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2章 ゴブリン共の脅威から防衛せよ!
如何にするべきか
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衛兵に連れられて、俺は歩かされている。
「この王を誑かそうとする悪魔め!お前には地下牢なんて生温い死罪が言い渡されるところだ。宰相様のお心遣いに感謝するのだな」
あのクソメガネ大臣がよりによって宰相かよ。
生きていた前王様の子供に実権を奪われることを危惧して、魔物と結託し子供の連れてきた妻を攫って、魔物に差し出すんだったよな。
これではっきりした魔物と通じてるのは、あのクソメガネだ。
だがそうなるとリーシアが心配だな。
何もなければ良いが。
「話もできぬか、このガキが!」
「おふっ」
衛兵の拳が鳩尾に決まり、俺は脚が崩れて情けない声を出して蹲る。
「どうした。王様を誑かそうとするなんて百万年早いんだよ。ボケが」
「殺されないことを宰相様に感謝しながらそこに入ってるんだな!」
乱暴に放り投げられて、鍵をガチャリとかける音が聞こえた。
---------------
トモカズ様と引き離されてしまいましたわ。
状況としては、最悪ですわね。
なんとかして、外にいるナイア様とペコラ様と連絡が取れれば良いのですが。
「ククク。お前は俺の元に戻ってくると言っただろう。残念だったな。今の王なら俺とお前の結婚を強引に進めてくれるさ。さて、久々に愛してやるとしよう」
「やめなさいこの外道!こんな勝ち方で嬉しいんですの?哀れですわね」
「なんとでも言うが良い。勝てば良いのだよ勝てば」
近付いてきたルカがいえクソメガネですわね。
私に触れて良いのは、トモカズ様だけですわ。
なんとかしませんと。
「抵抗もできまい。一つづつ服を剥いでいくのもまた面白いものだ。ククク」
こんな男に屈辱ですわ。
不感症だと思っていたのですがトモカズ様と交わるようになってから濡れやすくなってしまいましたの。
この勝ち誇った顔がムカつきますわ。
「なんだ!?このサキュバスのような紋様は、魔物に堕ちたかリーシア!」
「これは、トモ様から頂いた大事な印。私の身体はもうトモ様のモノなんですのよ!」
「だがこれではっきりした。あの男は大罪人として処刑してくれる!それもリーシア、お前の前でな!」
「この国で、そんなこと王様が許しませんわ!」
「普段の王であればな。俺をコケにし逆らうから悪いのだ。ただの村のガキが甥から熊を俺から女を奪った。許せると思うか?許せるわけがないだろう!」
「まさか、王様に何かしたんですの?」
「ククク。さぁな、だがもう少しでわかるんじゃないか」
「このクソメガネ、貴方こそ人ではありませんわ」
「そうかも知れんがそうしたのはお前だ。その紋様も消さなくてはな」
クソメガネがこの紋様を見て、何か影響を受けるかもしれないと手を出さずに立ち去ってくれたのは幸いですが、困りましたわね。
服は切り刻まれ、私は手足を縛られて、クソメガネの部屋に転がされて、トモカズ様は地下に幽閉だなんて、異常に気付いて2人が駆けつけてくれれば良いのですが。
今は、この窮地を切り抜けなければ、トモカズ様を救えませんものね。
--------------
王様に許可を貰ってくると御主人様が城に向かった後、ナイアとメイメイの元に戻っていました。
「メイメイ、こんなところで待たせてごめんね」
「クーン」
機嫌が悪くなくて良かった。
私は御主人様程、メイメイが何を言っているかはわかりません。
それでも私たちに頭を擦り寄せて来てくれるということは、待たされたことを怒っては居ないのでしょう。
「メイメイ、ナイアにモフモフアタックです!」
「キャン」
「メイメイちゃんにやられた~。アハハ、くすぐったいよぉ~。ナイアちゃんにお返しだよ。メイメイちゃん、モフモフアタック!」
「キャン」
「負けませんよ。今日こそもふもふの海を回避してみせます。はわわ~この手触り、この感触、気持ちくて、もうダメ~。スヤァ」
「ずるいぞナイアちゃん、私も~」
そんな感じで、私たちは楽しくしていたのですが急にメイメイが立ち上がって、周りをキョロキョロとした後、不安そうに鳴いて、私たちに背に乗るように促したのです。
「ヒーン。バフっ」
「どうしたのですかメイメイ?急に伏せるなんて」
「これは、僕ちゃんを背に乗せた時と同じだね。何か不安に感じてるのかも」
「ペコラ、そういうことなら乗りましょう。メイメイは賢い子です。何か察知したのかも知れません」
「そうだなナイアちゃん」
こうして、私たちがメイメイの背に乗ると、テントをそのままにして、森の奥へと駆け出し、そこからテントのあった方を見ていました。
「おい、何もいないじゃねぇか。リザードマンの女と獣人の女がいたんじゃなかったのかよ」
「これを見てみろ。火がまだ消えてない。慌てて逃げ出したんだろう。まだその辺りに居るはずだ。探すぞ」
その言葉の後にゾロゾロと人が現れて、その数が30人程になり、森のあちこちに向かって走り出したのです。
「メイメイ、早く逃げましょう」
「ナイアちゃん、ひょっとしたらこの状態は向こうには見えてないのかもしれない。そして、これはすごく変だよ。僕ちゃんが話をしているのにどうして、兵士の格好をした人が私たちのことを探す必要があるの?考えられるのは」
「まさか御主人様の身に何かあったと!?」
「その可能性が濃厚だよ。メイメイちゃんはきっとそのことにいち早く察知したんだ。だから、こうして、人質になりそうな私たちを助けたんだよ」
「成程、確かに王都を守らなければならないと御主人様から聞いている以上、こちらからその戦力を減らすことはできません。でもどうしますペコラ?」
「ここはメイメイちゃんを信じて、秘密裏に王都に入るしかないね。リーシアちゃんから知らせがないこともそうだけど、考えている以上にまずい状況かもしれない」
「わかりました。メイメイ、御主人様を追えますか?」
「キャン」
「良い返事です。では、メイメイ、駆けなさい!」
私の言葉を聞いて、メイメイが勢いよく王都に向かうと思ったのですが、爪で土を凄い勢いで掘り始めたのでした。
「この王を誑かそうとする悪魔め!お前には地下牢なんて生温い死罪が言い渡されるところだ。宰相様のお心遣いに感謝するのだな」
あのクソメガネ大臣がよりによって宰相かよ。
生きていた前王様の子供に実権を奪われることを危惧して、魔物と結託し子供の連れてきた妻を攫って、魔物に差し出すんだったよな。
これではっきりした魔物と通じてるのは、あのクソメガネだ。
だがそうなるとリーシアが心配だな。
何もなければ良いが。
「話もできぬか、このガキが!」
「おふっ」
衛兵の拳が鳩尾に決まり、俺は脚が崩れて情けない声を出して蹲る。
「どうした。王様を誑かそうとするなんて百万年早いんだよ。ボケが」
「殺されないことを宰相様に感謝しながらそこに入ってるんだな!」
乱暴に放り投げられて、鍵をガチャリとかける音が聞こえた。
---------------
トモカズ様と引き離されてしまいましたわ。
状況としては、最悪ですわね。
なんとかして、外にいるナイア様とペコラ様と連絡が取れれば良いのですが。
「ククク。お前は俺の元に戻ってくると言っただろう。残念だったな。今の王なら俺とお前の結婚を強引に進めてくれるさ。さて、久々に愛してやるとしよう」
「やめなさいこの外道!こんな勝ち方で嬉しいんですの?哀れですわね」
「なんとでも言うが良い。勝てば良いのだよ勝てば」
近付いてきたルカがいえクソメガネですわね。
私に触れて良いのは、トモカズ様だけですわ。
なんとかしませんと。
「抵抗もできまい。一つづつ服を剥いでいくのもまた面白いものだ。ククク」
こんな男に屈辱ですわ。
不感症だと思っていたのですがトモカズ様と交わるようになってから濡れやすくなってしまいましたの。
この勝ち誇った顔がムカつきますわ。
「なんだ!?このサキュバスのような紋様は、魔物に堕ちたかリーシア!」
「これは、トモ様から頂いた大事な印。私の身体はもうトモ様のモノなんですのよ!」
「だがこれではっきりした。あの男は大罪人として処刑してくれる!それもリーシア、お前の前でな!」
「この国で、そんなこと王様が許しませんわ!」
「普段の王であればな。俺をコケにし逆らうから悪いのだ。ただの村のガキが甥から熊を俺から女を奪った。許せると思うか?許せるわけがないだろう!」
「まさか、王様に何かしたんですの?」
「ククク。さぁな、だがもう少しでわかるんじゃないか」
「このクソメガネ、貴方こそ人ではありませんわ」
「そうかも知れんがそうしたのはお前だ。その紋様も消さなくてはな」
クソメガネがこの紋様を見て、何か影響を受けるかもしれないと手を出さずに立ち去ってくれたのは幸いですが、困りましたわね。
服は切り刻まれ、私は手足を縛られて、クソメガネの部屋に転がされて、トモカズ様は地下に幽閉だなんて、異常に気付いて2人が駆けつけてくれれば良いのですが。
今は、この窮地を切り抜けなければ、トモカズ様を救えませんものね。
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王様に許可を貰ってくると御主人様が城に向かった後、ナイアとメイメイの元に戻っていました。
「メイメイ、こんなところで待たせてごめんね」
「クーン」
機嫌が悪くなくて良かった。
私は御主人様程、メイメイが何を言っているかはわかりません。
それでも私たちに頭を擦り寄せて来てくれるということは、待たされたことを怒っては居ないのでしょう。
「メイメイ、ナイアにモフモフアタックです!」
「キャン」
「メイメイちゃんにやられた~。アハハ、くすぐったいよぉ~。ナイアちゃんにお返しだよ。メイメイちゃん、モフモフアタック!」
「キャン」
「負けませんよ。今日こそもふもふの海を回避してみせます。はわわ~この手触り、この感触、気持ちくて、もうダメ~。スヤァ」
「ずるいぞナイアちゃん、私も~」
そんな感じで、私たちは楽しくしていたのですが急にメイメイが立ち上がって、周りをキョロキョロとした後、不安そうに鳴いて、私たちに背に乗るように促したのです。
「ヒーン。バフっ」
「どうしたのですかメイメイ?急に伏せるなんて」
「これは、僕ちゃんを背に乗せた時と同じだね。何か不安に感じてるのかも」
「ペコラ、そういうことなら乗りましょう。メイメイは賢い子です。何か察知したのかも知れません」
「そうだなナイアちゃん」
こうして、私たちがメイメイの背に乗ると、テントをそのままにして、森の奥へと駆け出し、そこからテントのあった方を見ていました。
「おい、何もいないじゃねぇか。リザードマンの女と獣人の女がいたんじゃなかったのかよ」
「これを見てみろ。火がまだ消えてない。慌てて逃げ出したんだろう。まだその辺りに居るはずだ。探すぞ」
その言葉の後にゾロゾロと人が現れて、その数が30人程になり、森のあちこちに向かって走り出したのです。
「メイメイ、早く逃げましょう」
「ナイアちゃん、ひょっとしたらこの状態は向こうには見えてないのかもしれない。そして、これはすごく変だよ。僕ちゃんが話をしているのにどうして、兵士の格好をした人が私たちのことを探す必要があるの?考えられるのは」
「まさか御主人様の身に何かあったと!?」
「その可能性が濃厚だよ。メイメイちゃんはきっとそのことにいち早く察知したんだ。だから、こうして、人質になりそうな私たちを助けたんだよ」
「成程、確かに王都を守らなければならないと御主人様から聞いている以上、こちらからその戦力を減らすことはできません。でもどうしますペコラ?」
「ここはメイメイちゃんを信じて、秘密裏に王都に入るしかないね。リーシアちゃんから知らせがないこともそうだけど、考えている以上にまずい状況かもしれない」
「わかりました。メイメイ、御主人様を追えますか?」
「キャン」
「良い返事です。では、メイメイ、駆けなさい!」
私の言葉を聞いて、メイメイが勢いよく王都に向かうと思ったのですが、爪で土を凄い勢いで掘り始めたのでした。
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