いじめられっ子の僕が可愛い人外娘と行く冒険旅〜但し人外娘へと変える方法が独特で〜

揚惇命

文字の大きさ
上 下
56 / 210
1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう

アンダーウェアを作成するために

しおりを挟む
 マーヤやハルに散々に言われて、人外娘たちのアンダーウェアを作ることになった。
 うーん、アンダーウェアか。どうせなら耐火だけじゃなくて、色々耐性増やしたいよな。下着とブラジャーだっけ?そんなのどうやって作るんだよ。クラフトスキルも万能じゃ無いんだぞ。
「はーい、呼ばれて飛び出て、みんなのアイドルことアイリィンだよ~」
「いや呼んでねぇよ」
「ひっどーい。ラディッシュだった時はあんなに私のこと見てくれたのに。シクシク」
「はっ?なんでそんな前のこと知ってんだ?」
「私は人工知能なんです~。なんでも知ってるんだからね。女の子の大切な部分を守るパッパンティとブッブラジャーの作り方だよね」
 おいおい。何モジモジ恥じらってんだよ。人工知能ならそんな恥ずかしがることないだろ。
「あった~。ここから南に行ったところにあるエレスタの街で、服のレシピが手に入るみたいだよ~。目指せハーレム娘たちにオシャレをなんちって~」
「へぇ~服の作り方のレシピか。それは良いな。サンキュー。ってもういねぇし」
 昼過ぎだし、ちょいと1人で行って、レシピ入手してくるか。幸いこの辺りの魔物も人外娘たちが駆逐しちゃったからな。再配置されるまで時間はあるだろう。女じゃない魔物なんて死んじゃえとか言って、新加入したフレアが燃やしちゃったんだよね。マーヤも見たこともない高火力の火の魔法に目をキラキラさせてた。流石魔法使いってところかな。あっフレアの能力の紹介をしてなかったね。こんな感じだよ。
 名前 フレア
 職業 ボム娘
 LV.999
 HP9999
 MP9999
 力999
 守999
 速999
 賢999
 運999
 攻撃力999+α
 守備力999+α
 所持スキル 芸術は爆発なんです(消費MP0で敵全体に賢10倍の炎属性ダメージを与える)殿、オヤツに爆弾は如何ですか(消費MP0でフレア特製の爆弾おにぎりを殿に食わせる)もう怒ったんだからね(消費MP0で身体を大きく膨らませ全能力値を2倍上昇させる)燃える焔の身体(常時発動。近接攻撃してきた相手に猛火傷を付与する)爆弾おにぎり(消費MP0で、全能力値を2倍にさせるフレア特製の爆弾おにぎりを与える)皆に号令をしないと殿を守るんです(消費MP0で殿を守るマザーボムを召喚。呼ばれたマザーボムの能力値は本体の約半分となる)近付く不埒な輩よ燃えなさい(消費MP0で敵1人に賢20倍の炎属性ダメージを与える)
 もうね技名がねボムって感じだよね。でも、全部破壊力がケタ違いなんだけど。殿、オヤツに爆弾は如何ですかって何?食いたくないんだけど説明文見る限りだとフレアが作った特製のおにぎりみたいなんだよね。爆弾って付いてるけどーーーーーーー。だっ大丈夫なんだよね。紹介も終わったところでエレスタの街に行くか。エレスタの街か。クエストも何も無い平和な街で、ラディッシュの時は寄らなかったんだよな。だから初めてでちょっとワクワクしてる。というかパピルスの王都からこんなに近いところに街があったんだな。ん?というかあったっけ?なんで、俺クエストも何も無い街って断言したんだ。なんかおかしい。どうなってる?
「賞金首が1人で出歩くなんて不用心だよなぁ。まぁそのおかげで、幻術師である俺の術中にハマったみたいだけどな」
「誰だお前」
「まだ喋れたのか。聞いて驚け、賞金狩りのタケトとは俺のことだ~~~」
「知らんわお前みたいなやつ。やれやれ、厄介な状態以上だった」
「はっ?なんで、俺の幻術が一瞬で解除された。なんで?」
「それはさお前が戦闘開始してくれたおかげだよ。戦闘に入るとさ俺は圧倒的な抗体っていうスキルが発動するからさ。さっきはよくもやってくれたな。ピグミィ、来い」
「御主人様の危機に馳せ参じました」
「えっ?オーク?御主人様?どういう関係?待って待って待って?許してくれ謝るからさ。グベッ。次は覚えてろよーーーー」
 ピグミィの一撃で吹っ飛んで行ったタケトと名乗った幻術師。
「もう、起きたら御主人様がいらっしゃいませんし、何事かと思ったら厄介ごとに巻き込まれていらっしゃるなんて、何があったのでしょうか?」
「ごめんよ。マーヤとハルに言われて、みんなのアンダーウェアを作るために、エレスタの街に向かってたんだ」
「エレスタの街ですか。パピルス王都が滅んでから作られた新しい街です。御主人様、1人では心配なのでこのまま護衛させていただきますね」
「あっありがとう」
 やっぱりラディッシュの時にエレスタの街なんてなかったんだ。じゃあ、俺はクエストも何も無い平和な街ってどこと勘違いしてたんだ。確か似たような名前だったと思うんだけど。まぁ良いか。ここがエレスタの街か。なんていうか色とりどりの旗が家々を繋いでいて、街の真ん中に憩いの噴水広場があり、水が綺麗なところの特徴で大きな鍛冶屋もあって、見渡す限りいろんな服の専門店が連なっていた。ここならみんなの服のレシピが手に入るってのも納得だ。さて、じゃあ色々見て回るとするか。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜

水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。 その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。 危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。 彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。 初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。 そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。 警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。 これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。

異世界で穴掘ってます!

KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語

日本列島、時震により転移す!

黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します

ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!! カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。

秋田ノ介
ファンタジー
  88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。  異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。  その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。  飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。  完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。  

スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する

カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、 23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。 急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。 完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。 そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。 最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。 すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。 どうやら本当にレベルアップしている模様。 「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」 最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。 他サイトにも掲載しています。

俺が異世界帰りだと会社の後輩にバレた後の話

猫野 ジム
ファンタジー
会社員(25歳・男)は異世界帰り。現代に帰って来ても魔法が使えるままだった。 バレないようにこっそり使っていたけど、後輩の女性社員にバレてしまった。なぜなら彼女も異世界から帰って来ていて、魔法が使われたことを察知できるから。 『異世界帰り』という共通点があることが分かった二人は後輩からの誘いで仕事終わりに食事をすることに。職場以外で会うのは初めてだった。果たしてどうなるのか? ※ダンジョンやバトルは無く、現代ラブコメに少しだけファンタジー要素が入った作品です ※カクヨム・小説家になろうでも公開しています

処理中です...