いじめられっ子の僕が可愛い人外娘と行く冒険旅〜但し人外娘へと変える方法が独特で〜

揚惇命

文字の大きさ
上 下
39 / 210
1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう

突如襲いかかってくる冒険者

しおりを挟む
 新たに加わった人外娘ピグミィの能力を見てみよう。
 名前 ピグミィ
 職業 豚娘
 LV.999
 HP9999
 MP9999
 力999
 守999
 速999
 賢999
 運999
 攻撃力999+α
 守備力999+α
 所持スキル 雌豚の一撃(常時発動。御主人様を攻撃に選択した敵に先制攻撃)雌豚の献身(常時発動。御主人様がいる限り戦闘不能にならない&御主人様への攻撃を肩代わりする)精力増強(御主人様の消費MP1で、全ステータスを3倍にし、自身のHPを3倍になるまで増加させる)雌豚の威嚇(常時発動。御主人様に攻撃しようとする敵の行動を封じる)雌豚の愛(常時発動。御主人様がバトルに入った時どこからともなく駆けつける)
 全ての行動が常時発動。唯一精力増強は俺のMPを消費って。しかもチート技ですよ運営さん。俺が死なない限り戦闘不能にならないのにダメージの肩代わりって、けっきょく俺もピグミィも無敵ってことですやん。後スキル名のほとんどに雌豚って。やめてあげて、こんなに可愛いのにめちゃくちゃ可愛いのに。えっ何々、雌豚だなんて嬉しいです!?じゃないよピグミィ。怒って良いんだからね。ピグミィが無事に人外娘になったということは、僕のレベルも上がっているわけで、今回新たにどうなったかというと。
 名前 フグオ
 別名 オケガイサクトモ
 異名 名前を取り戻せし者・人外娘に愛されし者
 通り名 魔物を犯せし者・解放者
 職業 性の伝道師・魔物ハンター・勇者etc
 LV.8
 HP8
 MP8
 力8
 守8
 速8
 賢999
 運999
 攻撃力8+α
 守備力8+α
 所持スキル 死んだフリ。圧倒的抗体。ヒール。蜜分泌。血液分泌。性豪。骨肉生成(ヤッタネ骨生成がパワーアップしたよ。これでスケルトン系統だけじゃなくて骸骨系統も人外娘にできちゃうよ。どんどん増やしていこう。目指せハーレム王)
 やっぱり俺の説明文だけ弄ってるじゃねえかアイリィン!それにしても別名オケガイサクトモってなってるし。異名の人外娘に愛されし者って何?まぁ全員保護スキル持ちなんだけどさ。そういうこと?どういうことよ?一つ言わせて、通り名の魔物を犯せし者は消してください~~~。職業も魔物使いじゃなくて魔物ハンターと勇者が追加されてるし。なのに覚えるスキルは性の伝道師スキルだけってどういうことよ。
 挨拶も済み。外の簡易拠点に帰ろうと外に出ると突然冒険者たちに襲われた。
「兄貴、コイツだ。間違いねぇ」
「へぇ、このガキが懸賞金1000万Gとはなぁ。付いてるぜお前ら」
「お頭、コイツの連れてる女、上玉ですぜ」
「おぅおぅ、副収入までとはますますついてるねぇ」
「逃さねぇようにあいつらも呼んでこい」
「ヘイ」
 コイツら盗賊か?懸賞金?何のことだ?周りに冒険者たちが集まってきた。
「こんなにたくさんでバトルに入らせてもらって悪いな。テメェら、女は傷つけんじゃねぇぞ。高く売れなくなるからな」
「わかってやすぜ」
 どうやらみんなバラバラで戦闘状態になってしまったようだ。俺の側にはって、チートすぎだよなお前のスキルは。
「御主人様の御身は私がお守り致します」
「女に守られてるなんて恥ずかしいガキだなぁ。ガッハッハッハッハッ」
 バトルスタートだ。
 盗賊のカシラと盗賊ABCDEFGHIJKLが現れた。
 おーいちょっと待てーい。流石に多すぎるわ。画面に入りきらんやろどう見ても。どないなってんねーん。
「はいはーい、呼ばれて飛び出てアイリィンだよ~。何言ってんのさ自分もたくさん人外娘と人間連れてるくせに~このこの~モテ男は辛いねぇ」
 呼んでないわ。男にモテても嬉しないわ。とっとと帰れ。まぁ言うだけ言って帰ったんだけどさ。それにしても、この数相手に僕とピグミィだけか。まぁピグミィのスキルはチートだから問題ないけどさ。
「先ずは小手調べだ。あれ持ってこい」
「ヘイ」
 盗賊のカシラは何か準備をしている。盗賊Aは何かを取りに行った。盗賊BCDEFGHIJKLは、ニタニタと笑っている。
 攻撃してこない。どういうことだ?
「ヨシヨシ、良いねぇ。コイツを飲ませてもらうぜ」
 あの薬は薬師っていう保険医が御離羅に投与した薬じゃねぇか。嫌な予感しかしねぇぞ。この世界だと嫌な予感しかしねぇぞ。
「キタキタキタキタキタキタ。キッターイヒヒヒヒヒ。最高にハイな気分だぜぇ」
 盗賊のカシラは斬鉄剣を使った。ピグミィに9999のダメージ。
「きゃあぁぁぁぁぁぁ。うっまだです。御主人様を御守りしないと」
「ヒヒャヒャヒャヒャ。この技で死なないなんて、良いねぇ最高にハイってやつだ。お前らもあの女を痛ぶってやれ」
「ヘイ、カシラ」
 盗賊ABCEFEGHIJKLの攻撃。ピグミィに10の12回ダメージ。
 ピグミィのスキルはチートだなんて言ってた自分を殴りたい。確かにチートかもしれないけどそれはピグミィが傷付いていくってことじゃないか。
「ピグミィ、もう良い」
「うぐっ。ダメです。皆様が居ない以上、私が御主人様を御守りしなければ」
「良いねぇ。最高じゃないか。お前ら、予定変更だ。あのガキの目の前でこの女を痛ぶり続けてやるぞ」
「オカシラも人が悪い。まぁ殺さない程度なら問題ないわけですし、見たところ相当タフでやすからね」
 攻撃対象が俺ならピグミィの反撃で雑魚はどうにかできるだろう。だが雑魚の攻撃がピグミィに集中している。どうしたら良い?どうしたら。そうだあのスキルだ。
「ピグミィ、精力増強だ」
 俺は下半身を丸出しにした。
「お前、何汚い者戦闘中に露出させてんだ」
「御主人様、やむおえませんね。頂戴致します」
 ピグミィに大放出する。
「コイツ、戦闘中に盛りやがった。舐めてんじゃねぇぞガキ」
 盗賊ABCEFEGHIJKLの攻撃対象が俺に変わった。お前たち、残念だったな。ピグミィの真の恐ろしさは今からだぞ。俺は、ちょいと疲れた。
 ピグミィの雌豚の一撃。盗賊ABCEFEGHIJKLに999のダメージ盗賊ABCEFEGHIJKLは倒れた。
「何が起こった。それにコイツさっきまで傷だらけだったのにどうして回復してやがるんだ。俺の薬の効果は切れたってのによぉ」
「覚悟しなさい。御主人様に手を出して、生かして返しません」
 ピグミィはスキル渾身必殺(消費MP0で敵単体に攻撃力の10倍のダメージを与える)を覚えた。
「馬鹿な!?こんなはずがこんなはずが司様。申し訳ありません。ヌグワァ」
 ピグミィの一撃を喰らい強制ログアウトされたようだ。それにしても司?やっぱりアイツが絡んでるのか?
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

日本列島、時震により転移す!

黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~

k33
ファンタジー
初めての小説です..! ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する

カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、 23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。 急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。 完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。 そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。 最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。 すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。 どうやら本当にレベルアップしている模様。 「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」 最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。 他サイトにも掲載しています。

欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します

ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!! カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

ブラックギルドマスターへ、社畜以下の道具として扱ってくれてあざーす!お陰で転職した俺は初日にSランクハンターに成り上がりました!

仁徳
ファンタジー
あらすじ リュシアン・プライムはブラックハンターギルドの一員だった。 彼はギルドマスターやギルド仲間から、常人ではこなせない量の依頼を押し付けられていたが、夜遅くまで働くことで全ての依頼を一日で終わらせていた。 ある日、リュシアンは仲間の罠に嵌められ、依頼を終わらせることができなかった。その一度の失敗をきっかけに、ギルドマスターから無能ハンターの烙印を押され、クビになる。 途方に暮れていると、モンスターに襲われている女性を彼は見つけてしまう。 ハンターとして襲われている人を見過ごせないリュシアンは、モンスターから女性を守った。 彼は助けた女性が、隣町にあるハンターギルドのギルドマスターであることを知る。 リュシアンの才能に目をつけたギルドマスターは、彼をスカウトした。 一方ブラックギルドでは、リュシアンがいないことで依頼達成の効率が悪くなり、依頼は溜まっていく一方だった。ついにブラックギルドは町の住民たちからのクレームなどが殺到して町民たちから見放されることになる。 そんな彼らに反してリュシアンは新しい職場、新しい仲間と出会い、ブッラックギルドの経験を活かして最速でギルドランキング一位を獲得し、ギルドマスターや町の住民たちから一目置かれるようになった。 これはブラックな環境で働いていた主人公が一人の女性を助けたことがきっかけで人生が一変し、ホワイトなギルド環境で最強、無双、ときどきスローライフをしていく物語!

処理中です...