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1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう
試してみたいこととは
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バナンキーの提案により、暫くバナンキーと夜を共にすることになった。
「マスター、アタイの我儘に付き合わせてしまってすまない」
「気にしないでよ。僕も試してみたかったことがあるんだから。先ずは、これを飲んでみて」
俺はそういうと本物のバナテインを取り出した。
「これを飲めって?まぁ、マスターが言うなら飲むけどさ。アタイは、マスターのバナテインが欲しいんだよ。ゴクッゴクッ。なんだよ。これまずいなぁ」
「やっぱりか」
本物のバナテインをまずいというバナンキーを見て、やっぱりなと思った。バナンキーの中で、俺の下半身から出る白いものがバナテインという認識になってる。だから今まで飲んでたはずのバナテインをまずいと言ったのだ。餌付けのスキルとは、そいつの好物と俺の下半身の成分を入れ替えるスキルのようだ。即ち、バナンキーにとっては俺の下半身から出るものがバナテインと認識している。その確認もしてみよう。
「じゃあ、今度はこっちね」
「まぁ飲むけどさ。おっおぉ。アタイのマスター、わかってるじゃねぇか。これだよこれ。でもなんで直接じゃなくて、コップで飲ましたんだ?」
「最初にバナンキーが飲んだのが本物のバナテインだよ」
「はっ?何言ってんだよあんなクソまずいもんがバナテインなわけないだろ。イカ臭い味がしたぞ」
「うん。バナンキーは認識変化させられてるんだよ。僕のせいで」
「どういうことだよ?」
「バナンキーを仲間にするときに使った餌付けのスキルには副作用があったんだよ」
「副作用ってなんだ?」
「好きなものと僕の下半身から出るものの成分が入れ替わったんじゃないかな。こんな副作用があるなんて、思わなかったんだごめんね。僕が試したかったのは、この副作用を治すためなんだよ。もう一度、これを飲んでみて」
「これ、クソまずいやつだろうが。アタイはマスターのが飲みたいんだよ」
「良いから!」
「わっわかったっての。ゴクッゴクッ。えっ?なんだよマスター、これマスターの」
「違うよ。これ本物のバナテインだよ。その上で、僕のがまだ欲しい?」
「当然だろ。飲ませろよ」
「わかった。じゃあ、直飲みしても良いよ」
「流石マスターだな。アタイのテクですぐに逝かせてやるよ」
バナンキーに攻められて、僕は放出する。それを飲んで咽せるバナンキー。
「ゴホッ。ゴホッ。なんだよこのイカ臭いのは、不味すぎるだろ。マスター、何食ったんだよ。ゴホッゴホッ」
「良かった。味覚が戻ったみたいだね。やっぱり思った通り、再び餌付けのスキルを使えば元に戻せた」
「これがアタイがバナテインだって飲んでたってのかよ」
「うん。今ならファランの気持ちがわかるんじゃない?」
「あぁ、こんなクソまずいもんをバナテインの味って言ってなんてさ。アタイは大馬鹿だ」
「それは違うよ。餌付けの副作用だって気付かなかった僕が悪いんだ。ごめんね。で、どうする夜の相手してくれるのかな?」
「二言はないよ。これがクソ不味いもんだとはわかったけど。マスターとやるのは気持ちいいんだ。魂が繋がってる気がしてさ」
「わかった。じゃあ、1週間、きちんと相手してもらうからね」
「望むところさ。マスターのことを骨抜きにしてやる」
結果はこの通り、バナンキーの負けっぱなしだ。
「これさ。口で飲むのは不味いのに、下半身で飲むと幸せな気持ちになるの不思議だよな」
「女の子がそんなことを堂々と言わない」
「だってよ。事実なんだから仕方ないじゃねぇか」
「こんなのを飲ませる男の気が知れねぇよな。下半身からなら味とか感じないわけだしさ」
「自分の一部を好きな人が飲んでくれるっていう征服感を感じたいんだよ」
「へぇ。まぁ、これを好き好んで飲んでたってのが信じられないわ」
「チョトミとリーシャは好き好んで飲んでるけどな」
現実世界だとマヤとハルも美味しそうに飲んでるけどな。いや違うな。多分飲んでるのを見て僕が嬉しそうな顔をするから無理して飲んでるんだろうな。
「アイツらの舌、どうなってんだよ。こんなまずいのを美味そうに飲むなんてよ」
「リーシャは性を喰らうサキュバスだし、チョトミはまぁなんでだろうな」
「そんなのアタイがわかるわけないだろ」
「何はともあれバナンキーの味覚が元に戻って良かったよ。このスキルを使ったらきちんとケアが必要ってことがわかって、有意義な1週間だったよバナンキー」
「おぅ。アタイもマスターのを下で飲むのは全然嫌じゃねえ。上の口ではもうお断りだけどな」
「あぁ、勿論、無理やりそういうことをさせるつもりはないよ」
「それを聞いて安心したよ。マスターがそんなことするわけないってわかってても一応さ」
「ところでバナンキー、訓練はできた?」
「あっあぁぁぁぁぁ!!!!マスターとやりまくってただけじゃねぇか!アタイ、全然強くなってなーい!」
「うん。そうだね。ごめんね僕の実験に付き合ってもらっただけで」
「うっ。まぁ、味覚があのままだったらと思うとそっちの方が嫌な気がするからまぁいっか」
変に納得するバナンキーを尻目に餌付けのスキルの副作用について、理解を深めたのである。
「マスター、アタイの我儘に付き合わせてしまってすまない」
「気にしないでよ。僕も試してみたかったことがあるんだから。先ずは、これを飲んでみて」
俺はそういうと本物のバナテインを取り出した。
「これを飲めって?まぁ、マスターが言うなら飲むけどさ。アタイは、マスターのバナテインが欲しいんだよ。ゴクッゴクッ。なんだよ。これまずいなぁ」
「やっぱりか」
本物のバナテインをまずいというバナンキーを見て、やっぱりなと思った。バナンキーの中で、俺の下半身から出る白いものがバナテインという認識になってる。だから今まで飲んでたはずのバナテインをまずいと言ったのだ。餌付けのスキルとは、そいつの好物と俺の下半身の成分を入れ替えるスキルのようだ。即ち、バナンキーにとっては俺の下半身から出るものがバナテインと認識している。その確認もしてみよう。
「じゃあ、今度はこっちね」
「まぁ飲むけどさ。おっおぉ。アタイのマスター、わかってるじゃねぇか。これだよこれ。でもなんで直接じゃなくて、コップで飲ましたんだ?」
「最初にバナンキーが飲んだのが本物のバナテインだよ」
「はっ?何言ってんだよあんなクソまずいもんがバナテインなわけないだろ。イカ臭い味がしたぞ」
「うん。バナンキーは認識変化させられてるんだよ。僕のせいで」
「どういうことだよ?」
「バナンキーを仲間にするときに使った餌付けのスキルには副作用があったんだよ」
「副作用ってなんだ?」
「好きなものと僕の下半身から出るものの成分が入れ替わったんじゃないかな。こんな副作用があるなんて、思わなかったんだごめんね。僕が試したかったのは、この副作用を治すためなんだよ。もう一度、これを飲んでみて」
「これ、クソまずいやつだろうが。アタイはマスターのが飲みたいんだよ」
「良いから!」
「わっわかったっての。ゴクッゴクッ。えっ?なんだよマスター、これマスターの」
「違うよ。これ本物のバナテインだよ。その上で、僕のがまだ欲しい?」
「当然だろ。飲ませろよ」
「わかった。じゃあ、直飲みしても良いよ」
「流石マスターだな。アタイのテクですぐに逝かせてやるよ」
バナンキーに攻められて、僕は放出する。それを飲んで咽せるバナンキー。
「ゴホッ。ゴホッ。なんだよこのイカ臭いのは、不味すぎるだろ。マスター、何食ったんだよ。ゴホッゴホッ」
「良かった。味覚が戻ったみたいだね。やっぱり思った通り、再び餌付けのスキルを使えば元に戻せた」
「これがアタイがバナテインだって飲んでたってのかよ」
「うん。今ならファランの気持ちがわかるんじゃない?」
「あぁ、こんなクソまずいもんをバナテインの味って言ってなんてさ。アタイは大馬鹿だ」
「それは違うよ。餌付けの副作用だって気付かなかった僕が悪いんだ。ごめんね。で、どうする夜の相手してくれるのかな?」
「二言はないよ。これがクソ不味いもんだとはわかったけど。マスターとやるのは気持ちいいんだ。魂が繋がってる気がしてさ」
「わかった。じゃあ、1週間、きちんと相手してもらうからね」
「望むところさ。マスターのことを骨抜きにしてやる」
結果はこの通り、バナンキーの負けっぱなしだ。
「これさ。口で飲むのは不味いのに、下半身で飲むと幸せな気持ちになるの不思議だよな」
「女の子がそんなことを堂々と言わない」
「だってよ。事実なんだから仕方ないじゃねぇか」
「こんなのを飲ませる男の気が知れねぇよな。下半身からなら味とか感じないわけだしさ」
「自分の一部を好きな人が飲んでくれるっていう征服感を感じたいんだよ」
「へぇ。まぁ、これを好き好んで飲んでたってのが信じられないわ」
「チョトミとリーシャは好き好んで飲んでるけどな」
現実世界だとマヤとハルも美味しそうに飲んでるけどな。いや違うな。多分飲んでるのを見て僕が嬉しそうな顔をするから無理して飲んでるんだろうな。
「アイツらの舌、どうなってんだよ。こんなまずいのを美味そうに飲むなんてよ」
「リーシャは性を喰らうサキュバスだし、チョトミはまぁなんでだろうな」
「そんなのアタイがわかるわけないだろ」
「何はともあれバナンキーの味覚が元に戻って良かったよ。このスキルを使ったらきちんとケアが必要ってことがわかって、有意義な1週間だったよバナンキー」
「おぅ。アタイもマスターのを下で飲むのは全然嫌じゃねえ。上の口ではもうお断りだけどな」
「あぁ、勿論、無理やりそういうことをさせるつもりはないよ」
「それを聞いて安心したよ。マスターがそんなことするわけないってわかってても一応さ」
「ところでバナンキー、訓練はできた?」
「あっあぁぁぁぁぁ!!!!マスターとやりまくってただけじゃねぇか!アタイ、全然強くなってなーい!」
「うん。そうだね。ごめんね僕の実験に付き合ってもらっただけで」
「うっ。まぁ、味覚があのままだったらと思うとそっちの方が嫌な気がするからまぁいっか」
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