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2章 ゴブリン共の脅威から防衛せよ!
男としても人としても
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目の前で繰り広げられる行為にルカは、言葉を失った。
いや、正確には、あんなに乱れるリーシアを見たのが初めてで、その行為から目を離せられなくなっていた。
ルカが心から笑顔にしたかった女性を笑顔にしているのは、ルカではなくトモという村のクソガキなのだ。
どうして、こうなってしまったのか?
ルカは、あの日のことを思い出していた。
王都の守護神と称される将軍の孫娘としてのリーシアではなく幼馴染であるリーシアと夢を語り合った日のことを。
「僕は大きくなったらこの国の民と王様を守る宰相になる」
「ルカ様、凄いです。そうなったらワタクシは、将軍の孫娘としてではなく、1人の女性として、ルカ様を隣で支えられるようになりますわね」
「うん。僕のことをずっと側で支えてねリーちゃん」
フッ。
どうしてこうなったのだろうな。
あの時、リーシアがくれた言葉は、そういうことではなかったのに、あの時、俺が抱いていた想いは、上を目指すに連れて、どす黒いものに包まれるかのように権力に取り憑かれるようになった。
いつしか、愛した女性ですらそのための道具としか考えないほどに。
リーシアは将軍の孫娘としてではなく1人の女性として俺の側にいると言ってくれたのに、裏切ったのは、彼女ではない。
彼女を裏切ったのは、僕だ。
気付いた時には、もう彼女は手の届かない存在となった。
僕から最愛の女性を奪ったこの少年のことは死んでも許せないだろう。
でも、最愛の女性の最高の笑顔を引き出しているのは、この少年だ。
あぁ敵わないな。
凶暴な熊ですら懐くわけだ。
「おっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♡ワタクシ、イキますのぉぉぉぉぉんんんんん♡トモ様、もう決して消えないようにワタクシの心に刻んでくださいましぃぃぃぃぃぃ♡」
俺としている時、リーシアはこんな声を上げたことはない。
それもそうか。
僕は人としても男としてもこの少年に負けたのだな。
流石に王も2度も失態をやらかした僕を重用はしないだろう。
だが、なんだろうな。
久々に清々しい気分だ。
ルカの目の前でしっかりと奥の奥に出されて、潮を吹き出し、ガクガクと痙攣して、失神しているリーシアをしっかりと見る。
きちんと前戯を行い、濡れさせるとあそこまで気持ちよくさせられるのだな。
いや、リーシアにとっては、あの大きさってのも重要なのかもな。
僕の時は、もっと奥行きがあるような感じだった。
あの大きさを受け入れて、とても気持ちよさそうに、、、、うっうぅ。
ダメだ泣いちゃダメだ。
僕が上を目指す上で泣かされた民に比べればこんな痛み、、、、うっうぅ。
やっぱり最愛の女性が僕以外で気持ちよくなってるのを見るのは辛いな。
でもこれが僕への罰なんだ。
あの少年をインキュバスだのオークだのと言ったが、人間であることだけは救いだな。
目の前で女性を苗床にするゴブリンにでも犯されてあんな表情をしていたらと思うと。
いやどっちも辛い、な。
-------------
「トモ様~♡トモ様~♡もう無理ですわ~♡」
あのクソメガネ、さっきから食い入るようにこっちを見てるな。
「何言ってるのリーシア、俺が満足するまで付き合ってもらわないと」
「そんなぁ、おっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♡奥をトントンしないでくださいましぃぃぃぃぃぃぃぃ♡」
「ほら口を開けて」
「んぐっ♡」
リーシアの口を開けさせて、舌と舌を絡ませ合う深ーいキスをクソメガネに見せつけてやる。
「ぷはっ♡トモ様~♡離れないで~♡もっとキスしたいですの♡」
「ごめんごめん」
再び深いキスをし、それに合わせて、奥の奥へと流し込むと、リーシアのお腹に再び淫紋に似た紋様が浮かび上がった。
女神様曰く、これ支配の淫紋らしいんだよな。
俺の職業もテイマーって言ってたんだけど説明のつかないことがあるんだ。
それは、メイメイにしてもキラリにしてもテイムした覚えはないんだよな。
名前を付けたからかと思ったんだけどその前からメイメイにしてもキラリにしても懐いてた気がするんだよな。
そのあたりのことが冒険者ギルドで調べたい。
「リーシア、今まですまなかった。うっうぅ。それが君の望んだことなら僕は君を諦めるよ」
「ルカ、貴方のことを隣で支えてあげられなくてごめんなさいですわ。ワタクシが今、隣で支えてあげたいのは」
「わかってる。その少年なんだね。僕はようやく憑き物が落ちたようだよ。デストラク村のトモだったね。君にも今まで酷いことをした。こんなこと頼める義理じゃないがリーちゃんのことを宜しく頼む。僕は、城内を好き勝手に混乱させた罪を償わないと行けないから。勝手かもしれないけど頼めるのは君だけだ」
おいおい、嘘だろ、、、まるで別人だ。
「あっあぁ」
「トモカズ様、これが本来のルカなのですわ」
「そうなのか」
「フッ。リーシアに愛想を尽かされるのも無理はない。僕なんかのことは忘れて幸せにね」
「ルカ、こんな事言っても信じてもらえないかもしれないけど、ワタクシはルカのことを愛していたわ」
「ありがとう。君が思い悩む必要はない。君の期待を裏切り君の心を蔑ろにしたのは他でもない僕なのだから。トモ君と幸せにね」
言い終わると、ルカは扉を開けて、部屋の入り口にいた衛兵に捕まった。
「宰相、此度の件の説明を王が求めております。御同行を」
「少し待っていてくれ」
「それは」
「リーシアに別れを言っておきたい」
「わかりました」
こちらにもう一度戻ってくるとリーシアとトモカズの耳元で、一言だけ呟く。
「城下町の女商人は、何かを企んでいる。気をつけたほうが良い」
ルカは離れると衛兵に言う。
「待たせてしまったね」
「いえ」
こうしてルカは最後に意味深い言葉を残して、衛兵に連れられて王の元へと向かっていった。
いや、正確には、あんなに乱れるリーシアを見たのが初めてで、その行為から目を離せられなくなっていた。
ルカが心から笑顔にしたかった女性を笑顔にしているのは、ルカではなくトモという村のクソガキなのだ。
どうして、こうなってしまったのか?
ルカは、あの日のことを思い出していた。
王都の守護神と称される将軍の孫娘としてのリーシアではなく幼馴染であるリーシアと夢を語り合った日のことを。
「僕は大きくなったらこの国の民と王様を守る宰相になる」
「ルカ様、凄いです。そうなったらワタクシは、将軍の孫娘としてではなく、1人の女性として、ルカ様を隣で支えられるようになりますわね」
「うん。僕のことをずっと側で支えてねリーちゃん」
フッ。
どうしてこうなったのだろうな。
あの時、リーシアがくれた言葉は、そういうことではなかったのに、あの時、俺が抱いていた想いは、上を目指すに連れて、どす黒いものに包まれるかのように権力に取り憑かれるようになった。
いつしか、愛した女性ですらそのための道具としか考えないほどに。
リーシアは将軍の孫娘としてではなく1人の女性として俺の側にいると言ってくれたのに、裏切ったのは、彼女ではない。
彼女を裏切ったのは、僕だ。
気付いた時には、もう彼女は手の届かない存在となった。
僕から最愛の女性を奪ったこの少年のことは死んでも許せないだろう。
でも、最愛の女性の最高の笑顔を引き出しているのは、この少年だ。
あぁ敵わないな。
凶暴な熊ですら懐くわけだ。
「おっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♡ワタクシ、イキますのぉぉぉぉぉんんんんん♡トモ様、もう決して消えないようにワタクシの心に刻んでくださいましぃぃぃぃぃぃ♡」
俺としている時、リーシアはこんな声を上げたことはない。
それもそうか。
僕は人としても男としてもこの少年に負けたのだな。
流石に王も2度も失態をやらかした僕を重用はしないだろう。
だが、なんだろうな。
久々に清々しい気分だ。
ルカの目の前でしっかりと奥の奥に出されて、潮を吹き出し、ガクガクと痙攣して、失神しているリーシアをしっかりと見る。
きちんと前戯を行い、濡れさせるとあそこまで気持ちよくさせられるのだな。
いや、リーシアにとっては、あの大きさってのも重要なのかもな。
僕の時は、もっと奥行きがあるような感じだった。
あの大きさを受け入れて、とても気持ちよさそうに、、、、うっうぅ。
ダメだ泣いちゃダメだ。
僕が上を目指す上で泣かされた民に比べればこんな痛み、、、、うっうぅ。
やっぱり最愛の女性が僕以外で気持ちよくなってるのを見るのは辛いな。
でもこれが僕への罰なんだ。
あの少年をインキュバスだのオークだのと言ったが、人間であることだけは救いだな。
目の前で女性を苗床にするゴブリンにでも犯されてあんな表情をしていたらと思うと。
いやどっちも辛い、な。
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「トモ様~♡トモ様~♡もう無理ですわ~♡」
あのクソメガネ、さっきから食い入るようにこっちを見てるな。
「何言ってるのリーシア、俺が満足するまで付き合ってもらわないと」
「そんなぁ、おっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♡奥をトントンしないでくださいましぃぃぃぃぃぃぃぃ♡」
「ほら口を開けて」
「んぐっ♡」
リーシアの口を開けさせて、舌と舌を絡ませ合う深ーいキスをクソメガネに見せつけてやる。
「ぷはっ♡トモ様~♡離れないで~♡もっとキスしたいですの♡」
「ごめんごめん」
再び深いキスをし、それに合わせて、奥の奥へと流し込むと、リーシアのお腹に再び淫紋に似た紋様が浮かび上がった。
女神様曰く、これ支配の淫紋らしいんだよな。
俺の職業もテイマーって言ってたんだけど説明のつかないことがあるんだ。
それは、メイメイにしてもキラリにしてもテイムした覚えはないんだよな。
名前を付けたからかと思ったんだけどその前からメイメイにしてもキラリにしても懐いてた気がするんだよな。
そのあたりのことが冒険者ギルドで調べたい。
「リーシア、今まですまなかった。うっうぅ。それが君の望んだことなら僕は君を諦めるよ」
「ルカ、貴方のことを隣で支えてあげられなくてごめんなさいですわ。ワタクシが今、隣で支えてあげたいのは」
「わかってる。その少年なんだね。僕はようやく憑き物が落ちたようだよ。デストラク村のトモだったね。君にも今まで酷いことをした。こんなこと頼める義理じゃないがリーちゃんのことを宜しく頼む。僕は、城内を好き勝手に混乱させた罪を償わないと行けないから。勝手かもしれないけど頼めるのは君だけだ」
おいおい、嘘だろ、、、まるで別人だ。
「あっあぁ」
「トモカズ様、これが本来のルカなのですわ」
「そうなのか」
「フッ。リーシアに愛想を尽かされるのも無理はない。僕なんかのことは忘れて幸せにね」
「ルカ、こんな事言っても信じてもらえないかもしれないけど、ワタクシはルカのことを愛していたわ」
「ありがとう。君が思い悩む必要はない。君の期待を裏切り君の心を蔑ろにしたのは他でもない僕なのだから。トモ君と幸せにね」
言い終わると、ルカは扉を開けて、部屋の入り口にいた衛兵に捕まった。
「宰相、此度の件の説明を王が求めております。御同行を」
「少し待っていてくれ」
「それは」
「リーシアに別れを言っておきたい」
「わかりました」
こちらにもう一度戻ってくるとリーシアとトモカズの耳元で、一言だけ呟く。
「城下町の女商人は、何かを企んでいる。気をつけたほうが良い」
ルカは離れると衛兵に言う。
「待たせてしまったね」
「いえ」
こうしてルカは最後に意味深い言葉を残して、衛兵に連れられて王の元へと向かっていった。
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