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1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう
セキタ採掘場にて
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セキタ採掘場に現れた魔物を討伐せよのクエストを受けたフグオは、マモリムカデの現れたセキタ採掘場へとやってきた。
「アンタたちがキチヨ様の言ってたフグサク御一行様かい?」
「あぁ」
「助かった。大きなムカデの魔物が出たのは、中腹あたりでよ。逃げるので精一杯でよ。普段は、俺たちも奥には行かず近場で掘ってんだけどよ。2の島への開通に伴って、石炭の必要量が従来の2倍に増えちまってよ。中腹に来た時に目の前に現れやがったんだ。それでみんな怯えて一目散に逃げ出したってわけだ。マキタの野郎はいち早くキチヨ様に報告に行っちまうしよ。まぁ、腕の立つ冒険者って聞いてるからよ。くれぐれも頼んだぜ」
「逃げ遅れた作業員の方は居ませんか?」
「んあっ。おっおぅいねぇ」
「安全が確保されるまでこの奥へは誰も行かないようにお願いします」
「おっおぅ。わかってる」
それだけ言うとフグオは中腹へと向かった。すると目の前に大きなマモリムカデが現れた。だがフグオは現れる一瞬を見逃さなかった。マモリムカデの現れたすぐ後ろには、小さなマモリムカデがたくさん居たのである。
「成程な。言葉はわからないよな。マリン、このマモリムカデと会話できるか?」
「無理なのだ。マモリムカデは、珍しく声帯というものが存在しないのだ」
「そうか。なら仕方ないな」
フグオはそういうと身振り手振りで伝えようとするその姿をみて、反応に困る面々。
「マスター、突然どうしたのだ?」
「カレピッピ、マジウケるんですけど~」
「我らがフグオ選手、どうしたのでしょう突然踊り出した~」
「主様、何してるでありんす?」
「新手の拳法か何かってやつか。アタイも」
「バナンキー様、おやめください。御主人様も」
「ボム、なんだか楽しい」
「皆、フグオのあれは踊っているわけじゃなくて言葉が伝わらない相手と会話するために使うコミュニケーションの1つなのよ」
「でも、魔物にあんなことやるなんて。クスクス。フグオ君、面白すぎる」
取り敢えず身振りで手振りで、いきなり出てきてびっくりした。そちらも驚いたよな。ここで何してる?的な感じのことを伝えようとやるが返ってくる反応は同然無反応だった。
「ダメか」
しかし、フグオの後ろにいたハルが突然囚われる。
「キャッ。嘘、何すんの。離して~。助けて~フグオ君」
「!?」
マモリムカデは、ハルの上半身を綺麗に剥ぎ取ると、胸を無数の腕というか触覚というか。あの無数にあるアレで器用に揉み込んでいた。まるで、何かを搾り出そうとしている動きである。
「あっ。そんな。そこは。くふぅ。こんな姿、みんなの前でなんて、恥ずかしい」
やがて、無理とわかると落ち込んだかのように、ハルを離した。
「ハル、無事か?」
「フグオ君、身体が熱ってもう我慢できない。ごめんね」
ハルはそういうとフグオの下半身を露出させ、口で、舐め始める。
「ハル!?何してるんだ。あっ、そこは」
ハルとマモリムカデの絡みで、少し興奮していた俺の下半身は果てた。
「やっぱり、フグオ君の濃厚だよ~」
それをみていたマモリムカデの標的がフグオへと変わる。
「ちょっと待って。何して。うわぁぁぁぁぁぁぁ」
一瞬でマモリムカデに捕えられるとハルの真似をするかのようにたくさんの触覚で下半身を撫でられる。コチョコチョコチョと撫でられる感じがもぞもぞもぞと不思議な気持ちよさがある。更に止めとばかりにマモリムカデの大きな口で、俺の下半身は丸呑みされてしまった。更にマモリムカデの口の中にもたくさんの触覚があるらしく、夢心地だった。だが、これは逆にチャンスだと考え、言葉を発した。
「バトルスタートだ。マモリムカデ」
「おーっと、我らがフグオ選手、突然のバトルスタート。実況は毎度お馴染み可愛いホーンラビットのバニーがお送りします。ですがいきなりのピンチを迎えている我らがフグオ選手。いったいどのようにして、このピンチを回避するのか」
バニー、実況のところ悪いんだけど。これは、マモリムカデと会話するためにしたことで、実はもう限界なんだ。その言葉を最後にフグオは、マモリムカデの口の中に大量に放出するのである。
「ゴホッ。ゴホッ。ニガイ。コレ、アカチャン、ノム?アノ、ハコ、ハイッテタノ、アマカッタ。コレ、チガウ。ドウシタライイ?ダレモ、タスケテ、クレナイ」
良し、人外娘化が成功している。カタコトだけど言葉がわかる。後は名前をつけてやるだけだ。ムカデに付けたかった名前があるんだよなぁ。ムカデは英語でセンティピードっていうらしいんだ。
「君の名前はセンティだ」
「あら、これはどうしたことでしょう?目の前の人間さんの言葉がわかりますわ。って、アタクシのこの見た目は、何なのでしょう!?まるで、人でありマモリムカデでもあるような。なんとも不思議な感じが致しますわ。はわわ。アタクシとしたことが大変失礼しました。言葉のわかる人間さん、どうお呼びすれば良いのでしょう?」
「これは、僕の力で、君は人外娘になったんだよ。僕のことは、好きに呼んでくれて良いよ」
「まぁ、そうなのですね。そうですわね。それでしたら、旦那様とお呼び致しますわ。あの、これも何かの縁です。アタクシの話を聞いてくださいませんか?」
「うん。僕もそのつもりだよ」
「ありがとうございます旦那様」
マモリムカデのセンティの口から何があったのか語られるようとしていた。
「アンタたちがキチヨ様の言ってたフグサク御一行様かい?」
「あぁ」
「助かった。大きなムカデの魔物が出たのは、中腹あたりでよ。逃げるので精一杯でよ。普段は、俺たちも奥には行かず近場で掘ってんだけどよ。2の島への開通に伴って、石炭の必要量が従来の2倍に増えちまってよ。中腹に来た時に目の前に現れやがったんだ。それでみんな怯えて一目散に逃げ出したってわけだ。マキタの野郎はいち早くキチヨ様に報告に行っちまうしよ。まぁ、腕の立つ冒険者って聞いてるからよ。くれぐれも頼んだぜ」
「逃げ遅れた作業員の方は居ませんか?」
「んあっ。おっおぅいねぇ」
「安全が確保されるまでこの奥へは誰も行かないようにお願いします」
「おっおぅ。わかってる」
それだけ言うとフグオは中腹へと向かった。すると目の前に大きなマモリムカデが現れた。だがフグオは現れる一瞬を見逃さなかった。マモリムカデの現れたすぐ後ろには、小さなマモリムカデがたくさん居たのである。
「成程な。言葉はわからないよな。マリン、このマモリムカデと会話できるか?」
「無理なのだ。マモリムカデは、珍しく声帯というものが存在しないのだ」
「そうか。なら仕方ないな」
フグオはそういうと身振り手振りで伝えようとするその姿をみて、反応に困る面々。
「マスター、突然どうしたのだ?」
「カレピッピ、マジウケるんですけど~」
「我らがフグオ選手、どうしたのでしょう突然踊り出した~」
「主様、何してるでありんす?」
「新手の拳法か何かってやつか。アタイも」
「バナンキー様、おやめください。御主人様も」
「ボム、なんだか楽しい」
「皆、フグオのあれは踊っているわけじゃなくて言葉が伝わらない相手と会話するために使うコミュニケーションの1つなのよ」
「でも、魔物にあんなことやるなんて。クスクス。フグオ君、面白すぎる」
取り敢えず身振りで手振りで、いきなり出てきてびっくりした。そちらも驚いたよな。ここで何してる?的な感じのことを伝えようとやるが返ってくる反応は同然無反応だった。
「ダメか」
しかし、フグオの後ろにいたハルが突然囚われる。
「キャッ。嘘、何すんの。離して~。助けて~フグオ君」
「!?」
マモリムカデは、ハルの上半身を綺麗に剥ぎ取ると、胸を無数の腕というか触覚というか。あの無数にあるアレで器用に揉み込んでいた。まるで、何かを搾り出そうとしている動きである。
「あっ。そんな。そこは。くふぅ。こんな姿、みんなの前でなんて、恥ずかしい」
やがて、無理とわかると落ち込んだかのように、ハルを離した。
「ハル、無事か?」
「フグオ君、身体が熱ってもう我慢できない。ごめんね」
ハルはそういうとフグオの下半身を露出させ、口で、舐め始める。
「ハル!?何してるんだ。あっ、そこは」
ハルとマモリムカデの絡みで、少し興奮していた俺の下半身は果てた。
「やっぱり、フグオ君の濃厚だよ~」
それをみていたマモリムカデの標的がフグオへと変わる。
「ちょっと待って。何して。うわぁぁぁぁぁぁぁ」
一瞬でマモリムカデに捕えられるとハルの真似をするかのようにたくさんの触覚で下半身を撫でられる。コチョコチョコチョと撫でられる感じがもぞもぞもぞと不思議な気持ちよさがある。更に止めとばかりにマモリムカデの大きな口で、俺の下半身は丸呑みされてしまった。更にマモリムカデの口の中にもたくさんの触覚があるらしく、夢心地だった。だが、これは逆にチャンスだと考え、言葉を発した。
「バトルスタートだ。マモリムカデ」
「おーっと、我らがフグオ選手、突然のバトルスタート。実況は毎度お馴染み可愛いホーンラビットのバニーがお送りします。ですがいきなりのピンチを迎えている我らがフグオ選手。いったいどのようにして、このピンチを回避するのか」
バニー、実況のところ悪いんだけど。これは、マモリムカデと会話するためにしたことで、実はもう限界なんだ。その言葉を最後にフグオは、マモリムカデの口の中に大量に放出するのである。
「ゴホッ。ゴホッ。ニガイ。コレ、アカチャン、ノム?アノ、ハコ、ハイッテタノ、アマカッタ。コレ、チガウ。ドウシタライイ?ダレモ、タスケテ、クレナイ」
良し、人外娘化が成功している。カタコトだけど言葉がわかる。後は名前をつけてやるだけだ。ムカデに付けたかった名前があるんだよなぁ。ムカデは英語でセンティピードっていうらしいんだ。
「君の名前はセンティだ」
「あら、これはどうしたことでしょう?目の前の人間さんの言葉がわかりますわ。って、アタクシのこの見た目は、何なのでしょう!?まるで、人でありマモリムカデでもあるような。なんとも不思議な感じが致しますわ。はわわ。アタクシとしたことが大変失礼しました。言葉のわかる人間さん、どうお呼びすれば良いのでしょう?」
「これは、僕の力で、君は人外娘になったんだよ。僕のことは、好きに呼んでくれて良いよ」
「まぁ、そうなのですね。そうですわね。それでしたら、旦那様とお呼び致しますわ。あの、これも何かの縁です。アタクシの話を聞いてくださいませんか?」
「うん。僕もそのつもりだよ」
「ありがとうございます旦那様」
マモリムカデのセンティの口から何があったのか語られるようとしていた。
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