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1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう
圧倒的強さにどうする?
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ギルド総本山所属のウェポンマスターの1人、剣マスターのケンゴ。人外娘の行動よりも早く動いたことで、フグオはどうするか思案していた。その静寂を破ったのは、バナンキーだった。
「ウェポンマスターだかなんだか知らないけどさ。マスターに手を出すってなら殺すよ」
「魔物使いに使役されている魔物は話せると聞くがここまではっきりとした敵意と殺気を放つのは見たことがない。ケンゴ、油断するなよ」
「あーもうわかってるっす。先輩、手貸さないんなら黙って見てろっす!」
『バナンキーは百烈拳を放った。しかし、ケンゴは、構えによる受け流しによって、全ての攻撃を回避した』
「はぁはぁはぁ。アタイの百烈拳が当たらない!?」
「その程度っすか。次はこちらが行くっすよ」
『ケンゴは、構えを解除しバナンキーに火炎斬り・水面斬り・雷神斬り・岩鉄斬り・風神斬り・暗黒剣・光の剣・虹の一撃を放った』
いやいやいや、待て待て待て。スキルを通常攻撃として認識してるってことかよ。しかも本当に8回行動!?大丈夫だよな。人外娘が瀕死になるなんて無いよな?
『バナンキーに合計で、95000のダメージ』
嘘だろ!?バナンキーの残りHPが4999になったんだが。
「へぇ~やるっすね。この攻撃に耐えたのは、初めてっすよ」
「アタイがここまでの傷を負うなんて、マスターすまない」
『バナンキーはファランと交代した』
「次から次へとそんなにこの男が大事なんすか?勝てないんだから素直に渡す方がいいっすよ」
「主様はやらせないでありんす」
『ファランは鷲掴みを使った。しかしケンゴは涼しい顔をしている』
「どうしたんすか?まさかその鉤爪で捕らえられるとでも思ったんすか?」
「あちきの鷲掴みが効かないでありんすか?」
嘘だろ!?あの爪で掴まれて涼しい顔ができるはずがない。それどころか捕らえられてすらない。
「懐に迎え入れるとか愚策っすよ」
『ケンゴは、ファランを雷神斬りで8回斬りつけた。ファランに合計で96000ダメージ』
「あちきとしたことが主様、申し訳ないでありんす」
『ファランはバニーと交代した』
「まだやるっすか?何人いようと相手にならないっすよ」
「マスターを連れて行かせるわけには行かないんだから」
「愛されてるんすね。その点だけは魔物使いとして尊敬するっすよ」
こうも簡単にバナンキーとファランが瀕死に追い込まれて交代を余儀なくされるなんて。あの男、強すぎる。
『バニーは、ジャンプキックを放った。ケンゴに1ダメージ』
「なんすか?何かしたんすか?蚊に刺された程度っすよ。君もとっとと退いてもらうっす」
『ケンゴはバニーを火炎斬りで8回斬りつけた。バニーに合計で99600のダメージ』
「マスター、ごめんね」
『バニーは、フレアと交代した』
「はぁ、まだ来るっすか?勝てないのに無駄な事をするのが好きなんすね」
「ボム、殿のこと守る。お前、悪いやつ。ボム、許さない」
「それはこっちの台詞っすよ」
『フレアは、ファイヤーバーストを放った。ケンゴに10ダメージ』
「凄いじゃないっすか。自分に一撃で10ダメージも与えたのはギルド総本山の剣マスターになって初めてっすよ。でも、指名手配犯を野放しとかできないんで、邪魔なやつには退いてもらうっす」
『ケンゴはフレアを水面ギリで8回斬りつけた。フレアに合計で98400ダメージ』
「ボム、殿のこと守れなかった。ごめん」
『フレアはピグミィと交代した』
「次から次とほんとしつこいっすね。良い加減鬱陶しいっすよ」
「こちらにも都合があるのです。御主人様を連れて行かせるわけには参りません。命ある限り、抗わせてもらいます」
『ピグミィは、モップ掃除からの雑巾走りを使った。ケンゴに100ダメージ』
「うおっ、なんすか?この攻撃は、まるで掃除じゃないっすか。しかも微妙に痛かったすよ」
「えぇ、こう見えてもお掃除は得意なのです。オークが性欲だけとでも考えていらしたのなら申し訳ございません。ゴミを掃除するのも私の仕事です」
「ゴミと言われるとは思ってなかったすよ。でも俺にとっちゃ指名手配犯を守っているアンタらの方がゴミっすよ」
『ケンゴはピグミィを風神斬りで8回斬りつけた。ピグミィに84000ダメージ』
「まだです」
「ピグミィ、下がるのだ。死んだらマスターが悲しむのだ」
「ぐっ。マリン様・御主人様、申し訳ございません」
『ピグミィはマリンと交代した』
「そろそろ打ち止めっすね。もう一踏ん張りするっすよ」
「マリンは怒ってるのだ。生きて帰れると思うななのだ」
『マリンの触手呼び出しが発動。触手が8体現れた。マリンの触手強化が発動。触手たちの攻撃・防御が2倍。マリンの職種の数によって威力強化が発動。マリンの魔法力・攻撃力が8倍。マリンはアクアスプラッシュを使った。ケンゴに4000のダメージ』
「ガハッ。この俺に4000ダメージ?マジっすか。こんなの剣マスターになってから初めてっすよ。凄い楽しいじゃないっすか」
「これだけ強化しても4000ダメージとかタフすぎるのだ」
『触手の追撃が発動。ケンゴに合計で1600ダメージ』
「アハハハハ。ここまで追い込まれたのは、マジで初めてっすよ。でもワラワラと鬱陶しいっす」
『ケンゴは、必殺スキル全力回転斬りを使った。マリンに90000ダメージ。触手たちに99999ダメージ。触手たちは、帰って行った』
「とんでもない化け物なのだ。皆、マスターを連れて逃げるのだ。ここはマリンが引き受けたなのだ」
「何言ってんの!1人でカッコつけないでマリン」
「そうよ。ここでアンタに死なれたら張り合いが無くなるじゃない」
「あーもう鬱陶しいっす。マジでもういいっす。皆殺しにするっす」
『ケンゴは、力を溜めている』
「そこまでだケンゴ」
『???は、峰打ちの槍を使った。ケンゴに4287のダメージ。ケンゴの行動がキャンセルされた』
「ランスール、何してるかわかってんのか?」
「ケンゴ!先輩に対して、なんて言い草だ。お前はやりすぎだ!少し、頭を冷やせ。失礼したフグサク殿、ここまで魔物だけでなく人にも慕われている者が指名手配犯と同一とは思えない。ケンゴの無礼、平に御容赦願いたい」
「いや、わかってもらえたなら僕は」
「寛大な御心、感謝する。さぁ、帰るぞケンゴ」
「先輩、わかったっす」
危なかった。あのランスールという人が間に入ってくれなければ、僕は間違いなく連れ去られていたか殺されていた。
「(フッ。フグオ、多くの仲間に恵まれたようで安心した。お前が指名手配犯と聞いた時は肝を冷やしたがな)ケンゴ、まだ不満か?」
「当然っす。納得できないっす」
「なら、コレを読め」
目を通したケンゴの表情が暗くなる。
「俺、とんでもないことしようとしてたっすか?」
「そういうことだ」
ケンゴに渡されたメモにはこう書かれていた。
『フグオ殿を指名手配犯にしたのは、訳あってのこと。それゆえ、貴殿らウェポンマスターには、追っているということでフグオ殿を守ってもらいたい。真の敵は、シロナガス財団の運営者、サダトーモである。あの者の力は強大。対抗できるのは不思議な力を持つというフグオ殿を置いて他にない。貴殿らには、陰ながら守ってもらいたい。追伸、ケンゴに伝えるの忘れてた。テヘペロ』
ギルド総本山の頂点に立つ全てのマスターのマスター。トップマスターの地位に付いている人からの紛れもない通達であった。
「ウェポンマスターだかなんだか知らないけどさ。マスターに手を出すってなら殺すよ」
「魔物使いに使役されている魔物は話せると聞くがここまではっきりとした敵意と殺気を放つのは見たことがない。ケンゴ、油断するなよ」
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「その程度っすか。次はこちらが行くっすよ」
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いやいやいや、待て待て待て。スキルを通常攻撃として認識してるってことかよ。しかも本当に8回行動!?大丈夫だよな。人外娘が瀕死になるなんて無いよな?
『バナンキーに合計で、95000のダメージ』
嘘だろ!?バナンキーの残りHPが4999になったんだが。
「へぇ~やるっすね。この攻撃に耐えたのは、初めてっすよ」
「アタイがここまでの傷を負うなんて、マスターすまない」
『バナンキーはファランと交代した』
「次から次へとそんなにこの男が大事なんすか?勝てないんだから素直に渡す方がいいっすよ」
「主様はやらせないでありんす」
『ファランは鷲掴みを使った。しかしケンゴは涼しい顔をしている』
「どうしたんすか?まさかその鉤爪で捕らえられるとでも思ったんすか?」
「あちきの鷲掴みが効かないでありんすか?」
嘘だろ!?あの爪で掴まれて涼しい顔ができるはずがない。それどころか捕らえられてすらない。
「懐に迎え入れるとか愚策っすよ」
『ケンゴは、ファランを雷神斬りで8回斬りつけた。ファランに合計で96000ダメージ』
「あちきとしたことが主様、申し訳ないでありんす」
『ファランはバニーと交代した』
「まだやるっすか?何人いようと相手にならないっすよ」
「マスターを連れて行かせるわけには行かないんだから」
「愛されてるんすね。その点だけは魔物使いとして尊敬するっすよ」
こうも簡単にバナンキーとファランが瀕死に追い込まれて交代を余儀なくされるなんて。あの男、強すぎる。
『バニーは、ジャンプキックを放った。ケンゴに1ダメージ』
「なんすか?何かしたんすか?蚊に刺された程度っすよ。君もとっとと退いてもらうっす」
『ケンゴはバニーを火炎斬りで8回斬りつけた。バニーに合計で99600のダメージ』
「マスター、ごめんね」
『バニーは、フレアと交代した』
「はぁ、まだ来るっすか?勝てないのに無駄な事をするのが好きなんすね」
「ボム、殿のこと守る。お前、悪いやつ。ボム、許さない」
「それはこっちの台詞っすよ」
『フレアは、ファイヤーバーストを放った。ケンゴに10ダメージ』
「凄いじゃないっすか。自分に一撃で10ダメージも与えたのはギルド総本山の剣マスターになって初めてっすよ。でも、指名手配犯を野放しとかできないんで、邪魔なやつには退いてもらうっす」
『ケンゴはフレアを水面ギリで8回斬りつけた。フレアに合計で98400ダメージ』
「ボム、殿のこと守れなかった。ごめん」
『フレアはピグミィと交代した』
「次から次とほんとしつこいっすね。良い加減鬱陶しいっすよ」
「こちらにも都合があるのです。御主人様を連れて行かせるわけには参りません。命ある限り、抗わせてもらいます」
『ピグミィは、モップ掃除からの雑巾走りを使った。ケンゴに100ダメージ』
「うおっ、なんすか?この攻撃は、まるで掃除じゃないっすか。しかも微妙に痛かったすよ」
「えぇ、こう見えてもお掃除は得意なのです。オークが性欲だけとでも考えていらしたのなら申し訳ございません。ゴミを掃除するのも私の仕事です」
「ゴミと言われるとは思ってなかったすよ。でも俺にとっちゃ指名手配犯を守っているアンタらの方がゴミっすよ」
『ケンゴはピグミィを風神斬りで8回斬りつけた。ピグミィに84000ダメージ』
「まだです」
「ピグミィ、下がるのだ。死んだらマスターが悲しむのだ」
「ぐっ。マリン様・御主人様、申し訳ございません」
『ピグミィはマリンと交代した』
「そろそろ打ち止めっすね。もう一踏ん張りするっすよ」
「マリンは怒ってるのだ。生きて帰れると思うななのだ」
『マリンの触手呼び出しが発動。触手が8体現れた。マリンの触手強化が発動。触手たちの攻撃・防御が2倍。マリンの職種の数によって威力強化が発動。マリンの魔法力・攻撃力が8倍。マリンはアクアスプラッシュを使った。ケンゴに4000のダメージ』
「ガハッ。この俺に4000ダメージ?マジっすか。こんなの剣マスターになってから初めてっすよ。凄い楽しいじゃないっすか」
「これだけ強化しても4000ダメージとかタフすぎるのだ」
『触手の追撃が発動。ケンゴに合計で1600ダメージ』
「アハハハハ。ここまで追い込まれたのは、マジで初めてっすよ。でもワラワラと鬱陶しいっす」
『ケンゴは、必殺スキル全力回転斬りを使った。マリンに90000ダメージ。触手たちに99999ダメージ。触手たちは、帰って行った』
「とんでもない化け物なのだ。皆、マスターを連れて逃げるのだ。ここはマリンが引き受けたなのだ」
「何言ってんの!1人でカッコつけないでマリン」
「そうよ。ここでアンタに死なれたら張り合いが無くなるじゃない」
「あーもう鬱陶しいっす。マジでもういいっす。皆殺しにするっす」
『ケンゴは、力を溜めている』
「そこまでだケンゴ」
『???は、峰打ちの槍を使った。ケンゴに4287のダメージ。ケンゴの行動がキャンセルされた』
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「先輩、わかったっす」
危なかった。あのランスールという人が間に入ってくれなければ、僕は間違いなく連れ去られていたか殺されていた。
「(フッ。フグオ、多くの仲間に恵まれたようで安心した。お前が指名手配犯と聞いた時は肝を冷やしたがな)ケンゴ、まだ不満か?」
「当然っす。納得できないっす」
「なら、コレを読め」
目を通したケンゴの表情が暗くなる。
「俺、とんでもないことしようとしてたっすか?」
「そういうことだ」
ケンゴに渡されたメモにはこう書かれていた。
『フグオ殿を指名手配犯にしたのは、訳あってのこと。それゆえ、貴殿らウェポンマスターには、追っているということでフグオ殿を守ってもらいたい。真の敵は、シロナガス財団の運営者、サダトーモである。あの者の力は強大。対抗できるのは不思議な力を持つというフグオ殿を置いて他にない。貴殿らには、陰ながら守ってもらいたい。追伸、ケンゴに伝えるの忘れてた。テヘペロ』
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