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第十六部
楽しいイベント
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「おきもの、おはながちがう。どっちにしよう…」
「う~ん」
こんと呉葉が真剣に悩む姿に作家も笑顔になる。
「くるまは? 」
三鬼が新田に抱っこされたまま言う。
「じゃあ俺達は、車を見に行こうか」
新田とティンと毘沙門天が歩き出したのを見て、
向井が言った。
「お約束は? 」
「ひとつだけ。でもさ、おきものにはぞうりだよ」
こんが向井を見上げた。
「そうよね。お着物でサンダルは変だもんね~」
フェムトンが助け舟を出すのを見て、
向井が笑った。
「そうですね。お着物と草履で一つ選んでください」
向井はそういうと新田達の後を追った。
途中で牧野達が真剣にアクセサリーを見ている姿に、
向井が声をかけた。
「君達が欲しいのはそれですか? 」
安達が振り返った。
「凄いの! 見て」
興奮して並べられているイヤーカフを指さした。
「アニマルモチーフはこんなに種類があるんですね。
これでは悩みますね~」
向井が笑顔で安達を見た。
「でしょう? どうしよう」
「俺はこれかな~」
「いや、こっちがいいな」
岸本とサンクも真剣に選ぶ様子に、
「先に三鬼達のおもちゃを買ってくるので、
それまでゆっくり選んでてください」
と笑った。
「分かった」
牧野は顔もあげずに返事をした。
三鬼達のいるショップに着くと、
ハクも興奮しておもちゃを見ていた。
「今向こうで、
牧野君達がイヤーカフ見てましたよ」
向井が新田とティンに話すと、
「じゃあ、俺達も行ってこよう」
二人も慌てて走って行った。
「じいじはどれがすき? 」
ハクと三鬼と一緒に、毘沙門天もしゃがんでみている。
「二人の好きな恐竜も車になってるね」
「カッコイイ~」
「どうしよう」
三人のそんな姿に笑いながら、
「お父様、モデルさんですか? 」
作家が向井を見た。
「お父さん、モデルさんと間違えられてますよ」
向井が笑いながら毘沙門天を見た。
「モデル? いいですね~今度からそう言いましょうかね~」
毘沙門天が笑いながら作家を見た。
作家が神のオーラに少し圧倒されながら、
「じいじだって言われて驚いてしまって。
ファッションも素敵で」
と言った。
「これね、もう一人の息子に、
着せられたんですよ。似合ってますか? 」
毘沙門天が笑顔で話した。
「カッコいいですよ。
じいじもパパも自慢だね~」
作家がハクと三鬼を見た。
「うん」
二人が頷くのを見ながら、
毘沙門天も嬉しそうだった。
「ボクね。パズルね、
つめるようになったの」
三鬼が自慢げに作家を見た。
「えっ? あれ、全部積めたの? 凄いな。
うちの子は君より大きいけど、
まだできないよ」
作家が驚いて三鬼に視線を置いてから、
向井を見た。
「何回も失敗して、
そのたびに恐竜の置き方を変えて、
彼なりに考えて積んでました。
集中力も増すのでいいおもちゃですよね」
向井が三鬼の頭に手を置いて言った。
「う~ん」
こんと呉葉が真剣に悩む姿に作家も笑顔になる。
「くるまは? 」
三鬼が新田に抱っこされたまま言う。
「じゃあ俺達は、車を見に行こうか」
新田とティンと毘沙門天が歩き出したのを見て、
向井が言った。
「お約束は? 」
「ひとつだけ。でもさ、おきものにはぞうりだよ」
こんが向井を見上げた。
「そうよね。お着物でサンダルは変だもんね~」
フェムトンが助け舟を出すのを見て、
向井が笑った。
「そうですね。お着物と草履で一つ選んでください」
向井はそういうと新田達の後を追った。
途中で牧野達が真剣にアクセサリーを見ている姿に、
向井が声をかけた。
「君達が欲しいのはそれですか? 」
安達が振り返った。
「凄いの! 見て」
興奮して並べられているイヤーカフを指さした。
「アニマルモチーフはこんなに種類があるんですね。
これでは悩みますね~」
向井が笑顔で安達を見た。
「でしょう? どうしよう」
「俺はこれかな~」
「いや、こっちがいいな」
岸本とサンクも真剣に選ぶ様子に、
「先に三鬼達のおもちゃを買ってくるので、
それまでゆっくり選んでてください」
と笑った。
「分かった」
牧野は顔もあげずに返事をした。
三鬼達のいるショップに着くと、
ハクも興奮しておもちゃを見ていた。
「今向こうで、
牧野君達がイヤーカフ見てましたよ」
向井が新田とティンに話すと、
「じゃあ、俺達も行ってこよう」
二人も慌てて走って行った。
「じいじはどれがすき? 」
ハクと三鬼と一緒に、毘沙門天もしゃがんでみている。
「二人の好きな恐竜も車になってるね」
「カッコイイ~」
「どうしよう」
三人のそんな姿に笑いながら、
「お父様、モデルさんですか? 」
作家が向井を見た。
「お父さん、モデルさんと間違えられてますよ」
向井が笑いながら毘沙門天を見た。
「モデル? いいですね~今度からそう言いましょうかね~」
毘沙門天が笑いながら作家を見た。
作家が神のオーラに少し圧倒されながら、
「じいじだって言われて驚いてしまって。
ファッションも素敵で」
と言った。
「これね、もう一人の息子に、
着せられたんですよ。似合ってますか? 」
毘沙門天が笑顔で話した。
「カッコいいですよ。
じいじもパパも自慢だね~」
作家がハクと三鬼を見た。
「うん」
二人が頷くのを見ながら、
毘沙門天も嬉しそうだった。
「ボクね。パズルね、
つめるようになったの」
三鬼が自慢げに作家を見た。
「えっ? あれ、全部積めたの? 凄いな。
うちの子は君より大きいけど、
まだできないよ」
作家が驚いて三鬼に視線を置いてから、
向井を見た。
「何回も失敗して、
そのたびに恐竜の置き方を変えて、
彼なりに考えて積んでました。
集中力も増すのでいいおもちゃですよね」
向井が三鬼の頭に手を置いて言った。
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