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5章 天下統一
司馬懿の隠れ家
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河北に険しく自然豊かな山が存在する。
水も豊富であり食料も豊富にある。
この山の一部の木を伐採して、作り上げた山奥の家。
これが司馬仲達の隠れ家である。
ここなら食料の調達から飲み水の調達まで、街に出ずとも賄えてしまうのだ。
司馬懿「ククク。よもや、宮廷の人間がこんな山奥で暮らしてるとは誰も思わんて」
司馬朗「うむ。自然の恵み豊かであり、食料だけでなく飲み水も豊富。我ら親族が暮らすだけなら何の不自由もない。さらに山奥であることも相まって、隠れるにはうってつけときた」
司馬孚「懸念点があるとすれば、都の情報が一切入ってこないことでしょうか?」
司馬懿「最早、そんな事を気にする必要はあるまい。煩わしいだけの女も居ない。まさに隠り世よ」
司馬師「しかし父よ。このような場所がある事、どうして隠されていた?これでは、何れ使うつもりであったかのようでは?」
司馬懿「使うつもりも何も。よく使っていたのだ。春華の奴がお前たちのことで小言を言う度にな。全く」
司馬師「成程(父が何処かに行っていた事には気付いていたが。まさかこんな山奥に家を作っていたとは、これでは誰にも見つからん。昭に何か教える術が)」
???「辺りをキョロキョロと見回して、落ち着きのない子がいたもんだな」
司馬懿「通、久しいな。これだけの準備をしていてくれた事、我が弟ながら天晴れだ。感謝する」
司馬通「これぐらいわけねぇ事だ。それにしても、オメェさんは、気に入らねぇなぁ。まるで何かを伺うようにキョロキョロ。キョロキョロ」
司馬通、司馬八達の1人で、キチガイ染みていると言われ、官職を辞するとここ山奥にて、親族がいつでも隠れられるように別荘を作ってしまった男。
嗅覚が鋭く、何か企んでいるものには敏感に反応する。
司馬懿「やはり師よ。お前もそちら側であったのだな。我らの場所を報告するためにこうして味方のふりをしていたのだろう。だが、ここまで付いてきてしまったのは、残念だな。安心せよ息子を殺す親などはおらんよ。だが、そうならそうと昭のように臨機応変に動くべきであったな。そこは減点だ」
司馬師「一体、何の話をしているのです父よ」
司馬懿「通の前で企みは何の意味もなさん。全て、勘付くゆえな」
司馬通「青臭え匂いがすっぞオメェさんからは。要らん正義感なんて、捨てちまった方がずっと幸せになれるってのによぉ」
司馬師「(馬鹿な!?父の懐に上手く入り込めていたというのに。こんな兄弟をまだ隠し持っていたとは。ならどうして、この人を警戒する劉義賢とやらに当てなかった)」
司馬懿「フッ。やはり図星であったな。顔に出てる。どうして気付かれたのかとな。そして、俺がどうして、通を劉義賢に対しなかったのか?簡単な事だ。目立ち過ぎるゆえ、使者には向かんかっただけのことよ」
司馬通「都の人間は嫌いだからよぉ。俺も気楽なんだわ。こうして、日がな一日山奥で兄貴たちの安全を守るための家を作るのはよ。にしても、懿の兄貴は、子供に恵まれてねぇんじゃねぇのか?孚の兄貴から聞いたぞ。もう1人の子供に裏切られて、悪事を暴露されたってよ」
司馬懿「あれは、計算付くに決まっておる。昭の奴が何やら怪しい動きをしていた事には勘づいて居たからな。にしても、その辺り流石、師だ。俺がこうまで気付かなかったとは、誇るが良い。気付いたのは、通ぐらいのものだ」
司馬通「にしても、また兄弟で暫く暮らせるってのは嬉しいもんだな。あっ、ちなみにオメェさんは、追い出す。次来た時には、ここには何もねぇから安心しな。ここは見せかけの家。本物は、もっと豪華なんだ。オメェさんを試してやったのさ」
司馬師「馬鹿な!?ハッタリだ!これ程の家がそう何個も」
司馬通「俺が都の官を辞してから何年経ってると思ってんだ?オメェさんは甥っ子なのに俺の存在を知らなかったんだぞ。つまり、そういうことさ。こんな家なら丸3日もあれば作れる犬小屋みてぇなもんさ」
司馬師「父は、俺のことも疑って居たのだな?」
司馬懿「張春華の奴が裏で糸を引いておるんじゃろ。アイツは、そういう女だ。アイツに育てられたお前たちを警戒するのは当然のこと」
司馬師「ぐっ。母上の期待に応えられぬとは不覚」
司馬懿「では、サヨナラだ我が子よ」
司馬師は気絶させられ荷馬車に乗せられて、運び出された。
司馬懿「通、試させて悪かったな」
司馬通「んなこと気にする必要はねぇさ。懿の兄貴が無事ならまだ司馬家は建て直せるからよ」
司馬朗「して、どうする我らが次期当主よ」
司馬懿「暫くは静観。厄介な男が死ぬまでは」
司馬通「懿の兄貴がそこまで警戒する化け物がいるとはね。死を願うほどにってか」
???「あのそろそろ、僕も出番貰って良いですか?久々に顔を見た甥っ子が早々に追い出されてしまいましたので」
司馬懿「敏、おったのか?」
司馬敏「兄さんたちより少し早くね。あーあ、子供のいない僕にとって兄さんたちの子供は、世話しがいがあったのに。まさか裏切りもんだなんて、残念だよ」
司馬懿「そう悲観することもあるまい。お前にも何れ、子ができよう」
司馬敏「だと良いけどね。兄さんたちに全て吸い尽くされた出涸らしだからさ僕。あっちもそうなんじゃないかってね」
司馬懿「滅多な事をいうものではないと叱ってやるところたが。先ずは、再会を喜ぼう。他の兄弟たちは?」
司馬敏「恂兄と進兄は、男ばかりだとめげるからって、娼婦を人数分、買ってくるってさ。あっ、心配しなくても口の固いの選ぶのは、上手いから大丈夫だよ。馗兄は、水と食料に困らなくともコレがいるだろうって。大量に仕入れているんじゃないかな」
司馬懿「成程、相変わらずのようで何よりだ」
司馬八達、上から司馬朗・司馬懿・司馬孚・司馬馗・司馬恂・司馬進・司馬通・司馬敏である。
全員が聡明という恵まれた司馬の名門である。
彼らがどのように嵐を巻き起こすのか。
それはまた、別の話である。
水も豊富であり食料も豊富にある。
この山の一部の木を伐採して、作り上げた山奥の家。
これが司馬仲達の隠れ家である。
ここなら食料の調達から飲み水の調達まで、街に出ずとも賄えてしまうのだ。
司馬懿「ククク。よもや、宮廷の人間がこんな山奥で暮らしてるとは誰も思わんて」
司馬朗「うむ。自然の恵み豊かであり、食料だけでなく飲み水も豊富。我ら親族が暮らすだけなら何の不自由もない。さらに山奥であることも相まって、隠れるにはうってつけときた」
司馬孚「懸念点があるとすれば、都の情報が一切入ってこないことでしょうか?」
司馬懿「最早、そんな事を気にする必要はあるまい。煩わしいだけの女も居ない。まさに隠り世よ」
司馬師「しかし父よ。このような場所がある事、どうして隠されていた?これでは、何れ使うつもりであったかのようでは?」
司馬懿「使うつもりも何も。よく使っていたのだ。春華の奴がお前たちのことで小言を言う度にな。全く」
司馬師「成程(父が何処かに行っていた事には気付いていたが。まさかこんな山奥に家を作っていたとは、これでは誰にも見つからん。昭に何か教える術が)」
???「辺りをキョロキョロと見回して、落ち着きのない子がいたもんだな」
司馬懿「通、久しいな。これだけの準備をしていてくれた事、我が弟ながら天晴れだ。感謝する」
司馬通「これぐらいわけねぇ事だ。それにしても、オメェさんは、気に入らねぇなぁ。まるで何かを伺うようにキョロキョロ。キョロキョロ」
司馬通、司馬八達の1人で、キチガイ染みていると言われ、官職を辞するとここ山奥にて、親族がいつでも隠れられるように別荘を作ってしまった男。
嗅覚が鋭く、何か企んでいるものには敏感に反応する。
司馬懿「やはり師よ。お前もそちら側であったのだな。我らの場所を報告するためにこうして味方のふりをしていたのだろう。だが、ここまで付いてきてしまったのは、残念だな。安心せよ息子を殺す親などはおらんよ。だが、そうならそうと昭のように臨機応変に動くべきであったな。そこは減点だ」
司馬師「一体、何の話をしているのです父よ」
司馬懿「通の前で企みは何の意味もなさん。全て、勘付くゆえな」
司馬通「青臭え匂いがすっぞオメェさんからは。要らん正義感なんて、捨てちまった方がずっと幸せになれるってのによぉ」
司馬師「(馬鹿な!?父の懐に上手く入り込めていたというのに。こんな兄弟をまだ隠し持っていたとは。ならどうして、この人を警戒する劉義賢とやらに当てなかった)」
司馬懿「フッ。やはり図星であったな。顔に出てる。どうして気付かれたのかとな。そして、俺がどうして、通を劉義賢に対しなかったのか?簡単な事だ。目立ち過ぎるゆえ、使者には向かんかっただけのことよ」
司馬通「都の人間は嫌いだからよぉ。俺も気楽なんだわ。こうして、日がな一日山奥で兄貴たちの安全を守るための家を作るのはよ。にしても、懿の兄貴は、子供に恵まれてねぇんじゃねぇのか?孚の兄貴から聞いたぞ。もう1人の子供に裏切られて、悪事を暴露されたってよ」
司馬懿「あれは、計算付くに決まっておる。昭の奴が何やら怪しい動きをしていた事には勘づいて居たからな。にしても、その辺り流石、師だ。俺がこうまで気付かなかったとは、誇るが良い。気付いたのは、通ぐらいのものだ」
司馬通「にしても、また兄弟で暫く暮らせるってのは嬉しいもんだな。あっ、ちなみにオメェさんは、追い出す。次来た時には、ここには何もねぇから安心しな。ここは見せかけの家。本物は、もっと豪華なんだ。オメェさんを試してやったのさ」
司馬師「馬鹿な!?ハッタリだ!これ程の家がそう何個も」
司馬通「俺が都の官を辞してから何年経ってると思ってんだ?オメェさんは甥っ子なのに俺の存在を知らなかったんだぞ。つまり、そういうことさ。こんな家なら丸3日もあれば作れる犬小屋みてぇなもんさ」
司馬師「父は、俺のことも疑って居たのだな?」
司馬懿「張春華の奴が裏で糸を引いておるんじゃろ。アイツは、そういう女だ。アイツに育てられたお前たちを警戒するのは当然のこと」
司馬師「ぐっ。母上の期待に応えられぬとは不覚」
司馬懿「では、サヨナラだ我が子よ」
司馬師は気絶させられ荷馬車に乗せられて、運び出された。
司馬懿「通、試させて悪かったな」
司馬通「んなこと気にする必要はねぇさ。懿の兄貴が無事ならまだ司馬家は建て直せるからよ」
司馬朗「して、どうする我らが次期当主よ」
司馬懿「暫くは静観。厄介な男が死ぬまでは」
司馬通「懿の兄貴がそこまで警戒する化け物がいるとはね。死を願うほどにってか」
???「あのそろそろ、僕も出番貰って良いですか?久々に顔を見た甥っ子が早々に追い出されてしまいましたので」
司馬懿「敏、おったのか?」
司馬敏「兄さんたちより少し早くね。あーあ、子供のいない僕にとって兄さんたちの子供は、世話しがいがあったのに。まさか裏切りもんだなんて、残念だよ」
司馬懿「そう悲観することもあるまい。お前にも何れ、子ができよう」
司馬敏「だと良いけどね。兄さんたちに全て吸い尽くされた出涸らしだからさ僕。あっちもそうなんじゃないかってね」
司馬懿「滅多な事をいうものではないと叱ってやるところたが。先ずは、再会を喜ぼう。他の兄弟たちは?」
司馬敏「恂兄と進兄は、男ばかりだとめげるからって、娼婦を人数分、買ってくるってさ。あっ、心配しなくても口の固いの選ぶのは、上手いから大丈夫だよ。馗兄は、水と食料に困らなくともコレがいるだろうって。大量に仕入れているんじゃないかな」
司馬懿「成程、相変わらずのようで何よりだ」
司馬八達、上から司馬朗・司馬懿・司馬孚・司馬馗・司馬恂・司馬進・司馬通・司馬敏である。
全員が聡明という恵まれた司馬の名門である。
彼らがどのように嵐を巻き起こすのか。
それはまた、別の話である。
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