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第一章

俺のケツに挿れたがる遅漏

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「はぁっ……、はぁっ……」

ほぼ連続で三連射。死ぬ。
疲れ切って布団に倒れこんだ俺を、大地がうしろから抱きしめる。俺の背中にクソデカちんこをこすりつけるな。

「疲れた?」
「疲れた……死ぬ……」
「やばいくらい感じてたもんなあ、お前」
「……さっきのことは忘れろ……」

全力疾走したときみたいに心臓がバクバクしている。ちんこは疲れ切って冬眠状態なのに、ケツがまだジンジンしてやがる。
さっきの……気持ち良かったな……。
……いや、いかんいかん。

耳元で、大地の声が聞こえる。

「なあ、爽……」
「んー?」
「……挿れたい」
「はあ?」
「お前のケツにちんこ挿れたい」

そう言って、俺のケツの割れ目にちんこを挟み擦る大地。
俺はため息を吐き、首を横に振った。

「ダメです」
「ダメかあ」

俺が断るのは予想通りだったようだ。大地は特段気にする様子もなく、次は俺の太ももの間にちんこを挟んだ。

「じゃあ、素股させて」
「……もう動かしてるし」
「おお~。さっきのオナホより気持ちいいわ」
「んなわけ」

太ももの間を、大地のちんこが行ったり来たりする。俺の精液と大地の我慢汁がローション代わりになっているのか、ぬるぬる滑って……なんか俺まで変な気持ちになってくる。

腰を動かす大地の腹が、俺の背中をぺちぺち叩く。
耳元で聞こえる大地の息遣い。
……なんだよ、こいつ。俺で興奮しやがって。

「……気持ちいいけど、さすがにイケねえか……」

大地は残念そうに俺から体を離し、キスをしてからにっこり笑った。

「爽、ちょっと四つん這いになってくれ!」
「四つん這い……?」
「四つん這い! もうやりなれただろ?」

全身リップの度に四つん這いになってるもんな、俺。四つん這いなんかやり慣れたくなかったわ。

「なんで?」
「お前のケツいじりながらシコりたい!」

え、こいつキモォ……。
でも……またあの気持ちいいのしてくれるの……?
……待て。なんでケツいじられることにテンション上がっているんだよ俺。落ち着け。おい、勃つなちんこ。三回イッてるのに元気だな。冬眠してたんじゃなかったのかよ。

「……挿れるなよ?」
「約束する!」
「はあ……仕方ねえなあ」
「とか言いながらノリノリじゃねえか」
「うるせえ。そんなわけねえだろ」
「はいはい」

四つん這いになった俺のケツに大地が吸い付く。ちゃこちゃこ聞こえるところから、早速シコりはじめたようだ。

「ふ……んっ……」
「ケツくねらせんなよ、興奮するから」
「クソがぁ……っ、じゃあ……舐めるのやめろよぉ……っ」
「ん、分かった」
「ふぁっ……!」

舌が離れたかと思えば、次は指が差し込まれる。この感覚、やばい。

「ん~~……っ」
「舐められるより入れられる方が好きか?」
「どっちも好きじゃねえ~……っ」
「んっ……」

大地から甘い吐息が漏れた。これ、気持ち良くなってきたときの声だ。
だんだんと大地の指が激しく動き始める。

「あっ、ぅあっ……、大地……っ、激しっ……!」
「はっ……ん……」

ダメだ。興奮しすぎて聞こえちゃいねえ。
俺はケツの中をぐちゃぐちゃに掻きまわされて、それが悔しいことに気持ち良すぎて、我慢するのも忘れて喘いでいた。

「あっ……爽っ、イク……っ!」
「ぁああっ!」

いきなり大地の指が引き抜かれ、俺は体をのけぞらせた。
大地は俺のケツを拡げ、あろうことかケツの穴に向けて射精しやがった。
熱い精液に、俺のケツがキュゥゥ……と締まる。

うつ伏せにぐったりしている俺を、大地が仰向けにして覆いかぶさる。激しいキスに、全然おさまっていない大地のクソ勃起ちんこ。それと「まだヤリたりねえ」っていう目。

「ふっ……んん……っ。大地っ、どうした、いっつも一回で満足してんじゃんっ……」
「満足してるわけねえだろ。いっつもヤリ足りてねえよ」
「嘘でしょ……」
「最近は一日一回しかヌけてねえし……なんか喘いでるお前見てたら興奮するし……っ」
「あと一回は一人でヌけよっ」

俺がそう言うと、大地は恨めし気な目を向けた。

「……お前のせいで、一人でシコッても全然気持ち良くなくなったんだよ」
「はあぁぁぁ?」
「あああ……俺はお前がいないとヌけない体になってしまったぁぁ……」
「知らねえよぉ……」
「だから、な? もう一回シコらせて。お前は寝てていいからさ」
「もうケツはいじんなよ……」

それから大地は、疲れてウトウトし始めた俺の体にちんこをこすりつけてシコッていた。
最近はこいつとこういうことするのが普通になって麻痺していたけど、冷静に考えて意味の分からん絵面だよなあ、これ。
っていうか大地がすっかり俺で興奮する体になっちまったけど、これって大丈夫なのか?
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