1 / 1
既婚者の姉は、私の婚約者を略奪したかったらしい。
しおりを挟む
私には婚約者がいたの。
公爵でイケメンな人だったわ。
彼は私にプレゼントをくれたり、愛してると囁いてくれたり。
愛されてる、溺愛されていると思い込んでいたのよ。
でも、婚約者は私の姉と浮気していたの。
姉は結婚してるのに、妹の婚約者をとったわけね。
実は、姉は私の婚約者だから略奪したかっただけで、婚約者のことを本気で好きだったわけじゃなかったみたい。
妹の婚約者を略奪したいってだけの理由で、略奪するなんておかしいでしょ。
このことは、姉の夫にも話した。
当然、姉の夫は激怒して離婚することになったんだって。
姉は夫のことを愛していたから、離婚することになって凄くショックだったみたいで泣いていたの。
それで、私に怒りが向いたようで、
「あんたが話したせいよ!あんたが悪いのよ!」
って怒鳴った。
いや、意味が分からない。
だから、
「私がお義兄さまに言って何が悪いの!私の婚約者をとったお姉さまが悪いんじゃない!」
と言ったの。
そしたら、姉は何も言わなくなった。
夫と離婚になってざまあみろ、だわ。
公爵でイケメンな人だったわ。
彼は私にプレゼントをくれたり、愛してると囁いてくれたり。
愛されてる、溺愛されていると思い込んでいたのよ。
でも、婚約者は私の姉と浮気していたの。
姉は結婚してるのに、妹の婚約者をとったわけね。
実は、姉は私の婚約者だから略奪したかっただけで、婚約者のことを本気で好きだったわけじゃなかったみたい。
妹の婚約者を略奪したいってだけの理由で、略奪するなんておかしいでしょ。
このことは、姉の夫にも話した。
当然、姉の夫は激怒して離婚することになったんだって。
姉は夫のことを愛していたから、離婚することになって凄くショックだったみたいで泣いていたの。
それで、私に怒りが向いたようで、
「あんたが話したせいよ!あんたが悪いのよ!」
って怒鳴った。
いや、意味が分からない。
だから、
「私がお義兄さまに言って何が悪いの!私の婚約者をとったお姉さまが悪いんじゃない!」
と言ったの。
そしたら、姉は何も言わなくなった。
夫と離婚になってざまあみろ、だわ。
0
お気に入りに追加
9
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
やって良かったの声「婚約破棄してきた王太子殿下にざまぁしてやりましたわ!」
家紋武範
恋愛
ポチャ娘のミゼット公爵令嬢は突然、王太子殿下より婚約破棄を受けてしまう。殿下の後ろにはピンクブロンドの男爵令嬢。
ミゼットは余りのショックで寝込んでしまうのだった。
さようなら、あなたとはもうお別れです
四季
恋愛
十八の誕生日、親から告げられたアセインという青年と婚約した。
幸せになれると思っていた。
そう夢みていたのだ。
しかし、婚約から三ヶ月ほどが経った頃、異変が起こり始める。
あなたを愛するなんて……もう無理です。
水垣するめ
恋愛
主人公エミリア・パーカーは王子のウィリアム・ワトソンと婚約していた。
当初、婚約した時は二人で国を将来支えていこう、と誓いあったほど関係は良好だった。
しかし、学園に通うようになってからウィリアムは豹変する。
度重なる女遊び。
エミリアが幾度注意しても聞き入れる様子はなく、逆にエミリアを侮るようになった。
そして、金遣いが荒くなったウィリアムはついにエミリアの私物に手を付けるようになった。
勝手に鞄の中を漁っては金品を持ち出し、自分の物にしていた。
そしてついにウィリアムはエミリアの大切なものを盗み出した。
エミリアがウィリアムを激しく非難すると、ウィリアムは逆ギレをしてエミリアに暴力を振るった。
エミリアはついにウィリアムに愛想を尽かし、婚約の解消を国王へ申し出る。
するとウィリアムを取り巻く状況はどんどんと変わっていき……?
軍事大国のおっとり姫
江馬 百合子
恋愛
大陸一の軍事大国フレイローズ。
二十番目の末姫ルコットは、十六歳の誕生日に、「冥府の悪魔」と恐れられる陸軍大将、ホルガー=ベルツとの結婚を命じられる。
政治のせの字も知らない。
容姿が美しいわけでもない。
「何故あの子が!?」と周囲が気を揉む中、当の本人は、「そんなことより、今日のおやつは何にしようかしら?」とおやつの心配をしていた。
のほほんとした箱入りおっとり姫と、最強の軍人。
出会うはずのなかった二人は、互いに恋に落ちるも、始まりが政略結婚であるばかりに、見事にすれ違っていく。
これは、両片想いをこじらせた大陸最強夫婦が、マイペースに国を立て直していくお話。
(※小説家になろうにも掲載しています)
貴方は何も知らない
富士山のぼり
恋愛
「アイラ、君との婚約は破棄させて欲しい。」
「破棄、ですか?」
「ああ。君も薄々気が付いていただろう。私に君以外の愛する女性が居るという事に。」
「はい。」
「そんな気持ちのまま君と偽りの関係を続けていく事に耐えられないんだ。」
「偽り……?」
夫が私を捨てて愛人と一緒になりたいと思っているかもしれませんがそうはいきません。
マミナ
恋愛
私は夫の事を結婚する前から愛していた。
夫も私の想いを受け入れて結婚をし、夫婦になったの。
でも、結婚をしてからの夫は私によそよそしい態度をとって目を合わせず家を空けたり上から目線な態度を取るものだからたまに帰って来れば互いに言い争ってばかり…。
こんなはずではなかったのに…と落ち込む私に追い打ちをかけるように今度は夫が見知らぬ女性をいつの間にか連れて来て
「彼女はカレン、今日から新しいメイドとして働く事になった。彼女は元々身寄りをない踊り子だったんだがとても真面目で働き者だと評判だったからぜひ私達の元で働かないかと声をかけたら快く了承してくれたんだ、だからよろしく頼む。」
いつも目を殆ど合わせてくれない夫が真剣に頭を下げて頼み込んで来たから私は夫の隣で微笑む若い女性に疑念を抱きながらも渋々受け入れる事にしたの。
でも、この判断をした私は酷く後悔したわ。
カレンがメイドとして働く事となってから夫は私から遠ざかるようになりカレンばかりを大層可愛がり、彼女もまた夫の身の回りの世話ばかりするようになった。
それ以外の仕事はサボリ気味で他のメイドや執事から苦情が殺到しても意に介さない。
そんなカレンを夫は庇い続けて私の意見には一切耳を貸さなかったわ。
カレンもまた夫の前では控え目で大人しそうな態度をとる裏で私や他の人達には傲慢で我儘な態度をとる性格をしているの。
でも私よりも若く容姿端麗な彼女を夫はベッドへと連れ込み肉体関係を結んだわ。
夫は私と離婚して君と一緒になりたいとカレンに告げた事に絶望し、意を決して復讐する事を決意したのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる