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1部 デモンズフロンティアの世界に慣れよう
初めて、あのスキルを使わずに勝利なるか!
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キャサリンに新たなスキルが追加されていた。王女の護衛(消費MP0で、護衛の親衛隊ゾンビ10体を王女の周りに召喚する)。マリンとバニーとキャサリンに連れて行かれる形で王女はメキメキとレベルアップする。来る殺人蜂を次々に打ち倒し、その周辺にいる魔物を駆逐しながら。
「この辺りにあるはずなのだ」
「でも見つからないわね~」
マリンとバニーが何かを探している間も僕めがけてぶつかってくる魔物を僕と王女の護衛をしているキャサリンが片っ端から処理していた。やがてマリンのキラキラした声が響き渡る。
「あったのだ~~」
声の聞こえる方に行くと大きな蜂の巣があった。
「なんじゃこりゃあ」
僕の驚く声をもろともせずマリンが得意顔で答える。
「エッヘン、殺人蜂さんの巣なのだ」
「だって、マスターは魔物の女じゃなければならないんでしょ~。だったら巣に籠る女王蜂さんしか居ないと思って~」
「にしてもだよ。この大きさは無いよ。それに勿論、巣ってことは、いるんだよな。大量にって出て来てるって」
「本当にマスターはビビリなんですからぁ~。こんなのチョチョイのちょいですよ~」
「そうなのだ」
やがて殺人蜂たちが駆逐されたのかすっかりおとなしくなった蜂の巣の中にマリンがお邪魔しまーすとばかりに入っていく。やがて見つけたのか。捕らえて出て来た。女王蜂は、マリンやバニーやキャサリンを見て、怯えて巣の中に戻ろうとするがそうはさせないとマリンが巣を覆い隠すように膨れ上がると膜になる。バニーが女王蜂に近づいて耳打ちする。女王蜂は僕の方を見て、まるで息を吹き返したかのように戦闘態勢になる。バトルスタートといった感じだ。先ずは、能力の確認だな。
名前 殺人蜂(女王)
職業 魔物
LV.5
HP45
MP10
力3
守1
速10
賢1
運0
攻撃力3
守備力2
所持スキル 睡眠針(消費MP1で力の0.5倍のダメージを与え対象を睡眠状態にすることがある)麻痺針(消費MP1で力の0.5倍のダメージを与え対象を麻痺状態にすることがある)毒針(消費MP1で力の0.5倍のダメージを与え、対象を毒状態にすることがある)催眠針(消費MP1で力の0.5倍のダメージを与え、魅了状態にすることがある)乱れ針(消費MP0で力の2倍の4回攻撃を与える)
一見すると、全てやばい攻撃に見えるのだが殺人蜂にしては低い力が邪魔をして、今の僕にはどれもダメージが0なのである。巣の中で子を産むだけの存在として家畜同然の扱いの女王蜂の能力はこんなもんだぜって言いたいのか運営。酷すぎるだろ。さらに圧倒的抗体の力で状態異常を完全に無効化してしまう僕にとって目の前の蜂はなすすべ無いのだ。さっき、僕を見てやる気に満ち溢れていたところにむかついたので少し思い知らせてみる。しかも何故かこの戦闘には強制参加の王女が参加していないのも謎なのだが。戦闘を始めるとしよう。
殺人蜂の催眠針、フグオは華麗に回避した。フグオの攻撃、殺人蜂に4のダメージ。殺人蜂の毒針、フグオに0のダメージ。毒状態を無効化した。フグオの攻撃、殺人蜂に会心の一撃40のダメージ。殺人蜂は、怯えている。
あっ、やりすぎちゃった。初めて勝てる戦いで舞い上がってたんだ。ごめんよ殺人蜂(女王)をいじめるつもりなんて無かったんだよ。怯えている殺人蜂を撫でる。いつの間にか巣を平らげたマリンたちはその場から居なくなってた。そこには、なんの抵抗もできず怯える殺人蜂(女王)がいるだけだった。
僕はスキル蜜分泌を発動。目の前で怯えていた殺人蜂がその匂いに誘われて、僕の下半身をチュウチュウと吸い始める。やばい、今まででダントツに気持ち良い。すぐ出そうというよりも甘い蜜に混ぜてドクドクと出しちゃってるんだけども。ありえないぐらい気持ち良いのだ。そう例えるならまるで温泉に浸かっているかの気分。極楽といった感じだ。吸い終わった殺人蜂(女王)の姿が女の子の姿になる。えっやばいめっちゃ可愛い。なんていうかお尻に針が付いてて、背中に羽が付いてて、頭に触覚が付いてるの。ザッ蜂娘って感じ、縞縞模様のあられもない姿もグッジョブです。出るとこは、しっかり出てて、思わず抱きしめた。
「ますたー、おやめくださいまし。あーれー」
「良いでは無いか良いでは無いか」
小さな身体をくるくる回して、まるで時代劇の一コマのようなやり取りをしていた。
ステータス画面を開くとアイリィンがいつものコメントをいう。その後、名前を付けることにした。ロイヤル・ビー・マルハナ・バニーと被りそうだけどハニーこんな感じだな。取り敢えず呼んでみる。
「ロイヤル、おいで」
「ろいやる?なんですか?」
「君の名前なんだけど」
「おことわりいたします」
例の如くマルハナまで却下される。えぇいままよ。
「ハニー」
「それ、きにいりました」
ピカーンと光り輝いた。
「妾こそ、マスターの妻ハニーであるぞ。下郎ども控えおろう」
巣で何かあったのかと戻って来ていた殺人蜂たちをハニーは一喝にて追いやった。
「あぁん、マスター、褒めてくださいまし~」
これぞツンデレ?いや違う?僕の前でだけ甘えたがりなだけか。可愛いじゃ無いか。一応ステータスの確認はしないとだね。
名前 ハニー
職業 蜂娘
スリーサイズ B100 W70 H100
見た目 小さめ
LV.999
HP9999
MP9999
力999
守999
速999
賢999
運999
攻撃力999+α
守備力999+α
所持スキル 催眠全針(消費MP0で敵全体に攻撃力分の固定ダメージを与え魅了状態にする)麻痺全針(消費MP0で敵全体に攻撃力分の固定ダメージを与え麻痺状態にする)猛毒全針(消費MP0で、敵全体に攻撃力分の固定ダメージを与え猛毒状態にする)睡眠全針(消費MP0で、敵全体に攻撃力分の固定ダメージを与え睡眠状態にする)大炎上針(消費MP0で、敵全体に攻撃力分の固定ダメージを与え火傷状態にする)氷河針(消費MP0で、敵全体に攻撃力分の固定ダメージを与え凍結状態にする)完全無欠の状態変化(常時発動。敵に状態異常を与えるスキルが必中となり、状態異常無効を貫通する)
えっ?全てのスキルのダメージが999以上の固定ダメージで生き残った場合必ず状態異常付与。とんでもねぇバケモンだなぁおい。さらにお尻から炎とか氷とかどうやって出してんだろうなぁおい。対人戦において、全てのスキルが確定死とかぶっ壊れだなぁおい。
「この辺りにあるはずなのだ」
「でも見つからないわね~」
マリンとバニーが何かを探している間も僕めがけてぶつかってくる魔物を僕と王女の護衛をしているキャサリンが片っ端から処理していた。やがてマリンのキラキラした声が響き渡る。
「あったのだ~~」
声の聞こえる方に行くと大きな蜂の巣があった。
「なんじゃこりゃあ」
僕の驚く声をもろともせずマリンが得意顔で答える。
「エッヘン、殺人蜂さんの巣なのだ」
「だって、マスターは魔物の女じゃなければならないんでしょ~。だったら巣に籠る女王蜂さんしか居ないと思って~」
「にしてもだよ。この大きさは無いよ。それに勿論、巣ってことは、いるんだよな。大量にって出て来てるって」
「本当にマスターはビビリなんですからぁ~。こんなのチョチョイのちょいですよ~」
「そうなのだ」
やがて殺人蜂たちが駆逐されたのかすっかりおとなしくなった蜂の巣の中にマリンがお邪魔しまーすとばかりに入っていく。やがて見つけたのか。捕らえて出て来た。女王蜂は、マリンやバニーやキャサリンを見て、怯えて巣の中に戻ろうとするがそうはさせないとマリンが巣を覆い隠すように膨れ上がると膜になる。バニーが女王蜂に近づいて耳打ちする。女王蜂は僕の方を見て、まるで息を吹き返したかのように戦闘態勢になる。バトルスタートといった感じだ。先ずは、能力の確認だな。
名前 殺人蜂(女王)
職業 魔物
LV.5
HP45
MP10
力3
守1
速10
賢1
運0
攻撃力3
守備力2
所持スキル 睡眠針(消費MP1で力の0.5倍のダメージを与え対象を睡眠状態にすることがある)麻痺針(消費MP1で力の0.5倍のダメージを与え対象を麻痺状態にすることがある)毒針(消費MP1で力の0.5倍のダメージを与え、対象を毒状態にすることがある)催眠針(消費MP1で力の0.5倍のダメージを与え、魅了状態にすることがある)乱れ針(消費MP0で力の2倍の4回攻撃を与える)
一見すると、全てやばい攻撃に見えるのだが殺人蜂にしては低い力が邪魔をして、今の僕にはどれもダメージが0なのである。巣の中で子を産むだけの存在として家畜同然の扱いの女王蜂の能力はこんなもんだぜって言いたいのか運営。酷すぎるだろ。さらに圧倒的抗体の力で状態異常を完全に無効化してしまう僕にとって目の前の蜂はなすすべ無いのだ。さっき、僕を見てやる気に満ち溢れていたところにむかついたので少し思い知らせてみる。しかも何故かこの戦闘には強制参加の王女が参加していないのも謎なのだが。戦闘を始めるとしよう。
殺人蜂の催眠針、フグオは華麗に回避した。フグオの攻撃、殺人蜂に4のダメージ。殺人蜂の毒針、フグオに0のダメージ。毒状態を無効化した。フグオの攻撃、殺人蜂に会心の一撃40のダメージ。殺人蜂は、怯えている。
あっ、やりすぎちゃった。初めて勝てる戦いで舞い上がってたんだ。ごめんよ殺人蜂(女王)をいじめるつもりなんて無かったんだよ。怯えている殺人蜂を撫でる。いつの間にか巣を平らげたマリンたちはその場から居なくなってた。そこには、なんの抵抗もできず怯える殺人蜂(女王)がいるだけだった。
僕はスキル蜜分泌を発動。目の前で怯えていた殺人蜂がその匂いに誘われて、僕の下半身をチュウチュウと吸い始める。やばい、今まででダントツに気持ち良い。すぐ出そうというよりも甘い蜜に混ぜてドクドクと出しちゃってるんだけども。ありえないぐらい気持ち良いのだ。そう例えるならまるで温泉に浸かっているかの気分。極楽といった感じだ。吸い終わった殺人蜂(女王)の姿が女の子の姿になる。えっやばいめっちゃ可愛い。なんていうかお尻に針が付いてて、背中に羽が付いてて、頭に触覚が付いてるの。ザッ蜂娘って感じ、縞縞模様のあられもない姿もグッジョブです。出るとこは、しっかり出てて、思わず抱きしめた。
「ますたー、おやめくださいまし。あーれー」
「良いでは無いか良いでは無いか」
小さな身体をくるくる回して、まるで時代劇の一コマのようなやり取りをしていた。
ステータス画面を開くとアイリィンがいつものコメントをいう。その後、名前を付けることにした。ロイヤル・ビー・マルハナ・バニーと被りそうだけどハニーこんな感じだな。取り敢えず呼んでみる。
「ロイヤル、おいで」
「ろいやる?なんですか?」
「君の名前なんだけど」
「おことわりいたします」
例の如くマルハナまで却下される。えぇいままよ。
「ハニー」
「それ、きにいりました」
ピカーンと光り輝いた。
「妾こそ、マスターの妻ハニーであるぞ。下郎ども控えおろう」
巣で何かあったのかと戻って来ていた殺人蜂たちをハニーは一喝にて追いやった。
「あぁん、マスター、褒めてくださいまし~」
これぞツンデレ?いや違う?僕の前でだけ甘えたがりなだけか。可愛いじゃ無いか。一応ステータスの確認はしないとだね。
名前 ハニー
職業 蜂娘
スリーサイズ B100 W70 H100
見た目 小さめ
LV.999
HP9999
MP9999
力999
守999
速999
賢999
運999
攻撃力999+α
守備力999+α
所持スキル 催眠全針(消費MP0で敵全体に攻撃力分の固定ダメージを与え魅了状態にする)麻痺全針(消費MP0で敵全体に攻撃力分の固定ダメージを与え麻痺状態にする)猛毒全針(消費MP0で、敵全体に攻撃力分の固定ダメージを与え猛毒状態にする)睡眠全針(消費MP0で、敵全体に攻撃力分の固定ダメージを与え睡眠状態にする)大炎上針(消費MP0で、敵全体に攻撃力分の固定ダメージを与え火傷状態にする)氷河針(消費MP0で、敵全体に攻撃力分の固定ダメージを与え凍結状態にする)完全無欠の状態変化(常時発動。敵に状態異常を与えるスキルが必中となり、状態異常無効を貫通する)
えっ?全てのスキルのダメージが999以上の固定ダメージで生き残った場合必ず状態異常付与。とんでもねぇバケモンだなぁおい。さらにお尻から炎とか氷とかどうやって出してんだろうなぁおい。対人戦において、全てのスキルが確定死とかぶっ壊れだなぁおい。
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