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こんな客リピしますか?
しおりを挟む----パンパン
----パンパン
「どうだ?ここがいいんだろ?声を我慢しなくていいんだぞ?」
「········ぁ、ンアン···」
俺は今【無】になっている。
日本のスラム化した街でいつもの如く立ちんぼをしていたら見た目のいいサラリーマンに声をかけられた。
余程テクがあるのか自信満々に言うのと羽振りが良さそうだったからホイホイついて行ってみた。
ハズレだった。
「···あん、あんあん」
何が悲しくて演技しないといけないのだろう?
何が悲しくて此奴のヘッタクソなテクに付き合わなきゃならないのだろう?
俺は貝。
そう····俺は海の中に生きる貝になりたい。
寧ろなってる気分だわ。
「あんあんああんあん···ぱ○ゅぱみゅ」
「変わった喘ぎ方だな。興奮するとそうなるのか?」
いや、気付けよ!
どう見ても歌だよ!!
何で普通に受け入れて続きが出来んだよ!?
そもそもですよ?
前戯まともに出来てねぇのに挿るわけねぇだろ!!
俺が9割手伝って挿ったのになに「俺のゴットハンドが火を噴いた」とかふっるい台詞吐いてんだよ!?
そのゴットハンド腐りすぎだろ!?
そもそもお前、チン○軽く触っただけで一回目出したじゃねぇか!!
あと、言わせてくれ。
お前のその黄金の肉棒とやら
どう見てもポークビッツじゃねぇか!!
----------
「また、俺のテクが恋しくなったら連絡してくれ!」
「················」
クッソ下手くそなテクにポークビッツとふっるい言葉責め。しかし、金を持っているアホ客を貴方はリピートしますか?
「···················」
俺は精神面がやられたので客の連絡が書かれた神を破り捨てて、飯を食いに夜の街を歩き出した。
終われ
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