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11話、「固いパン」
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「それで……シロー。何故薬草採取の依頼を受けようと思ったのですか? 討伐でないなんて」
不思議そうな声音でアリスは問う。そりゃそうだ、こんなにしっかりした装備を持っているにも関わらず、ってな。
「ああ。冒険者ギルドには、“高価なモンスターの食材を求めてバカする冒険者がいる”ってアリスは言ってたろ?」
アリスが前に言っていたことを思い返しながら、言葉を紡ぐ。
「だったら、みんな討伐の依頼に集中する上に、怪我人が多数出る分だけ回復薬がちゃんとストックされてるかも怪しい」
「なるほど」
「それに、薬草を見つけられたら自分特製の回復薬を作れるかもだろ? それを安値で売ったら多少の資金にもなるし、作ったものは商人ギルドで売れるだろうしな」
俺がギルドを掛け持ちした理由はこれだ。ただ、本当の目的はもっと違う。
錬金術を活かすには、素材が必要不可欠だからな。
「シローはもうそこまで考えているんですね。言えばきっと、勇者という立場からお金は貰えるだろうに……」
え? マジで? なんて固まりかけるも、俺はこの世界を満喫しようと思ったんだ。
「いつまでも自立しないのは嫌だろ?」
――いつになったら俺は従うばかりの立場から脱せるんだ?
過去の俺が、常々思っていたもの。
それは俺がどれだけ頑張っても評価されないという、手柄を横取りされるという理不尽な世界に思っていたこと。
だが、今は違う。この世界では、極端な話、生きるか死ぬか。そんな上下関係に縛られる必要はない。
ギルドから勧められるであろうパーティも断るつもりだ、報酬がやれ誰が何割だのなんだのといったイザコザに巻き込まれたくないからな。
「とりあえず、昼飯で腹ごしらえしてから、ギルドへ行こう。アリス、この世界にはパンや砂糖って売ってるか?」
「パンに砂糖……ええ、ありますよ。それで美味しい食事、作れるんですね……!?」
幼少期にしっかりと飯を食べれていなかったからだろうか。アリスは飯の話になると途端にそわそわとしだす。待ち切れないと言わんばかりに。
「ああ、アリスの口に合うかは分からんが」
その様子を微笑ましく眺めれば、何度も頷いて。
「合います、絶対に合います」
そう言うアリスは、既に頬を綻ばせていた。
「それじゃあ、買いに行こう。……あの市場で売ってるか?」
身支度を整えてながら問いかければ、「固いパンではありますが、市場にありますよ」と返される。
市場は明るく活気があるから、少しだけ落ちてた精神を回復するのにはもってこいだろう。
そんなことを考えながら目線でアリスを追えば、カゴを持って玄関前に待っていた。
「私がきちんと案内しますので、シローは安心してくださいね」
にっこり。そんな文字が見えそうなほどの笑顔。
「よろしく頼むよ、アリス」
そう言って、街へと歩き出した。
「そういえばさ、アリスのそのピアス……俺が呼び鈴を鳴らしたら伝わるって言ってたろ? それってどういう仕組みになってるんだ?」
ふと思い出した疑問を投げかけながら、歩く。
「呼び鈴を鳴らされると、雷魔法が遠隔で発動されるようになってるんです。それは持ち主との距離に応じて、遠ければ強く、近ければ弱くなっていくので……すぐに向かうことができるのです」
つまり、痛みで呼ぶってわけか!? 使わなくてよかった……と心底思う。
ついでに……。
「遠隔魔法ってのがあるんだな」
予想外だった。確かに結界も張れる程の高度な魔法技術があるとは理解していたが。
「ええ、術者によっては転移魔法もできる者もいるのだとか」
「転移魔法……」
確かに俺がやってたゲームの中でも、ヒーラー辺りが転移魔法を覚えていたな。
俺も使いたいと思うなら、術者にならなきゃならないのか……と考えている間に、市場に着いた。
相変わらずの活気、どころか昼時だからだろう。以前来たときよりも人が多い。
人混みに流されそうだった。
「シロー、私の手を握ってください」
差し出された少し大きな手を強く握る。はぐれたりしたら、ついさっき話した呼び鈴を使うハメになるからな。
「卵と牛乳はまだあるから、砂糖とパンだな」
そう伝えれば、勝手知るアリスは真っ直ぐ突っ切っていく。
人混みを避ければその先にまた人混みが、そのまた先も人混みが……。そんな迷宮に近しいところを、すいすいと歩む。
確かに俺も会社勤めで通勤ラッシュなりなんなりを経験していたが、ここまで密集度が高いのは初めてだった。少しずつ気力が奪われていくのを感じる。
「ここですよ、シロー。……大丈夫ですか? 顔色が少し悪く見えますよ」
俺の顔を覗き込むアリスに、思わず見惚れる。最初女性と思ってたもんなぁ……なんてことを考えながら。
「シロー?」
再度名を呼ばれてハッとする。
「あぁ……少し疲れただけだよ。大丈夫だ」
苦笑して、そこに出されている露天を見れば少し廃れていた。人もあまりいない。
市場の隅、の、隅。そんな場所で。
客寄せすらもしていないようで、それでも一応売っている。そんな感じだった。
「いらっしゃい、……珍しいな、客なんて」
年老いた老人が緩く笑う。幸薄そう、という単語が脳裏に浮かぶほど、ひどく痩せこけていた。
「こんにちは。パンと砂糖が売ってるって聞いたんだが……」
目の前には、確かにパンと、まだ白砂糖が作れていないのだろう。茶色い砂糖が袋に詰められて並んでいた。
「おお、興味を持ってくれて嬉しいよ、……おっと、キミは……アリスか?」
老人はアリスに目線を向け微笑む。どうやら既に知り合いのようだ。
「お久しぶりです。シロー、こちらの方はお金のない私達のような孤児にもパンを配ってくださっていた方なんです」
おお、凄い人だ。ということは。
パンの値段を見れば、1ペイ。……1ペイ?
「やっす!?」
「安さだけは売りでのう」
安い、確かに安い。何故だ、と隣を見れば、ラップ……のようなものがかけられた、柔らかそうなパンが10ペイで売られていた。
気になるな。
――鑑定。
『固いパン Lv10
とても固いパン。そのまま食べるのは厳しそうだ。作り手の技術により、食後にHP上限が1プラスされる』
『柔らかいパン Lv1
柔らかいパン。そのまま食べても美味しいが、作り手が慣れていないのかバフ要素はない』
……味を取るなら柔らかいパン、バフを取るなら固いパン。悩ましいな。HP上限ってことはMAX値が増えるわけだし……。
柔らかいパンに対して大量に山積みにされている固いパンを見ると、心がきゅっと痛む。パン屋で売られている食パンの耳を思い出して。
今はまだ収入があるわけじゃない、だから贅沢もできないが……。
「すみません、このパン……」
「1ペイは最低でのぉ、値下げならできんぞ?」
怪訝そうな顔をするご老人に、俺はこう提案した。
「いえ、3ペイ支払わせてください」
「……え?」
「こっちの……柔らかいパンを作るのには、お金がかかるのでしょう? 柔らかいパンは数個しかないし……こちらの、硬そうなパンを少しでも高値で売りたいところを1ペイなんて。少しでも多く払わせてください。そして、柔らかいパンを作る個数を増やしてください」
笑みを浮かべてそう言うと、「なんて心優しい青年だ……」と呟かれる。
アリスがここ案内したということは、ここだけがパンを扱っているのだろう。毎度固いパンは嫌だという思いからの行動だ。つまり、自分のため。
そこまでアリスは思考が至っているのかいないのか、「シロー……?」とだけ名前を呼んでいた。
「ただ、一つ条件があって……」
「なんじゃ? 何でも言ってみてくれ」
ここで絶対的に必要な砂糖を、見る。
「この砂糖、味見させてください」
砂糖が水溶性のものに溶けるか否か。いや、溶けてくれるとは思うが。あとは、味。今回のものは砂糖が決め手なのだ。
「それだけでいいのかい? ほれ」
さら……と、少量の砂糖を手に出してくれた。それを、舌で舐め取る。
「っ……あっま!」
味は砂糖そのもの……と言い難かった。
あの世界の甘味よりも、ずっとずっと甘くて。調節が難しそうだ。
「はは、これが砂糖ですからね」
そう笑いながら、「砂糖は15ペイですよ」と言われる。
これまた破格な値段だが、こちらに関しては何も言うまい。
「買います、じゃあ……砂糖一袋と、硬いパン6個、柔らかいパン2個で」
「大盤振る舞いですねぇ、お兄さん」
そう言われると悪い気もしない。
小包に入れてもらったものを、硬貨と交換する。
「ありがとうございます。また、絶対に来ますね」
こちらも笑顔で応えながらアイテムボックスにパンたちを入れれば、アリスを呼び止め冒険者ギルドへと向かった。
不思議そうな声音でアリスは問う。そりゃそうだ、こんなにしっかりした装備を持っているにも関わらず、ってな。
「ああ。冒険者ギルドには、“高価なモンスターの食材を求めてバカする冒険者がいる”ってアリスは言ってたろ?」
アリスが前に言っていたことを思い返しながら、言葉を紡ぐ。
「だったら、みんな討伐の依頼に集中する上に、怪我人が多数出る分だけ回復薬がちゃんとストックされてるかも怪しい」
「なるほど」
「それに、薬草を見つけられたら自分特製の回復薬を作れるかもだろ? それを安値で売ったら多少の資金にもなるし、作ったものは商人ギルドで売れるだろうしな」
俺がギルドを掛け持ちした理由はこれだ。ただ、本当の目的はもっと違う。
錬金術を活かすには、素材が必要不可欠だからな。
「シローはもうそこまで考えているんですね。言えばきっと、勇者という立場からお金は貰えるだろうに……」
え? マジで? なんて固まりかけるも、俺はこの世界を満喫しようと思ったんだ。
「いつまでも自立しないのは嫌だろ?」
――いつになったら俺は従うばかりの立場から脱せるんだ?
過去の俺が、常々思っていたもの。
それは俺がどれだけ頑張っても評価されないという、手柄を横取りされるという理不尽な世界に思っていたこと。
だが、今は違う。この世界では、極端な話、生きるか死ぬか。そんな上下関係に縛られる必要はない。
ギルドから勧められるであろうパーティも断るつもりだ、報酬がやれ誰が何割だのなんだのといったイザコザに巻き込まれたくないからな。
「とりあえず、昼飯で腹ごしらえしてから、ギルドへ行こう。アリス、この世界にはパンや砂糖って売ってるか?」
「パンに砂糖……ええ、ありますよ。それで美味しい食事、作れるんですね……!?」
幼少期にしっかりと飯を食べれていなかったからだろうか。アリスは飯の話になると途端にそわそわとしだす。待ち切れないと言わんばかりに。
「ああ、アリスの口に合うかは分からんが」
その様子を微笑ましく眺めれば、何度も頷いて。
「合います、絶対に合います」
そう言うアリスは、既に頬を綻ばせていた。
「それじゃあ、買いに行こう。……あの市場で売ってるか?」
身支度を整えてながら問いかければ、「固いパンではありますが、市場にありますよ」と返される。
市場は明るく活気があるから、少しだけ落ちてた精神を回復するのにはもってこいだろう。
そんなことを考えながら目線でアリスを追えば、カゴを持って玄関前に待っていた。
「私がきちんと案内しますので、シローは安心してくださいね」
にっこり。そんな文字が見えそうなほどの笑顔。
「よろしく頼むよ、アリス」
そう言って、街へと歩き出した。
「そういえばさ、アリスのそのピアス……俺が呼び鈴を鳴らしたら伝わるって言ってたろ? それってどういう仕組みになってるんだ?」
ふと思い出した疑問を投げかけながら、歩く。
「呼び鈴を鳴らされると、雷魔法が遠隔で発動されるようになってるんです。それは持ち主との距離に応じて、遠ければ強く、近ければ弱くなっていくので……すぐに向かうことができるのです」
つまり、痛みで呼ぶってわけか!? 使わなくてよかった……と心底思う。
ついでに……。
「遠隔魔法ってのがあるんだな」
予想外だった。確かに結界も張れる程の高度な魔法技術があるとは理解していたが。
「ええ、術者によっては転移魔法もできる者もいるのだとか」
「転移魔法……」
確かに俺がやってたゲームの中でも、ヒーラー辺りが転移魔法を覚えていたな。
俺も使いたいと思うなら、術者にならなきゃならないのか……と考えている間に、市場に着いた。
相変わらずの活気、どころか昼時だからだろう。以前来たときよりも人が多い。
人混みに流されそうだった。
「シロー、私の手を握ってください」
差し出された少し大きな手を強く握る。はぐれたりしたら、ついさっき話した呼び鈴を使うハメになるからな。
「卵と牛乳はまだあるから、砂糖とパンだな」
そう伝えれば、勝手知るアリスは真っ直ぐ突っ切っていく。
人混みを避ければその先にまた人混みが、そのまた先も人混みが……。そんな迷宮に近しいところを、すいすいと歩む。
確かに俺も会社勤めで通勤ラッシュなりなんなりを経験していたが、ここまで密集度が高いのは初めてだった。少しずつ気力が奪われていくのを感じる。
「ここですよ、シロー。……大丈夫ですか? 顔色が少し悪く見えますよ」
俺の顔を覗き込むアリスに、思わず見惚れる。最初女性と思ってたもんなぁ……なんてことを考えながら。
「シロー?」
再度名を呼ばれてハッとする。
「あぁ……少し疲れただけだよ。大丈夫だ」
苦笑して、そこに出されている露天を見れば少し廃れていた。人もあまりいない。
市場の隅、の、隅。そんな場所で。
客寄せすらもしていないようで、それでも一応売っている。そんな感じだった。
「いらっしゃい、……珍しいな、客なんて」
年老いた老人が緩く笑う。幸薄そう、という単語が脳裏に浮かぶほど、ひどく痩せこけていた。
「こんにちは。パンと砂糖が売ってるって聞いたんだが……」
目の前には、確かにパンと、まだ白砂糖が作れていないのだろう。茶色い砂糖が袋に詰められて並んでいた。
「おお、興味を持ってくれて嬉しいよ、……おっと、キミは……アリスか?」
老人はアリスに目線を向け微笑む。どうやら既に知り合いのようだ。
「お久しぶりです。シロー、こちらの方はお金のない私達のような孤児にもパンを配ってくださっていた方なんです」
おお、凄い人だ。ということは。
パンの値段を見れば、1ペイ。……1ペイ?
「やっす!?」
「安さだけは売りでのう」
安い、確かに安い。何故だ、と隣を見れば、ラップ……のようなものがかけられた、柔らかそうなパンが10ペイで売られていた。
気になるな。
――鑑定。
『固いパン Lv10
とても固いパン。そのまま食べるのは厳しそうだ。作り手の技術により、食後にHP上限が1プラスされる』
『柔らかいパン Lv1
柔らかいパン。そのまま食べても美味しいが、作り手が慣れていないのかバフ要素はない』
……味を取るなら柔らかいパン、バフを取るなら固いパン。悩ましいな。HP上限ってことはMAX値が増えるわけだし……。
柔らかいパンに対して大量に山積みにされている固いパンを見ると、心がきゅっと痛む。パン屋で売られている食パンの耳を思い出して。
今はまだ収入があるわけじゃない、だから贅沢もできないが……。
「すみません、このパン……」
「1ペイは最低でのぉ、値下げならできんぞ?」
怪訝そうな顔をするご老人に、俺はこう提案した。
「いえ、3ペイ支払わせてください」
「……え?」
「こっちの……柔らかいパンを作るのには、お金がかかるのでしょう? 柔らかいパンは数個しかないし……こちらの、硬そうなパンを少しでも高値で売りたいところを1ペイなんて。少しでも多く払わせてください。そして、柔らかいパンを作る個数を増やしてください」
笑みを浮かべてそう言うと、「なんて心優しい青年だ……」と呟かれる。
アリスがここ案内したということは、ここだけがパンを扱っているのだろう。毎度固いパンは嫌だという思いからの行動だ。つまり、自分のため。
そこまでアリスは思考が至っているのかいないのか、「シロー……?」とだけ名前を呼んでいた。
「ただ、一つ条件があって……」
「なんじゃ? 何でも言ってみてくれ」
ここで絶対的に必要な砂糖を、見る。
「この砂糖、味見させてください」
砂糖が水溶性のものに溶けるか否か。いや、溶けてくれるとは思うが。あとは、味。今回のものは砂糖が決め手なのだ。
「それだけでいいのかい? ほれ」
さら……と、少量の砂糖を手に出してくれた。それを、舌で舐め取る。
「っ……あっま!」
味は砂糖そのもの……と言い難かった。
あの世界の甘味よりも、ずっとずっと甘くて。調節が難しそうだ。
「はは、これが砂糖ですからね」
そう笑いながら、「砂糖は15ペイですよ」と言われる。
これまた破格な値段だが、こちらに関しては何も言うまい。
「買います、じゃあ……砂糖一袋と、硬いパン6個、柔らかいパン2個で」
「大盤振る舞いですねぇ、お兄さん」
そう言われると悪い気もしない。
小包に入れてもらったものを、硬貨と交換する。
「ありがとうございます。また、絶対に来ますね」
こちらも笑顔で応えながらアイテムボックスにパンたちを入れれば、アリスを呼び止め冒険者ギルドへと向かった。
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