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18歳の秋 ハロウィン

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「スルト、僕から挿れてもいい?」

「仕方ないな。俺は昼ケーゴとしたし、許してやろう」

「ありがとう」

エドガーは僕にキスをしながら、かたくなったものを押し付ける。根元まで入れて気持ちよさそうに「はぁ、あったかい」と呟いた。

「んんっ」

「ふふ、かわいいねケーゴ。ナースの服、よく似合ってるよ」

「ガーターベルトが興奮するな」

「変態っ…」

スルトがナース服のボタンを外し、乳首をつまんだ。

「あっ」

「わ、締まったよケーゴ。乳首きもちいの?」

「んん…」

「ピーター、ケーゴの乳首触ってやってくれるか」

「あ、はい!」

「はい、じゃないよピーター…」

ピーターが従順にそこを刺激し始め、スルトは僕の目の前にレンコンを出した。

「ケーゴ、舐めてくれるか」

答えを聞く前に口の中に押し込まれる。

「むぅーー!!むぐっ」

「はっ…はっ…、お前はなぜ口の中までも気持ちがいいのだ…」

「んっ…むう…」

二人が激しく動くため、僕を縛っているベルトが軋む。

「んっ…ケーゴ、出すよ…!」

「俺も出る」

「んんっ!!」

口と中に、同時に精液が流し込まれた。エドガーがくったりしている僕の頭を撫でた。

「最高のハロウィンだよケーゴ…」

「…普通のえっちもしたい…」

僕がそう言うと、スルトとエドガーがその言葉をかみしめるように俯いた。

「そうだなケーゴ。普通のセックスもたくさんするぞ。朝までじっくりと。なにせ明日は日曜日なのだからな」

「うん。僕もケーゴと抱き合いながらセックスしたいよ。手錠とベルト外すね」

無事手錠とベルトを外してもらった僕は、僕の乳首をくりくりいじってたピーターのズボンをずり下ろした。それを見たエドガーとスルトが「おぉぉっ!」と身を乗り出す。ピーターはパンパンになったちんこを両手で隠しながらうろたえていた。

「え?!ケイゴ?!一体何を…」

「前世の約束、覚えてる?」

「約束…?」

思い当たりがないピーターはうーんと首を傾げた。なんだ。覚えてないんだ。僕はため息をついて、ピーターのかたくなったものを握る。そして、ぺろりとそれを舌で撫でた。

「ケ、ケケケケッ、ケイゴ?!?!」

「これでも思い出さないの?約束したじゃん。もし来世で出会ったら舐めてあげるって」

「あっ…」

「思い出した?」

わ、ピーターのちんこめっちゃでかくなった。顔を真っ赤にして、かわいいやつめ。

「あ、あれは約束なんかじゃなくて、一生舐めないって釘を押しただけだろう…っ」

「一生は舐めなかったよ。今は二生目なので」

「うぅ…っ。スルト様とエドガー様に合わせる顔がない…」

「何言ってんの。よく見てみなよ」

僕は顎でくいとピーターの後ろを指した。ピーターが振り返ると、そこには鼻血を流しながらスマホを持って待機してるエドガーと、正座してふとももの上に箱ティッシュを乗せているスルトがいた。

「え…エドガー様…?スルト様…?」

「ああ。僕たちのことは気にしなくていいよ。思う存分ケーゴと楽しんでくれ」

「あぁぁ…。やっとこの瞬間に立ち会えた。はやく始めてくれ」

「……」

さすがのピーターもじとーっとした目で二人を見てた。そんな顔もエドガーに接写で撮られてる。アホだこいつら。

「スルトとエドガー、なんか僕とピーターの絡み好きらしいんだよね」

「なぜ…」

「わんことわんこが戯れてるみたいだかららしいよ」

「意味が分からない…」

「とにかく二人のことは壁だと思っといていいから。今日は僕が気持ちよくしてあげるね」

「ケイゴ…っ、ん…っ!」

ピーターのはスルトとエドガーと全然ちがう。僕みたいに極小ではないけど(なんで自分で極小とか言わなきゃいけないわけ?)、スルトみたいに極太でもエドガーみたいに極長でもない。普通のサイズで見てて癒される。

ピーターの先を舌でちろちろ舐めたり唇に挟んだりする。とろとろしたのが先から溢れてかわいい。僕は口を離し、指で先を広げたり閉じたりして遊んだ。

「こ・ん・に・ち・は。ぼ・く・ピー・ター・だ・よ」

「ケイゴ!俺ので遊ぶんじゃない!!」

「あははは!!ピーターのちんこかわいー!!こんにちはーげんきー?げ・ん・き・だ・よー」

「ケイゴ~~…」

「ぐぁぁぁっ…なんだ…なんだこの…っ!なんだこの空間はぁぁ…っ!」

「ス…スルト、ティッシュちょうだい。鼻血止まんない。僕今日死ぬかもしれない」

目にも止まらない速さで自分のちんこしごいてるスルトと、ティッシュを真っ赤に染めてるエドガーがものすごく気になって笑いそうになった。壁がうるさすぎるんだよ。ピーターも笑いこらえてるし。
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