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不思議なベッド
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カイル王子は紅茶で汚れた騎士制服をメイドに洗濯をするようにと話しをして渡す姿が見え、話し終えたカイル王子が僕の側へ寄っていた。
「ベッドの上に座って良いと言ったはずだよ」
「え、あの…」
「クスッ、襲わないから座って良いよ」
「襲っ…?……さ、先に座ります…失礼します~~ぅうええっ!?うわ~~っ!!?」
ズボッ!!
ベッドの上に座った僕はズボッ!とお尻が沈み体がグラッと倒れたと思うとボョンボョンとベッドが揺れ…まるで水袋のようにユラユラと揺れ僕はベッドの上で体が倒れたまま固まり動けずにいた……
「ははははは、驚いた!?ビックリしただろう?」
「…は……はい……」
(…べ、ベッドがブルブルと揺れて動けない…)
僕は腕と手に力を入れて揺れるベッドの上を押し、体を起こし上げた。
「俺も!!」
「えっ!?うあっ!!」
バフッ!とカイル王子が僕の隣へジャンプするようにベッドの上へ俯せのように飛び込み、ユラユラと揺れるベッドが更に波打つように揺れ、僕はまた体が倒れないように腕と足と体全体力を入れるのに必死だった。
(……こ…この人は……)
「はあはあ……」と息を吐く僕の顔を、隣で俯せになった体を横に向けて笑顔を見せるカイル王子に少しムッとしてしまった…
「ロイ君、ベッドが揺れるのは初めて見た?」
「……は、はい……」
「ははは、ロイ君の顔を見て驚いていたからそうだと思った」
「……」
(揺れるベッドを見てみんな驚くと思うけど…こんなベッドは置いていない……うあっ!?……また!)
「ボンボン!バフバフッ!!」
ベッドの上を体いっぱいにジャンプをするカイル王子は、まるで子供のように楽しんでいた。
「ベッドの上に座って良いと言ったはずだよ」
「え、あの…」
「クスッ、襲わないから座って良いよ」
「襲っ…?……さ、先に座ります…失礼します~~ぅうええっ!?うわ~~っ!!?」
ズボッ!!
ベッドの上に座った僕はズボッ!とお尻が沈み体がグラッと倒れたと思うとボョンボョンとベッドが揺れ…まるで水袋のようにユラユラと揺れ僕はベッドの上で体が倒れたまま固まり動けずにいた……
「ははははは、驚いた!?ビックリしただろう?」
「…は……はい……」
(…べ、ベッドがブルブルと揺れて動けない…)
僕は腕と手に力を入れて揺れるベッドの上を押し、体を起こし上げた。
「俺も!!」
「えっ!?うあっ!!」
バフッ!とカイル王子が僕の隣へジャンプするようにベッドの上へ俯せのように飛び込み、ユラユラと揺れるベッドが更に波打つように揺れ、僕はまた体が倒れないように腕と足と体全体力を入れるのに必死だった。
(……こ…この人は……)
「はあはあ……」と息を吐く僕の顔を、隣で俯せになった体を横に向けて笑顔を見せるカイル王子に少しムッとしてしまった…
「ロイ君、ベッドが揺れるのは初めて見た?」
「……は、はい……」
「ははは、ロイ君の顔を見て驚いていたからそうだと思った」
「……」
(揺れるベッドを見てみんな驚くと思うけど…こんなベッドは置いていない……うあっ!?……また!)
「ボンボン!バフバフッ!!」
ベッドの上を体いっぱいにジャンプをするカイル王子は、まるで子供のように楽しんでいた。
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