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1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう
フォレストスパイダーを連れて帰ったら
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フォレストスパイダーのアラクネを伴ってみんなの元に帰るフグオ。
「マスターどこ行ってたのだ?皆であちこち探したのに見つからなくて心配したのだ。ん?新しい人外娘なのだ?流石マスターなのだ」
「いやいやマリン、何処が流石なのよ。フグオ、アンタね。散々心配させたと思ったら何、自分は楽しくやってたってこと?心配して損したんだけど」
「本当に魔物を人に変えられるんだね。サキュバスはどちらかというとあまり変わってなかったから半信半疑だったよ。へぇ、これは見事なフォレストスパイダーだね」
「フォレストスパイダーって、あの丸呑みしてくる蜘蛛だよね?私もマヤも何度も強制ログアウトさせられたよね?成程、成程。ちょっとこっちに来てくれるかな」
「妾にそのような殺気を放つとは、余程気に食わないことがあったように見えるな」
「気に食わないことだらけよ。いきなり背後に迫ってきたかと思ったら戦闘開始と同時に丸呑みして、強制ログアウトって、運営ちゃんとデバッグやったの?って何度も何度も思ったし、ここであったが100年目、鬱憤晴らさせてもらうわよ」
「ハル、落ち着きなさいよ。アラクネはもうフグオの物なのよね?」
「妾とマスターは深く愛し合った中ではある。まぁ、魔物と戯れている男がいると聞き丸呑みして拉致したのだが、いつの間にかこの姿であったわ。アッハッハッハ」
「それって、フグオ。まさか、む」
「わーわーわー、ナナったらなっ何言ってんだよ。ももも、勿論、カッコよく戦って、人外娘にだな」
「これは図星かな。そっかそっか夢精しちゃったのか。リーシャと夢で楽しんでるみたいだし、夢でやるのにハマっちゃったのかな」
「そそそ、そんなわけないだろ」
「そそそ、そうよ。マスターの精子が濃厚で美味しくて毎日夢で抜いてるなんてことないんだからね」
「はいはい。リーシャは私の片割れみたいなものだもんね。魂レベルでフグオにゾッコンなのかもね」
「だから、そそそ、そんなんじゃないって言ってるじゃん。コイツのが美味しいから精気を貰わないと生きられないから。それに男がコイツだけだから。ご飯よご飯みたいなもんなんだから」
「絵に描いたようなツンデレよね。素直に認めた方が楽なのに」
「なんだか楽しいところじゃな。要は皆、マスターの虜ということであろう。流石、妾を雌にした男じゃ」
「まぁ、フグオのことだからナナのいう通り夢精したとしてさ。その後、やっぱりやってるよね。初めの頃は戸惑いみたいなの感じたけどさ。最近、ノリノリだしね」
「そそそ、そんなことないよ。ほら、いつまたパピィの使用人に当たるかわからないし、ほらそのためには図鑑No.通り進めないといけないからさ。たたた、助けるために決まってるだろ」
「だから、その動揺は図星なんだって、でも良いんじゃない。私、パーティが男ばっかりだったからこう女性ばかりっての新鮮だし」
「全員、もれなくフグオの女だけどね」
「アハハ。確かに、でも良いんじゃない。フグオは縄張りを形成するライオンみたいなものでしょ。私たちメスを守るために傷ついて」
「いや、私たちが守って傷付いてるから!そこ逆だから」
「確かにそうね。でもそれは惚れた弱みみたいなもんと思って」
「まぁそれはそうね」
「いやいや、そこ納得しないでくれるかな?それに僕のために傷付いた皆を看病したの僕なんだけど」
「そんなの保護者として当然でしょ」
「保護者ってなんだよ」
「マヤ、言い方。フグオは私たちの旦那様なんだから」
「いや、ナナ、それも違う」
「そうよ。フグオ君は私たちの御主人様だよ」
「いや、ハル、それはもっと違う。いや、ある意味マリンたちにとっては御主人様だから間違ってないのか?」
「そうなのだ」
「確かに妾もマスターと呼んでいるしな。あながち間違ってないだろう」
そんなやりとりの後、唐突にバナンキーが言う。
「あぁバナテインが飲みてぇ。あんなデカいだけの男に負けるなんてよ。筋肉が不足してるからだ。今日からマスターの夜伽は、暫くアタイに任せてもらうぜ」
「何言ってるのだ?これまで通り当番制なのだ」
「アタイがそれじゃあ納得できないんだよ。ここは譲ってもらうよ」
「でも、それだと皆が納得できないのだ」
「僕もちょうどバナンキーと試したいことがあるんだ。その代わり、この1週間バナンキーと夜を共にする代わりに、その後は、バナンキーの当番の日を7回飛ばすことで、調整するっていうのはどうかな?」
「マスターがそういうなら仕方ないのだ。試してみたいことって何なのだ?」
「バナンキーのパワーアップだよ。バナンキーだけだからさ俺のアレがプロテインって言い張ってるの。だから本当に効果あるのかどうかこの1週間徹底的に注いで、どうなるか試してみたくってね」
「あら意外と真面目な理由だったのね。私はてっきり、筋肉質のバナンキーとしかできないようなアクロバティックなエッチでもするのかと思ってたわ」
「んなわけあるか!至って真面目だわ。それにバナンキーがそれで本当に成長できるからそれに越したことはないだろ。やらずに諦めるならやって後悔しろだよ」
「はいはい。まぁ、私たちと違って人外娘たちとはこちらの世界でしかできないんだからそこは譲るわよ。私、大人ですから」
いや、その言い方が既に拗ねてる子供なんだよなぁ。まぁ、試して成功したら俺のアレにパワーアップの効果があるってことだ。まぁ、十中八九ない。それは、わかってる。僕が本当に試したいのは、もっと別のことだ。
「マスターどこ行ってたのだ?皆であちこち探したのに見つからなくて心配したのだ。ん?新しい人外娘なのだ?流石マスターなのだ」
「いやいやマリン、何処が流石なのよ。フグオ、アンタね。散々心配させたと思ったら何、自分は楽しくやってたってこと?心配して損したんだけど」
「本当に魔物を人に変えられるんだね。サキュバスはどちらかというとあまり変わってなかったから半信半疑だったよ。へぇ、これは見事なフォレストスパイダーだね」
「フォレストスパイダーって、あの丸呑みしてくる蜘蛛だよね?私もマヤも何度も強制ログアウトさせられたよね?成程、成程。ちょっとこっちに来てくれるかな」
「妾にそのような殺気を放つとは、余程気に食わないことがあったように見えるな」
「気に食わないことだらけよ。いきなり背後に迫ってきたかと思ったら戦闘開始と同時に丸呑みして、強制ログアウトって、運営ちゃんとデバッグやったの?って何度も何度も思ったし、ここであったが100年目、鬱憤晴らさせてもらうわよ」
「ハル、落ち着きなさいよ。アラクネはもうフグオの物なのよね?」
「妾とマスターは深く愛し合った中ではある。まぁ、魔物と戯れている男がいると聞き丸呑みして拉致したのだが、いつの間にかこの姿であったわ。アッハッハッハ」
「それって、フグオ。まさか、む」
「わーわーわー、ナナったらなっ何言ってんだよ。ももも、勿論、カッコよく戦って、人外娘にだな」
「これは図星かな。そっかそっか夢精しちゃったのか。リーシャと夢で楽しんでるみたいだし、夢でやるのにハマっちゃったのかな」
「そそそ、そんなわけないだろ」
「そそそ、そうよ。マスターの精子が濃厚で美味しくて毎日夢で抜いてるなんてことないんだからね」
「はいはい。リーシャは私の片割れみたいなものだもんね。魂レベルでフグオにゾッコンなのかもね」
「だから、そそそ、そんなんじゃないって言ってるじゃん。コイツのが美味しいから精気を貰わないと生きられないから。それに男がコイツだけだから。ご飯よご飯みたいなもんなんだから」
「絵に描いたようなツンデレよね。素直に認めた方が楽なのに」
「なんだか楽しいところじゃな。要は皆、マスターの虜ということであろう。流石、妾を雌にした男じゃ」
「まぁ、フグオのことだからナナのいう通り夢精したとしてさ。その後、やっぱりやってるよね。初めの頃は戸惑いみたいなの感じたけどさ。最近、ノリノリだしね」
「そそそ、そんなことないよ。ほら、いつまたパピィの使用人に当たるかわからないし、ほらそのためには図鑑No.通り進めないといけないからさ。たたた、助けるために決まってるだろ」
「だから、その動揺は図星なんだって、でも良いんじゃない。私、パーティが男ばっかりだったからこう女性ばかりっての新鮮だし」
「全員、もれなくフグオの女だけどね」
「アハハ。確かに、でも良いんじゃない。フグオは縄張りを形成するライオンみたいなものでしょ。私たちメスを守るために傷ついて」
「いや、私たちが守って傷付いてるから!そこ逆だから」
「確かにそうね。でもそれは惚れた弱みみたいなもんと思って」
「まぁそれはそうね」
「いやいや、そこ納得しないでくれるかな?それに僕のために傷付いた皆を看病したの僕なんだけど」
「そんなの保護者として当然でしょ」
「保護者ってなんだよ」
「マヤ、言い方。フグオは私たちの旦那様なんだから」
「いや、ナナ、それも違う」
「そうよ。フグオ君は私たちの御主人様だよ」
「いや、ハル、それはもっと違う。いや、ある意味マリンたちにとっては御主人様だから間違ってないのか?」
「そうなのだ」
「確かに妾もマスターと呼んでいるしな。あながち間違ってないだろう」
そんなやりとりの後、唐突にバナンキーが言う。
「あぁバナテインが飲みてぇ。あんなデカいだけの男に負けるなんてよ。筋肉が不足してるからだ。今日からマスターの夜伽は、暫くアタイに任せてもらうぜ」
「何言ってるのだ?これまで通り当番制なのだ」
「アタイがそれじゃあ納得できないんだよ。ここは譲ってもらうよ」
「でも、それだと皆が納得できないのだ」
「僕もちょうどバナンキーと試したいことがあるんだ。その代わり、この1週間バナンキーと夜を共にする代わりに、その後は、バナンキーの当番の日を7回飛ばすことで、調整するっていうのはどうかな?」
「マスターがそういうなら仕方ないのだ。試してみたいことって何なのだ?」
「バナンキーのパワーアップだよ。バナンキーだけだからさ俺のアレがプロテインって言い張ってるの。だから本当に効果あるのかどうかこの1週間徹底的に注いで、どうなるか試してみたくってね」
「あら意外と真面目な理由だったのね。私はてっきり、筋肉質のバナンキーとしかできないようなアクロバティックなエッチでもするのかと思ってたわ」
「んなわけあるか!至って真面目だわ。それにバナンキーがそれで本当に成長できるからそれに越したことはないだろ。やらずに諦めるならやって後悔しろだよ」
「はいはい。まぁ、私たちと違って人外娘たちとはこちらの世界でしかできないんだからそこは譲るわよ。私、大人ですから」
いや、その言い方が既に拗ねてる子供なんだよなぁ。まぁ、試して成功したら俺のアレにパワーアップの効果があるってことだ。まぁ、十中八九ない。それは、わかってる。僕が本当に試したいのは、もっと別のことだ。
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