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魔界篇
魔界 3
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「もしかして、わざわざ、私を迎えに来てくれたのーー!!」
悪魔の女子は、得体の知れない、布で姿を覆った。悪魔らしき?人物に話し掛けた。
その刹那。
「危ないっっ!」
凄い風が巻き起こった。
「きゃっっ!?」
悪魔の女子は何かにぶつかり尻もちをついた。
「いったーーい!」
「なんなのよーーー!!」
一瞬の出来事に瞼を閉じていた悪魔の女子が、ゆっくりと瞼を開くと、視界には蓮の後ろ姿があった。
「!!」
「蓮!大丈夫か!?」
悠真の声が響く。
蓮の制服は、ボロボロに切り裂かれた状態で、切り裂かれた箇所からは、うっすらと血が滲み出ている。
そんな状態で、蓮は悪魔の女子の前に立っていたのだ。
「ど、どーゆうこと??」
悪魔の女子は、戸惑っていたが、状況を把握した。
「どーゆーことなの!」
「アルマロス!!」
悪魔の女子の怒号が鳴り響く。
放った言葉は、その得体の知れない人物の名前のようで。人間とも、悪魔とも取れない、布で姿を隠した悪魔は、頭に被っていた布をゆっくりと外し始めた。
そこに現れた顔は、それは、悪魔とも、人間ともつかない、強いて言えば、天使かと見違えるほどの美少年の顔が現れたのだった。
「離れていろ!」
蓮が叫ぶ。
「約束が違うじゃないか、オファニエル」
悪魔の美少年は、手に風の塊を作り、力を溜めて、蓮に放つ。
蓮は、それを風を繰り出し、跳ね返した。
「約束は、その人間(悠真)を捕らえてくる事だ。」
「なんで、おまけの悪魔だか、天使かわからない奴がいるんだ?」
悪魔の女子こと、オファニエルは、全身をわなわなと、怒りで震えなから応える。
「そんなの、アンタに何がわかるって言うの!」
「成り行きって言うのが、あるでしょーー!」
悪魔の女子は、全身から、氷の尖った矢を放った。
「ぐわわわわわっっ!」
氷の矢が悪魔の美少年に刺さって叫び声が聞こえたかと思った瞬間、悪魔の美少年は、風を操り、悠真を捕らえた。
「うわあああー!!」
悠真は、風に捕らえて宙に浮かべてられている。
「悠真っ!」
「ああっ!!」
蓮と悪魔の女子ことオファニエルは、舌打ちをした。
悪魔の女子は、得体の知れない、布で姿を覆った。悪魔らしき?人物に話し掛けた。
その刹那。
「危ないっっ!」
凄い風が巻き起こった。
「きゃっっ!?」
悪魔の女子は何かにぶつかり尻もちをついた。
「いったーーい!」
「なんなのよーーー!!」
一瞬の出来事に瞼を閉じていた悪魔の女子が、ゆっくりと瞼を開くと、視界には蓮の後ろ姿があった。
「!!」
「蓮!大丈夫か!?」
悠真の声が響く。
蓮の制服は、ボロボロに切り裂かれた状態で、切り裂かれた箇所からは、うっすらと血が滲み出ている。
そんな状態で、蓮は悪魔の女子の前に立っていたのだ。
「ど、どーゆうこと??」
悪魔の女子は、戸惑っていたが、状況を把握した。
「どーゆーことなの!」
「アルマロス!!」
悪魔の女子の怒号が鳴り響く。
放った言葉は、その得体の知れない人物の名前のようで。人間とも、悪魔とも取れない、布で姿を隠した悪魔は、頭に被っていた布をゆっくりと外し始めた。
そこに現れた顔は、それは、悪魔とも、人間ともつかない、強いて言えば、天使かと見違えるほどの美少年の顔が現れたのだった。
「離れていろ!」
蓮が叫ぶ。
「約束が違うじゃないか、オファニエル」
悪魔の美少年は、手に風の塊を作り、力を溜めて、蓮に放つ。
蓮は、それを風を繰り出し、跳ね返した。
「約束は、その人間(悠真)を捕らえてくる事だ。」
「なんで、おまけの悪魔だか、天使かわからない奴がいるんだ?」
悪魔の女子こと、オファニエルは、全身をわなわなと、怒りで震えなから応える。
「そんなの、アンタに何がわかるって言うの!」
「成り行きって言うのが、あるでしょーー!」
悪魔の女子は、全身から、氷の尖った矢を放った。
「ぐわわわわわっっ!」
氷の矢が悪魔の美少年に刺さって叫び声が聞こえたかと思った瞬間、悪魔の美少年は、風を操り、悠真を捕らえた。
「うわあああー!!」
悠真は、風に捕らえて宙に浮かべてられている。
「悠真っ!」
「ああっ!!」
蓮と悪魔の女子ことオファニエルは、舌打ちをした。
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