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33.受side
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家に帰るのはいやだ。
かと言って福山の家に居候したいとは思わない。
あの性欲モンスターの事だからずっと犯してくるに決まっている。
「····はァっん····ふ····んぅ」
現に今、ひたすら口の中を弄ばれているのが良い例。
「ふぁ·····あっふ···ん····」
いつからだろう。
口の中がこんなに感じるようになったのは
ゾクゾクする身体は次第に福山にしがみついて「もっとして」と、心とは裏腹に身体は求めている。
福山はそれに答えるように吸い付く様に舌を絡めた。
--------
「庵」
学校生活まで下の名前呼びにされた。
周りは「お前らいつの間にそんな距離縮めたの?」と、言いたげな顔でこちらを見る。
「今日飯肉じゃが」
「·····分かっ····た」
福山の家に泊まって四日。
結局、ずっと引き止められて泊まり続けている。
帰る前にスーパーに行って食材買って飯を作ることになったら福山がリクエストするようになった。
「ちょ···怜央!」
この間から庵に接近してどうしたんだと福山友人達が驚いた顔をして福山に話しかけていた。
「ここ四日間一緒住んでる」
「同居!?」
まさかの爆弾発言に驚くものもいるだろう。
と、言うよりも堂々としすぎだろう。
少しは隠そうとしないのだろうか。
「まさかと思うけど相川孤立させたのって独占欲?」
ボソリと福山に耳打ちをしているクラスメイトが巫山戯てそんな質問をしていた。
「あぁ、だから手ぇ出すんじゃねぇぞ」
「····まじかよ」
クラスメイトの彼はどう捉えたのだろうか。
玩具にされた相川庵としてなのか。
それとも·······。
玩具としてだろうと自己完結した。
「庵ー」
高梨がわざわざ教室までやって来た。
教室入口前に向かえば福山がこっちを見ている。
「ごめん!国語の教科書かしてくれない?」
「あ····」
わざわざソレを借りに来たのかと思ったのと同時に自分の教科書がまともに見れない事を思い出した。
「ほら、教科書」
ずいっと出てきた福山が代わりに教科書を高梨に渡す。
「お、おう。サンキュ···福山だっけ?」
「あぁ。ちゃんと返せよ」
「わーってるよ!とりま一時間借りる」
人の良い笑みで借りて行った高梨が戻った後に福山が不機嫌そうな表情をしていた。
「何で彼奴、教科書お前に借りに来たんだ?」
知らない。
こっちが聞きたい。
そもそも自分の教科書は貸せる状態ではない。
「新しいの買えよ」
「そんな金無ぇよ」
二日後に福山が新しい教科書を幾つか購入して来た。
かと言って福山の家に居候したいとは思わない。
あの性欲モンスターの事だからずっと犯してくるに決まっている。
「····はァっん····ふ····んぅ」
現に今、ひたすら口の中を弄ばれているのが良い例。
「ふぁ·····あっふ···ん····」
いつからだろう。
口の中がこんなに感じるようになったのは
ゾクゾクする身体は次第に福山にしがみついて「もっとして」と、心とは裏腹に身体は求めている。
福山はそれに答えるように吸い付く様に舌を絡めた。
--------
「庵」
学校生活まで下の名前呼びにされた。
周りは「お前らいつの間にそんな距離縮めたの?」と、言いたげな顔でこちらを見る。
「今日飯肉じゃが」
「·····分かっ····た」
福山の家に泊まって四日。
結局、ずっと引き止められて泊まり続けている。
帰る前にスーパーに行って食材買って飯を作ることになったら福山がリクエストするようになった。
「ちょ···怜央!」
この間から庵に接近してどうしたんだと福山友人達が驚いた顔をして福山に話しかけていた。
「ここ四日間一緒住んでる」
「同居!?」
まさかの爆弾発言に驚くものもいるだろう。
と、言うよりも堂々としすぎだろう。
少しは隠そうとしないのだろうか。
「まさかと思うけど相川孤立させたのって独占欲?」
ボソリと福山に耳打ちをしているクラスメイトが巫山戯てそんな質問をしていた。
「あぁ、だから手ぇ出すんじゃねぇぞ」
「····まじかよ」
クラスメイトの彼はどう捉えたのだろうか。
玩具にされた相川庵としてなのか。
それとも·······。
玩具としてだろうと自己完結した。
「庵ー」
高梨がわざわざ教室までやって来た。
教室入口前に向かえば福山がこっちを見ている。
「ごめん!国語の教科書かしてくれない?」
「あ····」
わざわざソレを借りに来たのかと思ったのと同時に自分の教科書がまともに見れない事を思い出した。
「ほら、教科書」
ずいっと出てきた福山が代わりに教科書を高梨に渡す。
「お、おう。サンキュ···福山だっけ?」
「あぁ。ちゃんと返せよ」
「わーってるよ!とりま一時間借りる」
人の良い笑みで借りて行った高梨が戻った後に福山が不機嫌そうな表情をしていた。
「何で彼奴、教科書お前に借りに来たんだ?」
知らない。
こっちが聞きたい。
そもそも自分の教科書は貸せる状態ではない。
「新しいの買えよ」
「そんな金無ぇよ」
二日後に福山が新しい教科書を幾つか購入して来た。
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