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20.攻side
しおりを挟むそろそろいい時間だと思い相川を迎えに行く。
場所は把握済み。
勝手にGPSを設定して何処にいるのか分かるようにした。
そして、迎えに行って正解だった。
「今日うち泊まる?」
相川の隣にいる明るめの髪色をした男が家に誘っていた。
断っていた相川だったが、もう一度誘われて心が揺らいでいるのに気づいた。
「相川」
俺が名前を呼ぶと相川はこちらを見ない。
「帰るぞ」
そう言葉を続ければ、恐る恐るこちらを向く。
「何でお前がここにいるんだ?」
まるでそう言っているようだった。
「心配になって迎えに来た」
お前が逃げ出さないように。
「····庵の友達?」
少し小柄な男が聞いてくる。
普段使わない人の良さそうな笑みを浮かべて「あぁ」と、答えた。
「俺らこう言う関係だから」
と、相川に抱きついて二人に言う。
目を見開いて固まったままの相川に相川の友人二人が「····ぇ?」と、言葉を詰まらせた。
「じゃあ、相川連れて帰るな」
二度と連絡してくるな。言葉には出さずにそう目で威嚇して相川の手を握り連れて帰る。
途中相川が二人を見ていた事など気付いていたがあえて気付かないふりをした。
----------
家に帰って服を脱がして風呂に入れ、そのまま風呂場で行為を始めた。
立ちバックで犯して質問する。
「あの大智とか言う男の家に行きたかったのか?」
行って一発しけこもうとしていたのかと聞けば
「な···わけ····あるか····っ!」
途切れ途切れで答えてきた。
相川曰く、俺みたいな異常者じゃないらしい。
「その異常者にケツ犯されてアンアン喘いでるお前も異常者だけどな」
異常者同士これからも仲良くやろうやと相川の右腕を掴み激しめに突く。
奥に入ったのか甲高い悲鳴をあげた。
「大智君と真尋君だっけ?お前のこんな姿みたら幻滅するだろうなぁ」
男に犯されながら女みたいに喘いでイッてる相川を見れば友達やめるのではないかと言えば、泣きそうな顔でこちらを見て
「言うな····言わないでくれっ!」
と、哀願してきた。
「好きなようにしろって言ってたのは何処の誰だよ」
どうでも良くなったんじゃなかったのか?
拡散しようが関係ないとか言ってなかったけ?と、言えば悔しそうな顔をした。
そう言ったのは死ぬつもりだったからだと知っていて言う俺も性格が悪いとは思う。
それに
「もう今更だろ?」
「こういう関係」と、二人に暴露したのだ。今頃、相川が雌みたいに啼いて腰揺らして犯されているのを想像しているんじゃないだろうか。
「···っあ!···ゃ、め····っ!」
「たまにはこっちも可愛がってやらねぇと可哀想だろ?」
腰を打ち付けながら使いもしない相川のそれを握り擦ってやれば喘ぎはより一層大きくなり足をガクガクさせる。
「も···だ、め····っ!····ぃ····イクっ!」
「あぁ、派手にイけよ淫乱」
擦っていた相川のソレから勢いよく白い混濁液のそれが発射され相川は体制を崩しそうになったが
相川の腰を掴み無理やり立たせる体勢にして奥を突く。
「ひぁっ!あ···ま····」
まだイッたばかりだからやめてくれと、相川は言うが
待つ意味はないと判断して相川の言葉を無視して行為を続けた。
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