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3章 領地改革と帝国の襲来
第16話 宴と新スイーツ
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【クレオ視点】
「まさか魔族共と同じ釜の飯を食うことになるとは」
「エレインさん、お口に合わなかった?」
「いやこんなに美味いものは食べたことがない」
「うめぇなんだよこれ~」
「うっひゃ~、肉もあるぜ~」
「こんな甘い果物食ったことねぇ」
「何だよこのトマト瑞々しすぎるぜ」
奴隷として捕まっていた人間たちも楽しんでくれているみたいだ。
元の場所に帰るか聞いたら滅んだ国に帰ってもまた奴隷として捕まるだけだから保護してほしいとのことで魔頂村に迎え入れた。
初めのうちはたくさんの魔族たちに緊張と怯えが見て取れたが皆が和やかに話すので魔族にも優しい奴らがいるとわかったみたいで今では皆と仲良く話しているのを見かける。
奴隷30人の内訳だがランスホース帝国に滅ぼされた小国の者たちで構成されていて、男性15人女性15人だ。
女性は、王妃1人と姫が3人、その侍女が6人、兵士の妻が5人。
男性は、兵士長1人、兵士が9人、工作員が5人だ。
そしてエルフの娘が1人。
名はダスティルから聞いたところリン・リーディスというらしい。
あの名門貴族リーディス家の令嬢みたいだ。
「クレオ様、こんなところで何しているんですか?」
「ダスティル様~私のお側を離れないでくださいまし。あらクレオ様御機嫌麗しゅう」
「ちょいと見回りしてただけだ。ところでずいぶんダスティルと仲が良いみたいですね。エルフェアリーナ王国に帰らないと家族が心配しますよ」
「ブゥー、お爺様なんて知らないもん。パパやママみたいな立派な兵士になりたいって言ってもダメだって反対ばっかりムカついて家出したら捕まっちゃいましたけど」
「名門貴族リーディス家の名が泣くのでは」
「はわわ~知ってらしたのですね」
「えぇダスティルから聞きました。それに父様からはこんな話も聞いたことがあります。昔リーディス家のラス殿と一戦交え勝ったと」
「あの剛腕のお爺様と一戦交えて勝つ人がいるなんて凄いです。是非会ってどうやって倒したのかお聞きしてギャフンと言わせたいです」
目をキラキラさせてワクワクしているリン嬢。
「ハハハ、例えここで暮らすにしてもお爺様を説得できないなら無理ですよ。そうですねぇ。それではこうしましょう。ダスティルと共にエルフェアリーナ王国に行くのはどうですか?お爺様も無事だったことを知りたいでしょう」
「ムッわかりました。そういうことならエルフェアリーナ王国に帰りお爺様を説得して見せます。道中護衛をお願いしますねダスティル様」
「リン殿、了解した。我が隊で道中の安全を保証しましょう」
「よろしくお願いしますね」
ではそろそろ皆が楽しみにしている新作フルーツを出すとしよう。
戻るとアリッサが駆け寄ってきて目をキラキラさせて「フルーツ、フルーツ」とフルーツコールをしていた。
「はいはい今から作るからもうちょっとワクワクしててね」
今回作るのは僕も大好きなプリンだ。
卵と牛乳と上白糖で簡単に作れるお手軽カスタードプリンだ。
まずは牛乳を耐熱ボウルに入れ、火の魔法で温める。
次にたまごを入れてかき混ぜる。
耐熱容器ことココットに入れていき。
フライパンに布巾を敷いてその上にココットを置きフライパンの底から2センチほどお湯を注ぐ。
フライパンの蓋を閉じ、火の魔法で温めて10分ほど蒸す。
その間に上白糖を混ぜてカラメルを作る。
最後にプリンにカラメルをかけて完成だ。
「さぁできたよ~召し上がれ」
「これは何だ?」
「これは何ですか?」
エレインとリン嬢が怪訝そうに見る。
「プリンって言うんだ。すごく美味しいよ。このスプーンで掬って食べるんだ」
「この小さい丸みを帯びている物でか?」
「これすごく美味しいです。卵と牛乳にこの上に乗ってる黒い奴これがさらに甘みを際立たせていてすごく美味しいです。何個でもいけちゃいますよ」
リン嬢の言葉を聞いてエレインさんも恐る恐る口に運ぶ。
「なんだこれ、疲れが吹っ飛ぶ。すごく美味い美味すぎる。確かに何個でも行けそうだ」
その言葉を聞いて元王家の者たちも食べる。
「このとろけるような舌触り美味しいですわ」
「甘くて美味しい」
「こんなに美味しいの食べたことないですわ」
「なんじゃこりゃうめぇ」
元王家の人たちも満足そうで良かった。
「カーミラ、あのプリンをたくさん確保するのです」
「かしこまりましたアリッサ様」
プリン争奪戦が始まっていたので僕は追加を作りに向かった。
ほんとみんなスイーツが好きなんだね。
「玲王様~私も欲しいピョン」
ピョンってミミ、ヨシヨシ可愛いぞ食べさせてあげよう。
「あーん」
ミミがパクって食べてモグモグしてる姿を見ながら背中をナデナデこのもふもふ感堪らない。
他の従魔たちが羨ましそうにこっちをみてたので、勿論みんなにもしてあげました(笑)
容器もココットの他にタルト皿なんかも作った。
フライパン、ヘラ、泡立て器などの料理道具も充実させている。
武器ばっかり作ってたわけではないよ(笑)
でも何でもかんでも1人で手作りするのはそろそろ限界かもしれない。
何か手を考えよう。
そんなことを考えているとシュテンが話しかけてきた。
「ハハハ殿は全くとんでもないですなぁ」
「シュテンそれはどう言う意味かな?」
「ん?あぁなるほど。殿あれをみてくださいよ。魔族に魔物や人間それに我々魔族を苦しめ続けてきたランスホース帝国の女軍将であるエレイン殿、それにエルフの貴族の娘リン殿に獣人族のアリッサ様、皆笑顔ですぞ。これがどれほど凄いことか。殿は全く仕える御方として全く退屈しませんわい。ガハハ」
「僕はそんな凄いことしてるつもりはないんですけどね」
「これからも皆を導いてくだされ我が殿よ」
「精一杯頑張るよ」
「ガハハ」
最後のスイーツ合戦を終え宴はお開きとなり翌日ダスティル隊がリン嬢を連れてエルフェアリーナ王国に旅立った。
「まさか魔族共と同じ釜の飯を食うことになるとは」
「エレインさん、お口に合わなかった?」
「いやこんなに美味いものは食べたことがない」
「うめぇなんだよこれ~」
「うっひゃ~、肉もあるぜ~」
「こんな甘い果物食ったことねぇ」
「何だよこのトマト瑞々しすぎるぜ」
奴隷として捕まっていた人間たちも楽しんでくれているみたいだ。
元の場所に帰るか聞いたら滅んだ国に帰ってもまた奴隷として捕まるだけだから保護してほしいとのことで魔頂村に迎え入れた。
初めのうちはたくさんの魔族たちに緊張と怯えが見て取れたが皆が和やかに話すので魔族にも優しい奴らがいるとわかったみたいで今では皆と仲良く話しているのを見かける。
奴隷30人の内訳だがランスホース帝国に滅ぼされた小国の者たちで構成されていて、男性15人女性15人だ。
女性は、王妃1人と姫が3人、その侍女が6人、兵士の妻が5人。
男性は、兵士長1人、兵士が9人、工作員が5人だ。
そしてエルフの娘が1人。
名はダスティルから聞いたところリン・リーディスというらしい。
あの名門貴族リーディス家の令嬢みたいだ。
「クレオ様、こんなところで何しているんですか?」
「ダスティル様~私のお側を離れないでくださいまし。あらクレオ様御機嫌麗しゅう」
「ちょいと見回りしてただけだ。ところでずいぶんダスティルと仲が良いみたいですね。エルフェアリーナ王国に帰らないと家族が心配しますよ」
「ブゥー、お爺様なんて知らないもん。パパやママみたいな立派な兵士になりたいって言ってもダメだって反対ばっかりムカついて家出したら捕まっちゃいましたけど」
「名門貴族リーディス家の名が泣くのでは」
「はわわ~知ってらしたのですね」
「えぇダスティルから聞きました。それに父様からはこんな話も聞いたことがあります。昔リーディス家のラス殿と一戦交え勝ったと」
「あの剛腕のお爺様と一戦交えて勝つ人がいるなんて凄いです。是非会ってどうやって倒したのかお聞きしてギャフンと言わせたいです」
目をキラキラさせてワクワクしているリン嬢。
「ハハハ、例えここで暮らすにしてもお爺様を説得できないなら無理ですよ。そうですねぇ。それではこうしましょう。ダスティルと共にエルフェアリーナ王国に行くのはどうですか?お爺様も無事だったことを知りたいでしょう」
「ムッわかりました。そういうことならエルフェアリーナ王国に帰りお爺様を説得して見せます。道中護衛をお願いしますねダスティル様」
「リン殿、了解した。我が隊で道中の安全を保証しましょう」
「よろしくお願いしますね」
ではそろそろ皆が楽しみにしている新作フルーツを出すとしよう。
戻るとアリッサが駆け寄ってきて目をキラキラさせて「フルーツ、フルーツ」とフルーツコールをしていた。
「はいはい今から作るからもうちょっとワクワクしててね」
今回作るのは僕も大好きなプリンだ。
卵と牛乳と上白糖で簡単に作れるお手軽カスタードプリンだ。
まずは牛乳を耐熱ボウルに入れ、火の魔法で温める。
次にたまごを入れてかき混ぜる。
耐熱容器ことココットに入れていき。
フライパンに布巾を敷いてその上にココットを置きフライパンの底から2センチほどお湯を注ぐ。
フライパンの蓋を閉じ、火の魔法で温めて10分ほど蒸す。
その間に上白糖を混ぜてカラメルを作る。
最後にプリンにカラメルをかけて完成だ。
「さぁできたよ~召し上がれ」
「これは何だ?」
「これは何ですか?」
エレインとリン嬢が怪訝そうに見る。
「プリンって言うんだ。すごく美味しいよ。このスプーンで掬って食べるんだ」
「この小さい丸みを帯びている物でか?」
「これすごく美味しいです。卵と牛乳にこの上に乗ってる黒い奴これがさらに甘みを際立たせていてすごく美味しいです。何個でもいけちゃいますよ」
リン嬢の言葉を聞いてエレインさんも恐る恐る口に運ぶ。
「なんだこれ、疲れが吹っ飛ぶ。すごく美味い美味すぎる。確かに何個でも行けそうだ」
その言葉を聞いて元王家の者たちも食べる。
「このとろけるような舌触り美味しいですわ」
「甘くて美味しい」
「こんなに美味しいの食べたことないですわ」
「なんじゃこりゃうめぇ」
元王家の人たちも満足そうで良かった。
「カーミラ、あのプリンをたくさん確保するのです」
「かしこまりましたアリッサ様」
プリン争奪戦が始まっていたので僕は追加を作りに向かった。
ほんとみんなスイーツが好きなんだね。
「玲王様~私も欲しいピョン」
ピョンってミミ、ヨシヨシ可愛いぞ食べさせてあげよう。
「あーん」
ミミがパクって食べてモグモグしてる姿を見ながら背中をナデナデこのもふもふ感堪らない。
他の従魔たちが羨ましそうにこっちをみてたので、勿論みんなにもしてあげました(笑)
容器もココットの他にタルト皿なんかも作った。
フライパン、ヘラ、泡立て器などの料理道具も充実させている。
武器ばっかり作ってたわけではないよ(笑)
でも何でもかんでも1人で手作りするのはそろそろ限界かもしれない。
何か手を考えよう。
そんなことを考えているとシュテンが話しかけてきた。
「ハハハ殿は全くとんでもないですなぁ」
「シュテンそれはどう言う意味かな?」
「ん?あぁなるほど。殿あれをみてくださいよ。魔族に魔物や人間それに我々魔族を苦しめ続けてきたランスホース帝国の女軍将であるエレイン殿、それにエルフの貴族の娘リン殿に獣人族のアリッサ様、皆笑顔ですぞ。これがどれほど凄いことか。殿は全く仕える御方として全く退屈しませんわい。ガハハ」
「僕はそんな凄いことしてるつもりはないんですけどね」
「これからも皆を導いてくだされ我が殿よ」
「精一杯頑張るよ」
「ガハハ」
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