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4章 スノーフィールドを攻略せよ!
モノノブ防衛機構
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さて、次はサウザンドスノーじゃったか?
万年雪とは、面白い名前の村じゃな。
「女神の使徒の父君様、お待ちしておりました」
全く慣れん言い方をするものじゃ聖女とやらは。
これもトモカズの女じゃ。
全く、女神を信仰する聖女の純潔を女神の使徒が奪うというのは、如何なものかと思うがのぉ。
女神からお叱りがないという事は問題ないのじゃろうな。
「うむ。ここを取りまとめているのは、ステラ嬢かの?」
「はい。こちらの防衛設備もお願いします」
「ここはオラたちの村ダス。防衛に協力するダス」
うおっ。
雪だるまが喋りよった!?
これも魔物か何かなのかのぉ?
「女神の使徒様の父君様が驚くのも無理はありません。彼らはゴロロ族という人間と友好関係にある魔族です」
やはり、魔物じゃったか。
にしてもこのノロさではとても防衛要因に入れられようか。
いや、待て。
寧ろ動かずに固定砲台をやってもらうのは、手じゃな。
「ゴロロ族とやらは、物は投げられるかの?」
「子供から大人まで、雪祭りで雪玉投げをやるダス」
雪だるまが雪合戦とは。
これは、面白いのぉ。
じゃが今回投げてもらうのは、爆弾じゃがの。
「では、ざっとこの村を回ったあたり、防衛機構が全くと言って良いほど無い。原っぱのような村じゃ。これでは、とても防衛にはならん。先ずは、この村を囲うように壁を建設するが構わぬか?」
「勿論ダス」
なんと聞き分けの良い雪だるまじゃ。
防衛が捗るというものじゃ。
先ずは、周りを簡単に雪の壁で囲い、氷の門を作る。
これだけカチカチであれば、ちょっとやそっとの炎でも燃えないじゃろ。
試しにたぬきちに燃やさせてみたが大丈夫じゃった。
たぬきちというのは、トモカズのペットの名前で確かポンポンだ。
とても可愛い炎を纏ったたぬきでな。
なんと適当な名前かと嘆いて、ワシと妻はたぬきちと呼んで可愛がっているのじゃ。
「ほぉ、たぬきちの炎で燃えなんだか」
「ウユーン」
これは言葉のわからぬワシでもわかるしょんぼりとしておる。
「いや。良いんじゃ。これでこの氷のドアの強度が試せたのでな」
「ウユユーン」
褒めたら元気になりよって、可愛い奴じゃ。
まぁ、これでとにかく壁は大丈夫じゃ。
次に設置物じゃが。
ほほぉ。
これはまた面妖なものが作れるようになっとるわい。
冷風機とはのぉ。
最大にして使えば攻め寄せる敵を凍らせられるぐらいになったりせんかのぉ。
これを全方位の壁に埋め込んでしまうのが良かろう。
そして、これまた面白いものが。
雪玉ガトリング砲じゃ。
これを城壁に設置して、撃ち続ければ、相手は近付くことすらできんじゃろうて。
それに普通に弾を消費するガトリング砲と違い、万年振り続ける雪との相性も最高の無限ガトリング砲じゃ。
さらに壁の近くには、雪で見えない落とし穴を点在させたわい。
「これは凄いダス。動かずに雪玉が撃ち放題ダス」
「これは、何ダス?」
「それは、手投げ爆弾じゃ。雪玉のガトリング砲で、敵をまとめたところに投げ込めば一網打尽じゃ」
「凄いダス。凄いダス。これなら動きの遅いオラたちも戦力になるダス」
あ。
動きが遅い事は理解しておったのじゃな。
それにしても示し合わせたようにこんなものが作れるとは、それに場所場所で作れるものが違うときた。
これは、トモカズが新しい地域を解放するのが楽しみになるわい。
「流石、女神の使徒様の父君様です。あまり機敏に動けないゴロロ族を戦闘がしやすいようにするなんて流石です」
「で、お主らはトモカズと離れて、こっちの防衛をするんじゃろ?」
「はい。トモカズ様からお聞きになられたのでございますか?」
このお嬢様のような口調の風をイメージしたような緑髪のロングヘアの女性は、リーシアと言って、トモカズが最初に連れてきた人間の女性じゃ。
まぁその前がリザードマンとやらに兎人間じゃったからな。
まぁ、ワシの認識では、初めてまともなのを連れてきたのがこのリーシアじゃと認識しておる。
「まぁ、そうじゃな。防衛の前面に立つのは」
「妾だ」
このちょいと年寄りくさいが男勝りの言葉遣いの女性は、年齢は20後半ぐらいの見た目に見えるが、順当に歳を取っていたら30後半ぐらいとなる。
蛇女と同化していたそうじゃ。
やれやれ、あの蛇女め。
人間を喰らうとは、だから蛇は嫌いなんじゃ。
「うちも勿論前衛やで」
この関西弁丸出しの言葉遣いの女性は、メアリーと言って、サイクロプスという魔物じゃ。
「モノノブ様、あーし。ゴホン。私も前衛として戦います」
このところどころでギャル口調になる女性はオフィーリアと言って、オークという魔物じゃ。
ワシがギャル嫌いなことを知って、言葉遣いを改める気の利いた良い子じゃ。
「オラのこと忘れてるだによ」
この独特な言葉遣いの女性の名前は、ロクサーヌと言って、トロールという魔物じゃ。
「そうであったな。これだけいれば」
「あら、お義父さんったら連れないわね。私のことを忘れるだなんて」
出てきよったかワシの天敵め。
このギャル口調に見た目が蛇と人間を合わせたような女は、ビビアンという名前で、ラミアという魔物じゃ。
蛇嫌いのワシの一番の天敵じゃ。
「蛇女にお義父さんと呼ばれる筋合いはないが」
「あら、お義母さんはあんなに優しくしてくれるのに、お義父さんは」
「えぇい、ダメなものはダメなんじゃ!顔を近付けるでないわ!ここの防衛機構も整えたゆえ帰る!設備の報告は頼んだぞい」
「かしこまりました女神の使徒様の父君様。こちらのことはお任せを」
やれやれ、一仕事したんじゃし、今日は帰って酒を飲むぞい。
万年雪とは、面白い名前の村じゃな。
「女神の使徒の父君様、お待ちしておりました」
全く慣れん言い方をするものじゃ聖女とやらは。
これもトモカズの女じゃ。
全く、女神を信仰する聖女の純潔を女神の使徒が奪うというのは、如何なものかと思うがのぉ。
女神からお叱りがないという事は問題ないのじゃろうな。
「うむ。ここを取りまとめているのは、ステラ嬢かの?」
「はい。こちらの防衛設備もお願いします」
「ここはオラたちの村ダス。防衛に協力するダス」
うおっ。
雪だるまが喋りよった!?
これも魔物か何かなのかのぉ?
「女神の使徒様の父君様が驚くのも無理はありません。彼らはゴロロ族という人間と友好関係にある魔族です」
やはり、魔物じゃったか。
にしてもこのノロさではとても防衛要因に入れられようか。
いや、待て。
寧ろ動かずに固定砲台をやってもらうのは、手じゃな。
「ゴロロ族とやらは、物は投げられるかの?」
「子供から大人まで、雪祭りで雪玉投げをやるダス」
雪だるまが雪合戦とは。
これは、面白いのぉ。
じゃが今回投げてもらうのは、爆弾じゃがの。
「では、ざっとこの村を回ったあたり、防衛機構が全くと言って良いほど無い。原っぱのような村じゃ。これでは、とても防衛にはならん。先ずは、この村を囲うように壁を建設するが構わぬか?」
「勿論ダス」
なんと聞き分けの良い雪だるまじゃ。
防衛が捗るというものじゃ。
先ずは、周りを簡単に雪の壁で囲い、氷の門を作る。
これだけカチカチであれば、ちょっとやそっとの炎でも燃えないじゃろ。
試しにたぬきちに燃やさせてみたが大丈夫じゃった。
たぬきちというのは、トモカズのペットの名前で確かポンポンだ。
とても可愛い炎を纏ったたぬきでな。
なんと適当な名前かと嘆いて、ワシと妻はたぬきちと呼んで可愛がっているのじゃ。
「ほぉ、たぬきちの炎で燃えなんだか」
「ウユーン」
これは言葉のわからぬワシでもわかるしょんぼりとしておる。
「いや。良いんじゃ。これでこの氷のドアの強度が試せたのでな」
「ウユユーン」
褒めたら元気になりよって、可愛い奴じゃ。
まぁ、これでとにかく壁は大丈夫じゃ。
次に設置物じゃが。
ほほぉ。
これはまた面妖なものが作れるようになっとるわい。
冷風機とはのぉ。
最大にして使えば攻め寄せる敵を凍らせられるぐらいになったりせんかのぉ。
これを全方位の壁に埋め込んでしまうのが良かろう。
そして、これまた面白いものが。
雪玉ガトリング砲じゃ。
これを城壁に設置して、撃ち続ければ、相手は近付くことすらできんじゃろうて。
それに普通に弾を消費するガトリング砲と違い、万年振り続ける雪との相性も最高の無限ガトリング砲じゃ。
さらに壁の近くには、雪で見えない落とし穴を点在させたわい。
「これは凄いダス。動かずに雪玉が撃ち放題ダス」
「これは、何ダス?」
「それは、手投げ爆弾じゃ。雪玉のガトリング砲で、敵をまとめたところに投げ込めば一網打尽じゃ」
「凄いダス。凄いダス。これなら動きの遅いオラたちも戦力になるダス」
あ。
動きが遅い事は理解しておったのじゃな。
それにしても示し合わせたようにこんなものが作れるとは、それに場所場所で作れるものが違うときた。
これは、トモカズが新しい地域を解放するのが楽しみになるわい。
「流石、女神の使徒様の父君様です。あまり機敏に動けないゴロロ族を戦闘がしやすいようにするなんて流石です」
「で、お主らはトモカズと離れて、こっちの防衛をするんじゃろ?」
「はい。トモカズ様からお聞きになられたのでございますか?」
このお嬢様のような口調の風をイメージしたような緑髪のロングヘアの女性は、リーシアと言って、トモカズが最初に連れてきた人間の女性じゃ。
まぁその前がリザードマンとやらに兎人間じゃったからな。
まぁ、ワシの認識では、初めてまともなのを連れてきたのがこのリーシアじゃと認識しておる。
「まぁ、そうじゃな。防衛の前面に立つのは」
「妾だ」
このちょいと年寄りくさいが男勝りの言葉遣いの女性は、年齢は20後半ぐらいの見た目に見えるが、順当に歳を取っていたら30後半ぐらいとなる。
蛇女と同化していたそうじゃ。
やれやれ、あの蛇女め。
人間を喰らうとは、だから蛇は嫌いなんじゃ。
「うちも勿論前衛やで」
この関西弁丸出しの言葉遣いの女性は、メアリーと言って、サイクロプスという魔物じゃ。
「モノノブ様、あーし。ゴホン。私も前衛として戦います」
このところどころでギャル口調になる女性はオフィーリアと言って、オークという魔物じゃ。
ワシがギャル嫌いなことを知って、言葉遣いを改める気の利いた良い子じゃ。
「オラのこと忘れてるだによ」
この独特な言葉遣いの女性の名前は、ロクサーヌと言って、トロールという魔物じゃ。
「そうであったな。これだけいれば」
「あら、お義父さんったら連れないわね。私のことを忘れるだなんて」
出てきよったかワシの天敵め。
このギャル口調に見た目が蛇と人間を合わせたような女は、ビビアンという名前で、ラミアという魔物じゃ。
蛇嫌いのワシの一番の天敵じゃ。
「蛇女にお義父さんと呼ばれる筋合いはないが」
「あら、お義母さんはあんなに優しくしてくれるのに、お義父さんは」
「えぇい、ダメなものはダメなんじゃ!顔を近付けるでないわ!ここの防衛機構も整えたゆえ帰る!設備の報告は頼んだぞい」
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