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1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう
孤高のモンキーボクサー
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ここがパピキーシャ山脈だということが判明した俺たちはここに生息している魔物を人外娘にするために捜索を開始した。
「御主人様~、大丈夫ですか?」
「ハァハァハァハァ、ピグミィ、心配してくれてありがとう。大丈夫だよ。ハァハァハァハァ」
「フグオ、トレーニングサボってたんじゃない」
「やってるわ!毎日欠かさずやってるわ!ハァハァハァハァ」
「フグオ君、辛かったらハルがお姫様抱っこしてア・ゲ・ル」
「要らんわ!ハァハァハァハァ」
マヤもハルもどんだけ体力お化けなんだ。俺はこんなにヘトヘトだってのに。
「カレピッピ、マジ辛たん?ボクが背負ってやるっすか?」
「チョトミ、大丈夫だよ。ハァハァハァハァ」
「マスターが限界そうですマリン」
「バニー、わかったのだ。全然見つからないから少し休憩するのだ」
全然見つからないというのは、女のモンキーボクサーのことだ。向かってくる集団のモンキーボクサーは、そこでもう転がってる。フレアが片っ端から叩きのめした。亡骸からは有り難く素材を回収したけどな。
「殿の邪魔する奴、ボム粉砕」
「ありがと、フレア」
「褒められるとボム。嬉しい」
「うーん、モンキーボクサーは集団戦闘を好むからすぐ見つかると思ってたんだけど」
「マリンもそう思ってたのだ」
「ひょっとして、1人で黄昏ていたりするかもね」
「!?盲点だったのだ。ハル、でかしたのだ」
「えっ?何よマリン」
その時、1匹のモンキーボクサーが襲撃してきた。
「うおっ!?きっ奇襲か!」
「キキー、キィ(アタイの縄張りで好き勝手してくれたな。アイツらの仇を取ってやる。かかってきな)」
「何言ってんだ?」
「アタイの縄張りで好き勝手しやがって、アイツらの仇を取る、かかってきなって、おっしゃってます御主人様」
「ピグミィ、魔物の言葉がわかるの?」
「はい。マリン様もバニー様もフレア様もチョトミ様もわかっているかと」
「マスター、わからなかったのだ?」
「わかるわけないだろ!」
「何はともあれ、飛んで火に入る夏の虫って奴ですわね。マリン」
「そうなのだ。幸い、1人なのだ。マスター任せたのだ!」
「任せるんかーい!まぁ、そうだよな。にしても女武闘家か」
「フグオ、そのニヤケ顔やめて、きもいから」
「フグオ君のどんな顔も好き」
「カレピッピ任せなん?なーぜなーぜ。ボクが倒したらだーめだーめ?」
「ダメなのだ。というか参加できないから問題ないのだ」
戦闘に参加しようとしたチョトミが倒れた。
「感電でビーリビーリで、カレピッピの役に立てないのマジショックっす」
えっ?無理やり参加しようとするとこうなる仕様なの?マジで?チョトミ、身を張って証明してくれてありがとう。チョトミのことは忘れないよ。
「死んでないのだ。感電で気絶しただけなのだ」
「うおっ。なんで俺の心の声が聞こえて」
「聞こえてないのだ。その表情でだいたい察せられるのだ」
「そっそうか」
「キッキィ(アタイを無視しようとは、いい度胸じゃねぇか。そんだけゾロゾロ連れていながら1番雑魚そうなお前が相手してくれんのか。アイツらの分までなぶり殺してやるよ)」
「また何か言ってる?」
「アタイを無視して良い度胸だな。そんだけいて、1番雑魚そうな奴ってか。なぶり殺してやる。と言ってます御主人様」
「相当お怒りじゃねぇか!」
バトルスタートの前に、モンキーボクサーと俺の能力を確認しておこう。
名前 モンキーボクサー(女)
職業 魔物
LV.16
HP120
MP60
力50
守30
速25
賢10
運50
攻撃力50
守備力30
所持スキル ジャブ(消費MP2で攻撃力0.7倍の2回攻撃)ストレート(消費MP5で攻撃力1.5倍の攻撃)フック(消費MP3で攻撃楽1.2倍の攻撃)ワンツーフックストレート(消費MP10で、ジャブ・フック・ストレートを連続で放つ)アッパー(消費MP4で敵の攻撃力を下げる効果のある攻撃力1.4倍の攻撃)ボディブロー(消費MP4で敵の防御力を貫通する攻撃力1.4倍の攻撃)
えっ?デスボアーよりレベル高いのに弱くなってないって思った人手を挙げなさい。あれは、草原の主みたいなもんだから。格が違うから。しかもコイツは本来は複数出現なんだよ。最大で8匹同時に出てくる。コイツの複数出現に泣かされていない冒険者は居ないだろう。かくいう俺も勇者ラディッシュだった時で、まだパーティも率いていなかった頃、コイツにやられて教会送りにされたことがある。本来コイツの怖さは集団戦闘であるところなのだが、あいにく、今の俺だとどの攻撃も即死だ。そう、また死んだフリ案件ってことだ。だって、どうやったって勝てないわけだからな。相手の行動の全てが攻撃技。こちらはどれも即死って状況な訳だから。さぁ、俺は新たにどんなスキルを覚えたんだろうな。相手の能力を見た後だと気が乗らないが見てみるか。
名前 フグオ
別名 オケガイサクトモ
異名 名前を取り戻せし者・人外娘に愛されし者
通り名 魔物を犯せし者・解放者・変態
職業 性の伝道師・魔物ハンター・勇者etc
LV.16
HP16
MP16
力16
守16
速16
賢999
運999
攻撃力16+α
守備力16+α
属性無効 火
状態異常無効 全て
特殊状態異常無効 乗っ取り
特殊状態異常反射 拉致監禁
武器 無し
頭装備 無し
上装備 無し
下装備 草のふんどし
足装備 草履
服 フード付きマント
所持スキル 死んだフリ。圧倒的抗体。ヒール。蜜分泌。血液分泌。性豪。骨肉生成。燃えない身体。霊視。鬼化。魂の保護。拉致返し。石槍。ヒラリヒラリ。餌付け(消費MPを10も使っちゃうけど動物系の魔物に有効なスキルだよ~。このスキルを使われた魔物は、君の虜。確定で魅了状態を与えるんだよ~。君の思いのまま。レッツ催淫姦ゴーゴー)
相変わらずふざけた説明文なんだけど。とんでもないスキル覚えてた~。まさかの勝ち確だわ。フッフッフッ。目にも飲ませてやろうじゃないか。モンキーボクサーちゃん。この時、俺は自分の速さよりも相手の方が速いってことを忘れているのだった。
「御主人様~、大丈夫ですか?」
「ハァハァハァハァ、ピグミィ、心配してくれてありがとう。大丈夫だよ。ハァハァハァハァ」
「フグオ、トレーニングサボってたんじゃない」
「やってるわ!毎日欠かさずやってるわ!ハァハァハァハァ」
「フグオ君、辛かったらハルがお姫様抱っこしてア・ゲ・ル」
「要らんわ!ハァハァハァハァ」
マヤもハルもどんだけ体力お化けなんだ。俺はこんなにヘトヘトだってのに。
「カレピッピ、マジ辛たん?ボクが背負ってやるっすか?」
「チョトミ、大丈夫だよ。ハァハァハァハァ」
「マスターが限界そうですマリン」
「バニー、わかったのだ。全然見つからないから少し休憩するのだ」
全然見つからないというのは、女のモンキーボクサーのことだ。向かってくる集団のモンキーボクサーは、そこでもう転がってる。フレアが片っ端から叩きのめした。亡骸からは有り難く素材を回収したけどな。
「殿の邪魔する奴、ボム粉砕」
「ありがと、フレア」
「褒められるとボム。嬉しい」
「うーん、モンキーボクサーは集団戦闘を好むからすぐ見つかると思ってたんだけど」
「マリンもそう思ってたのだ」
「ひょっとして、1人で黄昏ていたりするかもね」
「!?盲点だったのだ。ハル、でかしたのだ」
「えっ?何よマリン」
その時、1匹のモンキーボクサーが襲撃してきた。
「うおっ!?きっ奇襲か!」
「キキー、キィ(アタイの縄張りで好き勝手してくれたな。アイツらの仇を取ってやる。かかってきな)」
「何言ってんだ?」
「アタイの縄張りで好き勝手しやがって、アイツらの仇を取る、かかってきなって、おっしゃってます御主人様」
「ピグミィ、魔物の言葉がわかるの?」
「はい。マリン様もバニー様もフレア様もチョトミ様もわかっているかと」
「マスター、わからなかったのだ?」
「わかるわけないだろ!」
「何はともあれ、飛んで火に入る夏の虫って奴ですわね。マリン」
「そうなのだ。幸い、1人なのだ。マスター任せたのだ!」
「任せるんかーい!まぁ、そうだよな。にしても女武闘家か」
「フグオ、そのニヤケ顔やめて、きもいから」
「フグオ君のどんな顔も好き」
「カレピッピ任せなん?なーぜなーぜ。ボクが倒したらだーめだーめ?」
「ダメなのだ。というか参加できないから問題ないのだ」
戦闘に参加しようとしたチョトミが倒れた。
「感電でビーリビーリで、カレピッピの役に立てないのマジショックっす」
えっ?無理やり参加しようとするとこうなる仕様なの?マジで?チョトミ、身を張って証明してくれてありがとう。チョトミのことは忘れないよ。
「死んでないのだ。感電で気絶しただけなのだ」
「うおっ。なんで俺の心の声が聞こえて」
「聞こえてないのだ。その表情でだいたい察せられるのだ」
「そっそうか」
「キッキィ(アタイを無視しようとは、いい度胸じゃねぇか。そんだけゾロゾロ連れていながら1番雑魚そうなお前が相手してくれんのか。アイツらの分までなぶり殺してやるよ)」
「また何か言ってる?」
「アタイを無視して良い度胸だな。そんだけいて、1番雑魚そうな奴ってか。なぶり殺してやる。と言ってます御主人様」
「相当お怒りじゃねぇか!」
バトルスタートの前に、モンキーボクサーと俺の能力を確認しておこう。
名前 モンキーボクサー(女)
職業 魔物
LV.16
HP120
MP60
力50
守30
速25
賢10
運50
攻撃力50
守備力30
所持スキル ジャブ(消費MP2で攻撃力0.7倍の2回攻撃)ストレート(消費MP5で攻撃力1.5倍の攻撃)フック(消費MP3で攻撃楽1.2倍の攻撃)ワンツーフックストレート(消費MP10で、ジャブ・フック・ストレートを連続で放つ)アッパー(消費MP4で敵の攻撃力を下げる効果のある攻撃力1.4倍の攻撃)ボディブロー(消費MP4で敵の防御力を貫通する攻撃力1.4倍の攻撃)
えっ?デスボアーよりレベル高いのに弱くなってないって思った人手を挙げなさい。あれは、草原の主みたいなもんだから。格が違うから。しかもコイツは本来は複数出現なんだよ。最大で8匹同時に出てくる。コイツの複数出現に泣かされていない冒険者は居ないだろう。かくいう俺も勇者ラディッシュだった時で、まだパーティも率いていなかった頃、コイツにやられて教会送りにされたことがある。本来コイツの怖さは集団戦闘であるところなのだが、あいにく、今の俺だとどの攻撃も即死だ。そう、また死んだフリ案件ってことだ。だって、どうやったって勝てないわけだからな。相手の行動の全てが攻撃技。こちらはどれも即死って状況な訳だから。さぁ、俺は新たにどんなスキルを覚えたんだろうな。相手の能力を見た後だと気が乗らないが見てみるか。
名前 フグオ
別名 オケガイサクトモ
異名 名前を取り戻せし者・人外娘に愛されし者
通り名 魔物を犯せし者・解放者・変態
職業 性の伝道師・魔物ハンター・勇者etc
LV.16
HP16
MP16
力16
守16
速16
賢999
運999
攻撃力16+α
守備力16+α
属性無効 火
状態異常無効 全て
特殊状態異常無効 乗っ取り
特殊状態異常反射 拉致監禁
武器 無し
頭装備 無し
上装備 無し
下装備 草のふんどし
足装備 草履
服 フード付きマント
所持スキル 死んだフリ。圧倒的抗体。ヒール。蜜分泌。血液分泌。性豪。骨肉生成。燃えない身体。霊視。鬼化。魂の保護。拉致返し。石槍。ヒラリヒラリ。餌付け(消費MPを10も使っちゃうけど動物系の魔物に有効なスキルだよ~。このスキルを使われた魔物は、君の虜。確定で魅了状態を与えるんだよ~。君の思いのまま。レッツ催淫姦ゴーゴー)
相変わらずふざけた説明文なんだけど。とんでもないスキル覚えてた~。まさかの勝ち確だわ。フッフッフッ。目にも飲ませてやろうじゃないか。モンキーボクサーちゃん。この時、俺は自分の速さよりも相手の方が速いってことを忘れているのだった。
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