210 / 210
1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう
チュートリアルの終わり
しおりを挟む
直未が話し始める。
「成程、羽陽音お嬢様のお話を聞いて合点が行きました。娘とやっている旦那を見て、頭に血が登った私は、その現場に踏み込んで、怒鳴り散らしました。すると娘が妖艶な笑みを浮かべて、旦那に何かを囁いた後から記憶がありません。恐らく、その時にそのデーモンズフロンティア?でしたかの世界に囚われたのでしょう」
惜しい少し違う正しくは、デモンズフロンティアだ。
「そしてゴーストの姿になっていたと?」
「ゴースト?あぁ、あの霊体みたいなものですか?楽しかったです。御主人様のあらゆるところをペタペタと触ってイタズラするのは、クスクス」
「あの世界で、看護師ですとか20歳超えてるんですとか言ってましたが、どうして記憶が?」
「あら、そうですわね。ハッキリと自分のことを思い出したのは、御主人様とやってからなのですがあの光を受けてから、うつらうつらと思い出した感じですわね~」
「成程」
「それにしてもまさか御主人様が旦那の御友人である。いえ、旦那に嵌められたのでしたわね。桶階作斗さんの息子さんだったなんて、あっこのままでは未智さんの身が危ないかもしれません!」
未智と聞き話を聞いていた母さんが詰め寄る。
「それは、どういうことかしら?未智が何処にいるか知ってるなら吐きなさい!」
「話します話しますから!未智さんは、旦那が作った培養液の中に閉じ込められているのです。その培養液は、その人の過去の記憶を消し去り、記憶だけを産まれたままの状態にする恐ろしい機械なんです。あれで、脳を溶けさせられ、何人も旦那の女になりました。このままでは未智さんも。あの人は精神力が高いらしく培養液に16年浸らせても記憶が抜け落ちていないと旦那が舌打ちしていました」
「それが本当ならこうしていられない。すぐに警察に届けて、未智を助けないと!」
「無駄です。貞朝は警察とも癒着しています。恐らく話をすれば、そこから足がつくことでしょう。今は未智叔母様の精神力を信じるしかありません」
今回は色々と新情報がわかる収穫があった。1つは、産みの母さんは、危険な状態だけど生きていること。2つは、御離羅貞朝の妻の1人を籠絡できたこと。でもこのまま返すわけにはいかないんだよな。スパイとして働いてもらいたかったんだけど。どうして無事なのか根掘り葉掘り聞かれると僕の能力に辿り着かれてしまうかもしれない。今のところ御離羅貞朝が僕を狙うのはあくまでも麻弥と春香から譲渡されたfrontier社の株式を奪うことなんだ。だから、この切傷治未さんを風呂階家の使用人ではなく僕専属の使用人として雇うこととなった。これで、学校でまた虐められることになってもまともな治療は受けられそうだ。この近くの病院は御離羅家の影響力が強く門前払いだったからな。やっと見つけた闇医者に手当てしてもらうったりで当然保険は効かないので、高額の値段を払っていた。聞くところによると治未さんは医療行為の許されている看護師さんなんだそうだ。それって医者なんじゃないだろうか?本人は看護師ですと頑なだけど。そして、僕は今麻弥と春香にせがまれて、僕だけのナビゲーターであるアイリィンを呼び出したのだが。
「ホッホッホ。ようこそデモンズフロンティアの世界へ。初めましてかの。ウェルカムボーナスをくれてしんぜよう。この資金を好きに使って、この世界を楽しむのじゃぞ」
見慣れない紳士服を着たオッサンにそう言われた。
「ほら、やっぱり一緒じゃん。ナビゲーターって言えば、このお爺さんだよ」
「フグオ君だけ可愛い女の子とかあるわけないじゃん」
「いや、でも、何で?」
「そう断言するのは早くない?だって、このお爺さんは、フグオに初めてあったかのようなそぶりで当たり前のようにウェルカムボーナスをくれたんだよ。それって何かおかしくない?考えられるとしたらフグオのだけ何かしらの細工がかかっていて、それが解かれたって可能性が高いんじゃないかな」
この世界では見た目は脳筋の戦士だが現実世界では、学年トップの秀才であるナナがクールに分析した。そう、これは僕のチュートリアルが今、終わりを迎えたということだった。
---------------
標高10000Mと名高い山の頂上にギルド総本山は存在する。その神秘の間に鎮座する女神像が突如として光輝く。
「ようやくおかえりになられましたのね。我らが女神アイリーン様」
「えぇ、長い間、苦労をかけましたね。トップオブマスターエンジェル」
「いえ、女神様から言われた通り、サダトーモ財団の調査は滞りなく、その過程で、サダトーモの要請に従いフグオ討伐の詔も発布しました。ですが、我らの忠実な配下であるウェポンズマスターにだけは、真実を話し秘密裏にフグオの力となるように命じました。ですがどうして、ギルド全体にあのような命令を?」
「それは、ギルドマスターの中にサダトーモと内通する裏切り者が居るからです」
「まさか、そのようなこと」
「信じられないのも無理はないでしょう。ですが私が信じられるのは、私が直々に洗礼を与えた貴方とウェポンズマスターのみ。くれぐれもフグオのことを頼みましたよ」
そう言って、また光が消え元の女神像へと戻る。
「またお眠りになられてしまったのですね。必ずや我らが御当主様のお命は御守りいたします。未智様」
----------------
frontier社の執務室では、御離羅貞朝がまた消えた人間に対して、焦っていた。
「頑丈な扉を開けた形跡もなくまた1人消えただと。どうなっている?」
そこに血相を変えて、入ってくる御離羅貞朝の娘、毱。
「あのクソ女が消えました」
「直未が消えた?確かなのか毱?」
「はい。薬漬けにして、デモンズフロンティアの世界で、脳を破壊して、処理するつもりだったのですが、申し訳ありませんお父様。どうか私に罰を罰をお与えください」
「いや、罰は与えん。Mのお前にとっては罰にならんからな。お前にはフグオを殺せと命じたであろう。それが達成されるまでお前の喜ぶことはせんよ。とっとと、殺してくるのだ。わかったな」
「はい。お父様、あのクソ女もフグオも必ず私の手で殺します」
そう言って、出ていく毱。
「よりにもよって閉じ込めた女どもを解放してくれよって、しかし、ずっと前に羽陽音お嬢様が解放されたにしては、動きは鈍い。やはり、会長夫妻が居なければ、脅威にはならんということか。しかし、奴らはどうやって、あの地下からワシの新たな雌奴隷予備軍を盗みだしている?やり方がわからん以上、警戒するしかないのだが誰か入ればすぐに分かるトラップや身体を一瞬で焼く赤外線を張り巡らせたにもかかわらず消えた。これは一体どういうことか?そして消えた直未。アイツには1番知られてはまずいことを一つ知られている。こんなことならあの時、なりふり構わず殺しておくのだった。まぁ未智のことがバレていたとしても。行動は起こせぬはずだ。羽陽音という女は、会長夫妻と違い慎重派だからな。何、全てフグオという男を殺せば済む。ワシの勘だがな。アイツが現れてからワシの計画に狂いが生じたのだ。司・嵩・毱だけでは、心許ないか。まぁ良い手駒は、山のようにいるのだからな」
-----------------
チュートリアルが終わって、フグオはこれからどうなっていくのだろうか?2部へと続く。
「成程、羽陽音お嬢様のお話を聞いて合点が行きました。娘とやっている旦那を見て、頭に血が登った私は、その現場に踏み込んで、怒鳴り散らしました。すると娘が妖艶な笑みを浮かべて、旦那に何かを囁いた後から記憶がありません。恐らく、その時にそのデーモンズフロンティア?でしたかの世界に囚われたのでしょう」
惜しい少し違う正しくは、デモンズフロンティアだ。
「そしてゴーストの姿になっていたと?」
「ゴースト?あぁ、あの霊体みたいなものですか?楽しかったです。御主人様のあらゆるところをペタペタと触ってイタズラするのは、クスクス」
「あの世界で、看護師ですとか20歳超えてるんですとか言ってましたが、どうして記憶が?」
「あら、そうですわね。ハッキリと自分のことを思い出したのは、御主人様とやってからなのですがあの光を受けてから、うつらうつらと思い出した感じですわね~」
「成程」
「それにしてもまさか御主人様が旦那の御友人である。いえ、旦那に嵌められたのでしたわね。桶階作斗さんの息子さんだったなんて、あっこのままでは未智さんの身が危ないかもしれません!」
未智と聞き話を聞いていた母さんが詰め寄る。
「それは、どういうことかしら?未智が何処にいるか知ってるなら吐きなさい!」
「話します話しますから!未智さんは、旦那が作った培養液の中に閉じ込められているのです。その培養液は、その人の過去の記憶を消し去り、記憶だけを産まれたままの状態にする恐ろしい機械なんです。あれで、脳を溶けさせられ、何人も旦那の女になりました。このままでは未智さんも。あの人は精神力が高いらしく培養液に16年浸らせても記憶が抜け落ちていないと旦那が舌打ちしていました」
「それが本当ならこうしていられない。すぐに警察に届けて、未智を助けないと!」
「無駄です。貞朝は警察とも癒着しています。恐らく話をすれば、そこから足がつくことでしょう。今は未智叔母様の精神力を信じるしかありません」
今回は色々と新情報がわかる収穫があった。1つは、産みの母さんは、危険な状態だけど生きていること。2つは、御離羅貞朝の妻の1人を籠絡できたこと。でもこのまま返すわけにはいかないんだよな。スパイとして働いてもらいたかったんだけど。どうして無事なのか根掘り葉掘り聞かれると僕の能力に辿り着かれてしまうかもしれない。今のところ御離羅貞朝が僕を狙うのはあくまでも麻弥と春香から譲渡されたfrontier社の株式を奪うことなんだ。だから、この切傷治未さんを風呂階家の使用人ではなく僕専属の使用人として雇うこととなった。これで、学校でまた虐められることになってもまともな治療は受けられそうだ。この近くの病院は御離羅家の影響力が強く門前払いだったからな。やっと見つけた闇医者に手当てしてもらうったりで当然保険は効かないので、高額の値段を払っていた。聞くところによると治未さんは医療行為の許されている看護師さんなんだそうだ。それって医者なんじゃないだろうか?本人は看護師ですと頑なだけど。そして、僕は今麻弥と春香にせがまれて、僕だけのナビゲーターであるアイリィンを呼び出したのだが。
「ホッホッホ。ようこそデモンズフロンティアの世界へ。初めましてかの。ウェルカムボーナスをくれてしんぜよう。この資金を好きに使って、この世界を楽しむのじゃぞ」
見慣れない紳士服を着たオッサンにそう言われた。
「ほら、やっぱり一緒じゃん。ナビゲーターって言えば、このお爺さんだよ」
「フグオ君だけ可愛い女の子とかあるわけないじゃん」
「いや、でも、何で?」
「そう断言するのは早くない?だって、このお爺さんは、フグオに初めてあったかのようなそぶりで当たり前のようにウェルカムボーナスをくれたんだよ。それって何かおかしくない?考えられるとしたらフグオのだけ何かしらの細工がかかっていて、それが解かれたって可能性が高いんじゃないかな」
この世界では見た目は脳筋の戦士だが現実世界では、学年トップの秀才であるナナがクールに分析した。そう、これは僕のチュートリアルが今、終わりを迎えたということだった。
---------------
標高10000Mと名高い山の頂上にギルド総本山は存在する。その神秘の間に鎮座する女神像が突如として光輝く。
「ようやくおかえりになられましたのね。我らが女神アイリーン様」
「えぇ、長い間、苦労をかけましたね。トップオブマスターエンジェル」
「いえ、女神様から言われた通り、サダトーモ財団の調査は滞りなく、その過程で、サダトーモの要請に従いフグオ討伐の詔も発布しました。ですが、我らの忠実な配下であるウェポンズマスターにだけは、真実を話し秘密裏にフグオの力となるように命じました。ですがどうして、ギルド全体にあのような命令を?」
「それは、ギルドマスターの中にサダトーモと内通する裏切り者が居るからです」
「まさか、そのようなこと」
「信じられないのも無理はないでしょう。ですが私が信じられるのは、私が直々に洗礼を与えた貴方とウェポンズマスターのみ。くれぐれもフグオのことを頼みましたよ」
そう言って、また光が消え元の女神像へと戻る。
「またお眠りになられてしまったのですね。必ずや我らが御当主様のお命は御守りいたします。未智様」
----------------
frontier社の執務室では、御離羅貞朝がまた消えた人間に対して、焦っていた。
「頑丈な扉を開けた形跡もなくまた1人消えただと。どうなっている?」
そこに血相を変えて、入ってくる御離羅貞朝の娘、毱。
「あのクソ女が消えました」
「直未が消えた?確かなのか毱?」
「はい。薬漬けにして、デモンズフロンティアの世界で、脳を破壊して、処理するつもりだったのですが、申し訳ありませんお父様。どうか私に罰を罰をお与えください」
「いや、罰は与えん。Mのお前にとっては罰にならんからな。お前にはフグオを殺せと命じたであろう。それが達成されるまでお前の喜ぶことはせんよ。とっとと、殺してくるのだ。わかったな」
「はい。お父様、あのクソ女もフグオも必ず私の手で殺します」
そう言って、出ていく毱。
「よりにもよって閉じ込めた女どもを解放してくれよって、しかし、ずっと前に羽陽音お嬢様が解放されたにしては、動きは鈍い。やはり、会長夫妻が居なければ、脅威にはならんということか。しかし、奴らはどうやって、あの地下からワシの新たな雌奴隷予備軍を盗みだしている?やり方がわからん以上、警戒するしかないのだが誰か入ればすぐに分かるトラップや身体を一瞬で焼く赤外線を張り巡らせたにもかかわらず消えた。これは一体どういうことか?そして消えた直未。アイツには1番知られてはまずいことを一つ知られている。こんなことならあの時、なりふり構わず殺しておくのだった。まぁ未智のことがバレていたとしても。行動は起こせぬはずだ。羽陽音という女は、会長夫妻と違い慎重派だからな。何、全てフグオという男を殺せば済む。ワシの勘だがな。アイツが現れてからワシの計画に狂いが生じたのだ。司・嵩・毱だけでは、心許ないか。まぁ良い手駒は、山のようにいるのだからな」
-----------------
チュートリアルが終わって、フグオはこれからどうなっていくのだろうか?2部へと続く。
0
お気に入りに追加
34
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

ブラックギルドマスターへ、社畜以下の道具として扱ってくれてあざーす!お陰で転職した俺は初日にSランクハンターに成り上がりました!
仁徳
ファンタジー
あらすじ
リュシアン・プライムはブラックハンターギルドの一員だった。
彼はギルドマスターやギルド仲間から、常人ではこなせない量の依頼を押し付けられていたが、夜遅くまで働くことで全ての依頼を一日で終わらせていた。
ある日、リュシアンは仲間の罠に嵌められ、依頼を終わらせることができなかった。その一度の失敗をきっかけに、ギルドマスターから無能ハンターの烙印を押され、クビになる。
途方に暮れていると、モンスターに襲われている女性を彼は見つけてしまう。
ハンターとして襲われている人を見過ごせないリュシアンは、モンスターから女性を守った。
彼は助けた女性が、隣町にあるハンターギルドのギルドマスターであることを知る。
リュシアンの才能に目をつけたギルドマスターは、彼をスカウトした。
一方ブラックギルドでは、リュシアンがいないことで依頼達成の効率が悪くなり、依頼は溜まっていく一方だった。ついにブラックギルドは町の住民たちからのクレームなどが殺到して町民たちから見放されることになる。
そんな彼らに反してリュシアンは新しい職場、新しい仲間と出会い、ブッラックギルドの経験を活かして最速でギルドランキング一位を獲得し、ギルドマスターや町の住民たちから一目置かれるようになった。
これはブラックな環境で働いていた主人公が一人の女性を助けたことがきっかけで人生が一変し、ホワイトなギルド環境で最強、無双、ときどきスローライフをしていく物語!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる