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1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう
フグオたちの賞金一覧
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改めて手配書を見ると更新されてるようでパピィとキャサリンを除く全員に賞金が掛けられていた。先ず、俺の手配書だが。だいぶ恥ずかしいアングルで撮られていた。どんなアングルかって?まぁ、簡単にいえば魔物を人外娘にする前段階を撮られたって感じ。要は、男女の絡みの最中。ってかこんなの手配書に使うなよ。馬鹿なのか!賞金額は2000万G。手配書の下にはdead a liveの文字。即ち生死は問わないってやつだ。最悪すぎるだろ。
「マスターの手配書、面白いのだ。相手は、スライム?これマリンなのだ!」
「そうだよ。こんな下半身露出の瞬間、撮られてるとかマジで意味不明なんだけど」
「きっと、現実世界でのデータを管理するところのでしょうね。十中八九、私たちに賞金をかけたのは御離羅貞朝よ。寧ろ、マリンたちは巻き込まれた側だと思うわ。だから、ハル、怒るのはお門違いだから」
「でもマーヤ」
「やーい、ハルがマーヤに怒られてるのだ」
「マリンもそうやって煽るからダメなの。わかった?」
「うっわかったのだ」
2人仲良く怒られてる。こういうところマーヤはきちんとしてるよな。喧嘩両成敗が如く両方を叱っていた。次にマーヤだがマーヤの手配書は、カッコよくファイヤーボールを放っているところだ。賞金は100万G。手配書の下にはcaptureの文字が書かれている。つまり捕まえた場合に賞金を払いますよって事だ。
「マーヤ様のは、凄くカッコいい手配書ですね」
「あら、そう。でも私がまさかお尋ね者になるとは思ってなかったんだけど」
「captureってなんだったっけ?」
「捕えるって意味よ。つまり、私を捕まえて連れてきた場合に賞金を払うってことよ」
「そうなんだ。じゃあ、私と同じだね。ほら」
ハルが見せた手配書には、マーヤの傷を回復しているところを撮られた手配書だった。賞金は、300万G。手配書の下にはマーヤのと同じcaptureの文字が書かれていた。
「なんで、ハルの方が200万も多いのよ。納得できないんだけど」
「フフフ。この美貌の成せる力かしら。それともフグオ君の信頼度ってことかな」
「めちゃムカつくんだけど」
「安心するのだ。マーヤのがマスターに信頼されてるのだ」
「マリン、ありがとう」
「ムニムニしにゃいで、欲しいのら」
ほんとマリンとマーヤは仲良すぎだと思う。さて、次は僕の可愛い人外娘たちだ。先ずはマリン。手配書は触手で冒険者たちを薙ぎ払っているところだ。いや、なんで俺だけあんな酷いところなんだよマジで。マリンも俺にやられてるところとかいっぱい恥ずかしいのあっただろう。どうなってんだ運営。賞金は1万G。マスコット枠って事かってぐらい安い。まぁとにかくフグオ関連の奴だ。賞金を掛けとけ感が半端ない。手配書の下には、俺と同じくdead a liveの文字が書かれていた。
「酷いのだ。こんなのあんまりなのだ。マーヤやハルより強いのに賞金額が安すぎるのだ。それでも、マスターと同じ文字なのだ。エヘヘ」
「俺と同じは一番ダメだからな。生死は問わないっていう。まぁなんでもアリって事なんだから!」
「そうなのだ?でも、マスターと同じだから良いのだ」
「流石、スライムね。1万Gで生死問われないとか能天気で御苦労様って感じ~」
「マーヤ、ハルが虐めてくるのだ」
「ハル、アンタね。何度言ったらわかるの?煽るなって言ってるよね!」
「マーヤに泣きつくなんて卑怯者」
「アッカンベーなのだ」
「キー、ムカつくムカつくムカつく」
マリンもハルのあしらい方がわかってきたのかもな。次は、バニーだ。手配書はバニースーツで投げキッスをしているところだ。こんなのいつやってたんだ?全く身に覚えが無いんだけど。賞金額は50万G。手配書の下にはcaptureの文字が書かれている。
「あら、私はマスターと同じでは無さそうですわね~」
「きっとバニースーツで何処かの運営のおじさんを魅了しちゃったんだじゃ無いかな?」
「運営というのはよくわかりませんが。みんな揃ってこういうのもお祭りみたいで良いですわね~」
「いや、全然良くないよ」
次は、ハニーだ。ハニーの手配書は、ロイヤルゼリーと蜂蜜を持ってるところだ。賞金額は5万G。手配書の下には、emergency foodと書かれていた。
「妾は皆と違うようじゃ。この溢れる高貴なオーラの出せる技のようじゃな」
「ハニーのは、非常食って意味だから。一番やばいわよ」
「へっ?妾が非常食じゃと。ふざけおって。こんなもの。こんなもの。こうしてくれるわ」
ハニーは手配書を丸めてドロドロに溶かした。確かに酷すぎる扱いだ。次は、シャインだな。あっ血をチュウチュウ吸っているところだ。可愛いなぁ。賞金額は5000G。手配書の下には、decorationの文字が書かれていた。
「こっこんなしゅがた、はっはじゅかちぃ」
「しかも飾りって事は観賞用にどうぞって、ことね」
うん。マーヤが全て言ってくれたけど。ハニーよりももっと酷い扱いだった。しかも、Gもマリンの半分。驚異が全く感じられないって事なのかな?よくわからないけど。次はピグミィだな。メイド服を着て庭の掃き掃除をしているところだ。賞金額は80万G。手配書の下にはhousekeeperの文字が書かれていた。
「あら、私のも御主人様や皆様と少し書かれている文字が違います」
「これは、家政婦って意味ね」
「家政婦?」
「家事全般をやってくれる人のことよ」
「まぁ、そうなのですね。私のことをこんなに評価してくださるとは嬉しいです」
まぁ、ピグミィのおかげで木の温もり溢れる拠点もいつも清潔だもんな。ほんと、頭が下がるよ。次はフレアだ。手配者は、これまたカッコいい。火の魔法を身に纏って、火の玉がフレアの周りを飛んでいる。賞金額は500万G。手配者の下には、dangerousの文字が書かれていた。
「殿、ボムのも少し違う」
「これは危険って意味ね」
「危険?」
「まぁ、そんなに火纏わせてて、爆発してるところだったら危険物と思われても仕方なくない」
「ボム、危険物。殿、ボム」
今にも泣き出しそうなフレア。
「大丈夫だよ。僕はいつもフレアに助けられてるから。ハル、お前酷いな。1週間禁欲の刑な」
「それは酷い。謝るから許してフグオ君」
ハルの言葉を無視する。最後はマミリンだ。白銀の鎧に身を包んで、剣を胸の前で両腕で握っている立ち姿だ。おおーカッコいい。賞金額は400万G。手配書の下には、Guardianの文字が書かれていた。
「マスター殿、私のも少し違うのだが、どういう意味なのであろう」
「これは守護者ね。フグオを守りし者って認識って事じゃないかしら」
「そうなのですな。騎士として、これほど嬉しい事はない」
「これからも宜しくなマミリン」
「この身に代えてマスター殿をお守り致す」
まぁ、こんな感じで一気に総額3436万5千Gのお尋ね者となってしまったフグオ一行であった。
「マスターの手配書、面白いのだ。相手は、スライム?これマリンなのだ!」
「そうだよ。こんな下半身露出の瞬間、撮られてるとかマジで意味不明なんだけど」
「きっと、現実世界でのデータを管理するところのでしょうね。十中八九、私たちに賞金をかけたのは御離羅貞朝よ。寧ろ、マリンたちは巻き込まれた側だと思うわ。だから、ハル、怒るのはお門違いだから」
「でもマーヤ」
「やーい、ハルがマーヤに怒られてるのだ」
「マリンもそうやって煽るからダメなの。わかった?」
「うっわかったのだ」
2人仲良く怒られてる。こういうところマーヤはきちんとしてるよな。喧嘩両成敗が如く両方を叱っていた。次にマーヤだがマーヤの手配書は、カッコよくファイヤーボールを放っているところだ。賞金は100万G。手配書の下にはcaptureの文字が書かれている。つまり捕まえた場合に賞金を払いますよって事だ。
「マーヤ様のは、凄くカッコいい手配書ですね」
「あら、そう。でも私がまさかお尋ね者になるとは思ってなかったんだけど」
「captureってなんだったっけ?」
「捕えるって意味よ。つまり、私を捕まえて連れてきた場合に賞金を払うってことよ」
「そうなんだ。じゃあ、私と同じだね。ほら」
ハルが見せた手配書には、マーヤの傷を回復しているところを撮られた手配書だった。賞金は、300万G。手配書の下にはマーヤのと同じcaptureの文字が書かれていた。
「なんで、ハルの方が200万も多いのよ。納得できないんだけど」
「フフフ。この美貌の成せる力かしら。それともフグオ君の信頼度ってことかな」
「めちゃムカつくんだけど」
「安心するのだ。マーヤのがマスターに信頼されてるのだ」
「マリン、ありがとう」
「ムニムニしにゃいで、欲しいのら」
ほんとマリンとマーヤは仲良すぎだと思う。さて、次は僕の可愛い人外娘たちだ。先ずはマリン。手配書は触手で冒険者たちを薙ぎ払っているところだ。いや、なんで俺だけあんな酷いところなんだよマジで。マリンも俺にやられてるところとかいっぱい恥ずかしいのあっただろう。どうなってんだ運営。賞金は1万G。マスコット枠って事かってぐらい安い。まぁとにかくフグオ関連の奴だ。賞金を掛けとけ感が半端ない。手配書の下には、俺と同じくdead a liveの文字が書かれていた。
「酷いのだ。こんなのあんまりなのだ。マーヤやハルより強いのに賞金額が安すぎるのだ。それでも、マスターと同じ文字なのだ。エヘヘ」
「俺と同じは一番ダメだからな。生死は問わないっていう。まぁなんでもアリって事なんだから!」
「そうなのだ?でも、マスターと同じだから良いのだ」
「流石、スライムね。1万Gで生死問われないとか能天気で御苦労様って感じ~」
「マーヤ、ハルが虐めてくるのだ」
「ハル、アンタね。何度言ったらわかるの?煽るなって言ってるよね!」
「マーヤに泣きつくなんて卑怯者」
「アッカンベーなのだ」
「キー、ムカつくムカつくムカつく」
マリンもハルのあしらい方がわかってきたのかもな。次は、バニーだ。手配書はバニースーツで投げキッスをしているところだ。こんなのいつやってたんだ?全く身に覚えが無いんだけど。賞金額は50万G。手配書の下にはcaptureの文字が書かれている。
「あら、私はマスターと同じでは無さそうですわね~」
「きっとバニースーツで何処かの運営のおじさんを魅了しちゃったんだじゃ無いかな?」
「運営というのはよくわかりませんが。みんな揃ってこういうのもお祭りみたいで良いですわね~」
「いや、全然良くないよ」
次は、ハニーだ。ハニーの手配書は、ロイヤルゼリーと蜂蜜を持ってるところだ。賞金額は5万G。手配書の下には、emergency foodと書かれていた。
「妾は皆と違うようじゃ。この溢れる高貴なオーラの出せる技のようじゃな」
「ハニーのは、非常食って意味だから。一番やばいわよ」
「へっ?妾が非常食じゃと。ふざけおって。こんなもの。こんなもの。こうしてくれるわ」
ハニーは手配書を丸めてドロドロに溶かした。確かに酷すぎる扱いだ。次は、シャインだな。あっ血をチュウチュウ吸っているところだ。可愛いなぁ。賞金額は5000G。手配書の下には、decorationの文字が書かれていた。
「こっこんなしゅがた、はっはじゅかちぃ」
「しかも飾りって事は観賞用にどうぞって、ことね」
うん。マーヤが全て言ってくれたけど。ハニーよりももっと酷い扱いだった。しかも、Gもマリンの半分。驚異が全く感じられないって事なのかな?よくわからないけど。次はピグミィだな。メイド服を着て庭の掃き掃除をしているところだ。賞金額は80万G。手配書の下にはhousekeeperの文字が書かれていた。
「あら、私のも御主人様や皆様と少し書かれている文字が違います」
「これは、家政婦って意味ね」
「家政婦?」
「家事全般をやってくれる人のことよ」
「まぁ、そうなのですね。私のことをこんなに評価してくださるとは嬉しいです」
まぁ、ピグミィのおかげで木の温もり溢れる拠点もいつも清潔だもんな。ほんと、頭が下がるよ。次はフレアだ。手配者は、これまたカッコいい。火の魔法を身に纏って、火の玉がフレアの周りを飛んでいる。賞金額は500万G。手配者の下には、dangerousの文字が書かれていた。
「殿、ボムのも少し違う」
「これは危険って意味ね」
「危険?」
「まぁ、そんなに火纏わせてて、爆発してるところだったら危険物と思われても仕方なくない」
「ボム、危険物。殿、ボム」
今にも泣き出しそうなフレア。
「大丈夫だよ。僕はいつもフレアに助けられてるから。ハル、お前酷いな。1週間禁欲の刑な」
「それは酷い。謝るから許してフグオ君」
ハルの言葉を無視する。最後はマミリンだ。白銀の鎧に身を包んで、剣を胸の前で両腕で握っている立ち姿だ。おおーカッコいい。賞金額は400万G。手配書の下には、Guardianの文字が書かれていた。
「マスター殿、私のも少し違うのだが、どういう意味なのであろう」
「これは守護者ね。フグオを守りし者って認識って事じゃないかしら」
「そうなのですな。騎士として、これほど嬉しい事はない」
「これからも宜しくなマミリン」
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