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1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう
キリリの行動に驚く
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まるで今目覚めたかのような感じで、僕のことを見つめる女性。マミーとなっていた風呂階家の使用人の1人でパピィのボディガードをしているキリリだ。
「ふわぁ。よく寝たな。ん?なんだこれ?キモチイイじゃねぇか。へぇ~、お前良いもん持ってるじゃねぇか。成程、成程、アタイを拉致してこういうことをするのが目的だったわけか。まぁ嫌いじゃねぇぜ。でもよ。そういうことするってことは搾り取られる覚悟もあるって事だよな」
まるでマミーの時とは打って変わって高圧的な口調で、僕の息子を攻め立てるキリリ。周りもその光景に驚いて、何もできない。パピィが止めに入るまでの間に僕は20発は抜かれた。
「おいおいだらしねぇな。その程度か。レイプ犯さんよぉ。じゃあ、そろそろ死んでもらうか。アタイに手を出したことを後悔して死んで行きな!」
「お待ちなさいキリリ!」
その言葉を聞いてキリリが止めて、声のした方を向いて驚く。
「羽陽音様?どうしてこちらに、まさか羽陽音様までこの男に拉致されたのですか?だとしたらやはりこの男は、殺さねばなりません!」
口調は荒々しいが仕えている相手との会話ゆえ、礼儀正しい感じだ。
「キリリ、誤解です。その方は、魔物に変えられていた私たちを救ってくださった勇者様です。この世界はデモンズフロンティアの世界なのです」
「なんですと!?確かにこの姿、見覚えあると思ったらアタイのデモンズフロンティアでの姿、ガーディアンナイトだったわ。アハハハハ。こりゃ失礼したね。まさか魔物に変えられてるとは思わなかったからさ。成程、君が助けてくれたと。もしかして羽陽音様も?」
パラディンナイトだって!?デモンズフロンティアの世界における最上級職の一つだ。仲間を守るスキルだけでなく回復魔法も覚え、光魔法も使いこなせるのだ。
「えぇ」
「成程成程、こりゃ命の恩人をアタイは殺してしまうところだったね。でも、女性にいきなりあんなものを突っ込むのは感心できないねぇ。その辺りの説明をしてもらおうじゃないか」
僕は終始キリリさんに気圧されて、事の次第を語る。
「成程ねぇ。君のその男の種とやらに浄化する成分みたいなのが含まれていて、それを経口接種させる必要があると。それなら口からで良いんじゃないかい?大事なところに強引にあんなこと。まぁアタイは気持ちよかったけどさ。アンタのは大きくて良いところに当たるからね」
「確かに口からでも良いのだ。でもより浄化を高めるためには、大事なところで受け止める方が良いのだ。それが確実なのだ。妊娠の心配をしてるならその心配は無いのだ。あくまで浄化なのだ」
マリンが僕の説明不足を補うように話す。
「うおっスライムが喋ってる!?成程、人が魔物に変えられていない場合は、こんな感じで人外娘に変わるってことかい。こりゃたまげたね。で、どうして口からじゃなくて下からの方が浄化が高まると断定できるんだい?」
「口からの後、マスターと夜伽で結ばれたらもっと流暢に話せるようになってた仲間もいるのだ。そのことから踏まえて、口からよりも下からの方がより浄化の力が高まると考えられるのだ」
「成程ねぇ。まぁ実例があるのなら疑う余地は無いね。ん?ちょっと待ちな。アタイは拉致られる前、瑠留と一緒にいたんだけどさ。アイツはどうしたんだい?」
「それなら一足先に元に戻って、屋敷に戻っていますわ」
「あの大の男嫌いにもこれやったんだよな?」
「口からだけど」
「今聞き捨てならない言葉が聞こえたねぇ。口からでもアタイたちなら元に戻せるんじゃないのかい?」
「うっ」
魅力的過ぎてやりたかったとは言えない。
「その顔でわかったよ。それだけアタイの身体が魅力的だったって事かい。アッハッハッハ。瑠留の奴は、そういう面では確かに貧相だもんな」
「はい。その通りです」
「素直でよろしい。まぁ、アタイも気持ちよかったしな。この件はこれで流してやる。今後は気をつけな」
「心しておきます」
僕は終始気圧されて、そういうのがやっとだった。
「それにしても、自分が情けないよ。拉致られて、この世界に閉じ込められて魔物に変えられてるなんてさ。一歩間違えてたら討伐されてたわけだろ。こんなことした奴のことは許せないね。羽陽音様がこちらに来る時は是非呼んでくれ。手を貸してやるからさ」
「心強いです」
「何ビビってんだよ!アッチは男らしいのに、こっちはナヨナヨしてんだな。もう1発、抜いてやろうか?」
「えっ!?良いんですか!」
「どんだけ期待してんだよ!良いぜ。もう20回も抜いてやってんだ。今更、後何回か増えようが問題ねぇよ」
その言葉に甘えて、色々なところで搾り取ってもらった僕を見て、呆れているマヤとハルとナナ。
「フグオ、そんなに気持ちいいんだ?私たちよりも。へぇ、そうなんだ」
「フグオ君、酷い!そんな女に現を抜かすなんて、確かに筋肉があって、締め付けも段違いで気持ちいいのかも知らないけど、こんなのダメー」
「フグオ、現実世界に帰ったら覚悟してね。あの女が抜いた倍は抜いてあげるからさ」
「待って待って待って、そんな顔してそんなこと言わないで」
「アッハッハッハ。嫉妬されるのも悪くないねぇ」
この後、現実世界に帰って、足腰が立たなくなるまで、ナナに搾り取られて、マヤとハルに徹底的に焦らされて虐められたのは言うまでもない。
「ふわぁ。よく寝たな。ん?なんだこれ?キモチイイじゃねぇか。へぇ~、お前良いもん持ってるじゃねぇか。成程、成程、アタイを拉致してこういうことをするのが目的だったわけか。まぁ嫌いじゃねぇぜ。でもよ。そういうことするってことは搾り取られる覚悟もあるって事だよな」
まるでマミーの時とは打って変わって高圧的な口調で、僕の息子を攻め立てるキリリ。周りもその光景に驚いて、何もできない。パピィが止めに入るまでの間に僕は20発は抜かれた。
「おいおいだらしねぇな。その程度か。レイプ犯さんよぉ。じゃあ、そろそろ死んでもらうか。アタイに手を出したことを後悔して死んで行きな!」
「お待ちなさいキリリ!」
その言葉を聞いてキリリが止めて、声のした方を向いて驚く。
「羽陽音様?どうしてこちらに、まさか羽陽音様までこの男に拉致されたのですか?だとしたらやはりこの男は、殺さねばなりません!」
口調は荒々しいが仕えている相手との会話ゆえ、礼儀正しい感じだ。
「キリリ、誤解です。その方は、魔物に変えられていた私たちを救ってくださった勇者様です。この世界はデモンズフロンティアの世界なのです」
「なんですと!?確かにこの姿、見覚えあると思ったらアタイのデモンズフロンティアでの姿、ガーディアンナイトだったわ。アハハハハ。こりゃ失礼したね。まさか魔物に変えられてるとは思わなかったからさ。成程、君が助けてくれたと。もしかして羽陽音様も?」
パラディンナイトだって!?デモンズフロンティアの世界における最上級職の一つだ。仲間を守るスキルだけでなく回復魔法も覚え、光魔法も使いこなせるのだ。
「えぇ」
「成程成程、こりゃ命の恩人をアタイは殺してしまうところだったね。でも、女性にいきなりあんなものを突っ込むのは感心できないねぇ。その辺りの説明をしてもらおうじゃないか」
僕は終始キリリさんに気圧されて、事の次第を語る。
「成程ねぇ。君のその男の種とやらに浄化する成分みたいなのが含まれていて、それを経口接種させる必要があると。それなら口からで良いんじゃないかい?大事なところに強引にあんなこと。まぁアタイは気持ちよかったけどさ。アンタのは大きくて良いところに当たるからね」
「確かに口からでも良いのだ。でもより浄化を高めるためには、大事なところで受け止める方が良いのだ。それが確実なのだ。妊娠の心配をしてるならその心配は無いのだ。あくまで浄化なのだ」
マリンが僕の説明不足を補うように話す。
「うおっスライムが喋ってる!?成程、人が魔物に変えられていない場合は、こんな感じで人外娘に変わるってことかい。こりゃたまげたね。で、どうして口からじゃなくて下からの方が浄化が高まると断定できるんだい?」
「口からの後、マスターと夜伽で結ばれたらもっと流暢に話せるようになってた仲間もいるのだ。そのことから踏まえて、口からよりも下からの方がより浄化の力が高まると考えられるのだ」
「成程ねぇ。まぁ実例があるのなら疑う余地は無いね。ん?ちょっと待ちな。アタイは拉致られる前、瑠留と一緒にいたんだけどさ。アイツはどうしたんだい?」
「それなら一足先に元に戻って、屋敷に戻っていますわ」
「あの大の男嫌いにもこれやったんだよな?」
「口からだけど」
「今聞き捨てならない言葉が聞こえたねぇ。口からでもアタイたちなら元に戻せるんじゃないのかい?」
「うっ」
魅力的過ぎてやりたかったとは言えない。
「その顔でわかったよ。それだけアタイの身体が魅力的だったって事かい。アッハッハッハ。瑠留の奴は、そういう面では確かに貧相だもんな」
「はい。その通りです」
「素直でよろしい。まぁ、アタイも気持ちよかったしな。この件はこれで流してやる。今後は気をつけな」
「心しておきます」
僕は終始気圧されて、そういうのがやっとだった。
「それにしても、自分が情けないよ。拉致られて、この世界に閉じ込められて魔物に変えられてるなんてさ。一歩間違えてたら討伐されてたわけだろ。こんなことした奴のことは許せないね。羽陽音様がこちらに来る時は是非呼んでくれ。手を貸してやるからさ」
「心強いです」
「何ビビってんだよ!アッチは男らしいのに、こっちはナヨナヨしてんだな。もう1発、抜いてやろうか?」
「えっ!?良いんですか!」
「どんだけ期待してんだよ!良いぜ。もう20回も抜いてやってんだ。今更、後何回か増えようが問題ねぇよ」
その言葉に甘えて、色々なところで搾り取ってもらった僕を見て、呆れているマヤとハルとナナ。
「フグオ、そんなに気持ちいいんだ?私たちよりも。へぇ、そうなんだ」
「フグオ君、酷い!そんな女に現を抜かすなんて、確かに筋肉があって、締め付けも段違いで気持ちいいのかも知らないけど、こんなのダメー」
「フグオ、現実世界に帰ったら覚悟してね。あの女が抜いた倍は抜いてあげるからさ」
「待って待って待って、そんな顔してそんなこと言わないで」
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