64 / 87
4月
プラトニックなラブは苦行
しおりを挟む
「ケーゴ?!」
「なに」
スルトくんを握り咥えこんだ僕に、スルトが裏返った声を出した。手を動かしながらスルトを見上げると、顔を真っ赤にして口に手を当てている。ときめいた少女みたいな顔してる。こんなくそでかいガチガチちんこ引っさげてる男が。
「な、な、なにをしている?!お、おまえから…おまえからこんなことをしてくれたこと…!!今の今までなかったではないか…!!」
「……」
「それにいいのか…?!ケーゴはプラトニックなデートがしたいんだろう…?無理しなくていいから…。禁止令が解けるまで我慢できるから…」
「夜中にトイレでケーゴケーゴ呼ばれるのいやだから」
「す、すまん。できるだけ静かにするからケーゴは寝室へ…」
「うるさいな。スルトは黙って気持ち良くなっとけばいいんだよ」
「ケーゴ…っ」
一週間ぶりのスルトのこれ…。味もにおいももはや懐かしい。グロい見た目のはずなのにめっちゃかわいく思えてくる。気持ちが良いのか、僕が手と舌を動かすごとにだんだんとかたくなっていく。先から我慢汁いっぱい溢れてる…。かわいい。スルトが僕で感じてる。
「きもひい?」
「ん…っ、はぁっ…。気持ち良すぎる…。久しぶりにケーゴに舐められて頭がおかしくなりそうだ…。ケーゴ…顔を見せてくれ」
「ん」
ちゅぽ、と音を立ててスルトのがちむちちんこから口を離して顔を上げた。スルトは僕の顔を両手で包み、欲情してとろんとなっている目で僕を見つめる。興奮しすぎて息が荒い。
「ちゅーする?」
「…する」
僕はスルトのちんこをしごきながら上体を起こした。もう片方の手をスルトの頬に添えて僕の顔に寄せる。唇を重ね、舌を入れるとスルトが夢中でそれにこたえた。
(あ…。キスしたらまたかたくなった。スルトもキスで興奮するんだ)
「…スルトもキス好きだったんだね」
「好きだ。お前が俺のことを愛してくれているのがよく分かるから」
「…なにそれ恥ずかしい」
「ふふ」
照れるように笑い、スルトは僕をつよく抱きしめた。やばい。なにこれ。すごいドキドキする。
「なに」
スルトくんを握り咥えこんだ僕に、スルトが裏返った声を出した。手を動かしながらスルトを見上げると、顔を真っ赤にして口に手を当てている。ときめいた少女みたいな顔してる。こんなくそでかいガチガチちんこ引っさげてる男が。
「な、な、なにをしている?!お、おまえから…おまえからこんなことをしてくれたこと…!!今の今までなかったではないか…!!」
「……」
「それにいいのか…?!ケーゴはプラトニックなデートがしたいんだろう…?無理しなくていいから…。禁止令が解けるまで我慢できるから…」
「夜中にトイレでケーゴケーゴ呼ばれるのいやだから」
「す、すまん。できるだけ静かにするからケーゴは寝室へ…」
「うるさいな。スルトは黙って気持ち良くなっとけばいいんだよ」
「ケーゴ…っ」
一週間ぶりのスルトのこれ…。味もにおいももはや懐かしい。グロい見た目のはずなのにめっちゃかわいく思えてくる。気持ちが良いのか、僕が手と舌を動かすごとにだんだんとかたくなっていく。先から我慢汁いっぱい溢れてる…。かわいい。スルトが僕で感じてる。
「きもひい?」
「ん…っ、はぁっ…。気持ち良すぎる…。久しぶりにケーゴに舐められて頭がおかしくなりそうだ…。ケーゴ…顔を見せてくれ」
「ん」
ちゅぽ、と音を立ててスルトのがちむちちんこから口を離して顔を上げた。スルトは僕の顔を両手で包み、欲情してとろんとなっている目で僕を見つめる。興奮しすぎて息が荒い。
「ちゅーする?」
「…する」
僕はスルトのちんこをしごきながら上体を起こした。もう片方の手をスルトの頬に添えて僕の顔に寄せる。唇を重ね、舌を入れるとスルトが夢中でそれにこたえた。
(あ…。キスしたらまたかたくなった。スルトもキスで興奮するんだ)
「…スルトもキス好きだったんだね」
「好きだ。お前が俺のことを愛してくれているのがよく分かるから」
「…なにそれ恥ずかしい」
「ふふ」
照れるように笑い、スルトは僕をつよく抱きしめた。やばい。なにこれ。すごいドキドキする。
20
お気に入りに追加
197
あなたにおすすめの小説
少年ペット契約
眠りん
BL
※少年売買契約のスピンオフ作品です。
↑上記作品を知らなくても読めます。
小山内文和は貧乏な家庭に育ち、教育上よろしくない環境にいながらも、幸せな生活を送っていた。
趣味は布団でゴロゴロする事。
ある日学校から帰ってくると、部屋はもぬけの殻、両親はいなくなっており、借金取りにやってきたヤクザの組員に人身売買で売られる事になってしまった。
文和を購入したのは堂島雪夜。四十二歳の優しい雰囲気のおじさんだ。
文和は雪夜の養子となり、学校に通ったり、本当の子供のように愛された。
文和同様人身売買で買われて、堂島の元で育ったアラサー家政婦の金井栞も、サバサバした性格だが、文和に親切だ。
三年程を堂島の家で、呑気に雪夜や栞とゴロゴロした生活を送っていたのだが、ある日雪夜が人身売買の罪で逮捕されてしまった。
文和はゴロゴロ生活を守る為、雪夜が出所するまでの間、ペットにしてくれる人を探す事にした。
※前作と違い、エロは最初の頃少しだけで、あとはほぼないです。
※前作がシリアスで暗かったので、今回は明るめでやってます。
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
俺の義兄弟が凄いんだが
kogyoku
BL
母親の再婚で俺に兄弟ができたんだがそれがどいつもこいつもハイスペックで、その上転校することになって俺の平凡な日常はいったいどこへ・・・
初投稿です。感想などお待ちしています。
ハイスペックストーカーに追われています
たかつきよしき
BL
祐樹は美少女顔負けの美貌で、朝の通勤ラッシュアワーを、女性専用車両に乗ることで回避していた。しかし、そんなことをしたバチなのか、ハイスペック男子の昌磨に一目惚れされて求愛をうける。男に告白されるなんて、冗談じゃねぇ!!と思ったが、この昌磨という男なかなかのハイスペック。利用できる!と、判断して、近づいたのが失敗の始まり。とある切っ掛けで、男だとバラしても昌磨の愛は諦めることを知らず、ハイスペックぶりをフルに活用して迫ってくる!!
と言うタイトル通りの内容。前半は笑ってもらえたらなぁと言う気持ちで、後半はシリアスにBLらしく萌えると感じて頂けるように書きました。
完結しました。
普通の男の子がヤンデレや変態に愛されるだけの短編集、はじめました。
山田ハメ太郎
BL
タイトル通りです。
お話ごとに章分けしており、ひとつの章が大体1万文字以下のショート詰め合わせです。
サクッと読めますので、お好きなお話からどうぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる