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二年:中間考査~
第五十五話
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まるで噛みしめるように、凪はゆっくりとしたセックスをした。
体を揺らしている間もたくさんキスをして、そこら中にキスマークを残し、吐息のように「好き」と呟く。
「好き、好きだよ、理玖。好き」
「もっ、分かったから……っ、やめれそれぇ……っ」
「はっ……ん……っ、あっ、好き……っ、好き、理玖……っ」
「恥ずかしいって……、もういいってばぁ……っ」
この時の凪は語彙を覚えたての赤ん坊みたいだった。
聞いているこっちが恥ずかしくなるほどの甘い声で、何度も何度も「好き」を繰り返す。
凪が「好き」と言う度に、体がじんじんするから困った。
凪のちんこも俺の中をしっかり覚えていたようで、俺の弱いところを執拗に刺激する。
「んぁっ、あっ、凪っ……、そこっ、気持ちいいっ……、あっ……」
「俺も気持ちいい……っ、理玖の中、気持ちよすぎて……っ」
「もっ……頭おかしくなるっ……、こんなっ……、あぁぁ……っ」
「かわいい、理玖……っ、好き……っ」
凪が俺の頬を撫で、うっとりした顔で見下ろした。
「理玖、イッていい……?」
「うん……っ」
「理玖も一緒にイケるように、自分でちんこ触って」
「え……?」
凪が俺の手を俺のちんこに添えた。
「ん……? 凪、これなに……?」
「いじんの、自分のちんこ」
「なぜ……?」
「一緒にイキたい。あと俺が理玖のオナニーを見れる」
この野郎……。恥ずかしいことさせやがる。
なんて腹を立てながらも、俺は素直に従った。
ケツ掘られながら自分のちんこをシゴく俺を見て、昂りすぎた凪がよだれを垂らした。
「あっ、やば……、めっちゃ興奮する……」
「んっ……んんっ……あっ……。~~……恥ずかしいからそんな見んなあ……っ!」
「見るでしょ普通……こんなエロいの……っ」
「あぁぁ!?」
勢いよく奥を一突きされる。これが、凪が本気で動き始めるときの合図だ。
そこから凪は、自分本位に激しく腰を振った。
「あぁぁっ!! あっ、あっ、あぁっ、んぃっ、んぃぃっ!!」
「理玖、手止まってるよっ……。ちゃんと動かさなきゃ……」
「んぃ……んんんぁっ、あぁっ、んっ、んっ、あぁっ!!」
「あ、やば、出そう……っ」
「あっ、あっ、凪っ、もう出るっ、ん~~……っ、んあぁっ……!」
凪より先にイッてしまった。
だが、俺がイッたせいでケツが締まり、そのすぐあとに凪も絶頂を迎えたようだった。
「んんっ!! っ、っ……」
「……ごめ、先にイッちゃった……」
「ほとんど同時だしいいよ……」
凪はなかなかちんこを抜こうとしなかった。だらだらをキスをして、俺の体の上に寝そべる。
「もうこのまま寝ちゃおうかな」
「……いいんじゃね。たまには」
「離れがたい」
「俺も」
このまま体がくっついたらいいのに、なんて怖いことを言うので、それに対しては否定をしておいた。
「なあ、凪」
「んー?」
「あのさ。俺、学年一位になったじゃん」
「うん。おめでと」
「ありがと。それで……」
俺はもじもじと体を揺らし、凪にお願いをした。
「一回だけ、アレ復活させてくんない?」
「アレ? ああ、〝学年二位が学年一位の言うことなんでも聞く〟ってやつ?」
「うん」
「あんなんなくても、理玖のいうことなんでも聞くよ。ケツ掘られる以外なら」
「いや、あの勝負で命令したいことあるんだよ。あんときはずっとさ、それを命令したくて頑張ってきてたから」
「へええ! いいよ! なになに!?」
俺は咳ばらいをして、偉そうな口調で命令した。
「明日の昼、俺に焼きそばパン買って来い!」
目を瞬き、ぽかんと口を開ける凪。その顔がだんだんと破願し、最後は大声で笑った。
「えっ、なに!? そんなことでいいの!?」
「そんなことってなんだよ! 俺は本気だぞ! 焼きそばパン買って来いよな!」
「あはは! 分かった! 焼きそばパン買い占めてくる」
「いや、いっこでいいんだよ」
ふう。やっと夢が叶ってすっきりした。
これでもう、あの勝負に未練はない。
これからの俺たちは、そんな勝負からすっかり離れた場所で、恋人として一緒に歩いていくんだ。
体を揺らしている間もたくさんキスをして、そこら中にキスマークを残し、吐息のように「好き」と呟く。
「好き、好きだよ、理玖。好き」
「もっ、分かったから……っ、やめれそれぇ……っ」
「はっ……ん……っ、あっ、好き……っ、好き、理玖……っ」
「恥ずかしいって……、もういいってばぁ……っ」
この時の凪は語彙を覚えたての赤ん坊みたいだった。
聞いているこっちが恥ずかしくなるほどの甘い声で、何度も何度も「好き」を繰り返す。
凪が「好き」と言う度に、体がじんじんするから困った。
凪のちんこも俺の中をしっかり覚えていたようで、俺の弱いところを執拗に刺激する。
「んぁっ、あっ、凪っ……、そこっ、気持ちいいっ……、あっ……」
「俺も気持ちいい……っ、理玖の中、気持ちよすぎて……っ」
「もっ……頭おかしくなるっ……、こんなっ……、あぁぁ……っ」
「かわいい、理玖……っ、好き……っ」
凪が俺の頬を撫で、うっとりした顔で見下ろした。
「理玖、イッていい……?」
「うん……っ」
「理玖も一緒にイケるように、自分でちんこ触って」
「え……?」
凪が俺の手を俺のちんこに添えた。
「ん……? 凪、これなに……?」
「いじんの、自分のちんこ」
「なぜ……?」
「一緒にイキたい。あと俺が理玖のオナニーを見れる」
この野郎……。恥ずかしいことさせやがる。
なんて腹を立てながらも、俺は素直に従った。
ケツ掘られながら自分のちんこをシゴく俺を見て、昂りすぎた凪がよだれを垂らした。
「あっ、やば……、めっちゃ興奮する……」
「んっ……んんっ……あっ……。~~……恥ずかしいからそんな見んなあ……っ!」
「見るでしょ普通……こんなエロいの……っ」
「あぁぁ!?」
勢いよく奥を一突きされる。これが、凪が本気で動き始めるときの合図だ。
そこから凪は、自分本位に激しく腰を振った。
「あぁぁっ!! あっ、あっ、あぁっ、んぃっ、んぃぃっ!!」
「理玖、手止まってるよっ……。ちゃんと動かさなきゃ……」
「んぃ……んんんぁっ、あぁっ、んっ、んっ、あぁっ!!」
「あ、やば、出そう……っ」
「あっ、あっ、凪っ、もう出るっ、ん~~……っ、んあぁっ……!」
凪より先にイッてしまった。
だが、俺がイッたせいでケツが締まり、そのすぐあとに凪も絶頂を迎えたようだった。
「んんっ!! っ、っ……」
「……ごめ、先にイッちゃった……」
「ほとんど同時だしいいよ……」
凪はなかなかちんこを抜こうとしなかった。だらだらをキスをして、俺の体の上に寝そべる。
「もうこのまま寝ちゃおうかな」
「……いいんじゃね。たまには」
「離れがたい」
「俺も」
このまま体がくっついたらいいのに、なんて怖いことを言うので、それに対しては否定をしておいた。
「なあ、凪」
「んー?」
「あのさ。俺、学年一位になったじゃん」
「うん。おめでと」
「ありがと。それで……」
俺はもじもじと体を揺らし、凪にお願いをした。
「一回だけ、アレ復活させてくんない?」
「アレ? ああ、〝学年二位が学年一位の言うことなんでも聞く〟ってやつ?」
「うん」
「あんなんなくても、理玖のいうことなんでも聞くよ。ケツ掘られる以外なら」
「いや、あの勝負で命令したいことあるんだよ。あんときはずっとさ、それを命令したくて頑張ってきてたから」
「へええ! いいよ! なになに!?」
俺は咳ばらいをして、偉そうな口調で命令した。
「明日の昼、俺に焼きそばパン買って来い!」
目を瞬き、ぽかんと口を開ける凪。その顔がだんだんと破願し、最後は大声で笑った。
「えっ、なに!? そんなことでいいの!?」
「そんなことってなんだよ! 俺は本気だぞ! 焼きそばパン買って来いよな!」
「あはは! 分かった! 焼きそばパン買い占めてくる」
「いや、いっこでいいんだよ」
ふう。やっと夢が叶ってすっきりした。
これでもう、あの勝負に未練はない。
これからの俺たちは、そんな勝負からすっかり離れた場所で、恋人として一緒に歩いていくんだ。
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