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私の婚約者が皇太子の不倫相手だったので告発する。
しおりを挟む私は公爵令嬢。
ブロウスという名前の婚約者がいる。
彼は綺麗な栗色の髪と青色の澄んだ瞳を持つイケメンだった。
公爵令息である。
彼とこのまま結婚するんだと思っていたのだが、ブロウスには他に女性がいた。
その女性はレオンティーナという名前の美人だった。
しかも、レオンティーナはこの国の皇太子だ。
それに加えて、皇太子には既に夫がいる。
皇太子がそんなことをしていいのだろうか。
と思って、私はブロウスに内緒で皇太子の不倫を告発することにした。
ブロウスとレオンティーナの手紙や、ブロウスの使用人の証言などの証拠があったこともあり、皇帝は皇太子を廃嫡した。
私なりの復讐が成功したようだ。
王宮を追われた皇太子はその後行方をくらました。
私はというと、ブロウスとの婚約を破棄した後、違う男性と婚約した。
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