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不倫した姉は、病んだ夫から酷い罰を受ける。
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先日、たまたま街で姉の夫と会った。
義理の兄にあたる彼は、性格も優しそうで綺麗な顔をした男爵だ。
性格はあまり良くない姉にはもったい相手である。
義兄から誘われ、街の喫茶店に入った。
「姉はどうですか?ご迷惑はおかけしていませんか?」
と訊いてみたら、義兄は薄く笑った。
「ミサは不倫してたんだ」
ミサというのは姉の名前だ。姉が不倫していたなんて……。
「申し訳ありません」
一応身内として謝った。
「あなたが謝る必要はないですよ」
「でも……」
「彼女は、不倫が僕にバレてもしらばっくれていました。だから、自白するまでちょっと部屋に監禁していたんです」
「は?」
監禁?
不倫したと言っても、さすがにやりすぎじゃないか。
「最初の方はなかなか言わなかったんです。でも二週間過ぎたあたりかな。不倫したことを認めて、僕に謝ってきたんですよ」
と、義兄は嬉しそうに笑う。
「そ、そうなんですね」
「もう一回不倫したら、また監禁するよと言っていますよ」
「あはは」
姉が可哀想だと思いつつ、私は姉のことが嫌いなのでざまあみろと思った。
義理の兄にあたる彼は、性格も優しそうで綺麗な顔をした男爵だ。
性格はあまり良くない姉にはもったい相手である。
義兄から誘われ、街の喫茶店に入った。
「姉はどうですか?ご迷惑はおかけしていませんか?」
と訊いてみたら、義兄は薄く笑った。
「ミサは不倫してたんだ」
ミサというのは姉の名前だ。姉が不倫していたなんて……。
「申し訳ありません」
一応身内として謝った。
「あなたが謝る必要はないですよ」
「でも……」
「彼女は、不倫が僕にバレてもしらばっくれていました。だから、自白するまでちょっと部屋に監禁していたんです」
「は?」
監禁?
不倫したと言っても、さすがにやりすぎじゃないか。
「最初の方はなかなか言わなかったんです。でも二週間過ぎたあたりかな。不倫したことを認めて、僕に謝ってきたんですよ」
と、義兄は嬉しそうに笑う。
「そ、そうなんですね」
「もう一回不倫したら、また監禁するよと言っていますよ」
「あはは」
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