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魔界篇
魔界 6
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「な、何よ!私がせっかく、助けてあげたのに、お礼ぐらい言えないのかしら!悪魔が、そう簡単に、死ぬと、思ってるのー??」
悪魔の女子こと、オファニエルは、プンスカ、悠真の目の前で怒りを露わにして言った。
「ええええーー!?」
(あれで、死なないのかぁぁー?!普通なら死んでるだろーー!!嘘だろー!マジで!)
悠真が、驚いているのをよそに、オファニエルは、自分を正当化するかのように、呟く。
「アルマロスは、そう簡単には、死なないはずだわ。」
蓮は、黙って二人のやり取りを見ていた。
「……。」
「そうだな、悪魔が、そう簡単には死ぬ筈がない。…悠真は、何も、悪魔について知らなすぎる。」
「蓮…。」
悠真は、本当に、悪魔についても、天使についても、全く無知であることに、ショックを受けた。
「これから、知って行けばいい。全ては、これから始まっていくんだ。」
「悠真。…だから、落ち込むな。」
蓮は、無意識のうちに、はにかんで、悠真の頭を撫でた。
悠真は、蓮のはにかんだ、微笑みに、赤面した。
(れ、蓮っっ!俺、なんだか、超、恥ずいよぉーー!!)
二人に気づいたオファニエルは、咄嗟に、
「ちょっと、ちょっと、なんなの、あなた達!」
「わたくしの、眼前で!イチャイチャとっっ!わたくし、許しませんわよーーー!!」
蓮と悠真の間に入って行く。
「つぎは、私の知り合いのお城に行くんだから、覚悟なさいよーー!」
「大体、甘いのよ!あなた達は!離れなさーーい!!」
二人を引き離すと、やっと、オファニエルは、一息ついて、次に向かう悪魔の居城の詳細を話し始めた。
「さて、これからは、わたくしのテリトリーである、エルトラーン伯爵と言う、悪魔の居城に向かいますわ。」
「これからは、二人共、わたくしを、女王様とお呼びになってよ?よろしくて?」
オファニエルは、大真面目に、そう言ってのけると、チラリと、二人に目配せした。
「ぶっっ!!あはははは!」
悠真は、お腹を抱えて笑いころげた。
「ひーっ!やめてくれよ!いきなり、なに言い出すかと思ったら!じ、女王様だなんて!し、しかも、真面目に言うんだから!」
「な、なによ!何処が、そんなにおかしいのよ!少しは、そうなるとは、思っていたけど!
笑い過ぎよ!失礼しちゃう!!」
プンスカ、怒るオファニエルを見ていた、蓮は、しばらく考え込んだ。
悪魔の女子こと、オファニエルは、プンスカ、悠真の目の前で怒りを露わにして言った。
「ええええーー!?」
(あれで、死なないのかぁぁー?!普通なら死んでるだろーー!!嘘だろー!マジで!)
悠真が、驚いているのをよそに、オファニエルは、自分を正当化するかのように、呟く。
「アルマロスは、そう簡単には、死なないはずだわ。」
蓮は、黙って二人のやり取りを見ていた。
「……。」
「そうだな、悪魔が、そう簡単には死ぬ筈がない。…悠真は、何も、悪魔について知らなすぎる。」
「蓮…。」
悠真は、本当に、悪魔についても、天使についても、全く無知であることに、ショックを受けた。
「これから、知って行けばいい。全ては、これから始まっていくんだ。」
「悠真。…だから、落ち込むな。」
蓮は、無意識のうちに、はにかんで、悠真の頭を撫でた。
悠真は、蓮のはにかんだ、微笑みに、赤面した。
(れ、蓮っっ!俺、なんだか、超、恥ずいよぉーー!!)
二人に気づいたオファニエルは、咄嗟に、
「ちょっと、ちょっと、なんなの、あなた達!」
「わたくしの、眼前で!イチャイチャとっっ!わたくし、許しませんわよーーー!!」
蓮と悠真の間に入って行く。
「つぎは、私の知り合いのお城に行くんだから、覚悟なさいよーー!」
「大体、甘いのよ!あなた達は!離れなさーーい!!」
二人を引き離すと、やっと、オファニエルは、一息ついて、次に向かう悪魔の居城の詳細を話し始めた。
「さて、これからは、わたくしのテリトリーである、エルトラーン伯爵と言う、悪魔の居城に向かいますわ。」
「これからは、二人共、わたくしを、女王様とお呼びになってよ?よろしくて?」
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「ぶっっ!!あはははは!」
悠真は、お腹を抱えて笑いころげた。
「ひーっ!やめてくれよ!いきなり、なに言い出すかと思ったら!じ、女王様だなんて!し、しかも、真面目に言うんだから!」
「な、なによ!何処が、そんなにおかしいのよ!少しは、そうなるとは、思っていたけど!
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