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18歳の秋 同棲生活(書き下ろし)
引っ越し
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「どうしたケーゴぉぉぉぉ!!!」
バァンと音を立てながら、スルトが僕の部屋のドアを開ける。あとからピーターも駆けつけて来てくれた。僕はホッとして二人に助けを求めた。
「スルト!ピーター!聞いてよエドガーがね!外から丸見えのここでえっちなことしたいって言ってきかないんだ!夜景に向かって射精させてあげるねとかめちゃくちゃ気持ち悪い口説き文句言ってくるんだけどどう思う?!」
「エドガー…」
「エドガー様…」
スルトとピーターがため息をついて首を振る。あ、よかったこの二人は正常だ。
「お前は天才か…?」
「……」
「……」
訂正、正常なのはピーターだけでした。
「ピータァァァァっ!!助けてぇぇっ!!変態がひとり増えたぁぁぁっ!!!」
「ケイゴ!今助けるからな!」
「ピーター、動画撮ってくれる?」
「あっ、はい!」
「即落ち2コマ!!この裏切り者めがクソがぁぁっ!!」
「なにを喚いているんだおまえは。ここはただのお前の部屋だろう。部屋の中でセックスをしてなにがおかしいんだまったく。…ピーター、あとでいいから望遠鏡を持ってあそこのビルへ行ってくれないか。そこからケーゴの姿が目視できるか確認してきてくれ。目視できたらそれを動画におさめてほしい」
「分かりました!」
「全部自分で答え言っちゃってんじゃん!!そういうことだよ!!僕が喚いてる理由はぁ!!」
「心配するな。お前のものは小さいから望遠鏡でも映らんさ」
「息を吐くように失礼なことを言うんじゃありません!!」
「ほらケーゴ。窓に手をついて。お尻だして」
「ひぅっ…」
ばか力の二人に無理矢理窓に手を突かされる。あああめっちゃきれいな夜景…。でもなんで僕この部屋選んじゃったんだろう…。
「んんんっ…!!」
エドガーのものがゆっくりと中に差し込まれる。エドガーが動くたびに、気持ち良くてだんだんと頭がとろけてきてしまう。
「あっ…あぁ…っ」
「ケーゴ」
「ん…」
スルトに唇を奪われ、激しく僕の口の中を掻きまわす。僕の部屋にいやらしい音が響いてる。恥ずかしい…っ。長いキスをしたあと、ゆっくりとスルトが顔を離す。紅潮してるスルトが満足げにニッと笑った。
「ケーゴ。窓を見てみろ」
「んぇ…?」
言われるがまま窓を見ると、反射して映ってる僕の顔が見えた。目がとろんとして情けない顔になってる。
「や…」
顔を背けようとしたらエドガーに勢いよく奥まで突かれた。
「んぁぁっ!…あっ、エドガー…っ!やっ、はげしっ…!あぁっ、あっ!」
「窓に映ってるケーゴの顔、僕にも見えてるよ。気持ちよさそうで嬉しいな」
「やっ!見ないでっ…はずかしいからぁっ…!」
「何を言ってるんだ。お前のそんな顔、俺たちはいつも見ている。今さら恥ずかしがる必要などないだろう」
スルトはそう言いながら僕のかたくなったものを手で刺激した。
「あっ、あぁっ…!やめてスルトっ…あっ、んんっ…!出ちゃうっ…!」
「んっ…!」
絶頂のときに締め付けてしまったのか、僕の射精とほぼ同時にエドガーも僕の中へ熱いものを注ぎ込んだ。僕の精液は窓に飛び散ってる。なにこれ恥ずかしすぎるでしょ…。
「うぅぅ…新居もう汚しちゃったじゃんかぁ…。二人のばか…」
「ごめんね。ちょっと昂っちゃった。ここまでするつもりなかったんだけど…」
「すまんなケーゴ。俺も休憩してからしようと思っていたんだが」
「もう…」
「悪いがもう我慢できん。早速新しいベッドでセックスしようではないか」
「はっ?」
「そうだね。お風呂はそのあとでいいし。お風呂入ってからゆっくりお酒飲みながら美味しいご飯食べよう。お寿司用意してるから」
「えっ、お寿司今食べたい…」
「あとでだ」
「あとでね」
「お寿司ぃぃぃっ…!あっ…、あぁぁっ…!」
結局その日、僕はお寿司を食べることができなかった。自分の家に僕が引っ越したことが嬉しすぎて興奮しっぱなしのエドガーと、通常運転で興奮しっぱなしのスルトが僕を離してくれるわけもなく、二人は空が明らむまでかわるがわる僕を抱き続けた。
どうしようもない絶倫二人の相手は大変だったけど、満足して幸せそうに寝息を立てている二人を見るのは、どうでもよくなっちゃうくらいしあわせだった。これから毎日見れるんだ。嬉しいけど僕のおしりがちょっと心配。
バァンと音を立てながら、スルトが僕の部屋のドアを開ける。あとからピーターも駆けつけて来てくれた。僕はホッとして二人に助けを求めた。
「スルト!ピーター!聞いてよエドガーがね!外から丸見えのここでえっちなことしたいって言ってきかないんだ!夜景に向かって射精させてあげるねとかめちゃくちゃ気持ち悪い口説き文句言ってくるんだけどどう思う?!」
「エドガー…」
「エドガー様…」
スルトとピーターがため息をついて首を振る。あ、よかったこの二人は正常だ。
「お前は天才か…?」
「……」
「……」
訂正、正常なのはピーターだけでした。
「ピータァァァァっ!!助けてぇぇっ!!変態がひとり増えたぁぁぁっ!!!」
「ケイゴ!今助けるからな!」
「ピーター、動画撮ってくれる?」
「あっ、はい!」
「即落ち2コマ!!この裏切り者めがクソがぁぁっ!!」
「なにを喚いているんだおまえは。ここはただのお前の部屋だろう。部屋の中でセックスをしてなにがおかしいんだまったく。…ピーター、あとでいいから望遠鏡を持ってあそこのビルへ行ってくれないか。そこからケーゴの姿が目視できるか確認してきてくれ。目視できたらそれを動画におさめてほしい」
「分かりました!」
「全部自分で答え言っちゃってんじゃん!!そういうことだよ!!僕が喚いてる理由はぁ!!」
「心配するな。お前のものは小さいから望遠鏡でも映らんさ」
「息を吐くように失礼なことを言うんじゃありません!!」
「ほらケーゴ。窓に手をついて。お尻だして」
「ひぅっ…」
ばか力の二人に無理矢理窓に手を突かされる。あああめっちゃきれいな夜景…。でもなんで僕この部屋選んじゃったんだろう…。
「んんんっ…!!」
エドガーのものがゆっくりと中に差し込まれる。エドガーが動くたびに、気持ち良くてだんだんと頭がとろけてきてしまう。
「あっ…あぁ…っ」
「ケーゴ」
「ん…」
スルトに唇を奪われ、激しく僕の口の中を掻きまわす。僕の部屋にいやらしい音が響いてる。恥ずかしい…っ。長いキスをしたあと、ゆっくりとスルトが顔を離す。紅潮してるスルトが満足げにニッと笑った。
「ケーゴ。窓を見てみろ」
「んぇ…?」
言われるがまま窓を見ると、反射して映ってる僕の顔が見えた。目がとろんとして情けない顔になってる。
「や…」
顔を背けようとしたらエドガーに勢いよく奥まで突かれた。
「んぁぁっ!…あっ、エドガー…っ!やっ、はげしっ…!あぁっ、あっ!」
「窓に映ってるケーゴの顔、僕にも見えてるよ。気持ちよさそうで嬉しいな」
「やっ!見ないでっ…はずかしいからぁっ…!」
「何を言ってるんだ。お前のそんな顔、俺たちはいつも見ている。今さら恥ずかしがる必要などないだろう」
スルトはそう言いながら僕のかたくなったものを手で刺激した。
「あっ、あぁっ…!やめてスルトっ…あっ、んんっ…!出ちゃうっ…!」
「んっ…!」
絶頂のときに締め付けてしまったのか、僕の射精とほぼ同時にエドガーも僕の中へ熱いものを注ぎ込んだ。僕の精液は窓に飛び散ってる。なにこれ恥ずかしすぎるでしょ…。
「うぅぅ…新居もう汚しちゃったじゃんかぁ…。二人のばか…」
「ごめんね。ちょっと昂っちゃった。ここまでするつもりなかったんだけど…」
「すまんなケーゴ。俺も休憩してからしようと思っていたんだが」
「もう…」
「悪いがもう我慢できん。早速新しいベッドでセックスしようではないか」
「はっ?」
「そうだね。お風呂はそのあとでいいし。お風呂入ってからゆっくりお酒飲みながら美味しいご飯食べよう。お寿司用意してるから」
「えっ、お寿司今食べたい…」
「あとでだ」
「あとでね」
「お寿司ぃぃぃっ…!あっ…、あぁぁっ…!」
結局その日、僕はお寿司を食べることができなかった。自分の家に僕が引っ越したことが嬉しすぎて興奮しっぱなしのエドガーと、通常運転で興奮しっぱなしのスルトが僕を離してくれるわけもなく、二人は空が明らむまでかわるがわる僕を抱き続けた。
どうしようもない絶倫二人の相手は大変だったけど、満足して幸せそうに寝息を立てている二人を見るのは、どうでもよくなっちゃうくらいしあわせだった。これから毎日見れるんだ。嬉しいけど僕のおしりがちょっと心配。
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