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夢か現実か
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「ウィル様今夜の足のマッサージは終わりに致しますか?」
「うん、そうだね有り難うマリアさん」
俺の今の名前はウィル・テラ・セルディ・ベルスタこの長い名前が今現在十三歳の男の子の身体の中に入り、この豪華で広い部屋の中で生活をしている。
俺の本当の名前は坂田春人と言う別世界から来た十七歳の高校生だ。
ウィルはこの国ベルスタ王国の王子様で病の為亡くなった…その彼と精神が一致してなのか、俺が眠っていた精神世界のような空間でウィル王子と出会い、俺がウィル王子の替わりに身体に入り王子として生活をしている。
俺がウィル王子本人では無い事を知っているのは、ウィルの兄第一王子シェル王子に護衛騎士のニック、そして毎日世話をしているメイドのマリアこの三人が俺のもう一人坂田春人を知っている人達だ。
「ウィル様お休みなさいませ」
「うん、お休みなさいマリアさん」
俺はウィルに成りきり、時々春人の口調に成ってしまうが今は城の生活に少し慣れ毎日が充実している
そんな俺に信じられない事(夢?)が起こった。
夜中に身体中の激痛と骨がきしむ音が聞こえ俺は死ぬと思った…
ギシ、ベキベキ……「ぐっ……ああ……あっ……」ベキ……
チチ……ピピ……鳥の声が聞こえ俺は生きていると感じた
「……あれは夢だったのかな……ん?……あ~っ、あ~ああ??声が変だ、風邪かな?でも……何か良い声じゃん!こんな良い声に「じゃん」は無いよな…この話し方もこの声には合わないし……王子口調で、「私の名前はウィル・テラ・セルディ・ベルスタと申します」おお~っ、王子様だ!」
俺はいつもの仰向けで寝て腕を後ろに回す時に気が付いた。
「……あれ?手こんなに大きかったかな……寝服も何か小さいような……」
ベッドの回りを見ると寝服のボタンが幾つか落ちていて身体を横向きにすると、サラッ…と長い銀色の髪の毛に金色が混ざったようなキラキラと光る艶のある長い髪の毛が背中まである長さで俺は身体が固まった。
「え?えっ!?何で?……俺の……ウィルの身体に何が……どうしたら良いんだ…」
俺は大きく成ったと思う身体にガタガタと震え、こんな俺の姿を見て、誰だか分からない容姿に誰がウィルだと気付いてくれるだろう……
「シェル王子……ニック……助けて……」
俺は掛け布団を頭までかぶり、「これは夢何だ今度目を覚ました時はいつもの天使のウィルに戻って居る」と呟き俺はガタガタと震えながらまた眠る事にした。
「……目が覚めたら……天使のウィルに……」
俺はキラキラと長い髪の毛を見ながら眠りに付いた……
「うん、そうだね有り難うマリアさん」
俺の今の名前はウィル・テラ・セルディ・ベルスタこの長い名前が今現在十三歳の男の子の身体の中に入り、この豪華で広い部屋の中で生活をしている。
俺の本当の名前は坂田春人と言う別世界から来た十七歳の高校生だ。
ウィルはこの国ベルスタ王国の王子様で病の為亡くなった…その彼と精神が一致してなのか、俺が眠っていた精神世界のような空間でウィル王子と出会い、俺がウィル王子の替わりに身体に入り王子として生活をしている。
俺がウィル王子本人では無い事を知っているのは、ウィルの兄第一王子シェル王子に護衛騎士のニック、そして毎日世話をしているメイドのマリアこの三人が俺のもう一人坂田春人を知っている人達だ。
「ウィル様お休みなさいませ」
「うん、お休みなさいマリアさん」
俺はウィルに成りきり、時々春人の口調に成ってしまうが今は城の生活に少し慣れ毎日が充実している
そんな俺に信じられない事(夢?)が起こった。
夜中に身体中の激痛と骨がきしむ音が聞こえ俺は死ぬと思った…
ギシ、ベキベキ……「ぐっ……ああ……あっ……」ベキ……
チチ……ピピ……鳥の声が聞こえ俺は生きていると感じた
「……あれは夢だったのかな……ん?……あ~っ、あ~ああ??声が変だ、風邪かな?でも……何か良い声じゃん!こんな良い声に「じゃん」は無いよな…この話し方もこの声には合わないし……王子口調で、「私の名前はウィル・テラ・セルディ・ベルスタと申します」おお~っ、王子様だ!」
俺はいつもの仰向けで寝て腕を後ろに回す時に気が付いた。
「……あれ?手こんなに大きかったかな……寝服も何か小さいような……」
ベッドの回りを見ると寝服のボタンが幾つか落ちていて身体を横向きにすると、サラッ…と長い銀色の髪の毛に金色が混ざったようなキラキラと光る艶のある長い髪の毛が背中まである長さで俺は身体が固まった。
「え?えっ!?何で?……俺の……ウィルの身体に何が……どうしたら良いんだ…」
俺は大きく成ったと思う身体にガタガタと震え、こんな俺の姿を見て、誰だか分からない容姿に誰がウィルだと気付いてくれるだろう……
「シェル王子……ニック……助けて……」
俺は掛け布団を頭までかぶり、「これは夢何だ今度目を覚ました時はいつもの天使のウィルに戻って居る」と呟き俺はガタガタと震えながらまた眠る事にした。
「……目が覚めたら……天使のウィルに……」
俺はキラキラと長い髪の毛を見ながら眠りに付いた……
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