屋に案内します。」
俺は、久し振りに総隊長に会う事でまた、身体が固まってしまう
テリーとロバートが話した。
「何か、困った事があったら遠慮なく相談していいからな。」
「アルベルト、俺達が付いてるぜ。」
俺は、二人の言葉に励まされ、
「有り難う御座います、御同行の旅路有り難う御座いました。
行って参ります。」

俺は、二人に騎士礼をして、その場を後にした……
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