【完結】【R18BL】極上オメガ、前世の恋人２人に今世も溺愛されています

２０歳の冬 就活（※）

就活

ベッドへ降ろされた圭吾は、欲情を持て余し熱っぽい目で磯崎を見る。磯崎に太ももを触れられるだけで体が開き、射精したばかりのものが反応している。磯崎はくすりと笑いそれを舌で舐めた。

「んぅっ…」

「何度射精しても勃つんだね。発情期のΩは」

「いそざきさ…、も…っ、中に出してぇ…っ」

「発情期を終わらせたい？」

磯崎の問いに圭吾がコクコクと頷く。磯崎はそんな圭吾の中に指を差し込み、音を鳴らしながら激しく動かした。圭吾は体を大きくのけぞらせて喘いだ。大量の愛液が溢れ、シーツにしみこみシミになる。

「あぁぁっ！あっ…！」

「でも私とは番になりたくないんだろう」

「やぁっ…！あっ、あぁっ…！僕、はっ…あっ、あぁっ…スルトと…エドガーがいいからぁっ、あっ、んんんっ！」

「…まだ彼らを忘れられないのかい。彼らのどこがそんなにいいのかな。確かに二人とも顔立ちも体も良いし、あのαの子もなかなかにα性が強かったが…私に比べれば赤子のようなものだろうに」

「あぁっ、そこやめてっ…あぁっ！！なんかくるぅっ…！」

「もう一人なんてβだろう？彼とセックスをして快感を得られるのかい？君のように誰よりもαに弱いΩが？αの快感を知っていてもなおβを選ぶ君がよく分からない」

「あ、あっ、あぁ…っ」

圭吾の中がきつく締め付ける。ビクビクと痙攣している圭吾は疲れ果てて脱力してる。だが、欲情はおさまらない。磯崎は圭吾にキスをしてからズボンのファスナをおろし、反り立ったものを彼の口元に当てた。圭吾は意識が朦朧とする中本能でそれを咥えこんでしまう。磯崎はそれを握り夢中になって舐める圭吾の頭を優しく撫でた。

「ああ、かわいい。君の体は私を求めて仕方ないみたいだね。そんなにおいしそうに舐めて…」

「あ…、ふぁ…」

「おしりをこっちに向けなさい。気持ち良くしてあげるから」

圭吾は言われるがまま体を動かし磯崎の指を受け入れる。喘ぎながら、ビクビクと体を反応させながら、磯崎のものを味わい続けた。

「……」

ズボンのポケットから振動が感じる。磯崎はうんざりした顔で震えているスマホを取り出した。画面には「着信：スルト」と表示されている。どうやら圭吾のスマホをずっとポケットに入れて持ち歩いていたようだ。

「まったく。彼らも何度もしつこいね」

舐めることに夢中になっている圭吾の指を使いロックを解除し、磯崎はテレビ電話を繋げた。