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4月
プラトニックなラブがしたい!
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「んっ、んんっ…」
金曜日、仕事から帰ってきた僕はすぐさま自分の部屋にかけこみ貞操帯を外した。貞操帯が愛液でべたべたになってる。僕は布団に潜って自分のものを慰めた。かたくなったものを握り、自分の中に指を入れて夢中になって動かす。
エドガー、スルト、ピーターとセックスをしなくなってたった6日で僕がこんなことになるなんて。毎日当たり前に与えられてた快感を得られなくなった僕の体は、2日前あたりから疼いて疼いてしかたがなかった。エドガーとスルトに抱かれたいという欲求で頭がいっぱいになって仕事に集中できないし、二人の事を考えると体が反応してすごく困った。何度仕事中におしりから溢れる愛液を拭き取ったことか…。
「ちがうっ…こんなのじゃ全然きもちよくないっ…」
恥ずかしいことに、僕は自慰をほとんどしたことがないので(それって恥ずかしいのか?)、自分のいいところが分からない。その上長年エドガーとスルトに体を甘やかされてたせいでか、いいところが分かっても、自分で触ったってほとんど快感を得られない。僕は自分一人で射精することも中イキすることもできなかった。
「うぅぅ…っ。僕って自分一人だとこんなこともできないのぉ…?」
セックス禁止令を発令されたエドガーとスルトは、ときどき僕を熱っぽい目で見るけど僕ほど辛そうじゃなかった。我慢しようと思えばできるんじゃん…。禁止令を発令した張本人が一番それに悩まされてるなんて…恥ずかしすぎるよ…。
こんな体じゃ明日からのスルトとの旅行が台無しになっちゃうかもしれない。せっかくスルトが頑張ってたててくれたプランなのに…。なんだか情けなくなってきて泣きたくなってきた。
「ケイゴ?今日はモンハンしないのか?」
家に帰るなり部屋に閉じこもった僕を心配してか、ピーターが僕の部屋をノックしながら声をかけた。僕は慌てて下着とズボンをずり上げて部屋のドアを開く。ドアを開けた瞬間、ピーターが顔をしかめて鼻を手で覆った。え…僕の部屋そんな臭い?!
「ピーター、僕の部屋くさい?!」
「いや、ちがうくって…。甘い匂いがすごい…」
「あ…」
「これじゃまるで発情期じゃないか…」
そういえば典久にも発情期が近いのか聞かれた…。そんなに匂い濃くなってるの?うう…僕の体のばかあ…。
「…ピーター、ちょっと中に入ってくれない?」
「え?」
「お願い」
「あ、ああ…」
そろそろとピーターが僕の部屋に入る。僕はドアを閉めてピーターをベッドに押し倒した。
「ケ、ケイゴ?!」
「ピーター…。お願い。つらい。僕一人じゃ射精もできないんだ。助けて…」
「で、でも今はセックス禁止令…」
「うぅ…」
「…今も辛いのか?」
「つらい…2日前からだんだんつらくなってきて…。でも禁止令出した手前エドガーとスルトには言えなくて…。ずっと我慢してたんだけどもう耐えられない…。明日スルトとプラトニックデートするのに…僕のせいで台無しになっちゃう…。うぅ…」
「ケイゴ…」
ピーターは馬乗りになってる僕のズボンに指をかけて中を覗き込んだ。トロトロになっているぼくのかたくなったものを見たあと、ズボンを下ろしてうしろに触れる。触れられただけで愛液がボトボト落ちるのを見て、ピーターは顔を赤らめながら僕を見た。
「…やばいな」
「うぅぅ…」
「…ケイゴ。さすがに禁止令中に俺とケイゴがセックスするのは不誠実すぎる。それは分かるだろ?」
「うん…」
「だから俺がケイゴを何回か指と口でイカせるから、それで体を落ち着けるんだ。それでいいだろ?明日にはすっきりしてスルトさまと旅行できる」
「…ピーターはそれでいいの?」
「もちろんいいさ。俺はケイゴの動画があれば一人でイケるし。お二人に内緒で禁止令を破る方が俺はいやだ」
「ありがとうピーター…」
「じゃあ、とりあえず俺から降りてベッドに横になってくれ」
「うん…」
僕はズボンを脱いでベッドに横になった。ピーターは早速僕のものを握って上下に動かす。あ…きもちいい…。
「ケイゴ、これは体を楽にさせるためだけの作業だ。だからキスもしないぞ。キスは明日、スルト様にたっぷりしてもらえ」
「…ありがとうピーター…」
「あと声は抑えてくれ。あまりお二人に聞かせたくないから」
「分かった…っ、」
自分でいうのもなんだけど、僕の体を触りながらよくこんなに自制できるものだなあと毎回思う。ピーターは前世で僕の発情期おねだりを前にしても断固として最後までしなかった。しかも何時間も…。ピーターは本当に…すごい人だ。
「んっ…」
ピーターの舌が僕のものを舐める。同時に指が中に差し込まれた。ピーターも、スルトとエドガーにはさすがに負けるけど僕の好きなところをたくさん知ってる。優しくそこを刺激されて、僕の体がだんだんとのけぞってきた。
「あっ…、ピーター…っ、イキそ…っ」
「枕に顔おしつけて」
「んっ…むっ、んんん~~っ!!」
6日ぶりの快感に僕は気を失いそうになった。1回イッただけなのに、すでにシーツがびしょびしょだ。
ピーターは僕の精液をティッシュに出してゴミ箱に捨てた。いつもは飲むのに。
「んっ…。いつもよりすごく濃い。ああ…飲みたかった…」
「どうして飲まなかったの…?」
「エドガー様とスルト様の欲しいものを、俺がもらっちゃいけないだろ?」
「ピーター…」
「さ、ケーゴ。まだまだ物足りなさそうだな。体が落ち着くまで続けるぞ」
「うん…。ありがとうピーター」
それから僕は3回ずつ外と中でイカせてもらい、やっと疼きがおさまった。くったりしている僕の頭を撫でたあと、ピーターが部屋から出て行った。
「おやすみケイゴ。週末、たくさん楽しんで」
「うん…。おみやげいっぱい買ってくるね」
「うん」
金曜日、仕事から帰ってきた僕はすぐさま自分の部屋にかけこみ貞操帯を外した。貞操帯が愛液でべたべたになってる。僕は布団に潜って自分のものを慰めた。かたくなったものを握り、自分の中に指を入れて夢中になって動かす。
エドガー、スルト、ピーターとセックスをしなくなってたった6日で僕がこんなことになるなんて。毎日当たり前に与えられてた快感を得られなくなった僕の体は、2日前あたりから疼いて疼いてしかたがなかった。エドガーとスルトに抱かれたいという欲求で頭がいっぱいになって仕事に集中できないし、二人の事を考えると体が反応してすごく困った。何度仕事中におしりから溢れる愛液を拭き取ったことか…。
「ちがうっ…こんなのじゃ全然きもちよくないっ…」
恥ずかしいことに、僕は自慰をほとんどしたことがないので(それって恥ずかしいのか?)、自分のいいところが分からない。その上長年エドガーとスルトに体を甘やかされてたせいでか、いいところが分かっても、自分で触ったってほとんど快感を得られない。僕は自分一人で射精することも中イキすることもできなかった。
「うぅぅ…っ。僕って自分一人だとこんなこともできないのぉ…?」
セックス禁止令を発令されたエドガーとスルトは、ときどき僕を熱っぽい目で見るけど僕ほど辛そうじゃなかった。我慢しようと思えばできるんじゃん…。禁止令を発令した張本人が一番それに悩まされてるなんて…恥ずかしすぎるよ…。
こんな体じゃ明日からのスルトとの旅行が台無しになっちゃうかもしれない。せっかくスルトが頑張ってたててくれたプランなのに…。なんだか情けなくなってきて泣きたくなってきた。
「ケイゴ?今日はモンハンしないのか?」
家に帰るなり部屋に閉じこもった僕を心配してか、ピーターが僕の部屋をノックしながら声をかけた。僕は慌てて下着とズボンをずり上げて部屋のドアを開く。ドアを開けた瞬間、ピーターが顔をしかめて鼻を手で覆った。え…僕の部屋そんな臭い?!
「ピーター、僕の部屋くさい?!」
「いや、ちがうくって…。甘い匂いがすごい…」
「あ…」
「これじゃまるで発情期じゃないか…」
そういえば典久にも発情期が近いのか聞かれた…。そんなに匂い濃くなってるの?うう…僕の体のばかあ…。
「…ピーター、ちょっと中に入ってくれない?」
「え?」
「お願い」
「あ、ああ…」
そろそろとピーターが僕の部屋に入る。僕はドアを閉めてピーターをベッドに押し倒した。
「ケ、ケイゴ?!」
「ピーター…。お願い。つらい。僕一人じゃ射精もできないんだ。助けて…」
「で、でも今はセックス禁止令…」
「うぅ…」
「…今も辛いのか?」
「つらい…2日前からだんだんつらくなってきて…。でも禁止令出した手前エドガーとスルトには言えなくて…。ずっと我慢してたんだけどもう耐えられない…。明日スルトとプラトニックデートするのに…僕のせいで台無しになっちゃう…。うぅ…」
「ケイゴ…」
ピーターは馬乗りになってる僕のズボンに指をかけて中を覗き込んだ。トロトロになっているぼくのかたくなったものを見たあと、ズボンを下ろしてうしろに触れる。触れられただけで愛液がボトボト落ちるのを見て、ピーターは顔を赤らめながら僕を見た。
「…やばいな」
「うぅぅ…」
「…ケイゴ。さすがに禁止令中に俺とケイゴがセックスするのは不誠実すぎる。それは分かるだろ?」
「うん…」
「だから俺がケイゴを何回か指と口でイカせるから、それで体を落ち着けるんだ。それでいいだろ?明日にはすっきりしてスルトさまと旅行できる」
「…ピーターはそれでいいの?」
「もちろんいいさ。俺はケイゴの動画があれば一人でイケるし。お二人に内緒で禁止令を破る方が俺はいやだ」
「ありがとうピーター…」
「じゃあ、とりあえず俺から降りてベッドに横になってくれ」
「うん…」
僕はズボンを脱いでベッドに横になった。ピーターは早速僕のものを握って上下に動かす。あ…きもちいい…。
「ケイゴ、これは体を楽にさせるためだけの作業だ。だからキスもしないぞ。キスは明日、スルト様にたっぷりしてもらえ」
「…ありがとうピーター…」
「あと声は抑えてくれ。あまりお二人に聞かせたくないから」
「分かった…っ、」
自分でいうのもなんだけど、僕の体を触りながらよくこんなに自制できるものだなあと毎回思う。ピーターは前世で僕の発情期おねだりを前にしても断固として最後までしなかった。しかも何時間も…。ピーターは本当に…すごい人だ。
「んっ…」
ピーターの舌が僕のものを舐める。同時に指が中に差し込まれた。ピーターも、スルトとエドガーにはさすがに負けるけど僕の好きなところをたくさん知ってる。優しくそこを刺激されて、僕の体がだんだんとのけぞってきた。
「あっ…、ピーター…っ、イキそ…っ」
「枕に顔おしつけて」
「んっ…むっ、んんん~~っ!!」
6日ぶりの快感に僕は気を失いそうになった。1回イッただけなのに、すでにシーツがびしょびしょだ。
ピーターは僕の精液をティッシュに出してゴミ箱に捨てた。いつもは飲むのに。
「んっ…。いつもよりすごく濃い。ああ…飲みたかった…」
「どうして飲まなかったの…?」
「エドガー様とスルト様の欲しいものを、俺がもらっちゃいけないだろ?」
「ピーター…」
「さ、ケーゴ。まだまだ物足りなさそうだな。体が落ち着くまで続けるぞ」
「うん…。ありがとうピーター」
それから僕は3回ずつ外と中でイカせてもらい、やっと疼きがおさまった。くったりしている僕の頭を撫でたあと、ピーターが部屋から出て行った。
「おやすみケイゴ。週末、たくさん楽しんで」
「うん…。おみやげいっぱい買ってくるね」
「うん」
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