39 / 72
想い
第三十九話
しおりを挟む
「……さすが絶倫さん。出した直後でも衰える気配なし」
「フェラだけで俺のちんこを負かせると思ったか? 甘いな」
俺は小鳥遊の体に馬乗りになり、尻に小鳥遊のペニスを添える。
すると小鳥遊が、ちょっと期待のこもった目で俺を見上げた。
「……お前が動くのか」
「今回は俺がケツで抱かせてもらいますね」
「んん……っ」
ペニスを俺の尻に呑み込まれた小鳥遊は、快感に身をよじらせた。
俺はベッドに膝をつき、ゆさゆさと体を軽く揺らす。
「気持ちいいか?」
「……うん」
「うん」だって。いつもツンツンした口調の小鳥遊が、甘えた子どもみたいな声で返事した。
「お前ってほんと可愛いなあ」
「ん……っ」
腰を揺らしながら、小鳥遊にキスをした。すると小鳥遊は縋るように俺に抱きつき、必死に舌を絡めてきた。
「はは。これじゃ、どっちが甘えん坊なのか分かんないな」
「……うるさいな。お前がこんなことするからだ……」
「実はずっと、お前のこと可愛いと思ってた」
「やめろ……気色悪い……」
「お前は気付いてないだろうけど、今もすげえ可愛い顔してんだぞ」
「~~……見るな」
そう言って、小鳥遊が腕で顔を隠した。
俺が小鳥遊の乳首を舌でつつくと、小鳥遊は驚いてこちらを見た。
「ふっ……!? お、おいっ、何してる」
「乳首舐めてるんだけど」
「や、やめろっ」
「なんで。お前だって散々俺の乳首吸ってんじゃん」
「吸うのは好きだが吸われるのは好きじゃないっ……くすぐったくて……」
「なんだ。未開発か」
俺はニシシと笑い、舌と指で小鳥遊の乳首を弄ぶ。
「これからじっくり時間をかけて、お前の乳首開発してやるよ」
「や、やめろぉ……っ」
「ちょっとずつ気持ちよくなっていこうな」
俺もこれからめいっぱい、こいつの心も体も甘やかしてやるんだ。
「俺なしじゃ生きられない体にして、俺から離れられなくしてやる」
小鳥遊は目をきゅっと閉じ、俺から顔を背ける。
「もう、とっくにそうなってる」
散々小鳥遊の体を弄んだあと、俺は膝を立てた。
「小鳥遊。イカせるぞ」
「ん……っ」
俺を見上げる小鳥遊の顔はトロトロに溶けていた。お前もそんな顔ができたんだな。
「はあ……。そんな可愛い顔されたら、手加減できねえな……」
「うっ!?」
ゆっくり小鳥遊のペニスを抜き、勢いよく腰を打ち付ける。
乱暴に与えられた快感に、小鳥遊の目がチカチカしたのが分かった。
「あ……、あ……」
「こんなんでチカッてんじゃねえよ」
「あっ!?」
それから俺は、激しく腰を振り始めた。俺の動きに合わせて小鳥遊の口から嬌声が漏れる。
「あっ……んっ、んん……っ! 月見里っ……もうちょっとゆっくり……っ!」
「さっきまで散々ノロノロしてやっただろっ……、んっ、あっ……気持ちいい……っ」
「こんなんされたら……すぐ出るだろうがっ……、やめろっ……!」
「たまには自分のイキたいときにイケよっ……、誰も怒らねえからっ……んっ、ぁぁっ」
小鳥遊がふと俺の股間に目をやった。
腰を振るたびにみっともなく上下に揺れる俺のペニス。その先から小鳥遊の腹に飛び散る俺の我慢汁。
小鳥遊はそれを見て、ぼっと顔を赤くした。そして泣きそうな顔で俺の揺れるちんこを睨みつける。
「もうお前っ……ほんとエロい……っ、もういやだ……っ」
そうぼやいたかと思えば、前触れもなく精液を注ぎ込まれた。
「んんっ……!!」
「……」
「お前な……イクとき事前に言えよ……っ、びっくりするだろ……」
「……」
小鳥遊は放心状態になっていて、返事がない。
ケツで抱くと毎回こうなるのか、こいつは。
俺は尻からペニスを抜き、小鳥遊の隣に寝ころんだ。
「大丈夫か?」
「……死ぬかと思った」
大げさだな……。
小鳥遊は天井を見上げたまま、ボソッと言った。
「……腰振ってるとき、自分のちんこがどうなっているか知ってるか?」
「まあ……うん」
「自分で腰振ってるとき、自分がどんな顔をしているか知ってるか?」
「それは……知らない」
小鳥遊はのろのろとこちらを向き、俺の頬を撫でる。
「オスかメスか分からない顔をしているぞ」
「それは褒めてるのか貶してるのかどっちだ」
俺の質問を無視して、小鳥遊は俺の顔を見つめた。
「快感に悦ぶメスの顔をしていながら、俺を食って悦ぶオスの顔をしていて……」
そしてこくんと唾を呑み込み、言葉を続ける。
「俺まで自分がオスかメスか分からなくなって……いつもの倍気持ちよくなる」
「だったらいいじゃん」
小鳥遊は快感とプライドの狭間で苦しんでいるようだった。
「まるで……ケツを掘られた気分だ……っ」
「あ、お前も興味ある? 気持ちいいぞ、ケツ。今度掘ってやろうか」
「絶対に嫌だ」
「えー。俺、一回ちんこ使ってみたいんだけど」
「テンガで我慢しろっ。お前の激ヨワちんこにはテンガで充分だっ」
おもむろに小鳥遊が起き上がり、不気味な笑みを漏らす。
「少しお前に勘違いさせてしまったようだな」
「な、なんだよ急に……」
「いいか。お前は抱かれる側だ。そして俺は抱く側であり、それ以外はありえない」
今からそれを分からせてやると言って、小鳥遊は朝まで俺を抱き潰した。
「フェラだけで俺のちんこを負かせると思ったか? 甘いな」
俺は小鳥遊の体に馬乗りになり、尻に小鳥遊のペニスを添える。
すると小鳥遊が、ちょっと期待のこもった目で俺を見上げた。
「……お前が動くのか」
「今回は俺がケツで抱かせてもらいますね」
「んん……っ」
ペニスを俺の尻に呑み込まれた小鳥遊は、快感に身をよじらせた。
俺はベッドに膝をつき、ゆさゆさと体を軽く揺らす。
「気持ちいいか?」
「……うん」
「うん」だって。いつもツンツンした口調の小鳥遊が、甘えた子どもみたいな声で返事した。
「お前ってほんと可愛いなあ」
「ん……っ」
腰を揺らしながら、小鳥遊にキスをした。すると小鳥遊は縋るように俺に抱きつき、必死に舌を絡めてきた。
「はは。これじゃ、どっちが甘えん坊なのか分かんないな」
「……うるさいな。お前がこんなことするからだ……」
「実はずっと、お前のこと可愛いと思ってた」
「やめろ……気色悪い……」
「お前は気付いてないだろうけど、今もすげえ可愛い顔してんだぞ」
「~~……見るな」
そう言って、小鳥遊が腕で顔を隠した。
俺が小鳥遊の乳首を舌でつつくと、小鳥遊は驚いてこちらを見た。
「ふっ……!? お、おいっ、何してる」
「乳首舐めてるんだけど」
「や、やめろっ」
「なんで。お前だって散々俺の乳首吸ってんじゃん」
「吸うのは好きだが吸われるのは好きじゃないっ……くすぐったくて……」
「なんだ。未開発か」
俺はニシシと笑い、舌と指で小鳥遊の乳首を弄ぶ。
「これからじっくり時間をかけて、お前の乳首開発してやるよ」
「や、やめろぉ……っ」
「ちょっとずつ気持ちよくなっていこうな」
俺もこれからめいっぱい、こいつの心も体も甘やかしてやるんだ。
「俺なしじゃ生きられない体にして、俺から離れられなくしてやる」
小鳥遊は目をきゅっと閉じ、俺から顔を背ける。
「もう、とっくにそうなってる」
散々小鳥遊の体を弄んだあと、俺は膝を立てた。
「小鳥遊。イカせるぞ」
「ん……っ」
俺を見上げる小鳥遊の顔はトロトロに溶けていた。お前もそんな顔ができたんだな。
「はあ……。そんな可愛い顔されたら、手加減できねえな……」
「うっ!?」
ゆっくり小鳥遊のペニスを抜き、勢いよく腰を打ち付ける。
乱暴に与えられた快感に、小鳥遊の目がチカチカしたのが分かった。
「あ……、あ……」
「こんなんでチカッてんじゃねえよ」
「あっ!?」
それから俺は、激しく腰を振り始めた。俺の動きに合わせて小鳥遊の口から嬌声が漏れる。
「あっ……んっ、んん……っ! 月見里っ……もうちょっとゆっくり……っ!」
「さっきまで散々ノロノロしてやっただろっ……、んっ、あっ……気持ちいい……っ」
「こんなんされたら……すぐ出るだろうがっ……、やめろっ……!」
「たまには自分のイキたいときにイケよっ……、誰も怒らねえからっ……んっ、ぁぁっ」
小鳥遊がふと俺の股間に目をやった。
腰を振るたびにみっともなく上下に揺れる俺のペニス。その先から小鳥遊の腹に飛び散る俺の我慢汁。
小鳥遊はそれを見て、ぼっと顔を赤くした。そして泣きそうな顔で俺の揺れるちんこを睨みつける。
「もうお前っ……ほんとエロい……っ、もういやだ……っ」
そうぼやいたかと思えば、前触れもなく精液を注ぎ込まれた。
「んんっ……!!」
「……」
「お前な……イクとき事前に言えよ……っ、びっくりするだろ……」
「……」
小鳥遊は放心状態になっていて、返事がない。
ケツで抱くと毎回こうなるのか、こいつは。
俺は尻からペニスを抜き、小鳥遊の隣に寝ころんだ。
「大丈夫か?」
「……死ぬかと思った」
大げさだな……。
小鳥遊は天井を見上げたまま、ボソッと言った。
「……腰振ってるとき、自分のちんこがどうなっているか知ってるか?」
「まあ……うん」
「自分で腰振ってるとき、自分がどんな顔をしているか知ってるか?」
「それは……知らない」
小鳥遊はのろのろとこちらを向き、俺の頬を撫でる。
「オスかメスか分からない顔をしているぞ」
「それは褒めてるのか貶してるのかどっちだ」
俺の質問を無視して、小鳥遊は俺の顔を見つめた。
「快感に悦ぶメスの顔をしていながら、俺を食って悦ぶオスの顔をしていて……」
そしてこくんと唾を呑み込み、言葉を続ける。
「俺まで自分がオスかメスか分からなくなって……いつもの倍気持ちよくなる」
「だったらいいじゃん」
小鳥遊は快感とプライドの狭間で苦しんでいるようだった。
「まるで……ケツを掘られた気分だ……っ」
「あ、お前も興味ある? 気持ちいいぞ、ケツ。今度掘ってやろうか」
「絶対に嫌だ」
「えー。俺、一回ちんこ使ってみたいんだけど」
「テンガで我慢しろっ。お前の激ヨワちんこにはテンガで充分だっ」
おもむろに小鳥遊が起き上がり、不気味な笑みを漏らす。
「少しお前に勘違いさせてしまったようだな」
「な、なんだよ急に……」
「いいか。お前は抱かれる側だ。そして俺は抱く側であり、それ以外はありえない」
今からそれを分からせてやると言って、小鳥遊は朝まで俺を抱き潰した。
454
お気に入りに追加
938
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い


ヤンデレ化していた幼稚園ぶりの友人に食べられました
ミルク珈琲
BL
幼稚園の頃ずっと後ろを着いてきて、泣き虫だった男の子がいた。
「優ちゃんは絶対に僕のものにする♡」
ストーリーを分かりやすくするために少しだけ変更させて頂きましたm(_ _)m
・洸sideも投稿させて頂く予定です
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます

イケメンの後輩にめちゃめちゃお願いされて、一回だけやってしまったら、大変なことになってしまった話
ゆなな
BL
タイトルどおり熱烈に年下に口説かれるお話。Twitterに載せていたものに加筆しました。Twitter→@yuna_org
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる