223 / 644
4章 三国鼎立
人に非る力を正しく使えなかった男の末路
しおりを挟む
凌操と鄧当に助け出された孫策。鮮血を流して伏した于吉。しかし、操っている于吉が倒れても黄祖たちは、依然として操られたままだった。
甘寧「おいおい、于吉が血を流して倒れたってのに黄祖たちは操られたまんまだぞ」
左慈「どう言うことじゃ?確かに鮮血を流して倒れたはずじゃ。アヤツは、仙人ではない。流石にあの血では生きていられまいはず」
丘の上の様子がなんだかおかしい。
于吉「クックックッ。アヒャヒャヒャヒャ。やれやれ、痛いではないか。じゃが、成功のようじゃ。まさか、こちらの方が先に覚醒するとはな」
???「ここは、何処だ?俺は?誰?何も思い出せない。だが、やるべきことはわかっている。アヤツのせいで再び分かたれたこの国を統一する」
孫策「まさか、覇王の好敵手と呼ばれた。前漢、初代皇帝高祖。またの名を劉邦だと言うのか!」
劉邦「うっ。高祖?劉邦?お前は何を言っている。うぐっ。貴様の中に見えるぞ。微かに宿るアヤツが。戦乱を産む覇王が。貴様はこの手で誅殺してくれる」
于吉「うーむ。強すぎる血ゆえ。制御がままならぬか。いや、切られた傷を呪術で治すために力を使ったせいか。やれやれ困ったわい」
左慈「まさか、あの禁断の降霊の秘術を使ったと言うのか于吉」
于吉「降霊ではない召喚じゃ。劉岱・劉繇に色んな血を混ぜて、どうなるかと思っていたがいやいや完璧ではないか。流石、血の召喚魔術。血の全てを使ってやっとであったがな」
劉邦「貴様は、さっきから煩い奴だ。少し黙っていろ」
于吉「ガハッ。何故、ワシが」
劉邦により貫かれ再び鮮血を流して倒れる于吉。
劉邦「次は貴様だ。項羽」
目の前の男に項羽を重ねた劉邦の次なる標的は孫策だった。
孫策「俺を古の英雄項羽と勘違いしてくれるのは光栄だが。生憎、俺は覇王項羽ではない。俺の名は孫伯符。古の英雄と刃を合わせられる機会をみすみす逃すつもりはない」
劉邦「ほぅ。我に挑むか」
孫策の攻撃で簡単に吹っ飛ばされる劉邦。
劉邦「見事」
孫策「はっ!?嘘だよな。こんなに弱いわけねぇよなぁ。しかも俺は疲労困憊だってのに。嘘だろ嘘だと言ってくれよ」
周瑜「高祖帝は、人徳と優秀な部下たちによって統一した御方だ。統率力と魅力は随一だろうが武力も高かったとは聞いたことがない。そもそも覇王項羽には、幾度も負けている」
劉邦「フハハハハ。やはり強いな。何故、無意味な虐殺をする。恐怖で人は付いてはこない。人徳こそが人を導く光なのだ。そうだ、俺は劉邦。そうかここは俺の時代よりもずっと先の時代なのだな。すまなかった。アヤツの影を身体に宿す青年よ。願わくば、アヤツと同じ道を進まぬことを願うぞ」
孫策「おい待てよ。言うだけ言って消えちまいやがってよ」
劉邦の身体から血が流れ、身体が全て血に変わり、消えてゆく。
于吉「嘘じゃ嘘じゃ嘘じゃ。高祖劉邦がこんなに弱いはずが。やはり、血がダメだったんじゃ。もっと優秀な血であれば」
左慈が白頭に乗り、丘の上に降り立つ。
左慈「万策、尽きたようじゃな于吉よ」
于吉「クハハハハハハ。何を言う。ワシは不死身じゃ。今一度、破れようとも必ず地獄の底から舞い戻ってくれる」
左慈「まだ、そのようなことができると思っているとは」
于吉「アヒャヒャヒャヒャ。貴様に何ができる」
そこに于吉のことをよく知っているあの男が来た。
???「確かに死んだと思っていたかつての兄弟子の気配がしたので来てみれば、生きていたとはのぅ」
于吉「貴様は張角!貴様が俺の掌の上で踊って、殺されていれば、もっと早くこの術が完成していたんじゃ」
張角「そんな死者を冒涜するような術。あってはならんもんじゃ。ましてやそれが我が師匠が太平清領書から編み出した太平要術の応用なら尚更じゃ。今こそ、我が師匠南華仙人様の仇をとらせてもらうぞ」
于吉「アイツの仙術のお陰で、不死身の肉体を手に入れたワシを仙人になりきれぬお前如きがふざけるな」
張角「于吉よ。どうやらお前さんは師匠の悪しきことに使うと身を滅ぼすと言われたことを理解しておらんかったようじゃな。ワシがトドメを刺すまでもなかったようじゃ。己の身体を見てみい」
于吉が視線を身体に移すとそこら中から鮮血が吹き出し、身体の再生が間に合っていなかった。
于吉「なんじゃコレは?身体が崩れてイク。ナゼ、ナゼ、オレガ、ニンゲンをシンカさせるソンザイのオレがァァァァァァァァ」
左慈「哀れなやつよ。小生が介錯してやろうと思うたが貴様は混沌を撒き散らした。その罪を身体で償うが良い」
于吉「サージー・チョーウカーク・シューユー、キサマラはゼッタイにユルサヌーーーーーーーー」
于吉は恨みの言葉を吐きながらその身体はまるで全ての細胞が破壊されたかのように、さらに本来あるはずの骨すら残っていなかった。
周瑜「かつての于吉道士の面影がない。人に非る力は、時としてこうも人を狂わせるのか。呉郡で于吉道士と聞けば、民の病を無料で治し、信奉されていた。その化けの皮がこんなにも醜悪な存在だったとは、俺もすっかり騙されていた。于吉道士が自分からボロを出してくれなければ、俺も騙されたままだっただろう。何はともあれ伯符を助け出すことができて良かった。此度の劉備軍の協力感謝する。約束通り、我らは荊州戦線から撤退する」
孫策「おい公瑾。俺はそんな話、認めねぇぞ」
周瑜「伯符、君は何を言っている。そんな傷だらけで動いて、義姉上をもっと心配させるつもりか?暫くは自宅療養という名の家族に奉仕するのだ」
孫策「ゲッ大喬のやつ。そんなに怒ってんのか?」
周瑜「怒り半分。心配半分ってところでしょうか」
孫策「それはまずい。劉備軍、助けられた借りは、荊州戦線から身を引くことでチャラだからな」
左慈「うむ。小生がその言葉の承認となろう」
周瑜「では、我々はこれにて失礼する」
孫策軍が呉郡へと撤退し、于吉が死に黄祖たちにかけられていた于吉の術が解けるのだった。
甘寧「おいおい、于吉が血を流して倒れたってのに黄祖たちは操られたまんまだぞ」
左慈「どう言うことじゃ?確かに鮮血を流して倒れたはずじゃ。アヤツは、仙人ではない。流石にあの血では生きていられまいはず」
丘の上の様子がなんだかおかしい。
于吉「クックックッ。アヒャヒャヒャヒャ。やれやれ、痛いではないか。じゃが、成功のようじゃ。まさか、こちらの方が先に覚醒するとはな」
???「ここは、何処だ?俺は?誰?何も思い出せない。だが、やるべきことはわかっている。アヤツのせいで再び分かたれたこの国を統一する」
孫策「まさか、覇王の好敵手と呼ばれた。前漢、初代皇帝高祖。またの名を劉邦だと言うのか!」
劉邦「うっ。高祖?劉邦?お前は何を言っている。うぐっ。貴様の中に見えるぞ。微かに宿るアヤツが。戦乱を産む覇王が。貴様はこの手で誅殺してくれる」
于吉「うーむ。強すぎる血ゆえ。制御がままならぬか。いや、切られた傷を呪術で治すために力を使ったせいか。やれやれ困ったわい」
左慈「まさか、あの禁断の降霊の秘術を使ったと言うのか于吉」
于吉「降霊ではない召喚じゃ。劉岱・劉繇に色んな血を混ぜて、どうなるかと思っていたがいやいや完璧ではないか。流石、血の召喚魔術。血の全てを使ってやっとであったがな」
劉邦「貴様は、さっきから煩い奴だ。少し黙っていろ」
于吉「ガハッ。何故、ワシが」
劉邦により貫かれ再び鮮血を流して倒れる于吉。
劉邦「次は貴様だ。項羽」
目の前の男に項羽を重ねた劉邦の次なる標的は孫策だった。
孫策「俺を古の英雄項羽と勘違いしてくれるのは光栄だが。生憎、俺は覇王項羽ではない。俺の名は孫伯符。古の英雄と刃を合わせられる機会をみすみす逃すつもりはない」
劉邦「ほぅ。我に挑むか」
孫策の攻撃で簡単に吹っ飛ばされる劉邦。
劉邦「見事」
孫策「はっ!?嘘だよな。こんなに弱いわけねぇよなぁ。しかも俺は疲労困憊だってのに。嘘だろ嘘だと言ってくれよ」
周瑜「高祖帝は、人徳と優秀な部下たちによって統一した御方だ。統率力と魅力は随一だろうが武力も高かったとは聞いたことがない。そもそも覇王項羽には、幾度も負けている」
劉邦「フハハハハ。やはり強いな。何故、無意味な虐殺をする。恐怖で人は付いてはこない。人徳こそが人を導く光なのだ。そうだ、俺は劉邦。そうかここは俺の時代よりもずっと先の時代なのだな。すまなかった。アヤツの影を身体に宿す青年よ。願わくば、アヤツと同じ道を進まぬことを願うぞ」
孫策「おい待てよ。言うだけ言って消えちまいやがってよ」
劉邦の身体から血が流れ、身体が全て血に変わり、消えてゆく。
于吉「嘘じゃ嘘じゃ嘘じゃ。高祖劉邦がこんなに弱いはずが。やはり、血がダメだったんじゃ。もっと優秀な血であれば」
左慈が白頭に乗り、丘の上に降り立つ。
左慈「万策、尽きたようじゃな于吉よ」
于吉「クハハハハハハ。何を言う。ワシは不死身じゃ。今一度、破れようとも必ず地獄の底から舞い戻ってくれる」
左慈「まだ、そのようなことができると思っているとは」
于吉「アヒャヒャヒャヒャ。貴様に何ができる」
そこに于吉のことをよく知っているあの男が来た。
???「確かに死んだと思っていたかつての兄弟子の気配がしたので来てみれば、生きていたとはのぅ」
于吉「貴様は張角!貴様が俺の掌の上で踊って、殺されていれば、もっと早くこの術が完成していたんじゃ」
張角「そんな死者を冒涜するような術。あってはならんもんじゃ。ましてやそれが我が師匠が太平清領書から編み出した太平要術の応用なら尚更じゃ。今こそ、我が師匠南華仙人様の仇をとらせてもらうぞ」
于吉「アイツの仙術のお陰で、不死身の肉体を手に入れたワシを仙人になりきれぬお前如きがふざけるな」
張角「于吉よ。どうやらお前さんは師匠の悪しきことに使うと身を滅ぼすと言われたことを理解しておらんかったようじゃな。ワシがトドメを刺すまでもなかったようじゃ。己の身体を見てみい」
于吉が視線を身体に移すとそこら中から鮮血が吹き出し、身体の再生が間に合っていなかった。
于吉「なんじゃコレは?身体が崩れてイク。ナゼ、ナゼ、オレガ、ニンゲンをシンカさせるソンザイのオレがァァァァァァァァ」
左慈「哀れなやつよ。小生が介錯してやろうと思うたが貴様は混沌を撒き散らした。その罪を身体で償うが良い」
于吉「サージー・チョーウカーク・シューユー、キサマラはゼッタイにユルサヌーーーーーーーー」
于吉は恨みの言葉を吐きながらその身体はまるで全ての細胞が破壊されたかのように、さらに本来あるはずの骨すら残っていなかった。
周瑜「かつての于吉道士の面影がない。人に非る力は、時としてこうも人を狂わせるのか。呉郡で于吉道士と聞けば、民の病を無料で治し、信奉されていた。その化けの皮がこんなにも醜悪な存在だったとは、俺もすっかり騙されていた。于吉道士が自分からボロを出してくれなければ、俺も騙されたままだっただろう。何はともあれ伯符を助け出すことができて良かった。此度の劉備軍の協力感謝する。約束通り、我らは荊州戦線から撤退する」
孫策「おい公瑾。俺はそんな話、認めねぇぞ」
周瑜「伯符、君は何を言っている。そんな傷だらけで動いて、義姉上をもっと心配させるつもりか?暫くは自宅療養という名の家族に奉仕するのだ」
孫策「ゲッ大喬のやつ。そんなに怒ってんのか?」
周瑜「怒り半分。心配半分ってところでしょうか」
孫策「それはまずい。劉備軍、助けられた借りは、荊州戦線から身を引くことでチャラだからな」
左慈「うむ。小生がその言葉の承認となろう」
周瑜「では、我々はこれにて失礼する」
孫策軍が呉郡へと撤退し、于吉が死に黄祖たちにかけられていた于吉の術が解けるのだった。
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

えっ俺が憧れの劉備玄徳の実の弟!兄上に天下を取らせるため尽力します。補足説明と登場人物の設定資料
揚惇命
SF
『えっ俺が憧れの劉備玄徳の実の弟!兄上に天下を取らせるため尽力します。』という作品の世界観の説明補足と各勢力の登場人物の設定資料となります。
本編のネタバレを含むため本編を読んでからお読みください。
※小説家になろう様・カクヨム様でも掲載しています。
続・歴史改変戦記「北のまほろば」
高木一優
SF
この物語は『歴史改変戦記「信長、中国を攻めるってよ」』の続編になります。正編のあらすじは序章で説明されますので、続編から読み始めても問題ありません。
タイム・マシンが実用化された近未来、歴史学者である私の論文が中国政府に採用され歴史改変実験「碧海作戦」が発動される。私の秘書官・戸部典子は歴女の知識を活用して戦国武将たちを支援する。歴史改変により織田信長は中国本土に攻め入り中華帝国を築き上げたのだが、日本国は帝国に飲み込まれて消滅してしまった。信長の中華帝国は殷賑を極め、世界の富を集める経済大国へと成長する。やがて西欧の勢力が帝国を襲い、私と戸部典子は真田信繁と伊達政宗を助けて西欧艦隊の攻撃を退け、ローマ教皇の領土的野心を砕く。平和が訪れたのもつかの間、十七世紀の帝国の北方では再び戦乱が巻き起ころうとしていた。歴史を思考実験するポリティカル歴史改変コメディー。

メトロポリス社へようこそ! ~「役立たずだ」とクビにされたおっさんの就職先は大企業の宇宙船を守る護衛官でした~
アンジェロ岩井
SF
「えっ、クビですか?」
中企業アナハイニム社の事務課に勤める大津修也(おおつしゅうや)は会社の都合によってクビを切られてしまう。
ろくなスキルも身に付けていない修也にとって再転職は絶望的だと思われたが、大企業『メトロポリス』からの使者が現れた。
『メトロポリス』からの使者によれば自身の商品を宇宙の植民星に運ぶ際に宇宙生物に襲われるという事態が幾度も発生しており、そのための護衛役として会社の顧問役である人工頭脳『マリア』が護衛役を務める適任者として選び出したのだという。
宇宙生物との戦いに用いるロトワングというパワードスーツには適性があり、その適性が見出されたのが大津修也だ。
大津にとっては他に就職の選択肢がなかったので『メトロポリス』からの選択肢を受けざるを得なかった。
『メトロポリス』の宇宙船に乗り込み、宇宙生物との戦いに明け暮れる中で、彼は護衛アンドロイドであるシュウジとサヤカと共に過ごし、絆を育んでいくうちに地球上にてアンドロイドが使用人としての扱いしか受けていないことを思い出す。
修也は戦いの中でアンドロイドと人間が対等な関係を築き、共存を行うことができればいいと考えたが、『メトロポリス』では修也とは対照的に人類との共存ではなく支配という名目で動き出そうとしていた。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる