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二章 いざ魔王国へ
エルフの村に男性が少ない理由
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ルイスが魔王の元へと向かうことになった翌日。アリエルから相談を持ちかけられる。
「ルイス、すまない少し良いか?」
「アリエルさん、どうかしたんですか?」
この人も魔王の世話になっていると聞いた時、不思議と助けてくれた彼女に殺意は湧かなかった。この魔王国にいるのだ。当然関わりがあって当然とどこかで思っていたのだろうか?それとも人間に近い姿に親近感みたいなものを抱いていたのか?
「ルイス、レインクラウズクリア王国の元王妃なのだが妾の妹なのだ」
「へっ?」
「妹からの便りで、やっと息子ができたと喜んでいたことを思い出してな。そこに確か息子の名前はカイルだと」
「俺がアリエルさんの甥?」
「そうなるかもしれん。そうなら妾にとってもオズモンドは妹に凌辱を働いた忌むべき存在だ。何かあれば協力させて欲しいと言いたいところなのだが問題があってな」
「問題?」
「ルイスが気にすることではない。妾は、味方がいないと思っているお前に頼れる叔母がいることを伝えたかっただけなのだ。エルフの問題に対しては、妾が対処する」
「叔母が困っているのなら助けるものでしょう。俺にできることなら」
「うーむ。まぁ、話すぐらいなら良いか」
ルイスは黙ってアリエルの話を聞く。エルフの村では、男性が極端に少なくなった。20年ほど前は、男が狩りをして女が家のことをしていたらしい。ところがある日を境に、エルフの男が得体の知れない何かに連れ去られる事件が発生するようになる。それも決まって、狩りの最中に。そんなことがあり、エルフの村では、女が狩りをして、男が村内で農作業に勤しむように変えた。そうすることで、近年は、連れ去られる事件の発生が無くなっていたのだが、昨日、アムロードが連れ去られたらしい。アムロードというのは、アリエルにデススパイダー討伐の依頼をし、それが縁でルイスを間接的に救うきっかけとなった老人である。また連れ去り事件が始まったのなら次は、愛するリオンの番かもしれないと解決に乗り出してみたものの、手がかりは全く得られない。それもそのはず。連れ去られた男は誰1人として戻ってきていないのだ。それどころか見たものすらいない。お手上げ状態らしい。
「ということなのだ。妾もどうしたら良いか」
「見たかもしれません」
「!?どこで見たどこでエルフの男を見たのだ!?」
ルイスの発した言葉に反応したアリエルは、激しくルイスを揺さぶる。
「そんなに揺らされると話せませ~~~ん」
「これは、すっすまないやっと得た手がかりでつい」
「オズモンド帝国から逃げ出し魔王国へと入った時なのですが人の形をした男性が洞窟の奥から逃げ出してきたところを長いしっぽのようなもので巻き取られて、また中へと引き摺り込まれていたところでした」
「それは、ラミアね」
「リリス、聞いていたのか?」
「ラミアがどうしてエルフの男性を襲う?」
「ラミアには女性しかいない。産んだ卵に精を浴びせ続ける必要があるのよ。長命であるエルフなら何年にも渡り使役することができると考えたんじゃないかしら」
「馬鹿な!?だがそれなら20年前からってのがおかしくないか?」
「ルイスちゃんの昨日の話を聞いて、もう一つ思い当たったんだけどさ。ラミアが元々使役してたのって、おそらくオークなのよね。寧ろオークと協力関係にあると考えるのが妥当じゃないかしら。いろんな魔物が人間国を攻めた、その中にラミアも居たはず」
「ならオークと協力関係は続いているのだろう。妾の村の男たちを攫う必要など。まさか!?」
「えぇ、おそらく、魔王様に近い人たちには人間国へと攻め込んだことが伝わっていない。寧ろ、知らされていないのよ。昨日ルイスちゃんの話を聞くまで魔王軍の幹部であり四天王である私ですら知らなかったことからもね。私たちの預かり知らぬところで好き勝手している魔物が居る。そいつらの狙いがオズモンドによる完全な統治だとしたらどうかしら?」
「そうかオズモンドの娘たちか?人間国への攻撃に参加した魔物たちに娘たちを渡し、その娘たちが父であるオズモンドのために魔王国を掌握するべく内部から崩しているということか?」
「えぇ、昨日ルイスちゃんの話を聞いてね。人間国を滅ぼしたのと同じ要領で魔王国を滅ぼそうとしているんじゃないかしら?その下積みに15年かかった。その間、そもそも保守的な魔王様が人間国に攻め込むなんてするわけないのよ(何だっけ?ブロマイドだったかな?どっかの国の皇子様が映った写真みたいなものをうっとりした目で見つめてるのよ。赤ちゃんの姿だし、あんなので興奮してるの意味わかんないけど)」
「確かにそうだな。だとしたら女が族長を務める村や魔王様や四天王の面々が知らない点も理解できるな」
「魔王様って男だろ?」
「へっ?そうかそうかルイスが知るわけなかったな。すまない。この魔王国は、四天王の皆様と現魔王様は女性なのだ」
「そうよ~。私を堕としたダーリンならきっと魔王様も大丈夫よ」
「その前にエルフの男たちを解放してやらないと」
「えぇ、場所さえわかったならアリエルに任せれば良いわよ。早く行きましょうよ魔王城に」
「リリス、それ以上我儘言ったら、飯(精)抜きね」
「えっそんなの酷い酷いわ~」
こうして、アリエルさんたちとエルフの男性を救い出すべくラミアの住む洞窟へと攻めることとなる。
「ルイス、すまない少し良いか?」
「アリエルさん、どうかしたんですか?」
この人も魔王の世話になっていると聞いた時、不思議と助けてくれた彼女に殺意は湧かなかった。この魔王国にいるのだ。当然関わりがあって当然とどこかで思っていたのだろうか?それとも人間に近い姿に親近感みたいなものを抱いていたのか?
「ルイス、レインクラウズクリア王国の元王妃なのだが妾の妹なのだ」
「へっ?」
「妹からの便りで、やっと息子ができたと喜んでいたことを思い出してな。そこに確か息子の名前はカイルだと」
「俺がアリエルさんの甥?」
「そうなるかもしれん。そうなら妾にとってもオズモンドは妹に凌辱を働いた忌むべき存在だ。何かあれば協力させて欲しいと言いたいところなのだが問題があってな」
「問題?」
「ルイスが気にすることではない。妾は、味方がいないと思っているお前に頼れる叔母がいることを伝えたかっただけなのだ。エルフの問題に対しては、妾が対処する」
「叔母が困っているのなら助けるものでしょう。俺にできることなら」
「うーむ。まぁ、話すぐらいなら良いか」
ルイスは黙ってアリエルの話を聞く。エルフの村では、男性が極端に少なくなった。20年ほど前は、男が狩りをして女が家のことをしていたらしい。ところがある日を境に、エルフの男が得体の知れない何かに連れ去られる事件が発生するようになる。それも決まって、狩りの最中に。そんなことがあり、エルフの村では、女が狩りをして、男が村内で農作業に勤しむように変えた。そうすることで、近年は、連れ去られる事件の発生が無くなっていたのだが、昨日、アムロードが連れ去られたらしい。アムロードというのは、アリエルにデススパイダー討伐の依頼をし、それが縁でルイスを間接的に救うきっかけとなった老人である。また連れ去り事件が始まったのなら次は、愛するリオンの番かもしれないと解決に乗り出してみたものの、手がかりは全く得られない。それもそのはず。連れ去られた男は誰1人として戻ってきていないのだ。それどころか見たものすらいない。お手上げ状態らしい。
「ということなのだ。妾もどうしたら良いか」
「見たかもしれません」
「!?どこで見たどこでエルフの男を見たのだ!?」
ルイスの発した言葉に反応したアリエルは、激しくルイスを揺さぶる。
「そんなに揺らされると話せませ~~~ん」
「これは、すっすまないやっと得た手がかりでつい」
「オズモンド帝国から逃げ出し魔王国へと入った時なのですが人の形をした男性が洞窟の奥から逃げ出してきたところを長いしっぽのようなもので巻き取られて、また中へと引き摺り込まれていたところでした」
「それは、ラミアね」
「リリス、聞いていたのか?」
「ラミアがどうしてエルフの男性を襲う?」
「ラミアには女性しかいない。産んだ卵に精を浴びせ続ける必要があるのよ。長命であるエルフなら何年にも渡り使役することができると考えたんじゃないかしら」
「馬鹿な!?だがそれなら20年前からってのがおかしくないか?」
「ルイスちゃんの昨日の話を聞いて、もう一つ思い当たったんだけどさ。ラミアが元々使役してたのって、おそらくオークなのよね。寧ろオークと協力関係にあると考えるのが妥当じゃないかしら。いろんな魔物が人間国を攻めた、その中にラミアも居たはず」
「ならオークと協力関係は続いているのだろう。妾の村の男たちを攫う必要など。まさか!?」
「えぇ、おそらく、魔王様に近い人たちには人間国へと攻め込んだことが伝わっていない。寧ろ、知らされていないのよ。昨日ルイスちゃんの話を聞くまで魔王軍の幹部であり四天王である私ですら知らなかったことからもね。私たちの預かり知らぬところで好き勝手している魔物が居る。そいつらの狙いがオズモンドによる完全な統治だとしたらどうかしら?」
「そうかオズモンドの娘たちか?人間国への攻撃に参加した魔物たちに娘たちを渡し、その娘たちが父であるオズモンドのために魔王国を掌握するべく内部から崩しているということか?」
「えぇ、昨日ルイスちゃんの話を聞いてね。人間国を滅ぼしたのと同じ要領で魔王国を滅ぼそうとしているんじゃないかしら?その下積みに15年かかった。その間、そもそも保守的な魔王様が人間国に攻め込むなんてするわけないのよ(何だっけ?ブロマイドだったかな?どっかの国の皇子様が映った写真みたいなものをうっとりした目で見つめてるのよ。赤ちゃんの姿だし、あんなので興奮してるの意味わかんないけど)」
「確かにそうだな。だとしたら女が族長を務める村や魔王様や四天王の面々が知らない点も理解できるな」
「魔王様って男だろ?」
「へっ?そうかそうかルイスが知るわけなかったな。すまない。この魔王国は、四天王の皆様と現魔王様は女性なのだ」
「そうよ~。私を堕としたダーリンならきっと魔王様も大丈夫よ」
「その前にエルフの男たちを解放してやらないと」
「えぇ、場所さえわかったならアリエルに任せれば良いわよ。早く行きましょうよ魔王城に」
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