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4章 三国鼎立
略奪阻止
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馬漢・冷苞・楊懐・高沛の4人は、夜の暗闇に乗じて、村への夜襲を仕掛け、略奪し回る予定だ。
馬漢「おぅおぅ。真っ暗ですっかり寝静まってらぁ」
冷苞「ヒッヒッヒ。これから略奪されるとも知らずに呑気な事だ」
楊懐「野郎ども。好き勝手、暴れ回って女を拉致してこい」
野盗たち「うおおおおおおおおお。さすがオカシラたちだぜ」
高沛「あかりに松明は忘れんなよ。あっ、盗む前にうっかり燃やすんじゃねぇぞ」
野盗たち「そんなに馬鹿じゃありませんぜ」
略奪の成功は当たり前と考えている野盗であったが、この村には4人の若者が居た。この時は無名も無名。名前も聞いても誰それ?となるがそれらを率いている男は、史実では、南蛮征伐や北伐にて活躍する張嶷と呼ばれる14歳の青年だった。農民として、村で畑を耕しながらヨシカタ塾に通って、武芸と知識を学ぶとても実直な青年だった。彼は、勘と行動力がダントツに優れていた。微かな違和感を感じ、夜襲の匂いを感じた。それゆえ、戦えない村人たちを逃し、戦える者たちを率いて、家の中で息を潜めて待っていた。彼に付き従う3人のうち2人は同い年で、同じくヨシカタ塾で学ぶ同期だったが2人とも家柄は優れていた。1人は名を龔禄といい、父は龔諶といって、太守を務めている武家の出だ。そしてもう1人は、姚伷と言い、家は由緒ある政治家だった。これに龔禄の一歳違いの弟で龔皦という男を加えた4人だ。
龔禄「それにしてもお前に会いにきた日に災難に巻き込まれたもんだ。お前の勘は疑っちゃ居ないが。本当にこの村が襲われるってのか?」
張嶷「あぁ。間違いない。いつもと違う匂いがするんだ。西の方から何かがやってくる匂いが」
姚伷「その曖昧な勘だけで、戦えない者たちを避難させるんですからその行動力には驚かされますよ」
龔皦「禄にぃ、これで来なかったらどうすんだ?」
龔禄「知るか。でも、今までコイツの勘が外れたことはねぇ。なら、俺たちのやることは一つだろ。俺たちだってこの国を守る兵士なんだからよ」
龔皦「まだ、ヨシカタ塾に通ってるってだけの子供だけどな」
張嶷「静かに、馬が駆ける音がする」
龔皦「マジかよ。本当にこの村を襲う輩が現れたってのかよ」
張嶷「入ってきた奴らを息を潜めて確実に倒すんだ。音を聞かれたらダメだ」
龔禄「おぅ」
明かりの消えた村、村人たちはすっかり寝静まっていると考えた馬漢たちは、近くで野営を行っていた。
馬漢「良し、ここで良いだろう。この辺りに陣を張り、一通り事が終わるまで俺たちは待機している。頼んだぞお前たち」
野盗A「お任せくださいオカシラ」
冷苞「まぁ、村人全員寝静まってるだろうし、すぐ呼ばれるだろうけどな。ふわぁ。少し眠いから寝かせてもらうわ」
楊懐「まぁ、買わないも楽な仕事だろ。それよりも楽しみだな。荊州にはどんな女がいるんだろうな。劉璋様に差し出す前に少し楽しめるってのが俺たちの特権だしな」
高沛「まぁ、俺たちが手を出した女は劉璋様に差し出さねぇけどな。殺しちまうし」
馬漢「手を出した女を差し出せるわけないだろ。精神的にもぐちゃぐちゃになってるだろうが」
楊懐「そりゃそうだろ。俺たち全員の相手をさせるわけだからな」
高沛「全く、良い世の中になったよな。何かと煩い法正は蟄居を命じられてよ」
馬漢「違いねぇ」
その頃、野盗たちは部屋の扉を開けて、中に入り、寝ているであろうふっくらとしているところの布をめくり、声を出そうとしたところを組みつかれて、首をゴキッと折られて、音もなく倒れる。
野盗「さーて、寝ているところ失礼しますよ。どんな可愛い女がいるかな。流石裕福な荊州だ。布を深々とかぶって寝てるなんてよ。どれどれ。拝見。!?」
張嶷「お前にも家族がいたのかもしれないのに、いきなり後ろからすまない。しかし、村を襲う者を生かして返すわけにはいかないんだ。化けて出ないでくれよ」
予め、音を消して殺すことを通達していたため。ここに残っていた兵たち皆で協力して、入ってきた奴らを片っ端から隠密で殺していく。
龔禄「まさか、こんなにうまいこと行くなんてな」
張嶷「殺したくはなかったが仕方ない。コイツらのこの服装は、野盗のようだが統率されている。更にコイツらが来た方角は益州の方だ。劉璋軍の兵だろう」
姚伷「劉璋軍か。それにしては少なすぎる。これは、斥候と考えた方が良い。本隊がきたら俺たちだけでは抑えられない」
張嶷「わかっている。すぐに荀彧先生に知らせなければ」
龔皦「そういうことなら俺が行くよ。禄にぃたちは、コイツらを指揮しているやつを頼む」
龔禄「おぅ、伝令は頼んだぜ皦」
龔皦が襄陽に向かってすぐ、一向に戻らないことをおかしいと考えた馬漢は楊懐と高沛を連れて、村へと向かうことにした。
馬漢「アイツらにしては珍しく仕事がおせぇな。様子を見に行くとするか」
楊懐「冷苞はどうする?」
高沛「様子見に行くだけだ寝かせておいて良いだろう」
馬漢「あぁ。概ね良い女でも見つけて先に楽しんでんだろう。すぐに戻るから起こす必要はない」
村についた馬漢は全く気配が無いことに不気味さを感じた。
馬漢「なんだ。これは?略奪している様子がないどころか全く静かなままだ。まずい!これは、計略か。楊懐・高沛、戻。!?」
楊懐「途中でどうした。!?」
高沛「おーい。2人とも首を傾げて、どうしたってんだよ。!?」
3人とも背後から忍び寄る張嶷たちに気付かず。首をポッキリと折られたのである。そして、彼らが来た方角を進み、野営地を見つける張嶷。
張嶷「こんなところに陣を。何人いるかもわからない。このまま、行くのは無謀だな」
冷苞「ふわぁ。馬漢も楊懐も高沛も俺だけを残して、どこ行ったんだ?まさか、自分たちだけ楽しもうとしてんのか?こうしちゃいられねぇ。早くいかねぇと」
張嶷はこの話を聞いて、冷苞の後をつけて村へと戻り、背後から隠密で倒すことにした。
冷苞「やっと追いついたぜ。馬漢・楊懐・高沛、首傾げて、どうしたってんだよ。俺のこと待っててくれたんだな。全く、俺が居ねぇと何もできねぇんだからよ。!?」
張嶷「情報をありがとう。そして、申し訳ない。貴方にも帰りをまたご家族がいたかもしれないと思うと許されないが、こちらとしても譲れないことがある。どうか化けて出ないで貰えるとありがたい」
龔禄「いちいち、手を合わせんな!コイツらはここに攻めてきた敵なんだぞ!」
張嶷「殺したくて殺したわけじゃないからな。一応、手を合わせておかないと、化けて出てこられると怖い」
姚伷「大胆な行動力があり勘という嗅覚が優れているというのに、そういう不確定なものを信じるとは」
張嶷「怖いものは怖いのだから仕方ない。だが、取り敢えず、これで斥候は全滅したはず」
こうして、野盗たちを背後から隠密して仕留めていくというやり方で、壊滅させることで略奪を阻止したのだった。
馬漢「おぅおぅ。真っ暗ですっかり寝静まってらぁ」
冷苞「ヒッヒッヒ。これから略奪されるとも知らずに呑気な事だ」
楊懐「野郎ども。好き勝手、暴れ回って女を拉致してこい」
野盗たち「うおおおおおおおおお。さすがオカシラたちだぜ」
高沛「あかりに松明は忘れんなよ。あっ、盗む前にうっかり燃やすんじゃねぇぞ」
野盗たち「そんなに馬鹿じゃありませんぜ」
略奪の成功は当たり前と考えている野盗であったが、この村には4人の若者が居た。この時は無名も無名。名前も聞いても誰それ?となるがそれらを率いている男は、史実では、南蛮征伐や北伐にて活躍する張嶷と呼ばれる14歳の青年だった。農民として、村で畑を耕しながらヨシカタ塾に通って、武芸と知識を学ぶとても実直な青年だった。彼は、勘と行動力がダントツに優れていた。微かな違和感を感じ、夜襲の匂いを感じた。それゆえ、戦えない村人たちを逃し、戦える者たちを率いて、家の中で息を潜めて待っていた。彼に付き従う3人のうち2人は同い年で、同じくヨシカタ塾で学ぶ同期だったが2人とも家柄は優れていた。1人は名を龔禄といい、父は龔諶といって、太守を務めている武家の出だ。そしてもう1人は、姚伷と言い、家は由緒ある政治家だった。これに龔禄の一歳違いの弟で龔皦という男を加えた4人だ。
龔禄「それにしてもお前に会いにきた日に災難に巻き込まれたもんだ。お前の勘は疑っちゃ居ないが。本当にこの村が襲われるってのか?」
張嶷「あぁ。間違いない。いつもと違う匂いがするんだ。西の方から何かがやってくる匂いが」
姚伷「その曖昧な勘だけで、戦えない者たちを避難させるんですからその行動力には驚かされますよ」
龔皦「禄にぃ、これで来なかったらどうすんだ?」
龔禄「知るか。でも、今までコイツの勘が外れたことはねぇ。なら、俺たちのやることは一つだろ。俺たちだってこの国を守る兵士なんだからよ」
龔皦「まだ、ヨシカタ塾に通ってるってだけの子供だけどな」
張嶷「静かに、馬が駆ける音がする」
龔皦「マジかよ。本当にこの村を襲う輩が現れたってのかよ」
張嶷「入ってきた奴らを息を潜めて確実に倒すんだ。音を聞かれたらダメだ」
龔禄「おぅ」
明かりの消えた村、村人たちはすっかり寝静まっていると考えた馬漢たちは、近くで野営を行っていた。
馬漢「良し、ここで良いだろう。この辺りに陣を張り、一通り事が終わるまで俺たちは待機している。頼んだぞお前たち」
野盗A「お任せくださいオカシラ」
冷苞「まぁ、村人全員寝静まってるだろうし、すぐ呼ばれるだろうけどな。ふわぁ。少し眠いから寝かせてもらうわ」
楊懐「まぁ、買わないも楽な仕事だろ。それよりも楽しみだな。荊州にはどんな女がいるんだろうな。劉璋様に差し出す前に少し楽しめるってのが俺たちの特権だしな」
高沛「まぁ、俺たちが手を出した女は劉璋様に差し出さねぇけどな。殺しちまうし」
馬漢「手を出した女を差し出せるわけないだろ。精神的にもぐちゃぐちゃになってるだろうが」
楊懐「そりゃそうだろ。俺たち全員の相手をさせるわけだからな」
高沛「全く、良い世の中になったよな。何かと煩い法正は蟄居を命じられてよ」
馬漢「違いねぇ」
その頃、野盗たちは部屋の扉を開けて、中に入り、寝ているであろうふっくらとしているところの布をめくり、声を出そうとしたところを組みつかれて、首をゴキッと折られて、音もなく倒れる。
野盗「さーて、寝ているところ失礼しますよ。どんな可愛い女がいるかな。流石裕福な荊州だ。布を深々とかぶって寝てるなんてよ。どれどれ。拝見。!?」
張嶷「お前にも家族がいたのかもしれないのに、いきなり後ろからすまない。しかし、村を襲う者を生かして返すわけにはいかないんだ。化けて出ないでくれよ」
予め、音を消して殺すことを通達していたため。ここに残っていた兵たち皆で協力して、入ってきた奴らを片っ端から隠密で殺していく。
龔禄「まさか、こんなにうまいこと行くなんてな」
張嶷「殺したくはなかったが仕方ない。コイツらのこの服装は、野盗のようだが統率されている。更にコイツらが来た方角は益州の方だ。劉璋軍の兵だろう」
姚伷「劉璋軍か。それにしては少なすぎる。これは、斥候と考えた方が良い。本隊がきたら俺たちだけでは抑えられない」
張嶷「わかっている。すぐに荀彧先生に知らせなければ」
龔皦「そういうことなら俺が行くよ。禄にぃたちは、コイツらを指揮しているやつを頼む」
龔禄「おぅ、伝令は頼んだぜ皦」
龔皦が襄陽に向かってすぐ、一向に戻らないことをおかしいと考えた馬漢は楊懐と高沛を連れて、村へと向かうことにした。
馬漢「アイツらにしては珍しく仕事がおせぇな。様子を見に行くとするか」
楊懐「冷苞はどうする?」
高沛「様子見に行くだけだ寝かせておいて良いだろう」
馬漢「あぁ。概ね良い女でも見つけて先に楽しんでんだろう。すぐに戻るから起こす必要はない」
村についた馬漢は全く気配が無いことに不気味さを感じた。
馬漢「なんだ。これは?略奪している様子がないどころか全く静かなままだ。まずい!これは、計略か。楊懐・高沛、戻。!?」
楊懐「途中でどうした。!?」
高沛「おーい。2人とも首を傾げて、どうしたってんだよ。!?」
3人とも背後から忍び寄る張嶷たちに気付かず。首をポッキリと折られたのである。そして、彼らが来た方角を進み、野営地を見つける張嶷。
張嶷「こんなところに陣を。何人いるかもわからない。このまま、行くのは無謀だな」
冷苞「ふわぁ。馬漢も楊懐も高沛も俺だけを残して、どこ行ったんだ?まさか、自分たちだけ楽しもうとしてんのか?こうしちゃいられねぇ。早くいかねぇと」
張嶷はこの話を聞いて、冷苞の後をつけて村へと戻り、背後から隠密で倒すことにした。
冷苞「やっと追いついたぜ。馬漢・楊懐・高沛、首傾げて、どうしたってんだよ。俺のこと待っててくれたんだな。全く、俺が居ねぇと何もできねぇんだからよ。!?」
張嶷「情報をありがとう。そして、申し訳ない。貴方にも帰りをまたご家族がいたかもしれないと思うと許されないが、こちらとしても譲れないことがある。どうか化けて出ないで貰えるとありがたい」
龔禄「いちいち、手を合わせんな!コイツらはここに攻めてきた敵なんだぞ!」
張嶷「殺したくて殺したわけじゃないからな。一応、手を合わせておかないと、化けて出てこられると怖い」
姚伷「大胆な行動力があり勘という嗅覚が優れているというのに、そういう不確定なものを信じるとは」
張嶷「怖いものは怖いのだから仕方ない。だが、取り敢えず、これで斥候は全滅したはず」
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