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第一章
ケツ処女を喪失しました
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「うあっ……! あぁぁ……んぐぅぅぅ……っ」
「痛いか?」
「いてぇぇ……あとどんくらい……?」
「まだ半分も入ってない」
「嘘でしょ……」
「ここまでにしとくか?」
「……まだ大丈夫……」
「ん、じゃあもうちょっとお邪魔しますね」
「んんんん……っ」
大地のちんこが全部俺のケツにおさまったときには、俺はもう……うんこが出そうで仕方なかった。おしっこも出そうだ。あと痛ぇ。
俺のケツに腰をぴったりくっつけた大地が、深い吐息を漏らす。
「わー……爽の中だ……。あったかくて、きゅうきゅう締め付けてきて……。ああ、これが本物の爽の中かぁ……。想像してたより百倍気持ちいい……。やべえ、泣きそう……」
意味の分からん気持ち悪いことを呟く大地に、俺は舌打ちした。
「……なにが気持ち良くする、だよ。痛いしうんこ出そうだしで最悪なんだが?」
「あはは……さすがの爽でも初めてのケツで感じることはできなかったか……。たぶん俺のちんこがでかすぎたのが原因かもしれねえ……」
「絶対そうだから。先っぽだけの時は気持ち良かったもん」
「ま、爽のことだしすぐ慣れて気持ち良くなるだろ。……動くぞ」
「ゆっくりにしてくれよ……」
「おう、任せろ。なんせお前は処女なんだからな。丁寧に抱きますよ」
パンパンまで押し込まれていたちんこが、ゆーっくりと引き抜かれる。
「んん~~……っ」
「とりあえず今日はゆっくり動かして慣らそうな」
俺はこの日、大地にケツ処女を奪われた。
実際どのくらい抱かれていたのかは分からないが、一、二時間は大地のちんこが俺の中をゆっくり出たり入ったりしていたと思う。
始めこそ痛くて気持ち悪くて最悪だったが、大地が丁寧に、それはもうしつこいくらい丁寧に腰を動かしてくれていたからか、最後の方はちょっと喘ぎ声を漏らしてしまうくらいには気持ち良くなっていた。
結局、大地は俺のケツではイケなかった。そりゃ、ゆっくりしか動かしていないんだから当然だ。
それでも大地は満足そうだった。もちろん、そのあと俺の体をいじくりながらシコッて射精はしていたけどな。
「……」
夜中、浅い眠りから目を覚ました俺は、隣で眠る大地を眺めて時間を潰した。
いつの間にか、大地の布団で一緒に寝るのが当たり前になっている。ああ、そうか。だから昨日はあんなに孤独を感じたんだな。自分の部屋で一人で寝るのなんて久しぶりだったから。
「……お前、なんでそんなに俺とセックスしたかったの?」
眠っている大地に尋ねても返事はない。
小学生からの付き合いで、ちょっと前までただの友だちだったのに。
いつの間にか俺たちは、互いの体で興奮するようになっていた。
……いや、今思えば、大地ははじめから俺の体で興奮していたような気がする。
「もしかして、ずっと俺とセックスしたかった?」
なーんてな。まさかな。だってこいつも割と彼女作っているイメージだし。男が好きなんて聞いたことないし。
今はアレだ。彼女いない猿大地が、性欲発散のために俺の体でオナニーしているだけなんだろう。
……自分で考えといて、ちょっと傷ついたわ。考えるのやめよ。
俺は大地に背を向け、目を瞑る。すぐに眠気が襲ってきていつの間にか夢の中にいた。
◇◇◇
爽から寝息が聞こえてきた頃、大地はそっと目を開けた。そして爽を抱きしめ、小さな声で返事をする。
「うん。ずっとお前とセックスしたかった。……中学生の時から、ずっと」
「痛いか?」
「いてぇぇ……あとどんくらい……?」
「まだ半分も入ってない」
「嘘でしょ……」
「ここまでにしとくか?」
「……まだ大丈夫……」
「ん、じゃあもうちょっとお邪魔しますね」
「んんんん……っ」
大地のちんこが全部俺のケツにおさまったときには、俺はもう……うんこが出そうで仕方なかった。おしっこも出そうだ。あと痛ぇ。
俺のケツに腰をぴったりくっつけた大地が、深い吐息を漏らす。
「わー……爽の中だ……。あったかくて、きゅうきゅう締め付けてきて……。ああ、これが本物の爽の中かぁ……。想像してたより百倍気持ちいい……。やべえ、泣きそう……」
意味の分からん気持ち悪いことを呟く大地に、俺は舌打ちした。
「……なにが気持ち良くする、だよ。痛いしうんこ出そうだしで最悪なんだが?」
「あはは……さすがの爽でも初めてのケツで感じることはできなかったか……。たぶん俺のちんこがでかすぎたのが原因かもしれねえ……」
「絶対そうだから。先っぽだけの時は気持ち良かったもん」
「ま、爽のことだしすぐ慣れて気持ち良くなるだろ。……動くぞ」
「ゆっくりにしてくれよ……」
「おう、任せろ。なんせお前は処女なんだからな。丁寧に抱きますよ」
パンパンまで押し込まれていたちんこが、ゆーっくりと引き抜かれる。
「んん~~……っ」
「とりあえず今日はゆっくり動かして慣らそうな」
俺はこの日、大地にケツ処女を奪われた。
実際どのくらい抱かれていたのかは分からないが、一、二時間は大地のちんこが俺の中をゆっくり出たり入ったりしていたと思う。
始めこそ痛くて気持ち悪くて最悪だったが、大地が丁寧に、それはもうしつこいくらい丁寧に腰を動かしてくれていたからか、最後の方はちょっと喘ぎ声を漏らしてしまうくらいには気持ち良くなっていた。
結局、大地は俺のケツではイケなかった。そりゃ、ゆっくりしか動かしていないんだから当然だ。
それでも大地は満足そうだった。もちろん、そのあと俺の体をいじくりながらシコッて射精はしていたけどな。
「……」
夜中、浅い眠りから目を覚ました俺は、隣で眠る大地を眺めて時間を潰した。
いつの間にか、大地の布団で一緒に寝るのが当たり前になっている。ああ、そうか。だから昨日はあんなに孤独を感じたんだな。自分の部屋で一人で寝るのなんて久しぶりだったから。
「……お前、なんでそんなに俺とセックスしたかったの?」
眠っている大地に尋ねても返事はない。
小学生からの付き合いで、ちょっと前までただの友だちだったのに。
いつの間にか俺たちは、互いの体で興奮するようになっていた。
……いや、今思えば、大地ははじめから俺の体で興奮していたような気がする。
「もしかして、ずっと俺とセックスしたかった?」
なーんてな。まさかな。だってこいつも割と彼女作っているイメージだし。男が好きなんて聞いたことないし。
今はアレだ。彼女いない猿大地が、性欲発散のために俺の体でオナニーしているだけなんだろう。
……自分で考えといて、ちょっと傷ついたわ。考えるのやめよ。
俺は大地に背を向け、目を瞑る。すぐに眠気が襲ってきていつの間にか夢の中にいた。
◇◇◇
爽から寝息が聞こえてきた頃、大地はそっと目を開けた。そして爽を抱きしめ、小さな声で返事をする。
「うん。ずっとお前とセックスしたかった。……中学生の時から、ずっと」
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