46 / 142
2章 ゴブリン共の脅威から防衛せよ!
牢屋からの脱出
しおりを挟む
全く、鳩尾を殴って、牢屋に放り込むなんて、なんて奴らだ。
そのせいで、だいぶ身体が悲鳴をあげている。
にしてもいきなり牢屋に放り込むとか前に快くリーシアの天馬騎士団を貸してくれた時の威厳ある王様とは別人だ。
まるで何かに操られているかのように、そしてその原因の一旦はあのクソメガネ大臣、いや宰相か。
アイツが絡んでるのは間違いない。
でもそんな技、ゴブリンが使えるわけないしなぁ。
リザードマンとゴブリン意外にも裏で暗躍してる奴がいるのは間違いない。
そして、その影響力は、王城全体に広がっている。
これは由々しき事態だ。
ゴブリンたちが簡単に王都を落とせたのも無理はない。
内部が既にガタガタなのだから。
早急に混乱を収める必要があるが王様の症状を見る限り、虚な瞳、あんなにピシャリと怒ったクソメガネ大臣をまだ側に置いている。
催淫とか催眠の類だろうか?
まぁ、考える時間は牢屋の中なので、たっぷりとある。
催淫や催眠の場合は、サキュバスの仕業を疑った方が良いが、その場合はクソメガネ大臣がサキュバスの男の方であるインキュバスということになるが、この可能性は限りなくゼロに違いだろう。
そうなら、もっと早く、俺がリーシアの天馬騎士団を借りに来た時にかければ良いからな。
とするとアイテムの使用が怪しいと考えるべきか?
一つ思い当たるアイテムはあるのだが、匂いを嗅がせることで、対象を混乱状態にするメガパニ香だ。
城下町にまで影響が及んでいないことから恐らく城の内部だけである。
だが、その場合は人間であるあのクソメガネ大臣にも影響が出ていないとおかしいんだよなぁ。
対策魔法であるレストアを使っているとか?
いやいや、あの宰相は、魔物を利用しようとして、惨殺される小物だ。
それに魔法使いであるところを見たこともないし、これはあり得ないだろう。
考えれば考えるほどよくわからないな。
「そこのお主、王に捕えられたのか?」
こちらを心配するような年季の入った声で話しかけてくる方に目を向けると老人ではあるが鍛え抜かれた身体と座っているからだろうか地面スレスレの真っ白な髭だ。
俺はこの人を知っている。
王都エインヘリヤルの大将軍であり守護神と称されるアムール老だ。
勇者が魔王討伐に向かった後、王都エインヘリヤルの軍勢を指揮して、魔王の軍勢から民の命を守った英雄。
「あっあっアムール老!?」
「ほぉ、ワシのことを知っておったか。デストラク村のトモよ。村にてモノノフと指揮を取り、200もののリザードマンの部隊を追い払ったそうだな。王に代わり感謝するぞ。大義であった」
「勿体なき御言葉、頂戴いたします」
「良い、そう畏る必要はあるまい。ワシもこうして囚われの身ゆえな」
「どうして、王都エインヘリヤルの守り神と称される貴方様が牢に!?」
「お主と同じぞ。ルカ宰相に王の様子がおかしいと忠言したら不敬罪であると言われて、衛兵に囚われたわ。ガッハッハ」
「王都エインヘリヤルの守りの要であるアムール老にまで、容赦ないということは、いよいよやばいな」
「ん?そういえば、先ほどからお主は何度も頭を捻っておったな。ジジイでよければ聞いてやるぞ」
「アムール老にそんな言葉言えませんよ。ですがそうですね。誰かに聞いてもらった方が軽くなるかもしれません。ですが僕の話すことは眉唾物ですよ。信じるか信じないかはアムール老にお任せします」
「お主は、デストラク村へのリザードマンの進軍を予知したと聞く。今更であろう。話すが良い」
「リザードマンとゴブリンによる共同攻撃が計画されています」
「成程、続けよ」
「デストラク村にやってきたリザードマンは追い返せますが王都がゴブリンによって滅ぼされその後挟み撃ちにあいデストラク村も滅びます」
「ゴブリン如きに滅ぼされる王都か。俄には信じられぬがこのタイミングでワシが投獄されたのもそういうことかもしれん。しかし、ルカの奴は大の魔物嫌いじゃ。魔物と手を結ぶとは考えられん。寧ろ利用されていると判断した方が良いが、共通の敵が現れたとなれば、考えを改めることもあるか。ふむぅ。それを防ぐため王に会おうとしたら捕まったというところか」
「その通りです」
「ふむ。王のあの様子が操られたものである可能性は間違いなかろう。しかし、お主も迂闊に敵の罠に飛び込むなど浅慮であったな」
「返す言葉もありません」
「お主の能力は予知夢か何かだと思っておったが、まるで経験してきたかのように話すということは、数ある未来の経験則なのであろうな。だとすればそれを防ぐためには、ここで大人しくしている暇はないな。やれやれ、如何したものかのぉ」
その時俺の足元からひょっこりとメイメイが姿を表し、その登場に俺は驚き固まり何も言えなかった。
「・・・・・・・・・」
「クゥーン」
あっ俺の反応にメイメイがしょぼんとしている。
これは甘えているのではない明らかにしょぼんとしている。
「メイメイ、いきなりでびっくりしただけだから、助けに来てくれたんだな。ありがとう」
「ク~ン」
喜んでくれたみたいで良かった。
初めの方は色々変な鳴き声してたけど最近は、それも減ってきた。
キャンとかバフっなんて犬だもんな。
あとよくわからない鳴き声もあったし。
いや熊だからワンチャン犬?
いやいや熊科と犬科で全然違うな。
「驚いた。まさかキングベアーの亜種が人に懐くとはな。だが脱出において、これほど頼もしい援軍は無かろうて」
「うっ御主人様♡ようやく会えました~♡もう、心配したんですからね♡」
ナイアも初めの方こそ男口調だったのに、今は俺に対しては、もう女であることを隠さない。
戦闘の時は、女武士だけど。
「僕ちゃん、無事だった?良かった~。やっぱりメイメイちゃんの判断に間違いなかったね」
ペコラはお姉さん口調で僕の心配をしてくれる。
本当に有り難い。
この世界に来て、初めはひとりぼっちだと思っていた。
でも村のみんなは暖かく接してくれ、そこに親父まで転生してきた。
今、俺の周りにはたくさんの仲間がいる。
彼らの生活を守るためにもゴブリンは倒さなければならない。
「コ~ン」
「ク~ン」
俺の懐からシャーベットフォックスのキラリが飛び出して、メイメイと毛繕いを始めた。
成程、キラリの魔力と俺の匂いを追ってきたのか。
やっぱり熊よりの犬かなメイメイは。
「メイメイ、頼みがある。向こうに捕まっているアムール老も助け出せるか?」
「クゥ~ン」
これは任せろとドヤ顔してるぞ。
「よもや、魔物と仲良くする不思議な御仁に助けられるとは、長生きはするものじゃな」
「とにかく、今は我々が脱出しなければ、王都を取り戻すことなんてできません」
「そうじゃな。それにゴブリン共が襲ってくるのなら、備えもせんといかん」
「その通りかと」
「世話になるトモよ」
「こちらこそ」
こうして俺たちは地下牢から脱出することに成功するのだった。
そのせいで、だいぶ身体が悲鳴をあげている。
にしてもいきなり牢屋に放り込むとか前に快くリーシアの天馬騎士団を貸してくれた時の威厳ある王様とは別人だ。
まるで何かに操られているかのように、そしてその原因の一旦はあのクソメガネ大臣、いや宰相か。
アイツが絡んでるのは間違いない。
でもそんな技、ゴブリンが使えるわけないしなぁ。
リザードマンとゴブリン意外にも裏で暗躍してる奴がいるのは間違いない。
そして、その影響力は、王城全体に広がっている。
これは由々しき事態だ。
ゴブリンたちが簡単に王都を落とせたのも無理はない。
内部が既にガタガタなのだから。
早急に混乱を収める必要があるが王様の症状を見る限り、虚な瞳、あんなにピシャリと怒ったクソメガネ大臣をまだ側に置いている。
催淫とか催眠の類だろうか?
まぁ、考える時間は牢屋の中なので、たっぷりとある。
催淫や催眠の場合は、サキュバスの仕業を疑った方が良いが、その場合はクソメガネ大臣がサキュバスの男の方であるインキュバスということになるが、この可能性は限りなくゼロに違いだろう。
そうなら、もっと早く、俺がリーシアの天馬騎士団を借りに来た時にかければ良いからな。
とするとアイテムの使用が怪しいと考えるべきか?
一つ思い当たるアイテムはあるのだが、匂いを嗅がせることで、対象を混乱状態にするメガパニ香だ。
城下町にまで影響が及んでいないことから恐らく城の内部だけである。
だが、その場合は人間であるあのクソメガネ大臣にも影響が出ていないとおかしいんだよなぁ。
対策魔法であるレストアを使っているとか?
いやいや、あの宰相は、魔物を利用しようとして、惨殺される小物だ。
それに魔法使いであるところを見たこともないし、これはあり得ないだろう。
考えれば考えるほどよくわからないな。
「そこのお主、王に捕えられたのか?」
こちらを心配するような年季の入った声で話しかけてくる方に目を向けると老人ではあるが鍛え抜かれた身体と座っているからだろうか地面スレスレの真っ白な髭だ。
俺はこの人を知っている。
王都エインヘリヤルの大将軍であり守護神と称されるアムール老だ。
勇者が魔王討伐に向かった後、王都エインヘリヤルの軍勢を指揮して、魔王の軍勢から民の命を守った英雄。
「あっあっアムール老!?」
「ほぉ、ワシのことを知っておったか。デストラク村のトモよ。村にてモノノフと指揮を取り、200もののリザードマンの部隊を追い払ったそうだな。王に代わり感謝するぞ。大義であった」
「勿体なき御言葉、頂戴いたします」
「良い、そう畏る必要はあるまい。ワシもこうして囚われの身ゆえな」
「どうして、王都エインヘリヤルの守り神と称される貴方様が牢に!?」
「お主と同じぞ。ルカ宰相に王の様子がおかしいと忠言したら不敬罪であると言われて、衛兵に囚われたわ。ガッハッハ」
「王都エインヘリヤルの守りの要であるアムール老にまで、容赦ないということは、いよいよやばいな」
「ん?そういえば、先ほどからお主は何度も頭を捻っておったな。ジジイでよければ聞いてやるぞ」
「アムール老にそんな言葉言えませんよ。ですがそうですね。誰かに聞いてもらった方が軽くなるかもしれません。ですが僕の話すことは眉唾物ですよ。信じるか信じないかはアムール老にお任せします」
「お主は、デストラク村へのリザードマンの進軍を予知したと聞く。今更であろう。話すが良い」
「リザードマンとゴブリンによる共同攻撃が計画されています」
「成程、続けよ」
「デストラク村にやってきたリザードマンは追い返せますが王都がゴブリンによって滅ぼされその後挟み撃ちにあいデストラク村も滅びます」
「ゴブリン如きに滅ぼされる王都か。俄には信じられぬがこのタイミングでワシが投獄されたのもそういうことかもしれん。しかし、ルカの奴は大の魔物嫌いじゃ。魔物と手を結ぶとは考えられん。寧ろ利用されていると判断した方が良いが、共通の敵が現れたとなれば、考えを改めることもあるか。ふむぅ。それを防ぐため王に会おうとしたら捕まったというところか」
「その通りです」
「ふむ。王のあの様子が操られたものである可能性は間違いなかろう。しかし、お主も迂闊に敵の罠に飛び込むなど浅慮であったな」
「返す言葉もありません」
「お主の能力は予知夢か何かだと思っておったが、まるで経験してきたかのように話すということは、数ある未来の経験則なのであろうな。だとすればそれを防ぐためには、ここで大人しくしている暇はないな。やれやれ、如何したものかのぉ」
その時俺の足元からひょっこりとメイメイが姿を表し、その登場に俺は驚き固まり何も言えなかった。
「・・・・・・・・・」
「クゥーン」
あっ俺の反応にメイメイがしょぼんとしている。
これは甘えているのではない明らかにしょぼんとしている。
「メイメイ、いきなりでびっくりしただけだから、助けに来てくれたんだな。ありがとう」
「ク~ン」
喜んでくれたみたいで良かった。
初めの方は色々変な鳴き声してたけど最近は、それも減ってきた。
キャンとかバフっなんて犬だもんな。
あとよくわからない鳴き声もあったし。
いや熊だからワンチャン犬?
いやいや熊科と犬科で全然違うな。
「驚いた。まさかキングベアーの亜種が人に懐くとはな。だが脱出において、これほど頼もしい援軍は無かろうて」
「うっ御主人様♡ようやく会えました~♡もう、心配したんですからね♡」
ナイアも初めの方こそ男口調だったのに、今は俺に対しては、もう女であることを隠さない。
戦闘の時は、女武士だけど。
「僕ちゃん、無事だった?良かった~。やっぱりメイメイちゃんの判断に間違いなかったね」
ペコラはお姉さん口調で僕の心配をしてくれる。
本当に有り難い。
この世界に来て、初めはひとりぼっちだと思っていた。
でも村のみんなは暖かく接してくれ、そこに親父まで転生してきた。
今、俺の周りにはたくさんの仲間がいる。
彼らの生活を守るためにもゴブリンは倒さなければならない。
「コ~ン」
「ク~ン」
俺の懐からシャーベットフォックスのキラリが飛び出して、メイメイと毛繕いを始めた。
成程、キラリの魔力と俺の匂いを追ってきたのか。
やっぱり熊よりの犬かなメイメイは。
「メイメイ、頼みがある。向こうに捕まっているアムール老も助け出せるか?」
「クゥ~ン」
これは任せろとドヤ顔してるぞ。
「よもや、魔物と仲良くする不思議な御仁に助けられるとは、長生きはするものじゃな」
「とにかく、今は我々が脱出しなければ、王都を取り戻すことなんてできません」
「そうじゃな。それにゴブリン共が襲ってくるのなら、備えもせんといかん」
「その通りかと」
「世話になるトモよ」
「こちらこそ」
こうして俺たちは地下牢から脱出することに成功するのだった。
1
お気に入りに追加
43
あなたにおすすめの小説
【BL】どうやら精霊術師として召喚されたようですが5分でクビになりましたので、最高級クラスの精霊獣と駆け落ちしようと思います。
riy
BL
風呂でまったりしている時に突如異世界へ召喚された千颯(ちはや)。
召喚されたのはいいが、本物の聖女が現れたからもう必要ないと5分も経たない内にお役御免になってしまう。
しかも元の世界へも帰れず、あろう事か風呂のお湯で流されてしまった魔法陣を描ける人物を探して直せと無茶振りされる始末。
別邸へと通されたのはいいが、いかにも出そうな趣のありすぎる館であまりの待遇の悪さに愕然とする。
そんな時に一匹のホワイトタイガーが現れ?
最高級クラスの精霊獣(人型にもなれる)×精霊術師(本人は凡人だと思ってる)
※コメディよりのラブコメ。時にシリアス。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界へ五人の落ち人~聖女候補とされてしまいます~
かずきりり
ファンタジー
望んで異世界へと来たわけではない。
望んで召喚などしたわけでもない。
ただ、落ちただけ。
異世界から落ちて来た落ち人。
それは人知を超えた神力を体内に宿し、神からの「贈り人」とされる。
望まれていないけれど、偶々手に入る力を国は欲する。
だからこそ、より強い力を持つ者に聖女という称号を渡すわけだけれど……
中に男が混じっている!?
帰りたいと、それだけを望む者も居る。
護衛騎士という名の監視もつけられて……
でも、私はもう大切な人は作らない。
どうせ、無くしてしまうのだから。
異世界に落ちた五人。
五人が五人共、色々な思わくもあり……
だけれど、私はただ流れに流され……

義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。
ご都合主義のハッピーエンドのSSです。
でも周りは全くハッピーじゃないです。
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる