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1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう
魔王四天王が1人、火龍サラマンダー
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クソッ。火龍サラマンダーである妾ともあろうものが逃げるしかできんとは。あの男自体は貧弱そうだったのに。最弱の炎系の魔物であるボムをあそこまで強化する力は油断ならん。あのまま増やし続けられれば、いずれは魔王様と事を構えることとなろうがその時には既に我々の勝ちは厳しくなろう。それにしても勇者ラディッシュ様にベッタリであった魔法使いの女と僧侶の女ですらあそこまで調教されていようとは。もしや、勇者ラディッシュ様は、背中を討たれたのではないか。魔王様を何度も倒した最強の勇者ラディッシュ様があのような男に殺されるとは到底思えん。にしても最近良く勇者ラディッシュ様の夢をみる。四天王である我らを軽々と打ち倒して、魔王様をもボコボコにする圧倒的な力。懐かしいな。だが、あの時は少し違った。いつも連れている魔法使いの女と僧侶の女がいない時だ。いつものように勇者ラディッシュ様が魔王城に入ってきたと部下から報告を受け、第一の関門として向かった妾だったのだが。その日はいつもと違っていた。
「勇者ラディッシュ、また来たのか。今度は負けん」
「火龍サラマンダーか。また素材をもらいにきたぞ」
「1人でやってきて妾のことを素材呼ばわりとは、此度こそ。必ず打ち倒してくれる」
「あのクソ女どもの援護など不要」
「仲間のことをクソ女呼ばわりとは、このような男に毎回負けてるのか。しかし今度はそうはいかんぞ」
「(クソッ。向こうの世界ではアイツらが俺を虐めるから今日も魔王倒しにいくからログインしろって言ったのによ。あーイライラするぜ。アイツらの身体を好き勝手するつもりだったのによ。これを魔王討伐にぶつけてやるよ)」
「何を黙っている。舐めやがって、妾が殺してくれるわ」
「ドラゴン狩り」
「うぐっ。妾の硬い鱗を一瞬で断ち切るとは見事。さぁ、先に進むが良い」
「(この四天王の魔物はテレパシー系の魔法を使っているのか人語を話しているよな。しかもなんか人間でいう胸の辺りも膨らんでるし、女だよな?アイツらがばっくれやがるからイライラするぜ。この魔物とやるか)」
「どうした?さっさと行かぬか」
「なぁ、サラマンダー」
「なんだ?まだ何かあるのか?」
「やらせてくれ!」
「なっ何を言ってるのだ!気でも狂ったのか」
「お前のことが好きになってしまったんだ。なぁ、勝ったんだから好きにしても良いよな。なっ」
「おい、お前正気なのか?火龍サラマンダーである妾とやりたいなど。妾は魔物だぞ」
「関係ねぇ。好きになったのがサラマンダーだっただけだ!」
「!?そんな、妾のことを本当に」
「あぁ(この反応は押せばやれる。所詮魔物だ。気持ちいいわけがない。ゲームの世界だしやり捨てもし放題ってな)」
「そげんこと突然言われても困るけん。あんた、うちんことすいとーと?」
「えっ?(顔を赤らめてる?そして、なんか知らんけどさっきまでとは明らかに違う言葉遣いになってる!?)」
「うちんこと遊びじゃないけんね?ほんにすいとーと?」
「(すいとーと?意味わからんが言葉から察するに好きなのって聞いてるってことか。アイツらの代わりだし、適当に同意してできるなら良いか)すいとーよ」
「!?そしたらしかたなかね。好きにしてよかばい」
「(身を預けてるってことは、良いってことか?魔物とやるのは初めてだがどんな感じなんだろうな。VRだし楽しみだぜ)」
「そげんとこ、ねぶっちゃいやよ」
「(いやってのはもっとやってってことだ)」
「そこはデリケートやけん。つまらんって言うてるやろ」
「(つまらん?気持ち良くないってことか?それにしても人間と同じように濡れてるのに、気持ち良くないだと。なんかムカついてきたぜ)」
でも面白い男やった。嫌がる妾の全身を舐め回して、それ以上やられたらなんか別世界に行きそうだったからやめてって懇願したのに、執拗にやってきて、変な感覚に襲われた後は、人間のものを妾の中で、喰らっていたな。それにしても魔物である妾とやりたいなんて言い出す男、後にも先にも勇者ラディッシュ様以外現れないだろうと思っていたのだがあの男は、どんな魔物とでもやる。女狂いの浮気者ほど厄介な男は居らん。それに引き換え、勇者ラディッシュ様は、何度も何度も妾のことを愛しにきてくれた。いつしかきてくれるのが楽しみになって、進んで妾の貴重な素材を渡していたな。いかんいかん。早く魔王様の元へ戻り。あの男が危険であることを告げなければ。それにしてもどうしてあやつと勇者ラディッシュ様が重なったのであろうな。アヤツは勇者ラディッシュ様を殺した憎き存在のはずなのだが。あのボムに対して向けている優しい目は、勇者ラディッシュ様が私に向けてくれた目と重なるのだ。そんなことあるはずがないのにな。それにしてもレイとキキーにはがっかりした。簡単に籠絡させられた挙句。妾のことを裏切ったのだからな。いつかきつ~いお仕置きをしてやるとしよう。今は一刻も早く魔王様の元へ戻らねばな。
「勇者ラディッシュ、また来たのか。今度は負けん」
「火龍サラマンダーか。また素材をもらいにきたぞ」
「1人でやってきて妾のことを素材呼ばわりとは、此度こそ。必ず打ち倒してくれる」
「あのクソ女どもの援護など不要」
「仲間のことをクソ女呼ばわりとは、このような男に毎回負けてるのか。しかし今度はそうはいかんぞ」
「(クソッ。向こうの世界ではアイツらが俺を虐めるから今日も魔王倒しにいくからログインしろって言ったのによ。あーイライラするぜ。アイツらの身体を好き勝手するつもりだったのによ。これを魔王討伐にぶつけてやるよ)」
「何を黙っている。舐めやがって、妾が殺してくれるわ」
「ドラゴン狩り」
「うぐっ。妾の硬い鱗を一瞬で断ち切るとは見事。さぁ、先に進むが良い」
「(この四天王の魔物はテレパシー系の魔法を使っているのか人語を話しているよな。しかもなんか人間でいう胸の辺りも膨らんでるし、女だよな?アイツらがばっくれやがるからイライラするぜ。この魔物とやるか)」
「どうした?さっさと行かぬか」
「なぁ、サラマンダー」
「なんだ?まだ何かあるのか?」
「やらせてくれ!」
「なっ何を言ってるのだ!気でも狂ったのか」
「お前のことが好きになってしまったんだ。なぁ、勝ったんだから好きにしても良いよな。なっ」
「おい、お前正気なのか?火龍サラマンダーである妾とやりたいなど。妾は魔物だぞ」
「関係ねぇ。好きになったのがサラマンダーだっただけだ!」
「!?そんな、妾のことを本当に」
「あぁ(この反応は押せばやれる。所詮魔物だ。気持ちいいわけがない。ゲームの世界だしやり捨てもし放題ってな)」
「そげんこと突然言われても困るけん。あんた、うちんことすいとーと?」
「えっ?(顔を赤らめてる?そして、なんか知らんけどさっきまでとは明らかに違う言葉遣いになってる!?)」
「うちんこと遊びじゃないけんね?ほんにすいとーと?」
「(すいとーと?意味わからんが言葉から察するに好きなのって聞いてるってことか。アイツらの代わりだし、適当に同意してできるなら良いか)すいとーよ」
「!?そしたらしかたなかね。好きにしてよかばい」
「(身を預けてるってことは、良いってことか?魔物とやるのは初めてだがどんな感じなんだろうな。VRだし楽しみだぜ)」
「そげんとこ、ねぶっちゃいやよ」
「(いやってのはもっとやってってことだ)」
「そこはデリケートやけん。つまらんって言うてるやろ」
「(つまらん?気持ち良くないってことか?それにしても人間と同じように濡れてるのに、気持ち良くないだと。なんかムカついてきたぜ)」
でも面白い男やった。嫌がる妾の全身を舐め回して、それ以上やられたらなんか別世界に行きそうだったからやめてって懇願したのに、執拗にやってきて、変な感覚に襲われた後は、人間のものを妾の中で、喰らっていたな。それにしても魔物である妾とやりたいなんて言い出す男、後にも先にも勇者ラディッシュ様以外現れないだろうと思っていたのだがあの男は、どんな魔物とでもやる。女狂いの浮気者ほど厄介な男は居らん。それに引き換え、勇者ラディッシュ様は、何度も何度も妾のことを愛しにきてくれた。いつしかきてくれるのが楽しみになって、進んで妾の貴重な素材を渡していたな。いかんいかん。早く魔王様の元へ戻り。あの男が危険であることを告げなければ。それにしてもどうしてあやつと勇者ラディッシュ様が重なったのであろうな。アヤツは勇者ラディッシュ様を殺した憎き存在のはずなのだが。あのボムに対して向けている優しい目は、勇者ラディッシュ様が私に向けてくれた目と重なるのだ。そんなことあるはずがないのにな。それにしてもレイとキキーにはがっかりした。簡単に籠絡させられた挙句。妾のことを裏切ったのだからな。いつかきつ~いお仕置きをしてやるとしよう。今は一刻も早く魔王様の元へ戻らねばな。
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