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1章 転生と吸血鬼を取り巻く情勢
第16話 純血(純潔)戦争①
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話はリリアたちが国境線に到着した時に戻る。
【リリア視点】
向かいにいるあれは吸血鬼ではないわね。誰かしら。
「おーい、エルフの軍ってことはエルフェアリーナ王国軍で間違いないか」
「えぇ、貴方達は見たところ狼族のようだけど」
「あぁ俺はこの狼族を束ねているルーカスと申す。魔王軍の動きを怪しいと感じて馳せ参じた」
「そうなのね。これから吸血鬼と戦になるかもしれないの。良ければお手伝い願えないかしら」
「俺たちでよければ喜んで手を貸そう」
「ありがたいわ。早速作戦会議をしましょう」
エルフと吸血鬼の国境線にて陣を張り、陣幕にて会議をする。
会議の参加者は、ヤー村のアーチとボーガの兄弟、士族でエルフ騎士団のミーア、貴族で腕が立ち私有の兵を持つラス、近衛軍団長のビスケツ、副団長のレックス、狼族2千を束ねるルーカス殿。
ビスケツとレックスが率いる近衛軍は、エイミーおねぇちゃんが平民から取り立て育て上げた肝入りの部隊で所属の者全員にウェルダムを名乗らせ、結束力が高く5千の兵といえどその強さはエルフ王国随一である。
軽く自己紹介をしてもらう。
「ビスケツ・ウェルダムと申します。エイミー女王陛下より此度は我が近衛軍5千の指揮を姪であるリリア・ルーシーに任せると言付かりました」
「レックス・ウェルダムです。よろしくお願いいたします。姪姫様」
「こちらこそよろしくお願いいたします」
挨拶が済むと私はこの戦いの名称を告げる。
「この戦いの名称をエルフ族としての誇りを示す戦いとして純潔戦争と呼ぶことにします。皆のもの我らエルフの誇りを吸血鬼共に見せつけてやりましょう」
「オオオオオオーーーーーーーー」
エルフの誇りと聞き皆の士気が上がる。
続けてラスが私を心配するように言う。
「リリア様、こちらは狼族の友軍を加え7千になりました。リリア様は後方にて待機がよろしいかと」
私は覚悟を決めた口調で言う。
「ラス、そんなつまらないこと私はしないわ。中央3千は私が率います、副将にビスケツとレックスとミーア。右翼の将はラス、副将にアーチとボーガ、兵2千を与えます。左翼は援軍に来てくださったルーカス殿率いる狼族2千にお任せします」
「はっ」
陣形を整えると吸血鬼軍約2千が現れた。
私は向こうの隊列を見て驚愕した。
圧倒的兵数に当たるなら泣く泣く捨てる部隊を作り一点突破で私の首を狙うのが定石だろう。それが1番被害が少なく且つ勝ち筋のはずだ。
だが相手は兵数をこちらと同じく分散させたそれも左右はこちらの4分の1、中央はこちらの3分の1、中央後方にレオンダイト殿5百、分散なぞ普通はあり得ない。
しかもこちらよりも1部隊多い4部隊でだ。
「模擬戦で勝ったぐらいで、ここまで舐められるなんて。舐めるのも大概にしなさいよ吸血鬼共」
私は怒りを込めて呟いた。
【レオンダイト視点】
さぁこの舐めた隊列にイライラしたリリア殿はどうするかな。
3千で簡単に抜けるほど中央のダルタン達は優しくないよ。
うちの弱点になり得るのは現時点では右翼のウルファス率いる5百の狼族吸血鬼だよ。
でもね相手も狼族ってことはね短期決戦で終わらせるために一騎討ちに乗りやすいんだよ(笑)
負ければうちも5百を失う賭けにはなるが。
でも相手からこちらには攻めてくれないだろうからこちらからまず一の矢を放とう。
「伝令、トーマスに左翼の進軍を伝えて」「はっ」
【ウルファス視点】
レオン兄上が俺に狼族の相手を任せたということは、相手方おそらく灰狼に一騎討ちを仕掛け狼族を早々に戦場から撤退させろって事だろう。
ということは灰狼の中にいる群れのリーダーを探さないといけないんだよなぁ。
まぁいざってときは片っ端から一騎討ちを仕掛けて潰して行くのが手っ取り早いか。
俺にレオン兄上みたいな頭脳戦はできないからな。
【アーロン視点】
「バルバラ、捕獲人形と従魔のスピニングスパイダーの準備は出来たか」
「アーロン~バッチリなのだぁ」
まさか兄貴が俺にバルバラの護衛を任せて、捕獲人形とスピニングスパイダーで窪地後方の本陣に攻めてくるエルフを絡め取っていくなんて相手も思ってないだろう。
「この戦は既に詰んでるのだよエルフ諸君、カッカッカッ」
「アーロン何言ってるのだぁ」
「いやいや、一度兄貴みたいに全てを見通してる感じで言ってみたかったんだよ」
「大丈夫アーロンは千年かかってもレオンダイト様には追いつけないのだぁ」
「うっ」
良いじゃん良いじゃんちょっとぐらい。
【左翼視点】
「トーマス様左翼進軍開始せよとのことです」
「あいわかった。ナターシャ、ジール、暴れようぞ。左翼全軍、攻撃と撤退を交互に繰り返しながら相手を翻弄させるぞ。全軍進軍開始だー」「腕がなるねぇ」「我らの機動力だからこそ為せる攻防一体の攻め手にエルフも恐れ慄くでしょうなぁ」
左翼のトーマス軍500は横一列に並んで迎え撃つラス軍を相手に攻撃と撤退を交互に繰り返し、どんどん押し込む。
その結果打ち倒されトーマス軍が引く際に捕虜になったラス軍は200怪我人は300であった。
初戦はトーマス率いる左翼の完勝となる。
「あれはなんだ」
アーチが苛立ちながら言う。
「魔族である吸血鬼が戦術を使うなんて」
ボーガは俯き呟いた。
「あの攻撃を受けて捕虜になった者と怪我人しか出なかったのはマシだと思うしかないか」
ラスは悔しながらも死者が出なかったことを安堵する。
その後もラス軍は圧倒的兵数にも関わらず丸い円形にまとまりトーマス軍からの攻撃から防戦一方にならざるを得ず膠着状態となる。
「伝令、こちら左翼軍、敵右翼ラス軍の動きを膠着させたと若に報告を」「はっ」
「伝令、こちら右翼軍、敵左翼を突破できそうに無いとリリア様に報告を」「はっ」
双方共に本陣に伝令を送る。
トーマス軍とラス軍の戦いはどちらも動かず均衡状態となり別の戦場の結果に期待することとなる。
【リリア視点】
向かいにいるあれは吸血鬼ではないわね。誰かしら。
「おーい、エルフの軍ってことはエルフェアリーナ王国軍で間違いないか」
「えぇ、貴方達は見たところ狼族のようだけど」
「あぁ俺はこの狼族を束ねているルーカスと申す。魔王軍の動きを怪しいと感じて馳せ参じた」
「そうなのね。これから吸血鬼と戦になるかもしれないの。良ければお手伝い願えないかしら」
「俺たちでよければ喜んで手を貸そう」
「ありがたいわ。早速作戦会議をしましょう」
エルフと吸血鬼の国境線にて陣を張り、陣幕にて会議をする。
会議の参加者は、ヤー村のアーチとボーガの兄弟、士族でエルフ騎士団のミーア、貴族で腕が立ち私有の兵を持つラス、近衛軍団長のビスケツ、副団長のレックス、狼族2千を束ねるルーカス殿。
ビスケツとレックスが率いる近衛軍は、エイミーおねぇちゃんが平民から取り立て育て上げた肝入りの部隊で所属の者全員にウェルダムを名乗らせ、結束力が高く5千の兵といえどその強さはエルフ王国随一である。
軽く自己紹介をしてもらう。
「ビスケツ・ウェルダムと申します。エイミー女王陛下より此度は我が近衛軍5千の指揮を姪であるリリア・ルーシーに任せると言付かりました」
「レックス・ウェルダムです。よろしくお願いいたします。姪姫様」
「こちらこそよろしくお願いいたします」
挨拶が済むと私はこの戦いの名称を告げる。
「この戦いの名称をエルフ族としての誇りを示す戦いとして純潔戦争と呼ぶことにします。皆のもの我らエルフの誇りを吸血鬼共に見せつけてやりましょう」
「オオオオオオーーーーーーーー」
エルフの誇りと聞き皆の士気が上がる。
続けてラスが私を心配するように言う。
「リリア様、こちらは狼族の友軍を加え7千になりました。リリア様は後方にて待機がよろしいかと」
私は覚悟を決めた口調で言う。
「ラス、そんなつまらないこと私はしないわ。中央3千は私が率います、副将にビスケツとレックスとミーア。右翼の将はラス、副将にアーチとボーガ、兵2千を与えます。左翼は援軍に来てくださったルーカス殿率いる狼族2千にお任せします」
「はっ」
陣形を整えると吸血鬼軍約2千が現れた。
私は向こうの隊列を見て驚愕した。
圧倒的兵数に当たるなら泣く泣く捨てる部隊を作り一点突破で私の首を狙うのが定石だろう。それが1番被害が少なく且つ勝ち筋のはずだ。
だが相手は兵数をこちらと同じく分散させたそれも左右はこちらの4分の1、中央はこちらの3分の1、中央後方にレオンダイト殿5百、分散なぞ普通はあり得ない。
しかもこちらよりも1部隊多い4部隊でだ。
「模擬戦で勝ったぐらいで、ここまで舐められるなんて。舐めるのも大概にしなさいよ吸血鬼共」
私は怒りを込めて呟いた。
【レオンダイト視点】
さぁこの舐めた隊列にイライラしたリリア殿はどうするかな。
3千で簡単に抜けるほど中央のダルタン達は優しくないよ。
うちの弱点になり得るのは現時点では右翼のウルファス率いる5百の狼族吸血鬼だよ。
でもね相手も狼族ってことはね短期決戦で終わらせるために一騎討ちに乗りやすいんだよ(笑)
負ければうちも5百を失う賭けにはなるが。
でも相手からこちらには攻めてくれないだろうからこちらからまず一の矢を放とう。
「伝令、トーマスに左翼の進軍を伝えて」「はっ」
【ウルファス視点】
レオン兄上が俺に狼族の相手を任せたということは、相手方おそらく灰狼に一騎討ちを仕掛け狼族を早々に戦場から撤退させろって事だろう。
ということは灰狼の中にいる群れのリーダーを探さないといけないんだよなぁ。
まぁいざってときは片っ端から一騎討ちを仕掛けて潰して行くのが手っ取り早いか。
俺にレオン兄上みたいな頭脳戦はできないからな。
【アーロン視点】
「バルバラ、捕獲人形と従魔のスピニングスパイダーの準備は出来たか」
「アーロン~バッチリなのだぁ」
まさか兄貴が俺にバルバラの護衛を任せて、捕獲人形とスピニングスパイダーで窪地後方の本陣に攻めてくるエルフを絡め取っていくなんて相手も思ってないだろう。
「この戦は既に詰んでるのだよエルフ諸君、カッカッカッ」
「アーロン何言ってるのだぁ」
「いやいや、一度兄貴みたいに全てを見通してる感じで言ってみたかったんだよ」
「大丈夫アーロンは千年かかってもレオンダイト様には追いつけないのだぁ」
「うっ」
良いじゃん良いじゃんちょっとぐらい。
【左翼視点】
「トーマス様左翼進軍開始せよとのことです」
「あいわかった。ナターシャ、ジール、暴れようぞ。左翼全軍、攻撃と撤退を交互に繰り返しながら相手を翻弄させるぞ。全軍進軍開始だー」「腕がなるねぇ」「我らの機動力だからこそ為せる攻防一体の攻め手にエルフも恐れ慄くでしょうなぁ」
左翼のトーマス軍500は横一列に並んで迎え撃つラス軍を相手に攻撃と撤退を交互に繰り返し、どんどん押し込む。
その結果打ち倒されトーマス軍が引く際に捕虜になったラス軍は200怪我人は300であった。
初戦はトーマス率いる左翼の完勝となる。
「あれはなんだ」
アーチが苛立ちながら言う。
「魔族である吸血鬼が戦術を使うなんて」
ボーガは俯き呟いた。
「あの攻撃を受けて捕虜になった者と怪我人しか出なかったのはマシだと思うしかないか」
ラスは悔しながらも死者が出なかったことを安堵する。
その後もラス軍は圧倒的兵数にも関わらず丸い円形にまとまりトーマス軍からの攻撃から防戦一方にならざるを得ず膠着状態となる。
「伝令、こちら左翼軍、敵右翼ラス軍の動きを膠着させたと若に報告を」「はっ」
「伝令、こちら右翼軍、敵左翼を突破できそうに無いとリリア様に報告を」「はっ」
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