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軍団襲来編
第24話 作戦失敗
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ゼオ「おいおい…せっかくお前に会いたくてここで待ってたのにずいぶんな言い方だな?」
薄ら笑いを浮かべ馬鹿にしたようにオレに言うゼオ。
ドラ「話をそらしてんじゃねーよ!テメーが何でここにいるんだって聞いてるんだ!フキじいさんはどうした?」
急なことにオレも混乱しており、叫ぶように言った。
ゼオ「おいおい…質問が多いな?ガツガツするオス猫はモテないぜ?」
ドラ「うるせー!答えろ!!」
余裕な態度のゼオに余計腹が立つ。
ここにこいつがいるってことは他の猫達のところにも敵がいるのか?
長老たちは無事か?
おはぎはどうなった?
駄目だ…最悪の展開ばかり想像してしまう…
ゼオ「チッ、つまらねーな…お前の目的の長老はまだ何も知らずに家の中にいるだろうよ。ま!オレを倒さないと保護なんて無理だぞ?」
また薄ら笑いを浮かべるゼオ。いちいち癇に障る奴だ。
ドラ「なぜおれが保護に来るとわかっていた?」
ゼオ「これだよ」
(ドサッ)
そういうとゼオはオレの前に何かを投げてきた。
そこには昨日まで一緒にいたハムスターが縄に縛られた状態で転がっていた。よく見ると体中にケガをしており、所々出血している。
どういうことだ?
オレはますます混乱してきた。
確かこいつはオレ達が集まっていた小屋からネズミの人質の場所を把握するため、野良猫軍団の住処に潜入していたはずだ。
ゼオ「どうも最近こいつの様子がおかしかったからよ、とっ捕まえて色々聞いてみたんだよ。そしたらオレ達の計画がばれてることを教えてくれてな。
他のネズミ共に調べさせたら今日の夜にお前たちが長老を保護するとわかったんだよ」
ニヤニヤしながら言いさらに続ける。
ゼオ「最初は先に長老たちを誘拐しようかとも思ったが、めんどくせーから先回りしてお前らを一匹ずつ始末することにしたんだよ。お前らが手を組んだ他のネズミ共も今頃どっかで捕まってると思うぜ?」
まるで他人事のようにしゃべるゼオ。
ハムスター「チュー…泣」
申し訳なさそうにオレの方を見るハムスター。こいつのケガを見れば分かる。あいつら相当ハムスターを痛みつけて無理やり情報を引き出したんだろうな…酷いことをしやがる…
ドラ「…他の長老たちのところにもお前らは先回りしているのか?」
ゼオ「さぁ?どうだろうな?そんなに気になるなら行ってみればいいだろ?…最もオレを倒さないとそんなこと無理だけどな!フハハハハ…」
ほんとに癇に障る奴だ。
しかし、こいつの狙いはわかっている。オレを挑発して焦らせ、戦いに持ち込もうとしているのだ。
戦えば勝つ自信があるんだろうな…舐められたものだ。
しかし、こいつらが先回りしてきている以上、おはぎが心配だ…一応切り札は準備しておいたがオレが助けに入るのが一番確実だ。
となればオレに残されて道は一つだけだ。
「ゼオをできるだけ短時間で倒して、おはぎを助けに行く」
これしかない!
ドラ「確かにお前の言う通り自分で行った方が早そうだな?…そうと決まれば最初から全力で行かせてもらうぞ!」
そういうとオレはゼオに向かって走り出し、一気に距離を詰める。
ゼオ「フハハハハ!そう来なくちゃ。さすがわかってるじゃねーか!」
そういうと嬉しそうに2足歩行になるゼオ。
こうしてオレとゼオの戦いが始まった。
一方、同時刻
ミケばあさんの住処の近く。
(シゲル目線)
シゲル「ハァ…ハァ…なんなんだあいつら…」
皆さん、こんばんは。シゲルです。
急ですが、オレは最近ツイていない。理由は分かっている…
友達の猫にお守りの剣のおもちゃを壊されてしまったのだ。しかもその猫は謝りもしてこない。まー、オレにも全く非がないわけではない(←自業自得だろ!byドラ)ので別にいいのだが…
現に今もリュックサックを背負って張り切って知り合いのばあさん猫の住処に向かっているだけなのにカラスに突かれるわ、蛇に足に絡まれコケるわ、しまいにはこの辺じゃ珍しい「カモシカ」に追いかけられて今は一旦、木の陰に隠れている。
シゲル「ったく、何で今日に限ってこんなに他の動物に襲われるんだ?運悪すぎだろ…」
最近のオレの運の悪さは少し異常だ。この何日かでも階段をつまづいて落ちるし、水溜まりを避けようとしたら横のマンホールの穴に落ちるし、ご主人(飼い主)がやってた花火が爆発してひげは焦げるし…思い出しただけでも涙が出てきた。そんなわけだから、オレは体中包帯だらけで傷だらけの猫さんなのである。
しかし、今回の野良猫軍団の悪事は許すことができない。敵の作戦をいち早く把握し、全力で阻止に動いているのはこの町の若い一部の猫達だ。この中で年長のオレがいつまでも隠れているわけにもいかない。
シゲル「一刻も早くミケばあさんの保護に向かわないとな…」
そう独り言をつぶやくと周りを警戒しながらオレは再び走り出した。
(パカラッパカラッ)
後ろから蹄が土をける音が聞こえる。後ろを振り向くとやっぱりカモシカが全力でオレを追っかけてきている。
シゲル「ギャー――――!!!」
全力で走るオレ。クソっ!なんでカモシカが追っかけてくるんだよ!
心の中でつぶやきながら逃げるところを探すオレ。その時、進行方向に大きな木があることに気付いた。
シゲル「(よし!取り敢えずあそこに飛び上ろう!)」
心の中でつぶやきながらスピードを上げるオレ。
(パカラッパカラッ)
しかし、後ろから追いかけてくるカモシカはもともと体の大きさが違う。すぐに距離を縮められてしまう。
シゲル「(あと少し…)」
木までは後数メートルまで近づいてきた。しかし、カモシカもすぐ後ろをぴったり走ってくる。いつ追いつかれても不思議じゃない。
シゲル「(よし!今だ!)」
オレは何とか目的地まで走り切り、ベストなタイミングでジャンプし、木に登っていく。
あれ?確か以前にドラも同じことをしてたような…ま、いいか。
シゲル「ふ~」
登っている途中だがこれで一安心だ。いくら何でもここまでは追って来れないだろう。
しかし、オレを追っていたカモシカは、あろうことかそのまま木に頭突きをしてきた!
(ガッシャーン!!)
(グラグラグラ…)
深夜の森に異様な音が鳴り響く。
バサバサバサ…近くの鳥たちも森の非常事態に我先にと一目散に逃げていく。
オレはというと、逃げた木から枝まで移動し、落下しないよう何とかしがみついていた。
一体何なんだよ?このアホ鹿オレに何か恨みでもあるのか?
シゲル「残念だったな。ここにいれば追って来れないだろ?バーカ!」
理不尽に追いかけられた怒りで、真下にいるカモシカに悪態をつくオレ。
カモシカ「フー!フー!」
カモシカはオレを見ながら鼻息を荒くしている。まだまだ諦めるつもりはないようだ。
シゲル「ったく、これじゃあしばらく降りられないぞ?」
そうつぶやくオレ。
これからどうしようか…そんなことを考えていると、
蛇「シャー――!!!」
先ほどオレをこけさせた蛇が背後からオレに威嚇をしてきた。
シゲル「うわー―!」
驚きのあまり、手を放しそうになるオレ。しかし、ギリギリのところで踏みとどまり、落下は免れた。
あぶねー…っと思っていたら今度は上から
カラス「ギャア!ギャア!ギャア!」
カラスが上空から攻撃してきた。
(ぐるん)
シゲル「しまった…」
上空からの急な攻撃によりオレはバランスを崩し、木にぶら下がる形になってしまった。
下にはカモシカがまだオレの落下を待っている。
シゲル「やばいやばいやばい…」
その時、オレの手元(前足元?)に先ほどのカラスが止まった。
…いやな予感がする。
シゲル「おいおいおい…あっち行け!」
オレの必至な説得もむなしく
カラス「カー(ツンッ)」
カラスはオレの手を突いてきた。
シゲル「痛ってー」
手をつつかれ、思わず手を放してしまうオレ。
(ドッシーン!)
なかなかの高さがあり、地面に落ちるオレ。
シゲル「イテテテテ…」
お尻をさすりながら体を起こすオレ。
カモシカ「フー…フー…」
戦闘態勢に入るカモシカさん。あー…オレの一生は短かったな…
ってかここまでツイてないものなのか?さすがに何かおかしくないか??
ミケばあさんのところに向かっているときに蛇、カラス、カモシカに邪魔されて、今も同じ奴らに地面に落とされた…こんな偶然あるのか??
でも種族が違う動物たちが連携をとることなんてありえないだろう…
誰かに操られてる??まさかな??
それより、今はこの危機をどうやって乗り越えるか考えないと…
???「あいあい、ご苦労様。あれ~?まだ終わってなかったのかい??」
その時、かすれた聞き覚えのない老猫の声がした。
そういうことか…オレはすべてを理解した
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この度は、本作品をご覧頂き誠にありがとうございます。
もしよろしければ、「お気に入り登録」「感想」も宜しくお願い致します。
皆様の声が今後の活動の励みになります♪
次回投稿は、2021/10/3を予定しております。
「オレ猫」はまだまだ続きます。
引き続き、楽しんでいただけるとこんなにうれしいことはありません。
宜しくお願い致します!
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薄ら笑いを浮かべ馬鹿にしたようにオレに言うゼオ。
ドラ「話をそらしてんじゃねーよ!テメーが何でここにいるんだって聞いてるんだ!フキじいさんはどうした?」
急なことにオレも混乱しており、叫ぶように言った。
ゼオ「おいおい…質問が多いな?ガツガツするオス猫はモテないぜ?」
ドラ「うるせー!答えろ!!」
余裕な態度のゼオに余計腹が立つ。
ここにこいつがいるってことは他の猫達のところにも敵がいるのか?
長老たちは無事か?
おはぎはどうなった?
駄目だ…最悪の展開ばかり想像してしまう…
ゼオ「チッ、つまらねーな…お前の目的の長老はまだ何も知らずに家の中にいるだろうよ。ま!オレを倒さないと保護なんて無理だぞ?」
また薄ら笑いを浮かべるゼオ。いちいち癇に障る奴だ。
ドラ「なぜおれが保護に来るとわかっていた?」
ゼオ「これだよ」
(ドサッ)
そういうとゼオはオレの前に何かを投げてきた。
そこには昨日まで一緒にいたハムスターが縄に縛られた状態で転がっていた。よく見ると体中にケガをしており、所々出血している。
どういうことだ?
オレはますます混乱してきた。
確かこいつはオレ達が集まっていた小屋からネズミの人質の場所を把握するため、野良猫軍団の住処に潜入していたはずだ。
ゼオ「どうも最近こいつの様子がおかしかったからよ、とっ捕まえて色々聞いてみたんだよ。そしたらオレ達の計画がばれてることを教えてくれてな。
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ニヤニヤしながら言いさらに続ける。
ゼオ「最初は先に長老たちを誘拐しようかとも思ったが、めんどくせーから先回りしてお前らを一匹ずつ始末することにしたんだよ。お前らが手を組んだ他のネズミ共も今頃どっかで捕まってると思うぜ?」
まるで他人事のようにしゃべるゼオ。
ハムスター「チュー…泣」
申し訳なさそうにオレの方を見るハムスター。こいつのケガを見れば分かる。あいつら相当ハムスターを痛みつけて無理やり情報を引き出したんだろうな…酷いことをしやがる…
ドラ「…他の長老たちのところにもお前らは先回りしているのか?」
ゼオ「さぁ?どうだろうな?そんなに気になるなら行ってみればいいだろ?…最もオレを倒さないとそんなこと無理だけどな!フハハハハ…」
ほんとに癇に障る奴だ。
しかし、こいつの狙いはわかっている。オレを挑発して焦らせ、戦いに持ち込もうとしているのだ。
戦えば勝つ自信があるんだろうな…舐められたものだ。
しかし、こいつらが先回りしてきている以上、おはぎが心配だ…一応切り札は準備しておいたがオレが助けに入るのが一番確実だ。
となればオレに残されて道は一つだけだ。
「ゼオをできるだけ短時間で倒して、おはぎを助けに行く」
これしかない!
ドラ「確かにお前の言う通り自分で行った方が早そうだな?…そうと決まれば最初から全力で行かせてもらうぞ!」
そういうとオレはゼオに向かって走り出し、一気に距離を詰める。
ゼオ「フハハハハ!そう来なくちゃ。さすがわかってるじゃねーか!」
そういうと嬉しそうに2足歩行になるゼオ。
こうしてオレとゼオの戦いが始まった。
一方、同時刻
ミケばあさんの住処の近く。
(シゲル目線)
シゲル「ハァ…ハァ…なんなんだあいつら…」
皆さん、こんばんは。シゲルです。
急ですが、オレは最近ツイていない。理由は分かっている…
友達の猫にお守りの剣のおもちゃを壊されてしまったのだ。しかもその猫は謝りもしてこない。まー、オレにも全く非がないわけではない(←自業自得だろ!byドラ)ので別にいいのだが…
現に今もリュックサックを背負って張り切って知り合いのばあさん猫の住処に向かっているだけなのにカラスに突かれるわ、蛇に足に絡まれコケるわ、しまいにはこの辺じゃ珍しい「カモシカ」に追いかけられて今は一旦、木の陰に隠れている。
シゲル「ったく、何で今日に限ってこんなに他の動物に襲われるんだ?運悪すぎだろ…」
最近のオレの運の悪さは少し異常だ。この何日かでも階段をつまづいて落ちるし、水溜まりを避けようとしたら横のマンホールの穴に落ちるし、ご主人(飼い主)がやってた花火が爆発してひげは焦げるし…思い出しただけでも涙が出てきた。そんなわけだから、オレは体中包帯だらけで傷だらけの猫さんなのである。
しかし、今回の野良猫軍団の悪事は許すことができない。敵の作戦をいち早く把握し、全力で阻止に動いているのはこの町の若い一部の猫達だ。この中で年長のオレがいつまでも隠れているわけにもいかない。
シゲル「一刻も早くミケばあさんの保護に向かわないとな…」
そう独り言をつぶやくと周りを警戒しながらオレは再び走り出した。
(パカラッパカラッ)
後ろから蹄が土をける音が聞こえる。後ろを振り向くとやっぱりカモシカが全力でオレを追っかけてきている。
シゲル「ギャー――――!!!」
全力で走るオレ。クソっ!なんでカモシカが追っかけてくるんだよ!
心の中でつぶやきながら逃げるところを探すオレ。その時、進行方向に大きな木があることに気付いた。
シゲル「(よし!取り敢えずあそこに飛び上ろう!)」
心の中でつぶやきながらスピードを上げるオレ。
(パカラッパカラッ)
しかし、後ろから追いかけてくるカモシカはもともと体の大きさが違う。すぐに距離を縮められてしまう。
シゲル「(あと少し…)」
木までは後数メートルまで近づいてきた。しかし、カモシカもすぐ後ろをぴったり走ってくる。いつ追いつかれても不思議じゃない。
シゲル「(よし!今だ!)」
オレは何とか目的地まで走り切り、ベストなタイミングでジャンプし、木に登っていく。
あれ?確か以前にドラも同じことをしてたような…ま、いいか。
シゲル「ふ~」
登っている途中だがこれで一安心だ。いくら何でもここまでは追って来れないだろう。
しかし、オレを追っていたカモシカは、あろうことかそのまま木に頭突きをしてきた!
(ガッシャーン!!)
(グラグラグラ…)
深夜の森に異様な音が鳴り響く。
バサバサバサ…近くの鳥たちも森の非常事態に我先にと一目散に逃げていく。
オレはというと、逃げた木から枝まで移動し、落下しないよう何とかしがみついていた。
一体何なんだよ?このアホ鹿オレに何か恨みでもあるのか?
シゲル「残念だったな。ここにいれば追って来れないだろ?バーカ!」
理不尽に追いかけられた怒りで、真下にいるカモシカに悪態をつくオレ。
カモシカ「フー!フー!」
カモシカはオレを見ながら鼻息を荒くしている。まだまだ諦めるつもりはないようだ。
シゲル「ったく、これじゃあしばらく降りられないぞ?」
そうつぶやくオレ。
これからどうしようか…そんなことを考えていると、
蛇「シャー――!!!」
先ほどオレをこけさせた蛇が背後からオレに威嚇をしてきた。
シゲル「うわー―!」
驚きのあまり、手を放しそうになるオレ。しかし、ギリギリのところで踏みとどまり、落下は免れた。
あぶねー…っと思っていたら今度は上から
カラス「ギャア!ギャア!ギャア!」
カラスが上空から攻撃してきた。
(ぐるん)
シゲル「しまった…」
上空からの急な攻撃によりオレはバランスを崩し、木にぶら下がる形になってしまった。
下にはカモシカがまだオレの落下を待っている。
シゲル「やばいやばいやばい…」
その時、オレの手元(前足元?)に先ほどのカラスが止まった。
…いやな予感がする。
シゲル「おいおいおい…あっち行け!」
オレの必至な説得もむなしく
カラス「カー(ツンッ)」
カラスはオレの手を突いてきた。
シゲル「痛ってー」
手をつつかれ、思わず手を放してしまうオレ。
(ドッシーン!)
なかなかの高さがあり、地面に落ちるオレ。
シゲル「イテテテテ…」
お尻をさすりながら体を起こすオレ。
カモシカ「フー…フー…」
戦闘態勢に入るカモシカさん。あー…オレの一生は短かったな…
ってかここまでツイてないものなのか?さすがに何かおかしくないか??
ミケばあさんのところに向かっているときに蛇、カラス、カモシカに邪魔されて、今も同じ奴らに地面に落とされた…こんな偶然あるのか??
でも種族が違う動物たちが連携をとることなんてありえないだろう…
誰かに操られてる??まさかな??
それより、今はこの危機をどうやって乗り越えるか考えないと…
???「あいあい、ご苦労様。あれ~?まだ終わってなかったのかい??」
その時、かすれた聞き覚えのない老猫の声がした。
そういうことか…オレはすべてを理解した
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この度は、本作品をご覧頂き誠にありがとうございます。
もしよろしければ、「お気に入り登録」「感想」も宜しくお願い致します。
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「オレ猫」はまだまだ続きます。
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